むつコーチの、今日は楽しかったのか?

サッカーボールと子供達を追いかける悪戦苦闘の日々

春の夜話@ユメの選択

2018-07-18 07:28:00 | 進路




ガツンとみかんは夏の定番の、むつコーチです


1浪の
末の

ようやくの
長い
トンネルを

抜けて
来た
ような
1号が

吹っ切れた
ように
語り出した

あの
春の日

時計の
針が

翌日に
差し掛かろうと
していた
宵の口

珍しく
彼から
声を
かけてきて

彼が
語った
のは

U-12
以降の

彼の
サッカーの
こと

それは
彼のことを
思い

私が
下した
彼の進路の

あの
決断の


審判の日の
ような

あの日の
夜話


それは
中学サッカー
強豪校で

早くから
レギュラーを
奪い

最高学年
では

都大会
優勝


成し
遂げて

順風
満帆と
思って
いた

ワタシの
知らない
彼の
苦悩


クラブチームの
選手に
交じり

トレセン
にも
選ばれた

彼が
ぶち当たった
のは

クラブ
チームの
選手との

明らかな


技術
でも

戦術
でも

かつて
U-12
では

感じる
ことの
無かった


それは
上へ

のし
上がろうと
する者の
集まりと

そうでない
者の
集まりの差
だと

日々の
練習で
受ける

戦いの
密度の
差だと

そして
中体連
では
通用する

戦術の
先をゆく

ひとつ
先を
読んだ
戦術を

ピッチで
表現
出来る


そんな
ものを

丹念に
作り上げて
きた
差に

打ち
ひしがれて
いたと

言うの
です

当時の
ワタシは

彼が
並みいる
クラブチームの

猛者達を
押し退け

中体連
出身者
から

トレセンの
二次選考に
残った
ことに

浮かれて
いた
ケド

彼は
その時

もう
夢は
届かない
ところに


行って
しまった
ような

絶望感
だったと
いうの
です

そんな
先に
待って
いたのは

高校から
編入
してくる

クラブ
チーム
出身者
との

高校での
ポジション
争い

そこでも
入学早々
から

ポジションを
確保する
彼らに

感じた
力の差

彼も
1年生の
秋からは

ポジションを
奪い

最終学年
では

あと
3つ勝てば
都代表

でも
そこで

潰えて
しまった

夢の
終わり



そんな
6年間を
振り返る
彼は

それは
彼の
自分自身の
実力

なのかも
知れない
ケド

あの時
クラブ
チームを

力づく
でも
選択していたら
という

タラレバ
かも
知れない
ケド

どんな
道を

歩んで
いたの
だろうと
思う


言うの
です

その時の
彼の
姿は

恨み節
でも
なく

諦め
でも
なく

ただ
あの頃を

懐かしんで
いるかの
ような

そんな
横顔
だった
ケド

その
吹っ切れた
横顔の
傍らで
ワタシは

ワタシが
下した
決断自身


嘆く
という
よりも

彼自身に
ユメの
選択を

させる
べき
だったと


いつの間
にか

明かりが
漏れて
いる

カーテンを
見つめて

一人
悔んだ

朝日が
目に染みる
夜明け

だったの
です


それから
ひと月が
過ぎて

報告が
ある
という

彼から
聞いた
のは

大学の
アメフト部に
入った

という
予想も
しない

彼の
選択


そんな
彼の
話を

聞いた
ワタシは

彼の
中で

何かを
諦めて
いない
情熱と

熱中
出来るものを
求める
情熱が


まだ
燃え盛って
いる
ことに

少しだけ
救われた
ような

気が
したの
です

あれから
毎日の
ように

くたくたに
なって
帰って
きて

楽しそうに
アメフトを
語り

かつての
サッカー少年の
面影で
眠る

彼を
見つめて

次は
ユメに
届きます
ように


今度は
彼自身が
下した

ユメの
選択を

見守る
ワタシ
なのです


今日は楽しかったのか?



夢を追い続ける子供を見ているのは、いつまでたっても楽しいものだとつくづく思うワタシ!!
そんな夢の選択はヤッパリ子供自身に選ばせるべきだと、気付くのが遅すぎるワタシに皆さんの励ましのポチっ!をお願いシマッス!!
 ↓ ↓ ↓   
にほんブログ村 サッカーブログ 少年サッカーへにほんブログ村


最新の画像もっと見る