「Go!プリンセスプリキュア」第41話「ゆいの夢! 想いはキャンバスの中に・・・!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ゆいは絵を描いていました。
ゆいが描いたのは、前話で炎が灯った城。城に炎が灯り虹が出た時の光景が忘れられず、その感動を絵に残しました。
はるかときららは、上手く描けていると絶賛します。
みなみは、今、夢ヶ浜美術館で絵画コンクールをやっているので、ゆいも出品してみてはどうかと言います。ゆいは、絵本作家になる夢に近付けるかもしれないと、出品する事を決めました。
オープニングは通常バージョンに戻りました。劇場告知バージョンの時に、新しいキャラが出たり、ストーリーが進んだりなどして、一部が変わりました。
まずは、21話以来の、はるかとカナタが向き合う構図が復活。やはり、ここは、こうじゃなきゃ!
続いて、主題歌紹介部分では、多くのキャラが追加されました。
一方、オープニング直後の提供画像は劇場告知動画に。本当に、劇場告知にかなり力を入れてますね。
~ Aパート ~
コンクールのテーマは「みんなの笑顔」。
という事は、皆が笑顔になれるような絵を描く事が求められます。しかし、技術や構図、テーマに沿ったオリジナル性も求められるだろうと、ゆいは考えます。
そんな中、ゆいは絵を描こうとしますが、コンクールとなれば、出品者のレベルは高いだろうし、いいかげんなものは描けないと、プレッシャーを感じていました。
「わ、私に、できるかな・・・。」
それから時が進み、辺りは夕方になりましたが、ゆいは、なかなか良いものが描けずに悩んでいました。
そんな中、はるか達は、カナタの今について話していました。
カナタは、調べたい事があって、ホープキングダムにいる事。炎の城にある、はるか達の世界とホープキングダムを繋ぐ扉で行った模様。あの城周辺は安心だし、ロイヤルキーの力で、はるか達の世界と簡単に行き来できるから大丈夫だと、ミス・シャムールは言います。
それを聞いて、はるか達も、プリンセスレッスンに励みます。ゆいを残してレッスン空間へ移動し、ゆいも、コンクールに向けて頑張ろうと意気込みます。
さらに時が進み、辺りは暗くなりました。ゆいは、寮の自室で絵を描きますが、納得できる絵が描けません。そう悩んでいるうちに、ゆいは眠ってしまいました。
ゆいが目覚めた時には朝になっていましたが、ゆいには毛布がかかっていました。さらに、ケーキの差し入れと置き手紙も。
はるかの気遣いに、ゆいは嬉しく感じます。
少しして、ゆいは、外に出てケーキを食べました。ケーキは美味しく、ゆいは元気が出ましたが、何を描いたらいいか思い付かないのは変わりません。
そこに、学園長であるゆめが声をかけました。ゆいは、コンクールに出す絵がなかなか思い付かない事を話します。
そんなゆいに、ゆめは、あまり思い詰めないようにとアドバイスします。
その後、ゆいは、テニスの練習に励んでいるゆうき、演劇の練習に励んでいるケンタなどを見ます。
自分達の夢に向かって頑張っている彼らを見て、ゆいは、取り残されているような気持ちを感じます。
「夢を目指す生徒が集まる、ノーブル学園か・・・。私、ここにいて良いのかな・・・?」
コンクールが近付いたある日、ゆいは、コンクール出品を諦める事を、はるか達に打ち明け、部屋を出ました。
一方、ディスダークでは、クローズがストップとフリーズに、より強い絶望をプリキュア達に見せるよう、出撃を指示しました。
~ Bパート ~
少しして、ゆいは、ゆめと多くの子供達を目にしました。
これは「青空絵画教室」というもの。ゆめは、時々こうして、子供達に絵を教えているそうです。
その直後、ゆいは、1人の女の子が色んな色を使って絵を描いているのを目にします。
そうしているのは、可愛いから。
「確かに可愛いね。絵描くの好きなの?」
「大好き!」
「どうして?」
