うさぎ~☆な毎日♪

うさぎ中心の生活を送る飼い主と うさんぽ大好きな『兎3兄弟』のちょっとした つ・ぶ・や・き♪

見極めに苦悩する日々・・。

2012年06月16日 | 闘病・通院・ケア(チ)

前回のブログ更新から早半月・・。
最近特に、時が経つのがすごく早く感じてしまう・・・。
いつの間にかジメジメの梅雨にも
突入しちゃってるし・・・。
しかも、台風4号まで接近中・・・。
このままの進路で来ちゃうと九州上陸コースではないですか!?
どーかどーか、、コース反れます様に・・・。

たたでさえ
『眼振持ち』のチャ~ちゃんには辛い季節なのに
台風での気圧の変化の影響がとても心配です。
これ以上苦しめないでぇ~・・・。
(○ `人´ ○)



前置きが長くなってしまいましたが
ここからが本題です。

ここ1週間ほどの間
チャ~ちゃんのことで
私が判断し兼ねて朝から晩までずっと悩んでいる事があります。
それは『歯のケア(トリミング)』のこと。



今年になってから、チャ~ちゃんは生命の危機に陥るほど
全く固形物を食べられなくなってしまう程の食欲不振に
3度襲われました。
特に、今年(2012年)に入って早々から続く極度の食欲不振。
右眼の白内障の急速な進行や水晶体の急激な膨張により
破裂しそうなほどギョロっと飛び出しそうになってしまった『眼球の異変』
それに
1月中旬には、後ろ足ソアホックが悪化して患部の腫れと膿瘍が再発。
(ソアホックはすでに完治済)
1/22には、『門歯の異常』も発覚し
(門歯については、即日トリミングにて対処済)

2月半ばには、ついに右眼に『虹彩膿瘍』発症。
それと時期を同じくして、大量の膀胱結石(Ca泥の蓄積)による膀胱炎の併発etc・・・。

食欲不振に繋がる要因があまりにも多岐に渡り
今、振り返っても『管理ノート』を見返さないと思い出せない程でした。
(大まかな異変だけで上記の通り、細かいものは省く。)
そんなあらゆる要因の総合的影響で食べられなくなっているんだと思ってました。

そんな『食欲不振な中』でも
『強制給餌』や『生野菜食』、『チャ~ちゃんの好きな乾燥野菜』は
食べさせてあげるとなんとか食べてくれなんとかこの難局を乗り切ってきてました。

しかし
ある日、突然
大好きだったはずの、『乾燥野菜』をパッタリ食べなくなってしまいました。
最初は、味に飽きたのかも・・・と。
それでも、『強制給餌』や『生野菜』は食べれていたので良しとしてました。

・・・が!!

今度は唯一食べれていた『生野菜』も食べなくなりました。
食べなくなったというか、
飛んできて食べ始めるのにすぐ食べ止めて殆ど残してしまうのです。
よく観察していたら、特に葉物を加えてクチャクチャ・・ってしたかと思うと
すぐに食べなくなってしまうのです。
この頃、ペレットは全く食べなくなっていたので
乾燥野菜も、生野菜も食べれなくなってしまったら
もう『強制給餌』に頼るしかありません。
それでも、あまり量的には食べれないので当然●は黒く小さくイビツに・・・。

一度、生野菜が食べれなくなった時、前歯(下)の向かって右側の歯が
短くなっていた事がありました。
その時は、それで噛み切りにくいのかと判断し、門歯をトリミングするついでに
下の歯もヤスリで同じ長さになる様に揃えてみました。
(自宅で↑)

『短くなった下前歯のイメージ画像』

1~1.5㎜ほど長さが違っていた為
下のラインに併せてヤスリでトリミングしてみました。

その時は、すぐまた食べれるようになったので
やはり前歯が気持ち悪かったんだと思います。

その後も
相変わらず食べれたり食べられなかったりの日々の繰り返し。

そんな事がしばらく続いたある日
また、生野菜が食べられなくなってしまいました。

しかし
門歯や前歯の上下については、あれ以来定期的にトリミングして
メンテナンスしているので、前歯が原因とは考えられません。

その前後、ちょっと気になってる事がありました。
何気にチャ~ちゃんを観察していると
時々、お口をクチャ・・クチャ・・していたのです。
何も食べてないのにクチャクチャ・・・。
ちゃんと音も聞えるほどでした。

