蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

笛の音色♪

2017年07月18日 23時53分45秒 | 日記

「奇想竹取物語 KAGUYA」の舞台音楽のうち
重要な要素の一つに「篠笛」がある。

2011年に上演した時は
竹笛奏者の後藤氏に出演していただいたが
今回は諸事情により録音音源で行くことに^^;

基本的に舞台音楽は全てMMP(夢幻音楽プロジェクト)が作曲。
プロジェクトリーダーはメンターさん。

ただ今回の篠笛だけは、愁那さんにお願いすることにした。
愁那さんは、舞響太鼓の篠笛奏者。
可能なら出演していただきたかったが
本番初日の都合がつかず、篠笛を演奏していただき
それを録音して参加していただくことになった。

ご本人から

自分で作曲しても良いですか?

という問い合わせがあり、メンターさんに相談して
笛の音色は愁那さんが作曲したメロディを
使わせていただくことに。

これが素敵な曲なんです♪
タイトルは「天海月(あまみづき)」

舞台音楽は基本的に私がタイトルをつけるんだけど
この曲に関しては、歌詞がないので
愁那さんに命名していただきました。

どのシーンで流れるかは・・・

ご覧になってからのお楽しみ♪ ということで(^^)

そうそう!

先日、舞響太鼓さんのライブに行って来ました。

その日は、朝から衣装生地裁断。
衣装担当の北村さんがパターンを作成してくれて
劇団員、研修生、キャスト、ボランティアスタッフさんで
次々と大量の生地をチョキチョキ裁断していく。

私はその傍らでキッズの稽古をつけたり
音響台本を作成したり・・・

16:00頃、シンセサイザー奏者として出演していただく
中村ひろこさんが台本やチラシを取りに来てくださった。
舞台音楽の説明をしているうちに、気づけば17:00!

お手伝いいただいた皆さんに御礼のお声がけをして
17:20頃、稽古場を出発。

途中で差し入れのお菓子を購入してライブ会場へ。

18:00開演だと思い込んでいたんだよね。

17:50頃、会場の若里文化ホールに到着し

 ふぅ…間に合った・・・

と思ったんだけど

 あれ?太鼓の音色が聞こえる・・・
 もしや開演時間を間違えた?!

はい。17:30開演でした。。
どちらにしても、間に合わなかったと思うけど・・・

以前から舞響太鼓さんのライブに行きたいと思いながら
いつも予定がバッティングしていて
今回が初鑑賞の機会だった。
できれば最初から拝聴したかったなぁ・・・

少々落ち込みつつ、場内へ入場。

ちょうど篠笛の演奏が始まったところで
愁那さんの音色が聞けて良かった(^^)

声楽隊miyu*さんが特別出演していてビックリ!
アカペラの歌声、迫力がありました(^^)
太鼓の演奏も勇壮でダイナミックだったし
トークもなかなか面白かった♪
若いエネルギーに溢れたチームでした。

「石の城」の公演時に太鼓奏者として参加してくれた
セナ君もこのチームの太鼓奏者。
当時は小学生だったが、今はもう中学3年生(かな?)
太鼓が凄く上手くなっていて驚いた!
また夢幻の舞台で演奏してもらいたいなぁ~

ラストの太鼓演奏は圧巻でした!

私は太鼓の音色が好き。
眠っている何かを掻き立てる音色なんだよね。

舞台音楽の場合、太鼓の音は大き過ぎて
音響さん泣かせの楽器ではあるが
いつか太鼓集団の人たちとコラボで創り上げる
音楽劇を上演してみたいなぁ・・・と。

いつの日か、そんな日が訪れますように(*^^*)