憲治の教師修業

環境・エネルギーの授業

「特別支援&道徳教育」セミナー案内

2012-01-15 20:13:35 | Weblog

  特別支援&道徳教育セミナー

 

授業が成立しないのはなぜ?
学級が崩壊するのはなぜ?
特別支援教育を学ぶときっと解決の糸口が!


映像を使った授業を創ってみたい!
道徳や人権集会のアイデアがほしい!
あなたのそんな悩みに応えます!!!


気軽にご参加ください

 

<日 時> 2012年5月26日(土) 受付12:30~
          13:00~15:30

<場 所> 壱岐文化ホール

<資料代> 1000円(学生無料)

<講座内容>(予定) 日程 
 第1講座 13:00~13:10 中学の荒れを特別支援の視点で見直す
 第2講座 13:10~13:25 特別支援教育の基礎・基本 
 第3講座 13:25~13:40 発達障がいに応じた指導のポイント
 第4講座 13:40~13:55 通級指導教室をどうマネジメントするか
 第5講座 14:05~14:20 映像を使った授業づくりのノウハウ
 第6講座 14:20~14:45 すぐにできる人権集会のシナリオ
 第7講座 14:45~15:30 保護者も感動の道徳授業3連発

 

《連絡先》

〈NPO 法人長崎・教師力向上研究会〉
中尾憲治(TOSSイキ壱岐サークル代表)
メール: ikiikikenji@gmail.com
【件名】セミナー参加
【本文】お名前・連絡先

※毎月、壱岐の小中の先生達が集まり、同じような内容の学習会もやっています。
 興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください!

 

 


奇跡の栽培で奇跡のリンゴ!

2009-06-20 22:01:26 | Weblog

TOSSランド http://www.tos-land.net/

TOSSランド>教師ランド>環境/エネルギー教育>環境の授業>自然環境問題


奇跡の栽培で  『奇跡のリンゴ』 !


作成者 : 中尾憲治(TOSS長崎 イキ壱岐サークル)
授業サイト希望者はこちらへ  ikiikikenji@gmail.com

<対象>小学校高学年~中学校の総合的な学習、もしくは道徳で実施

<解説>昔は農薬など存在しなかった。除草剤や殺虫剤などがなくても
立派に稲や野菜を育ててきた。しかし現代は違う。リンゴに限らずほとん
どの栽培作物で農薬や科学肥料が使われている。研究によれば農薬を
使わなければ、害虫の被害によってリンゴの収穫は90%以上も減ると言
われている。翌年も続けるならば収穫は確実にゼロになり、その状況を打
破するには農薬意外にないと言われている。しかし、そんなリンゴ栽培の
常識に果敢に挑戦した人間がいた。名前を木村秋則という。氏の筆舌を
尽くしがたい努力の日々には感動がある。そこに焦点をあてるならば道徳
としても授業可能だ。氏の著書を読んでから、決めてもらえばいいと思う。
                      

 

説明1 人とリンゴは数千年ものつきあいだと言われています。(ピンポン球を提示)
       しかし、昔のリンゴはこんなに小さくて、とっても渋かったそうです。
発問1 このリンゴ食べたいですか?

     「いいえ」 「食べたくありません」

発問2 もしあなたがリンゴ農家だったら、たくさん売れるように、また栽培しやすい 
    ようにどのようなリンゴにしたいですか?(中学生には品種改良という言葉で)
指示2 ノートに箇条書きでたくさん書きなさい。

     「大きい」「甘い」「赤い」「害虫に強い」「病気に強い」「細菌に強い」・・・

 発問3 どんなに甘くて大きいリンゴでも、虫や病気に弱いリンゴは育たなかったの     
     ですが、あるモノの発明で虫や病気・細菌などの被害を考えなくても良くなり
     ました。そのあるモノとは何でしょう?

     「農薬」

 発問4 リンゴの木1本には何種類くらいの虫がつくでしょう?

     「10」「50」「100」・・・・(リンゴにつく害虫がリストアップされたHPを提示)

説明2 リンゴの木には200種類を超える害虫がつくと言われています。新しい害 
      虫や病気が広がるたびにリンゴは全滅し、農家は大きな被害を受けてきま
     した。 農薬をまかないリンゴの木は収穫量が1割になり、2年で枯れていく
     そうです。ふつうのリンゴ農家では1年間に13回農薬をまくそうです。
発問5 リンゴはこう言われています。「○○なしでは育たない」○○に入る言葉は?

     「農薬」

説明3 しかし、このリンゴ業界の常識に戦いを挑んだ人がいます。木村秋則さんで
     す。リンゴ農家の婿養子となって栽培をはじめたのですが、農薬のせいで
     皮膚が炎症をおこし、薬に弱い奥さんは散布するたびに1週間ほど寝込む   
     そうです。

発問6 あなたが木村さんなら奥さんのためにどうしますか?