奥歯に問題(臼歯の不正咬合)出たらマズイなぁ・・・と常々思っていました。
でも、このクチャ・・クチャ・・は明らかにそれっぽい。

チャ~ちゃんは、心臓も悪いし、極度の貧血もあるし、長きの食欲不振で
体力もかなり低下しているし・・・。
それに何より10才超えのご高齢・・・。
麻酔して処置となると、かなりのリスク大なので悩むところ・・・。
もしそうならば、今後も定期的に処置が必要になってしまう。
今でも、必死に頑張っているのに
更に
経済的にもリスク的にもかなり負担増・・・・。
しかもエンドレス・・・。
多分、ロッぴょんの時の経験上、今通っているお医者様は
リスクが多すぎて麻酔下での歯の処置は引き受けて貰えないでしょう。
ロッぴょんの時も、やんわり断られましたし・・・。
しかも
この1週間程前に通院した時に『お口のクチャクチャ』と食欲不振を訴え
臼歯に異常ないか診て貰いましたが
ちょちょ・・っと覗いただけで『問題ない』・・・って言われてしまいました。
素人の私からすると
「1-2秒ご挨拶程度に覗いただけなのになぜそう言いきれるんだろう???」
・・・と不振感で一杯でしたが
目の前で一応耳鏡を突っ込んで目視で診察し『問題ない』と言われたのですから
素人の私としては、それ以上はどうする事もできず納得するしかありませんでした。
多分、多少の異常があったとしてもリスクが大きすぎるので
きっと『異常ない』・・と片付けられたんだと思います。

それに
ロッぴょんの時の経験の中で
極度の食欲不振・うっ滞の日々の中で
同じくクチャ・・クチャ・・するようなこともあったりしたので
一概に臼歯だけの問題ではないのかな・・・なんて思ってみたり・・・。

そうこうしているうちに
とうとう恐れる事態に襲われてしまいました。
ある日突然
チャ~ちゃんの顎下のマフが
広範囲に渡り大量のヨダレでレロレロに湿っているではありませんか!!
しかも、ティッシュでフキフキし臭ってみると臭い・・臭い・・・。

生ごみのような魚が腐ったような生臭い臭い。
それに
前足の内側も、広範囲に渡りヨダレでガビガビに!!
(モンちゃんが、不正咬合になった時も前足内側がガビガビになってたので)
こうなるともう臼歯の異常としか考えられません。

しかし
1週間前に病院で『臼歯の問題はない』と診断されたばかり。
チャ~ちゃんは、外出で極度の眼振を起こしてしまう為
『治療してなんとかして貰える』という確証の得られない外出は
リスク以外の何者でもないのです。

しかも
その直後から、流動食である『強制給餌』さえも
飲み込むことさえ困難になってしまい
更に、オェ~・・・オェ~・・と頻繁にえづき出したり。
投薬を欠かせない毎日の『心臓のお薬』さえも飲み込む事が困難になったり・・。

その時は
「もうこのままダメなのかも・・・」なんて事が頭を過ぎったりしましたが
お腹が空いてるはずなのに
食べたいのに食べれないチャ~ちゃんがこのまま空腹のまま
痩せ衰えていくのをじっと指を咥えて見ている事なんて耐えられない。
でも、今更治療してくれる病院をドクターショッピングをして
探す気力も余裕もない。
行き付けはダメだし、今まで通っていた病院もいろんな不信感から
信用して預けられるところももうないに等しい。

それなら自分でなんとかしてやるしかない!

ロッぴょんの前歯の不正咬合の時も、
最初は無理かも・・って思ってたのに、自分でヤスリでトリミングしたら出来た!
しかも、通院の負担も、麻酔の危険で断られる事もない!
ちょっとおかしそうにしてたら、すぐトリミングしてあげられた。
ロッぴょんの時は、
8歳~9歳超えの高齢で歯の伸びは少なくなると言われる時期だったが
1-2日で1-2㎜もグングンと延びていたから
1日おきか、長くても2-3日おきにはトリミングして万全な歯の状態を
キープしてあげられてた。
自宅でヤスリでトリミングしてあげるようになって
牧草を一切食べられなくなってたロッぴょんが
葉の柔らかい部分ではあるが、また牧草を食べられる様になって
『自分で噛む自信』を取り戻せたのには驚いた。

