ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

坂田藤十郎襲名披露 二月博多座大歌舞伎 昼の部

2006年02月18日 | 観た
坂田藤十郎襲名披露の筋書きの表紙は、
藤の花がちぎり絵で描かれ、成駒屋の緑色から、
山城屋の藤色に移籍した藤十郎丈に、大変ふさわしい表紙となってました。

私はイヤホンガイドよりも、筋書きを読みながらの観劇の方が性に合ってるみたいなので、
筋書きは必ず買います。
あら筋はもちろん、役者の名前と顔写真、上演記録、舞台写真や特別インタビュー等盛りだくさん。
買っておいて損はありません。

さて、感想でも・・・。

「天満宮菜種御供 ~時平の七笑~」
博多公演にちなんでか、道真もので幕が開きました。
道真を陥れた時平の最後の笑いの変化が見ものでした。
七種類の笑い方があると言うので、
時平役の我當丈の笑いに合わせて、指折り数えてしまいました。

「口上」
緋毛氈の上に並んだ、幹部俳優の面々。
バックは手鞠に藤の花が描かれ、大名跡の口上らしく艶やかでした。
左團次さんの口上がやっぱり一番面白かった。

「伽羅先代萩 ~御殿・床下~」
 
  我が子を犠牲にしてまでも、
  幼君鶴千代を守る乳人の政岡は
  藤十郎丈が扇雀時代から雁治郎を経て今まで、
  ずっと取り組んでこられたお役。
  それだけに意気込みの感じられる
  迫力のあるお芝居でした。

  我が子が殺されても、人の目のある所では
  平然と耐えている政岡が、
  辺りに人気がなくなると、我が子に取りすがり
  さめざめと泣く所でグッと来ました。


さてここでお昼ご飯

今回買ったお弁当は限定藤娘弁当。
寿に染め抜かれた蒲鉾。天麩羅、酢の物、煮物に、サラダ。
3種のご飯はお寿司と豆ご飯と炊き込みご飯。
小さな桜餅も付いていて、春を感じさせるお弁当でした。
結構なボリュームでお腹いっぱい。

「鐘の岬」
安珍、清姫で有名な道成寺。
嫉妬で安珍を鐘ごと焼き殺した清姫はその後、鐘を再興し鐘供養の行われる道成寺へ現れ、
安珍への想いと鐘への恨みを表しながら舞を舞います。
なかなか静かで、しっとりとした舞でした。

「団子売」
趣き変わって紅白の梅満開に咲き誇る舞台も美しく、
団子売りの夫婦が出て来て餅つきを始めます。
おかめとひょっとこの面を被った、翫雀・扇雀兄弟が息の合った夫婦振りを披露。
陽気で楽しい祝賀舞踊となりました。

「女伊達」
黒地に千鳥格子の粋な女伊達が二人の男伊達と共に登場します。
女伊達の鮮やかな立ち回りで気持ちのいい踊りでした。
大好きな時蔵さんの勇ましい女伊達姿が印象的。
やっぱ、素敵だわ~時蔵さん

拍手の中、昼の部終了。
今日は平日にも関わらず団体ツアーのオバサマ方も多く、
昼の部終演後は夜の部を待つ客とで、ごった返していました。

私は引き続き、夜の部観劇です。

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