クラゴン君、ナンバープレート盗難

昨晩は凄い風雨でした。正に春の嵐です。

おんぼろ我家はウサギ小屋状態なので、強風で家が揺れます。まるで台風状態です。

昨日のうちに植木などが飛んでいかないように家の周りを掃除と片付けしておいてよかった。

目が覚めたら雨は止んでました。曇り空ですがもう雨は大丈夫かな？

自宅前に突風で飛来してきたいろんなゴミを掃除して１日の開始です。

嫁さんと朝飯を食いながら、昨晩は凄かったねー。この家も今回は持ちこたえてくれたねー。と話しました。

朝飯を食った後、「ガレージもどうせゴミが吹き溜まっていると思うから片付けに行ってくるわ。」

と、クラウン君のところへ....

そしたら、クラウンの足元にボトルキャップのようなものが落ちている。

いつもの空ペットの類が吹きだまったのか？と、その周辺のゴミを拾っていると、ボトルキャップと思っていたものに長い突起があるじゃないの？

「あん？なにこれ？」と拾う私。

ボルトが刺さっているじゃん。こんなのがどこから飛来したのよ。と、周りを眺めます。

そして、自分の車の異変に気づきます。

「ああっ。ナンバーが無くなっている。」

まずは後ろのナンバーが無いことに気づきました。

前はどうなんよ。って前のナンバーもなくなってました。

このボトルキャップのような物って、ナンバー封印たったのね。と改めて確認する私です。

どうする？と思いつつ、あわてて車内を確認しようかと思いましたが、ガラス越しに見る限り室内は大丈夫そうです。

まずは冷静になろう。もう事件は発生した後だ、超緊急事態ではない。後の祭りを処置するだけだ。と考えた。

自宅へ帰り、嫁さんに車のナンバー盗難があったことを報告し、しばらくは車を路上にだせなくなるであろうことを説明。

緊急性はないので、110番ではなく所轄の警察へ電話連絡です。

いつもの生活安全課ではなく、こういう窃盗専門の部署があるのね。そこへ電話を回されました。

住所名前等と盗難内容を説明し、近所の交番から警官が行くので待機するようにといった内容に。

では、とガレージへ出かける準備をしていたら、警察からの電話です。

「先ほどの電話でXXさんは車を特に触っていないといってましたよね。」と確認です。

「はい。触ってませんけど」となり、

「交番ではなくXX警察から直接伺います。到着まで時間がかかりますが立会いをお願いします。自動車の方も手を触れないでそのままお待ちしてください。」

ということになりました。

まあーねー。ナンバー再発行で警察に届けださないといけないしねー。面倒に巻き込まれたねー。とガッカリする私です。

警察がくるまでの間に写真撮影でもしておこう。

これが最初にペットボトルキャップと思ったものです。

ナンバーボルト封印をドライバーのようなもので突きつぶしてます。

中にはボルトが入ったままで後ろにボルトが飛びだしています。

ナンバーがあったところは、すっきりこんになっちゃってます。

よーく足元をみたら、もう１本ボルトが転がってました。封印ではないほうのボルトってことでしょう。

そんなこんなしていたら、警官が１名到着です。

いろいろと事情聴取ですね。まあー、私も緊急自体ではないので特にどうこうもなく、警官もありきたりの盗難事件なので事務的に進むのですが、そこは私のことなので余計なことをいろいろと雑談して楽しむのです。

被害届の文面を警官が組立るのですが、その的確な内容に関心しつつ、それを警官にちゃかしたりして、楽しく勤めるようにする自分です。

そうしていたら、もう一人警官が到着です。

これから、現場確認します。って、テレビドラマで良く見かけるあのカバンが登場しました。

心の中で「おお～っ」と思う私はどうかと思うのですが、ワクワクです。

カパッと開いたらいろいろと入っているじゃん。あのパタパタ棒もあるじゃん。って目がランランとする私です。

そしたら、そのカバン横ポケットから、紙を取り出して「これに指紋をお願いします」って....

ワクワクと期待したのに、私の指紋採取かよ。とガックリです。

所有者の指紋採取目的と採取方法、この書類の最終処分方法といったことを的確に説明されて、私の手の平と指を全部採取されました。

その横では.....

そうそう。それに興味深々なんですよ。

白い粉を叩いてますやん。

それを１mほど下がったところから凝視する私です。

なんか面白いです。本当にあぶり出しのように浮き上がるのね。

フィルムを剥がしてペッタン転写。それをちょろっと見せてくれて、こうやって採取しました。協力ありがとうございます。と見せてくれました。

そして、採取した証拠の数だけ、私も確認したとサインをしていかないといけません。

私の本音をいいます。

「ナンバー盗難って割とあるんとちゃうのん？いつもここまで採取するのん？」って...

すると、「車を触っていないということだったので鑑識が来ました。ナンバー盗といっても、それを使って大事件をすることもありうるので、こうやって少しでも情報収集できるものは集めてます。」

他にも捜査するのん？と確認したら....