トリミングする前までは、
もう牧草なんて差し出しても咥えることすらしなくなっていた。
「自分にはもう、物を噛み切れない」・・・って諦めてたんだと思う。
うさぎさんだって
自信喪失しちゃったらいろんな気力も失ってしまう・・・。
人間と同じなのだ。
そんな事をロッぴょんが私に教えてくれた。
その証拠に
前歯が噛めるようになると、それまで全然食べれなくなっていた
アップルトリーツとかのおやつも
積極的にくれくれ・・ってお目めをキラキラさせながらせがむようになってくれた。

「食べる喜びを取り戻してくれた!」(涙)
そんな事を感じた瞬間だった・・・。

それがあったから
チャ~ちゃんの『門歯の異常』が見つかった時も
前歯上下4本の長さが不揃いになりチャ~ちゃんが違和感を覚えた時も
即座に自宅で対処してあげる事ができたんだ。

きっと今回も奇跡的に・・・なんとかなってくれないかな・・・。
そんな思いの中
このまま何もしないで諦めるんじゃなく
とりあえず
お口の中の状態、大量の生臭いヨダレの原因を突き止める事に・・・。
今までも病院で治療不可能・・って言われてきたのに
自力でなんとか出来てきたじゃない!そう、色々覆してきたんだもの・・・。
今回も神様・・・・。
(*≧人≦)お願い助けて・・・!



そうは言っても

奥歯は、お医者様でも耳鏡などの器具がないと
目視は難しい所。

幸いうちの子達は、3匹とも子うさの時代から仰向け抱っこに慣らして
お手入れ中は、暴れないように躾てきた。
結果
それが闘病・介護生活をしていく上で、とても役に立ったと自身を持って言える。
中には
うさぎさんの抱っこは難しいからとか、怪我する危険性があるから
出来ない子には強要しない方がいいという意見もよく目にする。
でも、要は子うさぎ時代にいかに仰向け抱っこに慣らせれるかどうかが
大切なのではないかと個人的には思ってます。
大きくなってからは、自我も芽生え中々難しいですしね。

ちょっと話が反れましたが、
そんな訳で、チャ~ちゃんも仰向け抱っこやお尻洗い・いろんな嫌なケアさえも
どんな時でも( 。・_・)ジッ・・・っと大人しく出来ています。
それが幸いして、前歯のトリミングも軽々してこられたんだと思います。

さて、
どうやってお口を開けさせ奥歯を見ようか・・・。
それも一人なので、病院の先生達のようにもちろん助手はいない。
…c(゜^ ゜ ;) う~ん・・・・
治療云々の前に、まずお口の状態を把握しなければ!
頭にLEDのヘッドライトを装着し、左手でお口の半開き状態をキープ。
右手で頬を引っ張って広げるが、クチャ・・クチャ・・。
舌が邪魔して奥まで見えない。
じっとはしてくれているが、お口の中はなかなか手強い・・・。(x_x)
どうしたものか・・・。
再び …c(゜^ ゜ ;) う~ん・・・・
としばし悩んだ挙句

手にしたのがコレ ↓

『鼻鏡』

これは、ロッぴょんの闘病中
お耳の排膿時に奥の状態をちゃんと把握しておきたくて
なんかいい器具はないだろうか・・・と
あれこれ探し廻った挙句に「これは、つかえる!!」と直感し入手した代物。
実際、かなり役に立ちました。

予断ですが
お医者でロッぴょんのお耳の経過の状態を診てもらう際
この『鼻鏡』を使い、耳の奥に膿がたくさん溜まっているのを確認した上で通院。
先生に事前に
「お耳も膿が溜まっているはずなので、今の状態を診て下さい」と
そこまで説明し診て貰ったにも拘らず
その時も一瞬ちょちょ・・っとお約束程度に覗いただけで
「きれいです。膿は溜まってないです。」・・・と言われ
( ̄△ ̄;)エッ・・?  そんなはずはない。
「来る前にちゃんと溜まってるのを確認してきたのでもう一度ちゃんと診て」
・・・と言ったところ
無言のままとても嫌そうに、、今度は綿棒をちょちょ・・っと突っ込み
「ほら、綿棒に何もついてこないし膿は溜まってないよ。」・・・ですと。
ナヌッ!Σ(・ω・;|||