「だって・・・、楽しいんだもん!」
そう聞いたゆいは感心し、ゆめも、素敵な絵だと褒めます。
その後、ゆいは、ゆめと一緒に話し合っていました。
「そういえば、コンクールの絵の方は順調かしら?」
「それは・・・、実は、諦めようとしていました。コンクールで入賞する事ばかり考えて・・・、それで、大切な事が見えていなかった。忘れていたのかもしれません。絵を描く楽しさを。」
描きたいものはハッキリとは見つかってはいないものの、イメージは掴んでいました。そして、ゆいは絵を描きます。
ちょうどその時、ストップとフリーズが現れました。ストップとフリーズは、子供達に目をつけますが、ゆいが間に入って守ろうとします。
ストップとフリーズは、そんなゆいを絶望の檻に閉じ込めようとしますが、ゆいは抵抗します。
「あなた達の思い通りには、ならない!」
しかし、ストップとフリーズは力を強めます。
「私の・・・、夢は・・・。」
同じ頃、はるか達は、ゼツボーグの気配を感じ、変身します。
すぐに、フローラ達はゼツボーグと対面。今回のゼツボーグは、こちら。
直後、フローラ達は、子供達を避難させているゆめを目にし、ゆめに逃げるよう言います。
しかし、ゆめは、もう誰も犠牲にさせないと返します。ゼツボーグの素体になったのは、ゆいでした。
その後、ゼツボーグの攻撃をトゥインクルが抑え、ゼツボーグを何とか対処できる事をアピール。ゆいは、無茶はしないようにと言い残して、場を去ります。
「夢なんていらない・・・。絵本なんて、どうでもいい・・・。」
絶望の檻の中でそう落ち込むゆいでしたが、フローラ達の戦う姿が目に入り、気力を取り戻します。
「私の描きたいものは・・・、私にしか描けない、つよく、やさしく、美しい、プリキュアの姿!」
「出なきゃ! ここから!」
ゆいのその気持ちに合わせて、かすかに、フローラ達が目にしているゆいの口や眉が動きました。
「出てみせる! 私は描かなきゃいけないの!」
ゆいの希望の力に、ゼツボーグの力が弱まり、フローラ達は、グランプランタンでゼツボーグを浄化しました。
ストップとフリーズが撤退後、フローラは、ゆいを解放しました。
「自分にしか描けない物語を描いて、夢の力と、夢を守る事の大切さを伝えたい・・・。」
それが、ゆいの夢です。
「私ね、みんなが戦っている姿を見て、はっきりと分かったの。私が描きたいものは、夢を守るために戦うみんなの、プリキュアの姿なんだって! だから、コンクール、もう1度頑張ってみる! 夢の力を沢山の人に伝えたいから、だから、私、描くね!」
少しして、ゆめは、白金らを連れて戻ってきましたが、誰もいませんでした。白金は、夢を守って戦うプリンセスが何とかしてくれたのだと察します。
それから後日、ゆいは、コンクールに出品する絵を描き上げました。はるか達が、素敵だと絶賛すると、ゆいは嬉しく感じます。
ゆいが描いたのは、プリンセスプリキュア。タイトルは「夢の虹」。
「少しでも多くの人に、輝く夢の力を届けられますように。」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、マーメイドパートでした。マーメイドパートは3回なのに対し、他キャラパートは4回ですので、回数合わせのために、今回はマーメイドが出たのでしょうね。
また、今回のエンディングも、始めの約7秒間は劇場版仕様でした。
次回:「夢かプリキュアか!? 輝くきららの選ぶ道!」
きららが、ニューヨークで開かれるファッションショーに出る事になり、世界で活躍するモデル達に仲間入りできるチャンスを掴みました。
そんなきららのアシスタントに、新人モデルの「かりん」がつきました。
かりんには、大きな夢があるようですが、それは、ただのモデルのようではないようで? かりんの夢は、一体何なのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。
【まとめ】