    「農薬を使わない」「リンゴ栽培をやめる」「奥さんを働かせない」

説明5 木村さんが選んだ方法はこれです。『自然農法 福岡正信』(スライド提示)
     読書家で研究家の木村さんが偶然手にした本でした。自然農法というのは
    簡単に言うと農薬も科学肥料も使わず栽培することです。本に書かかてい
    るのは稲作や野菜の栽培でしたがそれを応用すれば、リンゴもできると考え
    たのです。発生する虫は手でとってビニール袋に入れていきました。
発問7 1年目にリンゴの自然農法は成功したと思いますか?

    「成功した」「失敗した」(挙手で確認)
   ※2年目以降も「成功したと思いますか?」と聞きながら説明していく。
  【1年目】2ヶ月で虫が大量に発生し、4ヶ月で葉がなくなる
  【2年目】花すら咲かず、ただ害虫を捕る毎日
  【3年目】かまど消し(破滅者)と呼ばれ、村八分状態。
  【4年目】食べるものもなく草を野菜の代わりに入れて食べる。
       学用品も買ってやれず、給食費も払えない。
  【5年目】木が枯れていく。
  【6年目】虫退治のために思いつくすべての方法も行ったがダメ(万策尽きた!)

発問8 万策尽きて、自分のせいで家族を路頭に迷わせていると考えた木村さん
     は、ある晩、丈夫なロープをもって一人山道を登って行きました。
     何をしにいったと思いますか?    

    「自殺」 (自殺という言葉は生徒の実態を考慮して使ってください)

説明6 自殺するための丈夫な枝を探していた木村さんですが、偶然にも農薬も肥  
     料もやらないのに元気に育っているリンゴの木を見つけます。(実際はどん
     ぐりの木を見間違えていた)そこでひらめいたのです。この自然と同じような
     状況をつくればリンゴは育つのだと。その日から木村さんは草刈りをやめ、
     落葉と枯れ草が積み重なり、昆虫と微生物が元気に生活できる豊かな土地
     づくりをめざします。さらに大豆をまいて、窒素を固定する根粒菌を増やす
     のです。また、虫はすべて害虫と思っていましたが、害虫を食べる益虫の存
     在に気づき、数のバランスを保てばいいことも分かりました。
     それから2年後、ようやく白い花が咲きました。 自然栽培を始めてから8年   
     目のことです。実がなって売れるリンゴができたのはさらにそれから2年後
     かかりました。

発問9 木村さんのリンゴは『奇跡のリンゴ』と呼ばれています。奇跡とはどういう意
     味でしょう?。

     「信じられないくらいおいしい」 「実がなることが奇跡」

説明7 木村さんのリンゴ、とてもおいしいく、ネットでは発売と同時に10分で完売
     で、このリンゴが食べれるレストランは、1年先まで予約で一杯だそうです。
      さらに、『奇跡』と呼ばれるのには理由があります。木村さんのリンゴは腐ら 
     ないそうです。(ネット上にたくさん写真があるので提示してください)
      半年たっても、2年たっても腐らないで枯れていくそうです。
      自然にも人間にもとっても優しい自然農法。もっと世の中に広がっていくと
     いいですね!

 

<参考文献・サイト>

『奇跡のリンゴ』 石川拓治 幻冬舎
『リンゴが教えてくれたこと』 木村秋則 日本経済新聞出版社
『自然から学ぶ 生き方暮らし方』 天野紀宜 農山漁村文化協会
『わら1本の革命』 福岡正信 春秋社
プロフェッショナル仕事の流儀 『農家 木村秋則の仕事』


鉄が地球温暖化を防ぐ

2009-02-08 15:49:57 | Weblog

TOSSランドhttp://www.tos-land.net/

TOSSランド>教師ランド>環境/エネルギー教育>環境の授業>自然環境問題

鉄は地球を救う!

作成者 : 中尾憲治(TOSS長崎 イキ壱岐サークル)
授業サイト希望者はこちらへ  n-kenji@h2.dion.ne.jp

<対象> 森林伐採や砂漠化は、地球温暖化に少なからぬ影響を及ぼしている。
    日本をはじめ、多くの国々がCO2の削減を目標としているが、排出量が
    増える一方で、具体的な方策は見えてこない。そんな中で、海中の植物が
    (植物プランクトンや海藻)温暖化防止の決め手になると注目されている。
    海中の植物成育の決め手となる『鉄』の働きに注目してこの授業を作った。
中学生を対象としているが、幅広く授業可能である。    

 <授業の実際>

説明1 東京湾と鹿児島湾。大きさも形もよく似ています。
発問1 あなたはどちらでとれた魚を食べたいですか?    
     (挙手で確認し、選んだ理由を聞く)