さすがに
それ以上は反論しようもなく、診療室を後にするしかありませんでした。
(T.T)
日頃、飼い主は何も気付かないであろう・・・と
いかに適当に診察されているかを思い知らされた瞬間でした。
後日行った他の病院でも
同じ状態で耳の状態の診断を求めたところ、同じように耳の中はきれいだと言われた。
(´ヘ`;)ナンテ、イイカゲンナンダ・・・
それで再度来る前に膿が溜まっている事は確認してきているからと伝え
再度診て貰ったところ
今度は、耳の経過がどんなものなのか知りたいのに
ちょちょ・・っと家でもできる程度の耳掃除程度の排膿され
「ちょっと溜まってたね~・・・」と結局知りたかった状態は有耶無耶にされてしまう始末・・・。
そんな聞きたい事にも応えて貰えず
家でできる耳掃除ごときに800円も取られた事もあった。
帰って確認すると、まだたくさん膿は残ったままだった。(`へ´)プンプン

この10年間に
そんないい加減な診療を山程経験・・・させられた結果
「先生の言う事だけを信じて頼りきっていると、結局命も助からないし助かるものも手遅れになってしまう事もある。
このままでは取り返しのつかない事になってしまう!」
・・・と深く深く胸に刻んだのである。
(モンちゃんの時の経験も踏まえて・・・。)
それから改めて
可能な限り自分がこの子達の治療をし治すんだ!・・・って
そう胸に誓った。
長くなったが、そんな経験から現在に至ったという訳なのである。

そんなこんなで、常日頃から
ケア・看護をする上で「こんな道具があったら便利でいいのにな」・・・って
代用可能なものをついつい探す癖が身についてしまいました。

お耳の奥のロッぴょんに悪さをする膿を、そのまま放置したくなくて
きれいに取り除かなければ!
そんな使命にかられ
耳の奥まではっきり確認するには、『耳鏡』が必要なのかもしれないが
高額すぎて、手が出ない。
それに入手できたとしても使いこなせなかった場合勿体無い。
そこで、閃き見つけ出した理想の器具がこの『鼻鏡』だったのです。

自分的には、
これはとってもナイスな閃きでした。
どこのブログ回っても、この器具をうさぎさんに使っているケースは
診た事も聞いた事もありません。
うさぎさんのお耳の穴は、細くて暗くてライトの光もなかなか奥に届かないので
耳の突き当たりまでははっきり確認できない所。

この『鼻鏡』は
本来耳鼻科で鼻の中を診る時に鼻の穴を広げて診る器具。
『鼻の穴』を『うさぎさんの耳の穴』に置き換えて使うと
耳の入口を広げてられるので、耳の奥がとっても見やすくなります。
それにシルバーなのでライトの光が中に反射して
耳の中まで光が届きはっきり見えるのですよね。
高価な『耳鏡』でなくこれで十分です!
いや、返って『耳鏡』は素人には使いこなせない様な気がします。
そんなこんなで
ロッぴょんのお耳の膿瘍は、耳の付け根にどんどん膿は溜まり続けてましたが
毎日しっかり排膿できていたので
腫瘤のように巨大化しオペを余儀なくされてしまうような事態は
最期まで避けられたんだと思います。

話を元に戻しますが・・・

そんな事もあり
臼歯のトリミングにも活用できるのでは・・と思い
『鼻鏡』を使ってみることに・・・。

口に突っ込まれている器具を必死で舌でクチャ・・クチャ・・されるので
かなり手こずりましたが
奥歯の見たい箇所のピンポイントではありますが、なんとか確認する事はできました。
やはり
上一番手前の臼歯2本が外に向かって生えており
スパイクである先端の尖がりが一瞬ですがハッキリ確認できました。
上臼歯は両外側
下臼歯は両内側(舌側)にスパイク(棘)ができてました。
次は、
どれだけ痛いのかを触診で確認。

人指しでは太すぎるので、小指をお口の横側から突っ込み
スパイク(尖ってる)の部分に触れてみました。
やはり
キョンキョンに尖っていて小指で触れてもかなり痛い!
指で触れて痛いくらいだから
デリケートなお口の粘膜に刺さって悪さをしていたとしたら
ど゛れだけ痛かった事だろう・・・。
これなら、生臭いヨダレも大量にダラダラと出てしまうというのにも納得だ・・・。

その後は
あーやったり、こーやったり・・・。
こっち向かせてみたり・・・と、処置にかなりの時間かかってしまいましたが
なんとか応急処置で上下左右の
スパイクの部分だけはヤスリで丸め、痛くないようにしてやる事ができました。
やはり
年取ってきて歯茎が緩くなったりがあるんでしょう。
特に
上側一番手前の臼歯左右2本とも外側に向かってキョンキョンに伸びてしまってました。
よく動物病院の症例に載せられている画像
そのものの状態になってしまってました。
(T.T)

