なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

事務所に Canon LASER SHOT LBP-910 を接地じゃなかった設置した

2015年06月07日 20時34分15秒 | コンピューター関係

昨日に引き取ってきたレーザーショット君が、スバルいじりスペースに居座ると困るので、休日返上でさっさと事務所へ設置することにしました。

ちなみに、このショット君は、知人会社に15年稼動したつわものです。

しかし、その会社は裕福経営のため、こういった設備にはしっかり投資するらしく、機種交換しないで、しっかりメンテナンスして今まで維持されてきたものです。

ついては、古いプリンターなのに、印字結果はばっちりで良い仕事をする固体なのでした。

そうやって可愛がっていたショット君も、大型カラーコピー機(複合機ですね)が導入されると活躍の機会がへり、業務部から開発部隊がたまに使用する玩具としてサーバー室へ。

開発チームの玩具となると、そういった面子は機械をあまり愛でないのよねー。ということでおざなりになり、活躍の場がほとんどなくなりつつも、たまに印刷するプリンターとして、空調の効いたサーバー室で場所だけ占有していたとのことでした。

今回は、その会社が東京へ移転です。(きっと栄転だよね。不況で資本吸収じゃないよね)

引越しのさいに、この子が墓場行きリストにあがったそうです。

そして、開発チームの知人から、私のところへ「なが~ンさんはショット君を愛でてあげる心のゆとりがあるかい?」とネタがきたものです。

正直、「古いプリンターだしなー。どうしようかなー。」と思いつつ、後輩(よくスバル弄りの手伝いに参戦してくれる女性ね)に話題にしてみた。

「どうしようかなーネタ」は、第3者でそれも異性に相談すると客観的な意見がもらえるものです。

すると、「なが~ンさん事務所のゼロックス君が不良になって影を落とす印刷するの知ってた?」ときたもんだ。

「おっ。そうだった。そんなの忘れてた。」となる私。

最近は、モノクロレーザーで帳票を印刷しまくるような本格的な開発仕事してないからねー。ゼロックス君の相手してなかったよ。後輩のほうがゼロックス君を愛でていたものねー。

ちなみに、私は取引先に渡すような文書ばかり印刷するようになったので、EPSONのカラー複合機を最近は愛でていました。

なんで、印刷するようなものを2台所持しているのかって?

そりゃー、コンピューター業界の人ならわかりますが....

カラーレーザー君は印刷が遅いのよ。それも開発仕事では簡単に印字結果の体裁確認での出力が多いわけで、4in1とか16in1とかで印刷テストすることが多いのよね。(改ページのタイミングで表示漏れや小計の確認など、コントロールブレーク処置の基礎なんだけど、こういうつまらない凡ミスって外注に出すとするのよねー)

16ページを1枚の紙に印刷するのですが、その画像展開が16ページ分必要ですよね。そいつが物理的な印刷スピードが速いかです。メーカーカタログの印刷スピードなんてまったく関係ないのです。

となると、簡単構造のA3モノクロ機がいいんですよね。

話がそれました。

 

事務所のゼロックスをどかして、ショット君を設置しなけれはなりません。

この規模の機械を設置するとなると、事務所入り口周辺に積み上げてあるガラクタも片付けねばなりません。

ついては、後輩を呼び出して手伝いさせました。

ショット君を玄関先で大掃除です。

知人会社で15年間働かされて、手が触れるところだけが綺麗という状態のプリンタです。

そりゃー、内部は凄い状態でした。マジックリンを駆使してみがくのです。

スバルのサビ取り、油汚れ掃除と比較すれば、遥かに楽ですが、こういうのは面倒なことは仕方ありません。それに好天のため、お日様が襟足をじりじりと炙ってくれます。

さて、綺麗になったぞー。

後輩を使って、ゼロックス君を外に出し、ショット君をレーザープリンタ棚に設置です。

そして簡単印字テストして、掃除や移動でおかしくなっていないのを確認です。

ここで、後輩を開放して一時作業中断です。(昼食モードです)

 

