つくばあそび 呟き部屋

取るに足りない瑣末事を面白おかしく楽しみたいと思います!

飼い猫渡世。

2010年01月22日 00時01分11秒 | 猫の糖尿病(2007以降闘病記)

謹賀新年の記事を長々と晒してました・・。

書いてる人間の頭の中が一年中正月なのでまぁいいかと思いつつ、そろそろ更新です

 

写真は正月に実家に居たマルくん。 まだ0歳のワンパク盛り。

あまりによく走り回るので試しに首輪に万歩計を付けてみたところです。

(↑個人的なお約束)

残念ながら振動が小さすぎて全然カウントは進みませんでした

(↑この結果もお約束)

 

この子は姉がやっている捨て猫の里親探しのための一時預かりだったのですが、

2ヶ月以上経っても里親は現れず、私の両親の情も移ってこのまま家族の一員になる気配が濃厚。

 

・・・なんとなく、姉の思惑通りという気もします

 

全然人見知りしない男の子で、さんざん遊んでくれた後、私の膝でご就寝。

それで私もしっかり懐柔されました(笑)

先住猫(蓮華ちゃん)ともうまくやってるみたいだしまぁいいか、と思わされます。

この子うまいなー、人間に飼われる術を知っている・・。

 

 

 一方こちらは毎度おなじみ我が家のご隠居です。

外が気になっても特に外に出ようとするわけでもなく、

ご隠居らしく日向やこたつでゆったりと暮らされてます。

 

ご隠居も若い時分は飼われる術を知っている子でした。

つまり、まぁ、私は猫から見るときっと隙だらけなんだと思います。

まんまと策にハマり、十数年に渡り世話役をやらせてもらってます

 

週末はご隠居の通院日でした。

以前から血液検査の肝臓の数値がやや良くないので一度超音波検査をやることに。

本当はエコー検査の現場を見たかったのですが、そうもいかず猫を預けて待合室で待たされます。

 ヨロレイ ヨロレイ ヨロレイホー、、、はエコーと関係ないんだっけ?

なんてアホなことを考えたり文庫本を読んでいると30分ほどで診察室に呼ばれました。

結果、特に 肝臓癌、脂肪肝、肝繊維化などの所見は見られず、ちょっと安心。

しかし肝臓関連の数字が悪い理由はわからずいまひとつすっきりしませんでした。

また腎臓はガタイの割には小さく、腎不全による萎縮はそれなりに進んでいるようです。

 

糖尿病に腎不全、肝臓の微妙な不調、若干の白内障、便秘、白髪。

 

なんというか、立派に老猫ですねぇ・・。

 

 それでも彼は現状を受け入れて不満も言わず(←ご飯に関して以外)、

今できることをできるようにやりながら、一日一日を楽しんでいるように見えます。

人生(猫生)に足るを知る、みたいな境地に達したのでしょうか。

日々右往左往しながらアタフタヨレヨレ暮らしている飼い主から見ると、

彼はもう立派に人生(猫生)の先輩なのかもしれません。

 

くそー、数年前までちょっとおバカなカワイイ同輩だったのに!(笑)

 

おしまい

 

 

-以下備忘録-

血液検査結果
腎臓関連
BUN 33.8mg/dl (正常17.6~32.8)
CRE 1.7mg/dl (正常0.8~1.8)
ホルモン関連
TCho 181mg/dl (正常88~176)
肝臓関連
TG 51mg/dl(正常17~104)
GOT 72U/l (正常18~51)
GPT 210U/l(正常22~84)
ALP 43U/l(38~165)
胆管
GGT 5U/l(正常1~10)

エコー検査
エコーでわかる肝臓疾病: 肝癌、肝リピドーシス、肝繊維化
                 今回はこれら全ての所見無し
腎臓: 長径約3.8cm
     むーの体格であれば健康な腎臓は4.2cm程度?
     萎縮が進んでいると判断される

胆管が普通より明瞭に見えるがGGT値が正常なので活発に炎症が起きているわけではないらしい。こちらも原因不明。

その他
肝臓の値、TChoの値の上昇から甲状腺機能亢進症の可能性を頭の隅に置いておく。



 



