週末、田んぼの用水路でマツモムシを見つけました。 いや~、この歳になっても水生昆虫には何か心くすぐられます。 子供の頃にはタイコウチを飼ってたっけかな。
マツモムシはカメムシの仲間(半翅目)ですが、地上に暮らすカメムシとは異なり泳ぐためのオールのような足や、空気を溜めるための微細な体毛を持っています。
なんとまあ、よく出来ていることか・・・
マツモムシ(の形状をした祖先)は地史学的にいつ頃現れたのでしょう? グーグルで調べてみましたがよくわかりません。 しかし、半翅目の起源はペルム紀(古生代の末期、二畳紀とも呼ばれる、2億2000~8000年前)まで遡れるようです。
つまり、恐竜のいた中生代にはすでに「マツモムシ」的な形態に進化していた可能性が高いと思われます。
ところで先日、こんなニュースもありました。
ジュラ紀のビーバー!?モンゴルの地層から化石 (読売新聞) - goo ニュース
うーむ。 想像するに、ジュラ紀の沼地というのは、、、
巨大な樹木が生い茂り、
ビーバー型の哺乳類が泳いでいて、
マツモムシ型のカメムシが水面を踊る
そんな場所だったのかもしれませんね。
そこでフライ(毛鉤)を投げたら、、、
水面がばちゃっと割れて、
古代魚がぐぐぐっと竿をしならせたりして・・
うあぁ、ロマンス・・・