ステータス印字確認でわかったことは、このショット君のメモリが8Mしか搭載されていないこと。

へっ?こいつって8Mしかない時代の産物だったのか?となった次第。

8Mでも使えるか?図面いっぱいのPDFを印刷したらメモリー展開どうなんよ?いやいや、今時のWinならドライバがPCで展開スプールさせればいいだけか?とか考えつつ。

まぁー、メモリーは幾らあっても困るものではないので、メモリー増設を検討しましょう。

マザーボードを抜き出します。

あっ!マザーの掃除を忘れてました。ってことで、掃除機でズーズーと簡易掃除だけしました。

メモリソケットを見て、「ええっ。そこまで古い設計のプリンターだったの」と、ガッカリです。

これって、ノート用のEDO-DIMMデザインですねー。

3.3Vタイプなのかなー。うーん。さすがにこのタイプのメモリーをコレクションしてないような。

と、ジャンク箱を物色です。

やっぱり、ここまで古いタイプだとコレクションしてませんねー。

だって、いまさらEDO-DIMMなPCを触る必要性を私は感じないですから。

さらにプリンター関連のゴムローラーなどを放り込んでいるジャンク箱を発掘です。

おおっ。「LBP-720より外した」というメモがされたものを発見。910より1世代ぐらい古いタイプかな?

でも、720もEDOメモリだったのよねー。私がサラリーしていた15年以上前に720を自宅で愛用してたのよねー。

中からは次のものが....

CR-7550って...

多分、7550って感じよりHPプリンターのシュミレーションROMだったような。ちょっと自信なし。そもそもメモリーではなく、こいつはROMなのでスルーします。確かにCAD関連システムの開発仕事もあったからなー、そのときに増設したりしたものだろーねー。

「8MB RD-8M」ってやつはメモリーに間違いなし。それも形状はEDOタイプです。

さて、問題は3.3Vタイプなのか、5Vタイプなのか、どっちのEDOなのかですが...

メモリーって切り書きが違うはずなので物理的形状の違うものは刺さらないはず。

ってことで、マザーボードに「あっは~ン」って、インサート。

元気良く、ポッキした状態で装着完了です。

ちなみに910純正のメモリー型番なんて私は知りません。そもそも、ここまで古いプリンターの拡張部品が普通に流通しているとは考えにくいので、こうやって手元のジャンク部品で実験するのです。

プリンター本体に組み戻して、ステータスプリントを印字です。

特に問題なく増設メモリーを認識しました。といっても、増えたところで合計16Mなんですけどね。

でもねー、実際に画像展開してメモリーアクセスした時にプリンターが挙動不審にならないかはテストしてみないとわからないのよねー。

と、いうことでパソコンから印刷してみましょ。

私のメインPCはWinVISTAです。

VISTA用のドライバをキャノンのホームページで探したところ....

LBP-910って、WnXPまでしかサポートがないのね。そこまで古いプリンタなのかい。

でも、所詮LIPS言語で対話するプリンターなので、LIPS用の汎用ドライバでVISTAが標準で用意していないかと確認です。

ふむふむ。VISTAが標準で用意しているねー。と、そのドライバーをインストール。

とりあえずテスト印字して、VISTAより印刷OKです。

しか~し。

16in1の印刷がないんじゃないのー。「社外秘」といったスタンプ印刷がないんじゃないのー。

つまり、私が使いたい、一般人は使わなさそうな便利機能が、Win標準ドライバーにはないのよねー。

しまったー、これならゼロックス君のほうが良い仕事してくれたんじゃないか。と思いつつ。(ゼロックスは古いプリンタでもドライバをメーカーがサポートしているのよ)

初心に戻り、所詮LIPSでPCと対話するプリンターです。

キャノンのホームページで脳みそが同じそうで、かつ、機能が同じそうなやつの、プリンタードライバーをダウンロードします。

機能が多い機種はそれだけLIPS拡張されている可能性が高いのでそういうのは外して、なるたけ同じようなのを選ぶのです。

ここは私のへんてこなノウハウと直感で「LBP-1810」をセレクトしました。(この件について最後に追記あります)