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8 コメント

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はじめまして! (あずみみ)
2010-01-22 03:36:31
携帯電話から失礼致します。まずは、あけましておめでとうございます。
私の猫(♂去勢済み・12歳イエネコ)が糖尿病と診断を受けてから半年程になります。数ヶ月前に麦さんのこのブログに辿り着きまして、それから沢山参考にさせて頂き、沢山励まされてました。今更ながら一言お礼したかったのです。ありがとうございます!
うちの猫(アズさん)は今のところインスリンの投与は見合わせていて、飲み薬と食事療法で頑張っています。
私はアズさんが糖尿病と診断を受けた日の夜から、ショックで喘息の発作起きる位メンタル弱めなので、その日から2週間程は泣き暮らしたのですが(死刑宣告受けたみたいでした)、むーさんのインスリン離脱の記事とか色々希望持てて。少しでも長く一緒に幸せな時間を過ごす為に、病気と上手く付き合っていこう!って出来るだけ気楽に頑張っています(^-^)
どんどん手足の筋肉が落ちてきてるのが心配ですけれど…

むーさんの病状、進行進まない様祈ってます。
むーさん、麦さんと一緒に暮らせて幸せな猫さんですね(*^^*)

それでは、またお邪魔しますね☆
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Unknown (レンレン)
2010-01-22 22:20:46
猫って絶対に自分の可愛さを知ってると思うことがあります。壁紙をビリビリにされようと、大好物を盗み食いされようと、あの可愛い仕草ですり寄られたら、イチコロです。
確かにむーちゃんの後姿、人生を悟った風格がありますね。
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Unknown ()
2010-01-23 08:41:33
あずみみさん>
はじめまして!コメントありがとうございます。
むーが糖尿病の診断を受けたときは私も相当ショックを受けました。驚き、不安、自責の念、、、そんなものがグルグル頭を巡りますよね。でもあずみみさんも私もショックから立ち直って愛猫の糖尿病に正面から向き合えたことに自信をもって良いと思います。大丈夫、あずみみさんも十分に心の強さをお持ちですよ!
アズさんは飲み薬(SU剤ですか?)と食餌療法で血糖値をコントロールしているのですね。むーは食餌療法とサプリ(ビタミンB系)では全く血糖値をコントロールできなかったので、ちょっと羨ましいです(笑)
手足の筋肉が落ちてきている、というのは確かに気になりますね。血糖値や体重はいかがですか?気になる点は獣医さんと相談されて、現状と見通しに納得できるとよりのんびり糖尿病とお付き合いできると思いますよ。お互いがんばりましょう!

レンレンさん>
そうそう、絶対にわかって可愛い振りをしてますよね!他人に媚を売っているのを見ると「卑怯なやつめ~」と思うのですが、いざ自分に擦り寄られると「卑怯なやつめ~(はぁと)」になります。弱いな、オレ(笑)
この術って人間でも身につけている方っていますよね。男性でも女性でも。持って生まれた才能なのでしょうか・・。
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Unknown (あやぞっ)
2010-01-23 22:46:59
こんばんは。
ご実家の猫(確定前?)のマルちゃん、
人に飼われる術を知っているうえに猫付き合いも上手とは、本当に「うまい」猫ですね。
うちの末っ子のキジトラも同じような感じで、これまた同じくものすごい暴れん坊。
キジトラはやんちゃだと、猫好きさんに言われました。
あちこちのブログを拝見するかぎり、
本当に柄で性格が違うのではないかと思ってしまいます。
多分に私の思い込みを含んでいますがね(汗
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Unknown ()
2010-01-24 09:51:51
あやぞっさん、コメントありがとうございます。そうなんです、「うまい」猫でした(笑)
体の柄と性格が関係するか?んー、それは面白い視点ですね!クロくんもウチの黒猫のように温厚で人懐っこく、でも猫付き合いは苦手だったりしますか?