発問2 では、どちらの方がたくさん魚がとれるでしょう? (挙手で確認)
説明2 正解は東京湾です。鹿児島湾の30倍もとれるそうです。    
     その理由はこれです。(東京湾の写真をどんどん拡大)    
     実は、河が影響しています。今日はその仕組みを勉強していきます。

説明3 魚の食物連鎖を表しています。みなさんが口にするような大きな魚を1kgと
     すると、この魚は自分の10倍の小魚を食べます。
発問3 何kgになりますか?
     ・10kg  (同様に動物プランクトンや植物プランクトンも調べていく。)
説明4 みんな食べる1kgの魚には1tの植物プランクトンが必要です。その植物
     プランクトンの餌を運んでくるのは大きな河なんです。

説明5 実は、この河の働きに昔から注目していた人がいます。この人です。
     (写真提示)畠山重篤さんといいます。気仙沼でカキの養殖をやっている
     漁師さんです。畠山さんが漁師になったころ、赤潮が発生するくらいに海
     は汚く、おいしいカキも取れなかったそうです。そこで畠山さんは、日本中
     いや世界中のカキの産地を歩き回って、あることに気づいたそうです。
     おいしいカキのとれる場所には、必ず大きな河があると!    
     でも、それだけではなくてその川をさかのぼっていくと、美しい森があると!
     そこで畠山さんは植林を始めたんです。最初数名の漁師さんで始めた活
     動も今では多くの協力者があらわれ、もう20年以上もつづけられています。

 説明6 しかし、畠山さんはなぜ森が必要なのかはわかりませんでした。その謎を
     解き明かしたのはこの人です。海洋学者のジョン・マーチンさんです。
     (写真提示)
説明7 植物プランクトンや海藻の養分は、窒素やリン、ケイ素です。しかし、この
     3つがたくさんあっても、プランクトンや海藻が全く増えない海があることは
     昔からの謎でした。マーチンさんはこう考えました。養分となる窒素やリン
     は、そのままでは口にすることができません。みんなが料理をするように、
     ちょっと加工してから取り込んでいくんです。その加工を助けるある物質が
     大きく関係していると考えました。みなさん、それが何か知りたいですか?
説明8 『鉄』です!(実物を提示)    
     この鉄が少ないために、植物プランクトンや海藻が育たないのではないかと
     考えたのです。畠山さんが植林を始めたちょうど同じ年に、マーチンさんは、
     海に鉄をまく実験を開始しました。それから十数回にわたってこの実験は
     行われ、どの海でもたくさんのプランクトンや海藻が発生したそうです。

発問4 海に鉄を撒くのはいいことだと思う人?(挙手で確認)
説明9 鉄の散布によって、植物プランクトンや海藻が増えると、今地球上で大きな
     問題になっていることが解決するそうです。

発問5 どんな問題ですか?(スライドでヒントを提示)
説明10 地球温暖化です。マーチンさんはこのように言っています。一緒に読みます。
     『タンカー一杯分の鉄があれば地球を氷河期に戻せる』

発問6 海に鉄を撒くのはいいことだと思う人?(挙手で確認)

説明11 畠山さんの植林の取り組みも、実は鉄が大きく関係していました。海中には
     鉄が存在しないので、プランクトンは河から流れてくる鉄を待っています。しか
     し、鉄はすぐに酸素と結びついて、プランクトンが吸収できないようになってし
     まいます。しかし、森林の腐葉土から出る「フルボ酸」という物質は、鉄の酸化
     を防ぎプランクトンや海藻が吸収しやすいまま運んでくれるんです。

発問7  しかし、こんな問題も起きています。ここはどこですか?
     (ガラパゴス諸島の写真提示)

説明12 世界遺産である『ガラパゴス諸島』の近くにも鉄をまいた業者がいます。
     二酸化炭素の排出権でお金もうけをしようとしたんです。世界中から反対の声
     が上がり、今海に鉄をまくことはできません。残念だと思う人?

説明13 しかし、日本人の中には素晴らしい人がいて、鉄を撒くのと同じ効果のものを
     発明した人がいます。それもみんなが捨ててしまっているものを利用してです。
      (ペットボトル、使い捨てカイロ、ポット洗浄液、の写真提示)
     それでは今からみんなで作ってみます。(単純に混ぜ合わせるだけ)    
     完成したら、まず学校の池や水槽で実験してみましょう。


<参考文献・サイト>

『鉄が地球温暖化を防ぐ』 『日本<汽水>紀行』 文藝春秋 畠山重篤
『漁師さんの森づくり』 講談社 畠山重篤 
『森は海の恋人』『リアスの海辺から』 文春文庫 畠山重篤