今のチャ~ちゃんは、麻酔下での処置はかなり厳しいと思われる状態にあり
本来、病院にて行われている麻酔下の元
臼歯全体の噛み合せのバランスを診て削って調整するような本格的な治療は
難しいものと思っています。
なので
もし、この応急処置でもダメだったとすると
最終的には危険と天秤にかけた上で決断しないといけなくなるのかもしれない。

今回は、とりあえず
応急処置の経過をしばらく様子見をする事に・・・。

初めて臼歯を触られたショックと処置後の違和感からか
2-3日は水すら全く飲めないままで
水分たっぷりドロドロの流動食も、なかなか飲み込む事すら難しい状態のまま改善はなく・・。
当初は、病院でも難しいとされる臼歯の処置を
自宅で安易に行ってしまったのが間違いだったのか・・・とも・・・。
このままチャ~ちゃんが何も口にできずに
力尽きてしまったならば
私がそうなる事を自分の手で早めてしまった事になってしまうのか・・・・。
それはとてもやりきれない結末すぎる・・・。
でも、もしあのまま何もしなかったとしても
痛みに苦しめられるだけの日々を辛い気持ちのまま見守る事しかできない訳で・・。
など
直後はとても不安で、いろんな思いに葛藤する毎日でした。

2-3日間は全く、食べれないし飲めない状態のまま・・・。
このままどうなってしまうんだろう・・・。
膀胱結石(尿泥の蓄積)にもなったばかりだったので
悪化を避ける為と腎臓をダメにしない為、水分は朝夕、補液(点滴)で対処。
●は殆どでなくなり、出たとしても1㎜粒の極小●。
もちろんこの間は食糞も出る事はありませんでした。

2-3日間食べ物や水分をを胃に入れる事もできてないし
今回は本当にもうダメなのかもしれない・・・と
思ってた時が4/2のロッぴょんの命日(4/4)の前々日の話だったんです。

しかし
突然、奇跡は起きました。

3日間、えずき流動食や水さえも飲み込むことすら出来なくなり
死んだようにぐったりしていたチャ~ちゃんが
4/4(ロッぴょんの命日当日)に日付が変わって間もなくして
突然2番刈牧草をポリポリポリ・・と食べ出したのです。
暗闇の中、牧草を噛む音が!!

まさか!!
・・・と驚きつつケージを覗くと
そこにはポリポリ音を立て牧草を食べるチャ~ちゃんの後ろ姿が!

何時間か前まで
『強制給餌』さえも飲み込む事もできなかったのに・・・。
とても信じられない光景でした。
前日の4/3までは
4/4は、ロッぴょんの1周忌なのに、こんな状態のチャ~ちゃんを残し
お参りに行けるのか・・・。それは無理・・・。
でも
大切な・・大切な・・ロッぴょんの、しかも大切な1周忌・・もはずせない。
当日ギリギリまで行けるか行けないか
予測もつかない状態でした・・・。

この時ばかりは、本当
モンちゃんやロッぴょん、いつも願い事をしている霊園のマリア観音様が
力を貸してくれたんだ・・・としか言いようのない光景でした。

食欲が戻ったのはその一瞬で、またすぐに食べなくなってしまいましたが
その事が食欲回復のきっかけとなり
完全復活まで1週間~10日近く掛かりましたが
日を追う毎にみるみる回復へと向かってくれました。
もちろん
無事ロッぴょんの1周忌のお参りにも行く事ができました。
もしかしたら
1周忌なんだから、ママにはやっぱり来てほしいな・・って
ロッぴょんがいろんな人達の力を借りて
奇跡の魔法をチャ~ちゃんにかけてくれたのかもしれません。
そんな気がしてならない出来事でした。

臼歯の処置から、10日後位には今までの事が嘘のように
食がどんどん進むように回復し

食べれなくなってた『乾燥野菜』や『生野菜』もモリモリ食べれる様に!

