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魔法つかいプリキュア! 第43話感想

2016年12月05日 | 魔法つかいプリキュア!
 「魔法つかいプリキュア!」第43話「いざ妖精の里へ! あかされる魔法界のヒミツ!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 前話の続きです。妖精の里に来たみらい達は、目の前に広がる綺麗な光景に見とれます。
 
 そんな中、ことはは、元の妖精の姿に戻っていました。
 
 その直後、妖精の里の女王がチクルンに声をかけてきました。
 女王とチクルンは、互いの元に近付きます。
「チクルン・・・。チクルン・・・!」
「女王さま・・・。」
 

「チクルン・・・。」
「女王さま・・・。」

 こうして感動の再会を果たしたと思われましたが・・・、
「チクルン。今までどこをほっつき歩ってたのです! 悪い子には愛のチクチクです! 」
 
 背景やBGMが感動どころに持っていってたのに、変に落とすな。こういうのは、「プリパラ」でお腹いっぱいです。(笑)
 しかも、女王のお仕置きが大した事ねぇ。むしろ、「いい歳こいて、彼女もいなければ、女児向けアニメに熱中している、変態でどうしようもない私めにも、愛のチクチクをお願いします!」と思ってしまった・・・(笑)。女児向けアニメで考えると、お仕置きとしては、これくらいマイルドなのがちょうど良いのでしょう。



~ Aパート ~
 この妖精の里は、霧が深く、妖精の他には誰も立ち入れる事のない場所。ここを訪れた人間は、みらい達が初めてのようです。
 女王の案内の元、みらい達は、妖精達の住む城に着きました。
 その後、妖精達はみらい達に、花粉のパンケーキなどを振る舞い、みらい達は美味しくいただきました。
 

 周りの妖精達は、みらい達の食べっぷりに驚きます。また、チクルンが里からいなくなって女王はすごく心配していた事を、チクルンに話しました。それを聞いて、気まずく感じるチクルン。
 


 少しして、リコは、どうしてことはが妖精の姿になったのか、疑問を感じます。
 はーちゃんは、ここの景色を見ていたら、23話で語っていた「花の海」の事を思い出したと言います。気付いたら、こうなっていたとか。
 女王は「花の海」について聞いた事があるようで、かつて世界を覆っていた美しい花園が「花の海」と呼ばれていたそうです。
 しかし、女王が知っているのはそれだけ。彼女は、女王になってからまだ日が浅いそうです。それでも、3,000年は経っています。
 先々代の、そのまた先々代の女王なら、もっと詳しい事を知っているようですが。
「先々代の、そのまた先々代って・・・。」
 

「お呼びかの?」
「ご紹介しましょう。先々代の、そのまた先々代の女王。人呼んで『レジェンド女王』です。」

「ご・・・、」
「ご健在なのね・・・。」
 

 まったくだよ。BGMが暗かったから、もう亡くなったものだと思っていたのに。こういうのは、「プリパラ」で(以下略 & 笑)
 しかも、「先々代の、そのまた先々代」って、どうにもややこしい・・・。「4代前」と簡潔に言おうぜ?(笑)


 レジェンド女王は、はーちゃんを見て、何かを感じます。

 その頃、オルーバは、前話と同じく、闇の本を読んでいました。そんな中、クモが入り込んできました。
 オルーバは、試したい事があると、ムホーの力を使います。

 少しして・・・、
「花粉のカステラと、薬膳茶。寿命が伸びる思いだ事・・・。」
 37話の校長といい、薬膳茶って本当にすごいんだな・・・。これは、通販で1年分購入を検討すべきか・・・。何年経っても見た目が変わらなければ、24時間戦える!(笑)

 レジェンド女王は、魔法界とナシマホウ界の者達が手を携えて里に来た事を歓迎し、さらに、はーちゃんを見て、古い物語について話します。

 同じ頃、校長はリアンから、「大いなる災い」とこの世界には深い関係があると報告を受けていました。
 魔法界で使われている文字は、ナシマホウ界にもあったとの事です。それも、魔法界の歴史に記されているナシマホウ界の発見よりも、はるか昔だとか。