絵画コンクールに、どんな絵を出品しようか悩んでいたゆいでしたが、子供達が楽しく絵を描いている姿を見て、夢を守るために戦うプリキュアのつよく、やさしく、美しい姿を描く事を決めました。
という事で、今回のテーマは、「夢は楽しく追うもの」ですかね。今回は、ゆいの絵本作家になる夢に合わせて、「絵は上手く描く事よりも、楽しく描く事が大事」という事が描かれていましたが、他の夢についても、応用できるでしょう。
夢を叶えるための実現過程において、夢に向かって頑張ってきた成果を試す場は、いくらでもあります。たとえば、スポーツ選手が夢ですと試合、モデルや俳優などが夢ですとオーディションがそうですね。
そういう場で良い結果を残せれば、夢に対して大きな自信になると思うと、良い結果を出したいと励むのは、必然の流れです。
しかし、その意気込みがエスカレートすると、良い結果を出す事がプレッシャーとなり、前に進めなくなる事もあります。
それに、良い結果を出す事に手段を選ばなくなる事もあるでしょう。たとえば、野球ですと、強打者を徹底的に敬遠して、他の打者でアウトカウントを稼いだりするのは、よくありますよね。スポーツ全般的に、優勝可能性の高い選手を意図的にケガさせて、試合出場を諦めさせるなんて事も、よくある話だと思います。
「勝てば官軍」という言葉もありますが、卑怯な事をしてまで良い結果を出したとしても、そこに価値はないでしょう。それは、「夢に近付いた」なんて、とても言えませんよね。
試合やコンクールなどで勝つ事は大事ですが、それは、「楽しむ」事が前提にあってこそなのでしょう。それがなくなると、良い結果を出す事がプレッシャーとなったり、良い結果を出す事に手段を選ばなくなったりするのでしょうね。
結果はどうあれ、「今」を楽しむ事が、まず大事なのでしょう。たとえ、夢を叶えるまでの過程が遠く険しいものであっても、夢を叶える途中で挫折を味わったとしても。
その途中で「楽しさ」を忘れかけたら、39話のはるかのように、子供の頃の純粋性に触れるなどして、楽しかった過去に振り返るのも大事なのでしょう。今回のゆいも、子供達が楽しく絵を描いているのを見て、絵を描く楽しさを忘れていた事に気付いたあたりは、絵を描く楽しさを知っていた訳であり、楽しかった過去に振り返ったと言えるでしょうね。
そんな「楽しさ」を見つけたゆいが描いたのは、夢を守るために戦うプリキュアの姿でしたが、これは、前のゆいメイン回であった28話と上手く繋げていて良かったと思います。「夢を守るみんなの姿を、私は一番近くで見てる。戦う事はできないけれど、いつか誰かにみんなの事を伝えたい」と、あの回で言っていた事が実現した訳ですしね。
ゼツボーグの素体にされたのは3度目ながらも、絶望に抵抗するところを長く描いたり、夢を守るために戦うプリキュアの姿を描く事で、夢の価値を多くの人達に伝えようとしているあたりは、変身できなくても志はプリキュアそのものだと、改めて感じる事ができて、すごく良かったです。
そんなゆいが、ホープキングダムを取り戻したプリンセスプリキュアの活躍をどう伝えるのか楽しみにしたいですし、次回以降も、フローラ達をしっかり支えてくれる事に期待したいと思います。
~ オープニング前 ~
ある日、ゆいは絵を描いていました。
ゆいが描いたのは、前話で炎が灯った城。城に炎が灯り虹が出た時の光景が忘れられず、その感動を絵に残しました。
はるかときららは、上手く描けていると絶賛します。
みなみは、今、夢ヶ浜美術館で絵画コンクールをやっているので、ゆいも出品してみてはどうかと言います。ゆいは、絵本作家になる夢に近付けるかもしれないと、出品する事を決めました。
オープニングは通常バージョンに戻りました。劇場告知バージョンの時に、新しいキャラが出たり、ストーリーが進んだりなどして、一部が変わりました。
まずは、21話以来の、はるかとカナタが向き合う構図が復活。やはり、ここは、こうじゃなきゃ!