それと
驚いたのが
もう長い事食べなくなっていた牧草をモリモリ食べ出した事です。
しかも
今までは、2番刈の柔らかい葉は気が向いた時に少し口にする程度で
殆ど食べていると言える量は食べてませんでした。
それに
あんなに好きだったはずのオーツヘイの堅い茎の部分も
もう2年近く口にしていなかったのです。
回復後は、太い堅い茎もモリモリ食べれるようになってました。

もうここ1年半くらいの間ずっと
大きかったはずのチャ~ちゃんの●はかなり小さいものになってしまってました。
数々の闘病生活の中で食が細り
5ミリで真っ黒でイビツな●だけど、とにかく●を排出さえしてくれれば大喜び
・・というようなレベルの日々だったんです。
ずっとペレットも牧草もかたくなに食べてくれず
生野菜と強制給餌と乾燥野菜だけの生活だったので
●が2㎜とか3㎜のイビツな●で、酷くなると1㎜の極小●という事もザラでした。

そんな状態だったのに
回復後は、どんどん食欲が沸いてきて、食べなくなってたペレットも
波はあるものの、少しずつ自力で食べてくれる様になり
強制給餌も中止できるように・・・。
しかも
チビ●当たり前だったのが
最大1cmの薄茶の軽くて臭くない丸いコロコロ●を排出できるまで
に回復できたのです。
1cm級のデカ●は、そう長くは続きませんでしたが・・・。

そんなこんなで
20日位いい状態が続いた後は、また臼歯のスパイクが育ってきたようで
段々食が細り・・・また固形物が食べれなくなり・・・大量ヨダレ・・・の繰り返しです。
今までに、3回臼歯のトリミングを行いました。

「病院で臼歯の処置をしたら帰宅後すぐ食べ出した」・・とかよく目にしますが、
何度も続けているケースだと、麻酔から覚醒せず大変だったとか
臼歯を処置して貰ったのにも拘らず食が戻らないとか・・・。
麻酔から覚醒した後、下半身麻痺になってしまいそのまま介護状態に・・だとか
いろんなブログの記事を目にしました。
それを思うと
健康な子でさえ病院で処置して貰ったとしてもリスクはかなり高いんだな・・・
・・・と。

処置したのに食べない・・・というケースがあるというのも
今となっては納得できる感じがします。
・・・というのも
うまく噛み合せを調整して貰えたならば、違和感はなくすぐ食べれるようになるでしょう。
人間の歯科治療でもそうですが、噛み合わせの高さが1㎜でも合っていないと
違和感はずっと残り、気になって仕方がないだろうし、食べる気にもなれないと思います。
ましてや言葉を話せないうさぎさんです。
1回の処置がもしはずれだった場合
やり直して貰えないままであればずっとストレスは続いたままのはず。

しかも
処置して貰った直後に
お医者様に噛み合せに違和感があるんじゃ・・・なんて言えませんし
逆に、訴えれたとしても、「ちゃんと処置はしてますから!別なとこの問題なんじゃない?」
・・・と
ちゃんと再診さえして貰えず更に訴えを否定されてしまう事の方が
多かったりするのではないでしょうか?
そうなると、余程の事がない限り泣く泣く引き下がる他なくなるんだと思います。
それで必要もないお薬を処方されたりして・・・。
結局、回復することなくお月様へ・・・。
そんな内容をブログで見かけた事がありました。

私も
ロッぴょんの不正咬合で病院で前歯のトリミングをした時
処置後の歯の角がかなり尖っていて、舌を傷つけそうだった為
「角に少し丸みを持たせて戴けないですか?」・・とお願いしたところ
それはそれは嫌な顔をされてしまいました。

これからも、定期的に必要になるトリミング。
費用もそれなりに掛かかります。
高い治療費を支払いリスクを負ってまで治療に臨むのは、少しでも快方に向かう為。
その為には
我が子の違和感に飼い主且つ親である私たちが
ちゃんと気付いて代弁し防いであげるしかないのです。
・・・でないと
処置する意味なんてありません。

ただ、普通に食べれる様になる為に処置しているのに
注文つけるととても嫌な顔をされた挙句
帰って我が子の食べっぷりを確認してみない事には
その処置自体がうまくいったかどうかなんて分かんないのです。
獣医さん達も
ぴったり噛み合せが調整できたかなんて断言はできないだろうし
その後の結果は飼い主さんしか確認しようがない世界なんだと思います。
なのに
失敗されてた暁には、「きちんと処置はしたのだから、そんなはずはない。」
・・・と言われ、嫌な思いと再度治療費を払う羽目になってしまうのです。
人間の通院でも同じだと思いますが・・・。
歯の治療は、それだけお金やリスクや運が絡んでくるんですよね。