 一方、レジェンド女王は、古い伝説について話していました。
「昔々、ある所に、人、動物、妖精や精霊達、あらゆる者が仲良く暮らす楽園があったのじゃ。その世界は一面の花に覆われ、みんな仲良く暮らしておった。」
 
「そして、その中心には、世界を見下ろすほどの大きな木がそびえ、そこには、あまねく命の母・マザーラパーパが、我々を見守り、恵みを与えて下さったのじゃ。」
「ラパーパ様の祝福の元で、幸せの時は長く続いておった。」

 

 

 
「しかし・・・、災いが突然現れた。天を引き裂き現れた、終わりなき混沌・デウスマスト。」
「眷属を率い、世界を飲み込もうとする混沌に、ラパーパ様は1人で立ち向かわれた。」
 
「そして、長く苦しい戦いの末、ラパーパ様は眷属を封印し・・・、」
 

「ついに、終わりなき混沌を遠い彼方へと追い払われたのじゃ。」
 
「しかし・・・。戦いに傷付いたラパーパ様は、その依り代たる世界の中心、母なる木と共に、大地から離れていかれた・・・。」
 

 

 


 
「そして、ラパーパ様を失った大地は、その姿を大きく変え、母なる木もまた、時空の狭間を漂ううちに、やがて、1つの世界を形作った。」

 

 
 それが魔法界。魔法界を支える大樹こそが、母なる木。そして、残された大地が、ナシマホウ界。
「みんなの記憶から、歴史からも忘れ去られるほどの、遠い昔の出来事じゃ・・・。」
 
「『花の海』って、そんな大昔の事、どうして私、憶えてたんだろう・・・?」
『はーちゃん・・・。』
 

 ちょうどその時、何者かが、しみったれたムードじゃないかと声をかけてきました。声の主は、スパルダ。
「久しぶりだね、プリキュア。」
 


~ Bパート ~
 スパルダがここにいるのは、先程オルーバがムホーの力で蘇らせたためです。スパルダは、はーちゃんを見て、16話で撃退された事を思い出し、復讐に燃えます。
 そして、ヨクバールを召喚。
 ヨクバールの攻撃で、里に被害が行きます。この現状に、チクルンはスパルダに抗議します。
「里を傷付けるんじゃねえ・・・。女王さまをこれ以上悲しませるんじゃねえ・・・!」
「よく言うよ。女王に叱られるのが怖くて、逃げ回っていたクセに。」
 
「オイラが間違ってた・・・。オイラがバカなせいで、女王さまにすげー心配かけちまった・・・。」
 
「もうこれ以上、女王さまを悲しませたくねえんだ・・・! だから、やめてくれ・・・!」
 しかし、スパルダは、知った事かと、チクルンを弾き飛ばします。傷付いたチクルンを心配する一同。
「何て事を・・・。何て事をするの・・・!」
 

 
「みんな!」


 
 という事で、3人は、プリキュアに変身。ミラクルとマジカルは、サファイアスタイルに。

 ヨクバールの激しい攻撃に、ミラクルとマジカルは地に落ちそうになり、追撃されそうになりますが、フェリーチェが間に入り、ピンクトルマリンのリンクルストーンの力で、ヨクバールを吹き飛ばします。
「これ以上、みんなの大切な里を、傷付けさせはしない!」
 
 そして、エメラルドリンカネーションでヨクバールを撃退します。
 しかし、スパルダが、フェリーチェを捕縛しようとクモの糸を出してきました。ですが、これは、ミラクルとマジカルが間に入り、手刀で糸を切りました。
 その後は、エクストリームレインボーを放ちます。スパルダは、プリキュアの力に対抗しきれず、またしても撃退されました。

 直後、フェリーチェは、安らぎの表情でレジェンド女王を見ました。
 
 スパルダは撃退されたものの、闇の力を残したクモが残っており、オルーバはムホーの力で再度復活させました。
 

 
 オルーバは、ちょっとした収穫もあったと言い残し、スパルダと共に撤退します。

「あの時、マザーラパーパはおっしゃられた。いつか必ず、世界は結ばれる。そう魔法をかけたと。」
「魔法は願い。奇跡を願う思いが強まり、いつか世界に届いてくれるよう、祈りを込めて与えた魔法の名前。それが、『プリキュア』。」
「私が知っている事は、これですべて。」


