昨日の続きからタイで隠れた島々を書く予定でしたが、例の日本人殺害事件で「内縁の妻が
逮捕される」という急展開になりましたので、内容を変更します。島々はまたの機会に ・・・
日本でも多く放映されていますのでご存知でしょうが、13日朝 兵庫県出身の吉岡和雄さん（84）が、
中部アーントーン県の自宅寝室で首などを刃物で刺されて死亡しているのが見つかった事件です。
吉岡さんは10年ほど前から日本とタイを行き来しており、内縁の妻とは19年間の同居とのこと。
＜見ずらいですが、アユタヤの上 ATがアントン県です…＞
当初は内縁の妻であるポンラディさん（48）が「事件後、妹の内縁の夫の行方が分らなくなった。
近くにある彼の家の前で、血痕が見つかるなど証拠は揃っている」と事件後に語っていた通り、
数百メートル離れた義弟の自宅から、血のついたはさみ、吉岡さんの腕時計が発見されましたので、
誰もが この事件は すぐに解決するだろうと思っていました。が、急展開してしまいましたネ。
警察が早々に、隣家に住み事件後に姿を消したその義弟であるサムパン容疑者（46）を、同県に
近いサラブリ県で身柄を拘束、逮捕して取り調べると、吉岡さんの内妻のポンラディさんに
「４万バーツを貰って頼まれた」と殺害したことを、あっさり供述してしまいました。
また 事件に関与したと別のナパドン容疑者の身柄を拘束していますが、この男も内妻に
雇われたと供述しているようです。取り調べに対して内妻は、13日朝に帰宅して遺体を
発見するまで、近くに住む病気の母親の介護のため母親の家にいたと犯行を否認していると
いいますが、ポンラディ容疑者が絡んでいることは間違いないんでしょう。
このような事件は日本でも起きますよネ。こんな時、一部を見て全体を判断してほしくありませんネ。
この手の事件が起きますと いつもそうですが、日本のこんな記事を見かけました。原文のままです。
＜タイ事情通は「タイへの高齢移住者の多くが、移住あっせん業者から『退職金でプール付きの豪邸に
住めます』『日本人がたくさん住んでいますから安心です』と言われ、都会からちょっと離れた田舎に
もかかわらず、現地に行かずに決めてしまう。しかし、タイに住んでいる日本人の多くは企業の駐在員で、
会社が用意したセキュリティーがしっかりしたバンコクの高級地区のマンションに住んでいます。
高齢者リタイア組とは接点がありません」と指摘する。
吉岡さんはバンコクから車で２時間ほどの場所の一軒家に住んでいた。夢の老後生活では「日本で働いた
経験があり、日本語ペラペラの中年タイ女性にコロッと参ってしまう」。また、タイ女性と結婚する
最大の難問は親戚付き合いだという。
「日本人を金ヅルとみているので、親戚一同がカネを“借り”に来て、カネをばらまかないと『ケチ』と
言われ、別れをちらつかされる。カネの切れ目が縁の切れ目となります。またタイ男性は働かない人も多く、
しょっちゅうカネをせびりに来るトラブルが多い」と同事情通は話している。＞
日本では 同事件がなどが起きると、すぐにこれに似たような記事が氾濫しますよネ。こういうタイ人も
いるということと、こういうシチュエーションもあるということで、全てではありませんヨ、日本の皆さん。
タイ人の女性と結婚して、同居して円満な家庭を築いている人の方が圧倒的に多いことを知ってほしいですネ。
勘違いされることが心配です！