続いて、主題歌紹介部分では、多くのキャラが追加されました。
ティナ&わたるの右側に、みなみの両親、あすかが追加。
ゆめ&はなえの左側に、トワの両親、錦戸、ケンタ、りこが追加。
一方、オープニング直後の提供画像は劇場告知動画に。本当に、劇場告知にかなり力を入れてますね。
~ Aパート ~
コンクールのテーマは「みんなの笑顔」。
という事は、皆が笑顔になれるような絵を描く事が求められます。しかし、技術や構図、テーマに沿ったオリジナル性も求められるだろうと、ゆいは考えます。
そんな中、ゆいは絵を描こうとしますが、コンクールとなれば、出品者のレベルは高いだろうし、いいかげんなものは描けないと、プレッシャーを感じていました。
「わ、私に、できるかな・・・。」
それから時が進み、辺りは夕方になりましたが、ゆいは、なかなか良いものが描けずに悩んでいました。
そんな中、はるか達は、カナタの今について話していました。
カナタは、調べたい事があって、ホープキングダムにいる事。炎の城にある、はるか達の世界とホープキングダムを繋ぐ扉で行った模様。あの城周辺は安心だし、ロイヤルキーの力で、はるか達の世界と簡単に行き来できるから大丈夫だと、ミス・シャムールは言います。
それを聞いて、はるか達も、プリンセスレッスンに励みます。ゆいを残してレッスン空間へ移動し、ゆいも、コンクールに向けて頑張ろうと意気込みます。
さらに時が進み、辺りは暗くなりました。ゆいは、寮の自室で絵を描きますが、納得できる絵が描けません。そう悩んでいるうちに、ゆいは眠ってしまいました。
ゆいが目覚めた時には朝になっていましたが、ゆいには毛布がかかっていました。さらに、ケーキの差し入れと置き手紙も。
少しして、ゆいは、外に出てケーキを食べました。ケーキは美味しく、ゆいは元気が出ましたが、何を描いたらいいか思い付かないのは変わりません。
そこに、学園長であるゆめが声をかけました。ゆいは、コンクールに出す絵がなかなか思い付かない事を話します。
そんなゆいに、ゆめは、あまり思い詰めないようにとアドバイスします。
その後、ゆいは、テニスの練習に励んでいるゆうき、演劇の練習に励んでいるケンタなどを見ます。
「夢を目指す生徒が集まる、ノーブル学園か・・・。私、ここにいて良いのかな・・・?」
コンクールが近付いたある日、ゆいは、コンクール出品を諦める事を、はるか達に打ち明け、部屋を出ました。
一方、ディスダークでは、クローズがストップとフリーズに、より強い絶望をプリキュア達に見せるよう、出撃を指示しました。
~ Bパート ~
少しして、ゆいは、ゆめと多くの子供達を目にしました。
これは「青空絵画教室」というもの。ゆめは、時々こうして、子供達に絵を教えているそうです。
その直後、ゆいは、1人の女の子が色んな色を使って絵を描いているのを目にします。
そうしているのは、可愛いから。
「確かに可愛いね。絵描くの好きなの?」
「大好き!」
「どうして?」
「だって・・・、楽しいんだもん!」
そう聞いたゆいは感心し、ゆめも、素敵な絵だと褒めます。
その後、ゆいは、ゆめと一緒に話し合っていました。
「そういえば、コンクールの絵の方は順調かしら?」
「それは・・・、実は、諦めようとしていました。コンクールで入賞する事ばかり考えて・・・、それで、大切な事が見えていなかった。忘れていたのかもしれません。絵を描く楽しさを。」
描きたいものはハッキリとは見つかってはいないものの、イメージは掴んでいました。そして、ゆいは絵を描きます。
ちょうどその時、ストップとフリーズが現れました。ストップとフリーズは、子供達に目をつけますが、ゆいが間に入って守ろうとします。
ストップとフリーズは、そんなゆいを絶望の檻に閉じ込めようとしますが、ゆいは抵抗します。
「あなた達の思い通りには、ならない!」