 その直後、アメジストのリンクルストーンがリンクルスマホンにセットされ、再び扉が現れました。戻るようにと扉が言っていると、レジェンド女王は言いました。
 それを聞いたチクルンは、寂しそうな表情を浮かべます。
「行っちまうのか・・・?」
「また遊びに来るモフ・・・。」
「モフルン・・・。」
 

 

「チクルン?」
「いけね。目にゴミが!」
「お前ら、寂しいだろうからよ、またオイラが遊びに来てやるよ!」
「チクルン・・・。」
 
「きっとモフ。」
「はー!」
「今度はちゃんと、女王様にお許しをもらってからね!」
「あたぼうよ!」
 

 
「じゃあね、チクルン。」
「色々ありがとう。」
「元気でね・・・。」
「おうよ・・・。」
 

 

「ありがとな・・・。」
「ラパーパ様は、もういらっしゃらないけれど、彼女達プリキュアがきっと世界を・・・。」
「ええ。プリキュアが世界を結ぶ・・・。」


 みらい達は、魔法学校に戻ってきました。
「『花の海』の事、ちょっとだけ分かったけど、他の分からない事が沢山増えちゃった・・・。でも、大丈夫・・・。だって・・・、みらいとリコ、モフルンがいるから!」
『はーちゃん・・・。』
 

 

 今回は、これで終了です。


 今回は、月が変わって最初の回でしたので、エンディングが変わりました。
 そういや、先月って、7月バージョンと少し違ってたんですね。以下、比較画像です。「はちゃめちゃわちゃわちゃでコメンネ」の部分で比較します。
 7月バージョン

 11月バージョン
 よく見ると、地球に描かれているのが、モフルンになってるんですね。他のレビューサイトを見るまで気付かなかったです・・・(汗)。これは、劇場版の告知的なものだったのでしょうね。

 まあ、そんな事よりも、今回はどうなったかですよね。それについては、ここで述べると長くなりますので、後述します。



次回:「モフルン大奮闘! みんな子供になっちゃった!?
 ある日、突然、何かが光って、みらい、リコ、ことはが、小さな子どもになってしまいました。
 みらい達は、校長に相談しようとしますが、鳥を魔法のホウキで追いかけたり、魔法で部屋いっぱいのパンケーキを出したりと、元気に遊んじゃいます。
 そこに、オルーバが蘇らせたガメッツが現れました。しかし、大きなパンケーキでお腹いっぱいになったみらい達は、お昼寝しています。
 そこで、モフルンがプリキュアの代わりに戦おうとしますが、一体どうなるのか? そして、みらい達は元に戻れるのか?


 今回のエンドカード
 随分女児受けしやすそうなエンドカードですね。こりゃもう、次回が楽しみ過ぎて、ワクワクもんだぁ!(今回、みらいの口癖がありませんでしたので、私が代わりに使いました(笑))


【まとめ】
 妖精の里に来たみらい達は、はるか昔、デウスマストにより魔法界とナシマホウ界に分かれた過去を知り、チクルンと別れました。

 という事で、今回は、23話でことはが思い出していた「花の海」の事や、元は魔法界とナシマホウ界が1つの世界だった事など、様々な謎が明かされました。
 世界が1つだった頃には、「マザーラパーパ」という、あまねく命の母がおり、彼女の祝福の元で、安定した世界が保たれていましたが、はーちゃんは、その生まれ変わりみたいなものなのでしょう。フェリーチェの変身時の名乗りセリフには、「あまねく命に祝福を」とありますし、外見についても、マザーラパーパとフェリーチェはすごく似ていますし。
 ことはが「花の海」の事を憶えていたのは、マザーラパーパだった時の記憶が断片的に残っていたからなのでしょう。
 妖精の里に来てすぐに妖精になったのも、あるべき姿に戻ったと考えられそうです。本来は妖精としてスクスク育ってマザーラパーパに戻るつもりが、何らかのアクシデントで人間態になったのでしょう。それが、今回、自分の育つべき地で自分の役目を思い出し、妖精の姿になったのかもしれませんね。
 また、27話のバトルシーンで、ラブーの口から「デウスマスト」という言葉が語られた時に、フェリーチェがすぐに立ち上がっていましたが、これも、はーちゃんとマザーラパーパが同一である事を確信づけさせるものでしょう。マザーラパーパにとって、デウスマストは因縁の相手。それゆえ、身体が本能的に動いたと思われますね。

