クラウンワゴン君を弄っていたら後輩がベンツで乗り込んできた。
(注:ベンツとは後輩の自転車のこと。後輩自称の高級ベンツです。まあー、大阪特有のふざけた日常とご理解ください)
「ベンツのスペアホイールを出して」と要望が出た。
「なにするねん?」と突っ込む私。
「ベンツのホイールをサビ取りするねん。サビ取りしないと修理しないぞ。って放置プレーしたままやろ!」と目がちょっと怒っている。
そうそう、後輩の自転車修理は途中放置プレーなんすよ。ご機嫌でベンツは稼働しているのだから、そのまま中断したのよね。
あたたかくなってきたから、後輩が行動を始めたということです。
後輩から保管を頼まれていたベンツのホイールを引っ張り出し。(くどいですがベンツとは自転車のことね)
こうやってサビどりするねんでと指導です。
日陰に座り込んでサンドペーパーで無心にホイールを磨く後輩です。
そうそう、そうやって無心に作業していたらかわいい女性なのに、文句を言いだすと関西のおばちゃんに変化するのよねー。
「こんなの簡単さ。前にブログで大げさなこと書いてたやろ。これをヤスルだけやろ。」と言いながら作業開始していたのですが。
ははは、2時間かけてまだヤスッてはる。そうやろ。それ大変な労働でっしゃろ。
「できた。」とニコニコして見せにに来たので、新しいウェスとパーツクリーナーを渡して、「ヤスッたところにサビ止め塗料塗らなあかんから、パーツクリーナーで良く磨き掃除しろ」と指示。
るんるんで磨いている間に、私はサビ止め塗料の準備です。
いつもの車修理で使っている「エポローバル」です。
「できた。」と報告が来たので、塗料と筆を手渡します。
一気に怪訝な顔に変化する後輩です。
「えーっ。私が色も塗るの?」って....
「お前が塗らんで誰が塗るねん。私はクラウンをいじっている最中で手が放せんのが見てわかるでしょ」
って、ことで、渋々に後輩が塗料をかきまぜはじめました。
一つ一つの作業に難癖をつけはじめます。
「せっかく磨いたのに、そのままやとすぐに錆びるでー。磨き立てのうちにサビ止めで封印するのが一番いいねんでー」と説明したら、筆が進み始めたようです。
そんなこんなで、サビ止めが塗り終わりました。
ふむふむと私が点検して、塗りそこない部分を追加で筆差しです。
ブレーキハブ部分の内側、シューがあたらない部分が強烈に錆びていたのですが、その部分も綺麗にサビ取りしてあります。
そこはサビ止め塗料の指示はしていません。後輩はそれが気になって仕方ない様子。
はいはい。別の塗料を出しますよ。と、後輩の目の前に黒色の小さい塗料缶登場です。
車修理で有名なPOR-15の登場です。
この塗料は超高価なので後輩には弄らせませんよ。
紙コップにスプーンで小出しして、筆でササッとハブ内側(シューの当り面を除く)へ塗ります。
これで、リヤホイールのサビ取りは終了です。
次に後輩がいじるのはいつ?私は触ってあげれないよ。
次はホイールのスポークに2液ウレタン塗料で色塗りだよ。
がんばれー後輩。
そうそう、後輩がサビ取りを無心にしている間に、ベンツのチェーン張り(後輪を後ろへずらす)をちよろっとだけしておきました。
えーと、クラウン弄りをメインにしていたので自転車弄りの写真が無いのはゴメンしてね。
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