そんな経験から
我が子の為とはいえ、今後ずっと歯のトリミングの度に嫌な顔され
嫌な思いをするのには耐えられない・・・。
それに
先に上げた『ロッぴょんのお耳の膿瘍のいい加減な診察』のケースからしても
みんながみんな・・・ではないと思いますが
いい加減に診られてる事も多々あるんではないかと思いました。
実際、今までそんな風に感じた事もたくさんありましたし・・・。
そんなことなら
大切な我が子の歯は自分の責任において
「納得のできるようなトリミングを私がしてやろう!」
・・・と思った訳です。

それだったら
口腔内に傷がつかないよう、歯の角も落とし、処置後も
食べ方が芳しくない時は、すぐに調整してあげられる。
何より異変に気付いた時にすぐ処置してあげれるし、通院の負担も嫌な思いもしなくていい。
一石二鳥。
それに
ロッぴょんが前足を骨折させられ再起不能にされてしまったのも
病院での事故のせいだったから・・・。

自分の子は、自分にしか守れない!

そんな事もあり
自宅でトリミングをするようになったのでした。
結果的には
自宅で2-3日おきに小まめにケアしてあげれるので、
この道を選択して本当によかったと思ってます。
最初は予測不能で、かなりドキドキさせられましたが・・・。
通院で・・となると
違和感に気付いてあげれたとしても
そんなに週単位なんて小まめには処置しては貰えないだろうし
お金も続かないし・・・。
また、次の処置して貰えるであろう次の通院日までの1ヶ月位は
我が子にストレスを感じさせながら耐え偲ぶ日々が続くのだろう・・・と思うと
私的にはきっと耐えられなかったと思うのです。

だから
ロッぴょんにとっても・・・私にとっても・・・
チャ~ちゃんにとっても・・・きっと
これでよかったんだ~って思えてます。

・・・で

なんとか
もっとチャ~ちゃんの臼歯処置にかかる時間的ストレスを軽減するには・・
と考えた結果、もっと処置の時短をしなければ・・・と。
それには
もっとスムースに視野を確保できたらな・・・と考え
いろいろ探しまくった結果

こんなものを入手。(↓)

『兎用頬拡張器』

獣医さんが使われている代物です。
お安くはなかったですが、何度も通院を余儀なくされる事を思えば
決して無駄な買い物ではなかったと言えるでしょう。

『開口器』(上下を開ける器具)については、迷いましたが
前歯に引っ掛け、上下に無理矢理開口させた状態をキープさせておく器具なので
覚醒状態では、暴れた時に前歯を折ったり顎を骨折しかねないので危険と判断。
なので購入は断念。
どんな処置やケアをする場合においても
自分の手でだけは間違いや事故だけは絶対起こしたくないからです。
なので
どんなケースでも、「これはいける!」と確信もてない限り無理はしません。
端から見れば
自宅で臼歯を・・・しかも一人で処置している事自体が
ナンセンスと思われてしまうのかもしれないですけどね。
(この子達の事で窮地に立たされた時、いつも土壇場でなんとか
いい方向に向いたりする事が多かったりするんです。何かに守られてるというか・・・。)
まっ、今までがたまたま結果オーライできてるから
そんな風に思えたりできるんでしょうけど・・。



ロッぴょんもでしたが、チャ~ちゃんも、
こんな嫌な辛い事の積み重ねの日々なのに
私の事を信頼しきってくれてて、歯の処置中も必死に我慢し暴れず大人しくしてくれてます。
とても出来た子です。
舌をクチャ・・クチャ・・しちゃうのだけは仕方ないですね。
こんな最大限の嫌な処置をされた後ならば
嫌われて避けられて寄り付かれなくなってしまうのが普通なのでしょうが
チャ~ちゃんは、それはそれ・・・これはこれ・・・
・・って
割り切ってくれてるんでしょうか・・・。

処置後はスネてますが
しばらくすると何事もなかったかの様にべったりと甘えてきてくれてます。
きっと思いがちゃんと通じてるでしょうね・・・。
そう思い込んでおく事にします。



そんなこんなで・・・
また、ついに
4回目の臼歯のトリミングを考えなくちゃいけない時期になりつつあります。
1回目は、3/4(軽めに)。
2回目は、4/1。
前回は、4/22。
結構、伸びるペースが早く2回目は21日しか持ちませんでした。
(門歯や前歯のトリミングは、週1ペース程)
・・・で
5月上旬に一度食欲がガタっ・・・と落ち、固形物も食べれなくなり、
またヨダレでマフがレロレロになり・・・。