 他に気になる要素は、マザーラパーパが、デウスマストとの戦いで傷付いて大地から離れた時に、2つの輝きを残していた事ですね。
 これらは、ダイヤのリンクルストーンなのかもしれませんね。デウスマストを追い払った時の描写が、ダイヤモンドエターナルを連想させますし。
 マザーラパーパは、ダイヤのリンクルストーンを手にした者に、世界の「再生」を託したのでしょう。それも、その2人は、別世界の者だという条件付きで。2つに断たれた世界を1つにするには、互いの世界の良いところを知らなければ、不可能でしょうしね。
 そして、マザーラパーパがいなくなってから長い年月を経て、住む世界の違うみらいとリコがプリキュアに選ばれたのだと思いますね。

 今までみらい達は、かけがえのない「日常」を守るためにプリキュアの力を振るっていましたが、「プリキュア」の本当の意味を知った事で、その意識は変わったでしょう。世界の「再生」が託されているというのは、14歳の女の子達には、あまりにも重い使命なんじゃないかと思います。
 さらに、ことはにとっては、それ以上に過酷な運命が待ち受けているでしょう。マザーラパーパの生まれ変わりである可能性が高いとなれば、世界が1つに戻った時に、再びあまねく命の母として遠くから人々を見守らなければならず、みらい達と一緒にいられる事はなくなってしまうかもしれないでしょうから。
 もっともそれ以前に、オルーバに「ちょっとした収穫」を得られた事が暗雲を漂わせている事でしょう。それは、はーちゃんとマザーラパーパが同一である事だと思われ、オルーバにとって、マザーラパーパは、かつての戦いで自分を封印した憎き敵。
 となれば、力のない今がチャンスだと、一転攻勢に出てくる事が考えられるでしょう。それも、これまでのバトルで、オルーバは本気を出していないだけに、より危険度が増したと思います。

 ですが、ことはは1人ではありません。ラストで言っていたように、みらい、リコ、モフルンがいます。はるか昔のデウスマストとの戦いでは、たった1人で戦っていましたが、今は仲間、いや、友達がいてくれるのですから、あの時のような悲劇は起こらないでしょう。
 デウスマストは、あの時以上に力をつけているのかもしれませんが、1人ではできない事も「他者との繋がり」があれば、できる事は沢山あり、皆一緒にいられる未来をも作れると信じています。もしかしたら、マザーラパーパとして世界に祝福を与える役目を選び、みらい達と別れてしまうのかもしれませんが、そうなったとしても、今回のチクルンのように、良い別れになると期待したいものです。
 最終回でことはがどうなるのかは分かりませんが、今はこれまで通り、みらい達と一緒に幸せな時間を過ごして、私達視聴者に、屈託のない笑顔を見せ続けてほしいもの。そんな笑顔がTV本編で見られるのが残り2か月ないのは寂しいところではありますが、その分、これまで以上に、目の前の1話に熱く注目していきたいと思います。



 まとめ部分は、これで以上です。

 最後に、後回しにしたエンディング変更部分の画像を挙げていきます。今回は、比較画像は出さず、新しい画像だけを載せます。
 

 

 

 

 
 今月は12月。クリスマスがある月ですので、クリスマスケーキの上でダンスするというものになりました。スイーツだらけの中でのダンスは、本当に良いですね。

 また、カメラワークは、「M.A.H.O M.A.H.O」が9月バージョンと同じだったのを除いては、8月バージョンと同じでした。
 8月バージョンは、後半入ってからのプリキュア3人のアップがすごく気に入ってましたので、これがまた見られたのは本当に嬉しいです! よーし、これで、彼女のいないクリスマスも問題なく戦える!(そんな事書いて空しくならないか、お前?(笑))

 来月は今作の最終月となりますが、来月はどんなエンディングになるのか? 新たなエンディング映像が見られるのがあと1回だけというのは寂しいものですが、その分、来月はものすごく期待したいと思います!
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