しかし、ストップとフリーズは力を強めます。
「私の・・・、夢は・・・。」
同じ頃、はるか達は、ゼツボーグの気配を感じ、変身します。
すぐに、フローラ達はゼツボーグと対面。今回のゼツボーグは、こちら。
直後、フローラ達は、子供達を避難させているゆめを目にし、ゆめに逃げるよう言います。
しかし、ゆめは、もう誰も犠牲にさせないと返します。ゼツボーグの素体になったのは、ゆいでした。
その後、ゼツボーグの攻撃をトゥインクルが抑え、ゼツボーグを何とか対処できる事をアピール。ゆいは、無茶はしないようにと言い残して、場を去ります。
「夢なんていらない・・・。絵本なんて、どうでもいい・・・。」
絶望の檻の中でそう落ち込むゆいでしたが、フローラ達の戦う姿が目に入り、気力を取り戻します。
「私の描きたいものは・・・、私にしか描けない、つよく、やさしく、美しい、プリキュアの姿!」
「出なきゃ! ここから!」
ゆいのその気持ちに合わせて、かすかに、フローラ達が目にしているゆいの口や眉が動きました。
「出てみせる! 私は描かなきゃいけないの!」
ゆいの希望の力に、ゼツボーグの力が弱まり、フローラ達は、グランプランタンでゼツボーグを浄化しました。
ストップとフリーズが撤退後、フローラは、ゆいを解放しました。
「自分にしか描けない物語を描いて、夢の力と、夢を守る事の大切さを伝えたい・・・。」
それが、ゆいの夢です。
少しして、ゆめは、白金らを連れて戻ってきましたが、誰もいませんでした。白金は、夢を守って戦うプリンセスが何とかしてくれたのだと察します。
それから後日、ゆいは、コンクールに出品する絵を描き上げました。はるか達が、素敵だと絶賛すると、ゆいは嬉しく感じます。
ゆいが描いたのは、プリンセスプリキュア。タイトルは「夢の虹」。
「少しでも多くの人に、輝く夢の力を届けられますように。」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、マーメイドパートでした。マーメイドパートは3回なのに対し、他キャラパートは4回ですので、回数合わせのために、今回はマーメイドが出たのでしょうね。
また、今回のエンディングも、始めの約7秒間は劇場版仕様でした。
次回:「夢かプリキュアか!? 輝くきららの選ぶ道!」
きららが、ニューヨークで開かれるファッションショーに出る事になり、世界で活躍するモデル達に仲間入りできるチャンスを掴みました。
そんなきららのアシスタントに、新人モデルの「かりん」がつきました。
かりんには、大きな夢があるようですが、それは、ただのモデルのようではないようで? かりんの夢は、一体何なのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。
【まとめ】
絵画コンクールに、どんな絵を出品しようか悩んでいたゆいでしたが、子供達が楽しく絵を描いている姿を見て、夢を守るために戦うプリキュアのつよく、やさしく、美しい姿を描く事を決めました。
という事で、今回のテーマは、「夢は楽しく追うもの」ですかね。今回は、ゆいの絵本作家になる夢に合わせて、「絵は上手く描く事よりも、楽しく描く事が大事」という事が描かれていましたが、他の夢についても、応用できるでしょう。
夢を叶えるための実現過程において、夢に向かって頑張ってきた成果を試す場は、いくらでもあります。たとえば、スポーツ選手が夢ですと試合、モデルや俳優などが夢ですとオーディションがそうですね。
そういう場で良い結果を残せれば、夢に対して大きな自信になると思うと、良い結果を出したいと励むのは、必然の流れです。
しかし、その意気込みがエスカレートすると、良い結果を出す事がプレッシャーとなり、前に進めなくなる事もあります。