操作上の秘密になるので説明できません。この時間帯に近隣の防犯カメラの確認とかいろいろとね。ぐらいは.....説明できないのはご理解ください。

ここで処理してこれで終わり？私が警察に伺わないといけないことはない？

と確認したら....

被害届は今作成したので警察の聞き取りは終わりです、被害届の受理をしたことになります。

しかし受理番号はここで発行できないので、明日に刑事課にて処理することになります。

って、「オイオイ」となる私。あわてて「明日にXX警察に行かなあかんのん？」って即効質問してしまった。

受理したことを明記した紙を渡しますので、それで明日に電話問い合わせしてください。尚、通常は受理番号発行までに５日間かかります。

って、「さらにオイオイ」です。

「受理番号ないとナンバー再発行できないんちゃうん？１週間も車乗れないのは困るよ」と目を三角に質問する私です。

「そこは電話で急いでいるのでとか説明して対処してもらってください。本官からは被害届を受理したことを記したこの紙に書かれていることしか説明できませんので、ナンバー再発行をすぐにしたいからと電話で説明してください。」って...

現場に来た警察官からは、庁舎の事務方警察官がどう対処するかまではわからんということですな。

これって、今週１週間は車に乗れない可能性があるじゃん。

こんなのは、被害届を出してその足で市役所に臨板を借りに行って、車まで戻ってから臨板つけて陸運事務所に走ればいいのとちゃうのん？最短１日でできるんとちゃうのん？と思っていたのに、がっくりです。

 

ともかく、この１週間に車が必要な仕事は全部キャンセルです。

そして、日課となっている処分食材買物も行けなくなります。高値のイオンで買い物しなければなりません。

(私が処分食品ゲットルートでは、日配見切処分価格は60%引きが当たり前、それと比較してイオンの特売価格は高いということ。世間的にはイオンって安いのだろうけど激貧にはそれでも高価格食品ストアーに感じられるのです)

おおげさかも知れませんが、我家の生活が事実上破綻します。

まぁー、日に２度食う飯を、１日１食に切り詰めればいいということですな。

車が必要な仕事がなくなることで力仕事もなくなるので、１日１食でもなんとかなるだろう。

今はキャベツが安いから、キャベツをキリギリスになった気分で食べて過ごすことになることが確定です。

あとは、冷蔵庫の中に何があっただろう。今月は食材物価が高かったから備蓄食材は少ないのよねー。やっぱり、大根とキャベツだけで生活しろということですなー。

 

さてさて....

ナンバー再発行でもちろん費用がかかります。

それ以外にも、面倒なことはあるのだろうかと、今のうちに確認します。

• 自賠責保険と任意保険の登録変更
• ETCの登録内容変更
• 流入車規制適合車等標章の登録内容変更
• お世話になっている西宮の整備工場さんへナンバー変更したことの連絡

と、「パッ」と思いつくだけでもコレだけあります。

つまり、ナンバー再発行以外に、これだけの作業はしなければなりません。

ETCの登録内容変更って費用がかかったよね。

どこでETCの書き換えしてもらうのよ。

近所のディラーは、私のクラウンは、「当営業所で販売した車ではないし、旧車だし構造変更しているから面倒みません」って断れているものねー。

こういう困ったときのディラーなのに、メーカーって新車しか仕事してくれないからダメダメなのよねー。せめて、自分とこの車種だから整備は嫌だとしても、書類仕事や定番仕事はしてくれたらいいのにねー。電球すら売ってくれないからねー。

近所で電装屋がないか調べてみて突撃するしかないかな？

 

ブログを書いていて気がついた。ナンバーフレームも盗られているじゃん。

ちょっと古いバブル時代のトヨタ純正ナンバーフレームで気に入っていたのに....

あんなナンバーフレームって入手できないよ。昨今のはプラ素材にメッキだもんねー。

ナンバーフレームを新たに買う予算もないので、次はフレーム無しの直接取り付けになるねー。

 

ともかく、余計な仕事が増えた。それも結果的に家計を圧迫するだけでなんの特にもなりゃしない。

楽しいことを考えるようにしよう。

楽しいこととなると....

いつもなら明日のご飯は何食べようなんだけど、食材購入に行けないのでご飯のことを考えると悲しくなる。それより、キャベツだけで嫁さんが苦戦してアイデアを搾り出して料理するのを考えると心苦しく悲しくなってしまう。

そうではなく、楽しいことを....

そうだ、新しいナンバーは面白い番号になるといいなー。

もちろん激貧は希望ナンバーなんてしませんよ。希望ナンバーを申し込む人はそれだけ生活に余裕のある方の贅沢な行いです。

ナンバーを希望のものにしたところで生活は良くなりません。(自分の心は欲しいナンバーで満足感に満たされて裕福になるのかもしれませんが....)

逆に余計に費用を取られるだけ生活費を圧迫するだけです。

なので、ここは神頼みです。

どうか面白い楽しい番号が割り当てられますように。皆に「さすが～。なが～ンさん。変体番号だねー」と話題のネタになるような番号がくることを祈りながら楽しむことにしましょう。