LBP-1810のプリンターをインストールして、LBP-910へ印刷ゴーです。

はい、16in1印刷問題なくできました。

写真が多数貼られているPDFファイルの印刷もOKでした。

ということで、メーカー保証外の自己責任いい加減な運用で使えるようになりました。

こんなことして、トータル的にそこそこ時間がかかってしまいました。

 

さて、今まで我が事務所で活躍してきたゼロックス君です。

君は良く働いてくれました。

そして、メーカーが保守対応期間終了でメンテナンス拒否してからも、私のインチキ修理(Ableといったコピー機からの部品転用)で、ご機嫌さんに稼動してくれました。

紙詰まりも無く、縮小印刷したときの濃淡処置などは、さすがゼロックスという丁寧な仕上げでした。

カラー写真を印刷して、トナーでモノクロ表現になるのですが、それの黒い部分の濃淡が塗りつぶされずに白黒写真のような綺麗な印刷がされるのがゼロックスだったのです。

(尚、LBP-910になったら濃淡表現がイマイチになったのはいうまてもありません)

この子が私の仕事相棒から疎遠になったのは、純正トナーの入手ができなかったことです。

当方の事務所にきた時も、取引先の町の印刷関係会社からの機種入れ替え廃棄放出品でした。

私が独立して2年目ぐらいに事務所にやってきた相棒です。つまり、こいつも15年ぐらい稼動しているのです。

私がコピー機でXEROX Ableというのを愛用してゼロックスさんとコピー機メンテ契約していた付き合いもあり、スポット対応でこのプリンタも処置してもらってました。

しかし、それがメーカー部品保守期間終了でサポート打ち切りとなり、以降のトラブルは、仕方なく、私のインチキ修理でゴムローラー交換したりして対応していたのです。

そして、トナー切れのランプが点灯し、それでも印刷していたら3ヶ月ぐらいしたら、いよいよ超薄い印刷になってしまい、トナーをもったら本当にトナーが空で軽い物体になってました。

いやー、このごついトナーを使い切るまでドラムにキズが付くことなく印刷しきったのでゼロックスは凄いです。

トナーを交換したらいいだけなので、ゼロックスさんに連絡したら、いままでスポット対応した固体なので貴重な在庫トナーの提供できません。在庫限りのトナーは以前に保守契約していた固体だけに提供しますとのこと。

仕方がありません、怪しいリサイクルトナーに手を出しますよね。

リサイクルトナー1本目は、3000枚程度で全体がザラザラに黒く汚れる、トナー攪拌不良、ないしはトナー固着不良になりました。

リサイクルトナー2本目は、700枚程度で余剰トナー排除ブラシ不良になり、一部分に影が入り、紙裏面が定着していないトナーで汚れる不良になりました。これが現状です。

所詮リサイクルトナーです。それも古い機種なので、かなり以前に組み立てた不良在庫みたいなリサイクルトナーが流通している可能性が高いです。

ということで、トナーの入手が見込めず、そのまま放置されていたということです。だって私はエプソンのカラー複合機があるので特に困ってなかったし...

このゼロックス君もある意味で可愛そうです。

トナーさえあればご機嫌でまだまだ活躍できるのです。

しかし、印刷機として一番重要なトナー供給が絶たれてしまったので仕方ありません。

ボティーは健康体なのに墓場へ行ってもらうことになります。

ということで、墓場に行くまで、このでかい図体をどこに保管しとくのよ。

とりあえず、スバル弄りの作業場所へ保管するけど、こんなのが居座ると私はスバル君を愛でて上げられないではないか。

早いこと墓場の手配をしなければなりませぬ。

 

そうそう、こんな可愛そうなゼロックス君ですが、欲しい人いますか?

欲しい人がいるなら差し上げますよ。ただし、私の秘密倉庫にまで来てくださいね。

それも、私が墓場の手配をするまでに名乗りを上げてくださいね。

 

2015年7月1日、追記です。

LBP-910にLBP-1810のプリンタドライバを適応する件についてです。

「53 パケット エラー」が発生することがわかりました。

必ず発生するのではなく、当方の運用で2度発生しました。

メーカーサイトを確認すると、異なる機種のドライバを用いると発生するようなことが記されていたので該当していると思います。

もし、真似をされる方がいましたら、こういったことがあった点をご注意ください。


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