それに、良い結果を出す事に手段を選ばなくなる事もあるでしょう。たとえば、野球ですと、強打者を徹底的に敬遠して、他の打者でアウトカウントを稼いだりするのは、よくありますよね。スポーツ全般的に、優勝可能性の高い選手を意図的にケガさせて、試合出場を諦めさせるなんて事も、よくある話だと思います。
「勝てば官軍」という言葉もありますが、卑怯な事をしてまで良い結果を出したとしても、そこに価値はないでしょう。それは、「夢に近付いた」なんて、とても言えませんよね。
試合やコンクールなどで勝つ事は大事ですが、それは、「楽しむ」事が前提にあってこそなのでしょう。それがなくなると、良い結果を出す事がプレッシャーとなったり、良い結果を出す事に手段を選ばなくなったりするのでしょうね。
結果はどうあれ、「今」を楽しむ事が、まず大事なのでしょう。たとえ、夢を叶えるまでの過程が遠く険しいものであっても、夢を叶える途中で挫折を味わったとしても。
その途中で「楽しさ」を忘れかけたら、39話のはるかのように、子供の頃の純粋性に触れるなどして、楽しかった過去に振り返るのも大事なのでしょう。今回のゆいも、子供達が楽しく絵を描いているのを見て、絵を描く楽しさを忘れていた事に気付いたあたりは、絵を描く楽しさを知っていた訳であり、楽しかった過去に振り返ったと言えるでしょうね。
そんな「楽しさ」を見つけたゆいが描いたのは、夢を守るために戦うプリキュアの姿でしたが、これは、前のゆいメイン回であった28話と上手く繋げていて良かったと思います。「夢を守るみんなの姿を、私は一番近くで見てる。戦う事はできないけれど、いつか誰かにみんなの事を伝えたい」と、あの回で言っていた事が実現した訳ですしね。
ゼツボーグの素体にされたのは3度目ながらも、絶望に抵抗するところを長く描いたり、夢を守るために戦うプリキュアの姿を描く事で、夢の価値を多くの人達に伝えようとしているあたりは、変身できなくても志はプリキュアそのものだと、改めて感じる事ができて、すごく良かったです。
そんなゆいが、ホープキングダムを取り戻したプリンセスプリキュアの活躍をどう伝えるのか楽しみにしたいですし、次回以降も、フローラ達をしっかり支えてくれる事に期待したいと思います。
3回目だもん、そりゃ耐性も付きますわ
多分次はディスピア直々にでもない限り無理だわ
シャットさんの今日のお仕事
ディスピア様の前で膝ま付くだけの簡単なお仕事です
さて プリキュア好き Msk-Mtnさん お勧めしたい
漫画ありまして その名のスメラギドレッサーズ内容はね
平和大国日本を“世界征服組織”が襲った!!立ち向かうのは、なぜか現役女子高生
変身ヒロイン物ですが 更衣室で着替えます
だだ時間内じゃ着替えないと更衣室が消えます。
ですが、強敵が登場してバトル中心の展開になった途端、驚くほど熱く・面白くなります。
一話がダダ読めますよ では またね。
コメント、ありがとうございます!
>(ゆいが絶望の檻に閉じ込められるのは)3回目だもん、そりゃ耐性も付きますわ
夢に対する意気込みが上がっていなければ、何回閉じ込められても何もできなかったと思いますけどね。絶望の檻から出ようと抗っていたところは、プリキュアと共に、ゆいの心もレベルアップしているように感じられて、良かったと思っています。
>シャットさんの今日のお仕事 ディスピア様の前でひざまずくだけの簡単なお仕事です
もはや、シャットは、いるだけでギャグになっているような気がしますね(笑)。シャットは、プリキュアに説得されるのは確定だと思いますが、それまでどう行動するのか気になるところです。
>プリキュア好きなMsk-Mtnさんにお勧めしたい漫画ありましてその名はスメラギドレッサーズ
1話や、掲載雑誌である「週刊少年チャンピオン」を読んでみた感じでは、まあまあ面白いとは思いますが、プリキュアほどでもないかな、と。正直、戦う女の子は、プリキュアでお腹いっぱいです。