外来種問題を考える

2008-06-15 12:09:51 | Weblog

TOSSランドhttp://www.tos-land.net/
TOSSランド>教師ランド>環境/エネルギー教育>環境の授業>自然環境問題

外来種問題を考える


           作成者:中尾憲治(TOSS長崎 イキ壱岐サークル) 
           授業サイト希望者はこちらへ n-kenji@h2.dion.ne.jp
    
    <対象> 小学校高学年か中学生を対象とした授業です。
           理科や総合的な学習の時間を使って行ってください。


 先生の家の庭にある大きな木。朝夕の涼しい時間帯になると、
この木をピョンピョン跳び回る動物がいます。なんだと思いますか?
(難しい質問なので、意見が出ないときにはすぐ次のスライドを提示する)
 ○鳥   ○虫   ○リス

正解はタイワンリスです。
昔、壱岐には「リス村」という施設がありましたが、つぶれてしまい、
そこにいたリスが全部逃げ出してしまいました。
リスの様子です。台詞に合わせてクリックする)
「あっ、みかんだ」「食べちゃおう」「ごちそうさま~」

とってもかわいいリスですがリスが広がったことは、壱岐の人たちにどのように
思われているでしょうか。喜ばれていると思う人? 喜ばれていないと思う人?

タイワンリスによって、果物や野菜が食い荒らされています。
家の木で造られた部分も囓られています。
皮をはぎ取って、木を枯らしたりします。
さあ、皆さんならどうしますか?
 ○捕まえる   ○退治する

壱岐ではこのようにしています。リスを捕まえるためのかごは、
市が無料で貸し出してくれます。そして1匹捕まえると、800円で
引き取ってくれます。こうしてリスの数は少しずつ減ったのですが、
昨年1匹の引き取る値段を600円にしたので、また増えてしまいました。
そしたら今年は、また800円に戻ったんです。

壱岐のタイワンリスのように、他の所から人の手によって
持ち込まれた生物を「外来種」と言います。
一緒に言います。さんはい。
 ○外来種

どんな外来種を知っていますか?
(あまり意見が出ない場合は、クリックして名前を当てさせる)
 ○ワニガメ   ○ニジマス  ○ヘラクレスオオカブト  ○アライグマ
 ○ハクビシン  ○ブルーギル  ○プレーリードッグ  ○セアカゴケグモ

最近、外来種に関してこのような法律がつくられました。
「特定外来生物被害防止法」です。
簡単に言うとこのような法律です。□の中を一緒に読みます。
 『人間に迷惑をかける外来種をやっつけろ』

人間に迷惑をかけると言いましたが、外来種は一体何が問題に
なっているんでしょう?
 ○作物を荒らす   ○生態系を壊す   ○菌をまき散らす

いろんな事が問題になっていますが、今日は「生態系が壊される」と
いうことについて勉強していきます。

生態系を大きく3つに分けると、生産者・消費者・分解者となります。
それぞれ植物・動物・細菌をイメージするとわかりやすいでしょう。
この中に外来種が入ってきたとします。
そうすると自分をやっつける天敵がいないのでどんどん増えていきます。
その影響で餌となる植物は減っていきますが、その後はどうなりますか?
 ○外来種も減ってくる。

そうですね。1時的に数が減っても、この植物は少しずつ増えてくるでしょう。
特定の生物の数が増減することは、生態系ではよくあることで、
これは「生態系が壊れる」というのとは別次元の問題です。

種の絶滅などに書いてある「レッドデータブック」(環境省)から調べてみます。
現在日本の川や湖には、何種類ぐらいの外来種がいると思いますか?
(一人に発表させて、それよりも多いか少ないかで挙手確認する)

最近絶滅した在来種は何種類いると思いますか?
(2,3名に発表させて、答えを確認する)
外来種が60で絶滅した在来種が3ですから、個体数だけ考えれば
外来種によって数は増えていると考えることもできます。

さらに絶滅した3種類の魚の原因を調べてみました。
クニマスは発電、ミナミトミヨは交雑、スワモロコは農薬が影響したと
言われていて外来種が原因になったものは1つもありません。

本当に「生態系を破壊する」のは次の5つだと言われています。
(1文ずつ読ませていく) 
  ①地球温暖化による気候変動 
  ②伐採による熱帯雨林の減少 
  ③乱開発による自然環境の破壊 
  ④無秩序な捕獲 
  ⑤化学物質の放出
これらは全て人間が行うものばかりです。

植物の世界で考えてみます。
これらは日本中で作られている野菜や穀物ですが、実は全て外来種です。
何百年も昔に世界各国から伝えら、日本の中で大切に育てられてきました。
れどれも食事を作るのに大切なものばかりで、
「外来種だからこんなものはなくせ!」という人は一人もいません。

動物の外来種も、植物と同じように人間と仲良く暮らしていける方法を
一緒に探してみませんか?

<参考文献>   『環境問題のウソ』 池田清彦 ちくまプリマー新書

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