またトリミングの時期がやってきたか・・・と気構え
処置しようかと思ってた矢先に食欲が少しずつ回復。
(~ヘ~;)ウーン

触診で、ちょっと上両側臼歯外側のスパイクが尖りだしてきているが
チャ~ちゃんがまだ食べれるのであれば
もう少し様子を見てみよう・・・。
処置にもストレスはかかっているだろうから。
それに
処置後、自力で完全に必要量を食べ出すまでには1週間から10日は掛かる。
その間は、朝昼晩の食事管理と強制給餌に補液(点滴)の水分補給・・と
完全回復までそれはそれは手間を要する。
なので
処置は先延ばしできるのであれば、それに越したことはない。

そうやって経過を見守り続け
たくさん食べれたり、ガクンと食べれる量が減ったりその波の繰り返し・・・。
そのうち
臼歯のスパイク成長のサインでもある
ヨダレも引っ込んで垂らさなくなったりして・・・。
~(^^?))(((;^^)アレレ?
明日は・・・明日は・・と
様子やタイミングを計っているうちに
もう6月半ばに・・・。
前回の臼歯のトリミング処置からもう2ヶ月経とうとしています。
さすがに
臼歯のスパイクもかなり尖ってきてて、触ると痛く感じるようになってきてしまいました。
ここ2日、ヨダレも大量でマフも濡れだしました。

・・・で、何を迷っているのかというと

今までならこの状態になると
固形物を食べる行為自体が全く出来なくなってしまっていた訳です。
なので
迷うことなく、なんの躊躇もせずに処置に踏み切れていた訳です。
すると洩れなく
1週間~10日の完全看護の日々がついてきます。
もう他に手立てがないのですから、当然です。

ただ・・・
今回は、臼歯のスパイクが育って痛いはずなのに
結構まだペレットや葉物以外のお野菜もある程度の一日分の必要量を
自力で食べれていて
●もそれなりに5-6㎜のものは数もたくさん生産できてる状態なのです。

自力で食べれてる内は、手を出さない方がいいんじゃないかとか
現在、珍しく自力食欲のあるいい状態が続けて2ヶ月もキープできているのに
もしここで処置に踏み切ったら
それをまた途絶えさせてしまう事になってしまうのではないか・・
・・・なんて思ったり・・・。
いい状態がやっとキープできるようになってくると
それを壊すのが怖くなってくる・・・。

でも
スパイクをこのまま放って置いて、傷から膿瘍なんて事になってしまったら・・・
・・・とか
ここ1週間、処置への踏ん切りがつけれず
頭の中がグルグル・・・。
明日は・・・明日は・・・って
今日に至ってるという次第です。
           (x_x) ダメダメ飼い主です。   

処置後のストレス等のリスクと、このまま様子を見るリスク・・・。
見極めに今も苦しんでます。

臼歯の処置は、回復のスピードがどうなるか予測不能なので
毎回、ギャンブル・・・というか
まさに運まかせ・・・。

あぁ~・・・頭が痛い・・・。
(x_x)


= END =



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3 コメント

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Unknown (むぅまま)
2017-01-26 12:37:25
とてもわかりやすくて、とても勉強になります!!
むぅままさん♪4 (みゅ~@飼い主)
2017-02-20 08:58:32
はじめまして、コメントありがとうございます。
長い間放置しっぱななしのブログですが、現在も参考にして下さっている方がいると知りうれしい限りです。
当時は、この子達の看護記録として必死に記録していた内容でしたが、改めて読むと記事内容が長すぎですね・・・。(汗)
そんな記事でも目を通し勉強になると言って頂きありがとうございます。(^-^)
頭が下がります。。。! (lune2)
2017-10-05 23:38:54
初めまして。
もうすぐ一歳になるライオンヘッド♂の去勢手術を数日前にして、アクアコールを飲ませているところで、検索をしてたどり着きました。
いくつかすでに読ませていただきましたが、どれも為になります。ウチの子も臼歯がもしかして。。。と獣医さんから言われたので、とても勉強になりました。
しかし!!!歯のトリミングをご自分でされて、なおかつこんなに細かい記録を残されていて、素晴らしいと思います。
これからまた過去記事を読ませていただきたいと思います。
宜しくお願いします^^/

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