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東南アジアへ4300kmほど:カンボジア旅行編の9

(前回の続き)
以前にも記したけど。
NAは、お酒に関することを除けば、
ほとんど国外の旅行など考えることもない。
そういう意味では、カンボジアは、例外とも言える場所。
キッカケとなったのは、
ポルポト政権下の少年兵を主人公とした「密林少年」というコミック作品を
読み考えさせられることがあったから。
(関連する記事)
観光旅行に際しては、パスポートだけでなく。
ビザも必要で、言葉も分からなければ、土地勘もない。
旅行会社を頼り、ツアーコースがほとんど組まれているものを選ぶ。
3日目(現地では2日目)は、自由行動になっていた。
この日、地雷博物館に向かうことにした。

ホテルのフロントでガイドブックを指差して、から、
“タクシーを呼んでもらえるか?”と聞いてみると、
フロント係の女の子は、日本語で「大丈夫です」と答えてくれた。
日本語での日常会話ができる人間がいることにも驚きだったけど。
早速、向かうことにした。




(携帯電話は、有線の電話や通信ケーブルより、普及している感じがある。)

タクシーは、シェムリアップ市内を離れていく。
東京のような都心で暮らしている人間には、
非現実的で想像もつかないような異空間が広がっているような思いが、
なかったと言えば、ウソになるけど。
窓から見える景色は、
ハリウッド映画や冒険小説などで描かれるジャングルではなく。
のどかな風景が広がる平原だった。
熱帯の東南アジアは、雨期があるとは言え、
気候的に農耕に向いているように思える。
(むしろ、東南アジアの大陸部は、
雨季と乾季を繰り返す地域だからこそ、稲作に向いている。)
しかし、こんな平原に地雷が埋められていたとなれば、状況は変わってくる。
近年、アンコールワットやアンコールトムなど、
シェムリアップ周辺の地雷は撤去されたとの話だが、
戦争で疲弊した国家に追い打ちをかける地雷のような無人兵器は、
戦争と兵器との関わりをイヤでも意識させる。
(2019年3月追記:続く)
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