生物学的に考えると、人間の血液型性格診断と同じで本当に柄と性格が関係するか疑問ですが、猫の場合品種として柄と性格が偏った集団が確立されているので、それに由来する柄と性格の関係性があるかもしれませんね。
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Unknown (あずみみ)
2010-01-25 02:40:57
麦さん、温かいお言葉ありがとうございます!お礼のつもりが逆に励まされてしまいました(*^^*)
アズさんの薬は『血糖値を下げる薬』としか聞いてないのですが、副作用等の心配は無いとの事です。10日毎の病院での検査では、血糖値は400以上、尿糖値も大体1000位で、ケトン体も1±が現れたり消えたりでかなりナーバスになりそうなのですが(>_<)、たまに尿糖値が50とか?血糖値も200台になったりとか?で、先生も判断しかねる様子です。あまり大きな街ではないですし(函館市です)、動物病院はあちこち在ってもこぢんまりと言うか。実際、今行ってる病院でも糖尿病の猫さんは久しぶりでましてインスリン使う治療はここ2、3年してないと。『何も治療しなくても治っちゃう猫ちゃん、たまに居るんだよね~。本当に。あと、血糖値400超えててインスリンで200台に下げちゃうと逆に具合悪くなって入院しちゃう猫ちゃんも居るから、難しくて!』って(T_T)
今のところアズさんは体重は6㎏程から5㎏弱に減りはしたものの、食欲旺盛で毛艶も良く元気なので様子見なのですかね?糖尿病で筋肉落ちる猫さんもやっぱり居るみたいですし(人間の糖尿病でもやはり筋肉は溶けてしまう様です)。
病気というリスクを背負っていても不自由の無い毎日を過ごして欲しいと願うばかりです(;´д`)
長々と私事になってしまってごめんなさい!知り合いに糖尿病の猫さん居ないので、と言うか猫さん飼ってる知り合いも殆ど居なくて…、ここぞとばかりでした。申し訳ないですm(__)m
…こたつ、羨ましいなぁと思って記事読まさせて貰ってました(^-^)こっち(北海道)では見たこと無いので憧れですよ!猫とこたつ☆あと、アズさんもキジトラです☆

むーさんの幸せな毎日を祈って(*^^*)


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ごめんなさい!続きです! (あずみみ)
2010-01-25 03:16:03
尿糖値がたまに50とか?血糖値が200台とか?で先生も判断しかねる様子です。あまり大きな街ではないですし(函館市です)、動物病院はあちこち在ってもこぢんまりというか。実際、今行ってる病院でも糖尿病の猫さんは久しぶりで、しかもインスリン使う治療はここ2、3年してないとの事です。『何も治療しなくても治っちゃう猫ちゃん、たまに居るんだよね~。本当に。血糖値400超えててインスリン使って200台に下げちゃうと逆に具合悪くなって入院しちゃう猫ちゃんも居るから、難しくって!』って(;´д`)
アズさんは6㎏強有った体重がこの数ヶ月で5㎏弱に減りはしたものの、食欲旺盛ですし毛艶も良く元気なので様子見なのですかね?あと、糖尿病の猫さんは筋肉落ちる子も居るみたいです(人間の糖尿病でもやはり筋肉が溶けてしまう様です)。
病気というリスクを背負っていても不自由無く幸せな毎日を出来るだけ長ーく過ごして欲しいと願うばかりです。
長々と私事になってしまいました。ごめんなさい!
知り合いに糖尿病の猫さん居ないばかりか、猫さん飼ってる知り合いが殆ど居ないので、ここぞとばかりで申し訳ないですm(__)m

あ、こたつ。羨ましいなぁ、と思って記事読まさせて貰ってました(^-^)函館(北海道?)では見たこと無いので憧れですよ!猫とこたつ☆因みにアズさんはキジトラです☆

むーさんの幸せな毎日を祈って(*^^*)
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Unknown ()
2010-01-27 06:56:59
レスポンス遅れてすみません。本業の方で煮詰まってました(^^;

治療の選択は難しいですね。特にインスリンはメリットも大きい一方で、低血糖のリスクが本当に怖いです。たまにアズさんの血糖値が自然に低下していたりするのであれば、低血糖を想像してインスリン治療にを踏み出せないのもわかる気もします。

結局のところ治療のメリットとリスクの天秤で、絶対の正解は無いのだと思われます。ただ個人的には血糖値が400以上(空腹時ですか?)で体重が徐々に下がってきているとのことですので、インスリンで治療するメリットはすでにあるかもしれないなー、とも思います。もしあずみみさんがインスリンによる治療もお考えでしたら、インスリン投与後5~6時間まで誰かが一緒にいることや自宅で血糖値測定が可能かどうかご考慮されると良いと思います。

蛇足ではありますが、アズさんのためを思ってあずみみさんが無理なく選べる治療がベストの治療です。それだけは間違いありませんから、自信持っていきましょう!

ちなみにこたつが北海道にないとはかなり意外でした!北海道の住宅は室内暖房がしっかりしているのでこたつの必要がないのでしょうか・・。こたつは気持ち良いですが、そのまま冬眠したくなるので北海道方式の方がある意味健康的かも、です(笑)
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