いつかブログに書いてやろうと思っていた、京都文化に触れる「事件」が何年か前にありました。長文になると思いますが、どうぞお付き合いください。
多分、5年以上前の事件です。
バスに乗っていました。席は埋まっており、私は立っていました。
降りる停留所の3つくらい前の停留所で、目の前に座っていた方が降りて、席が空きました。
直ぐ近くに、ご年配の女性が同じ様に立っていたので、その方に席を譲るつもりで私は座りませんでした。
空いた席の前を少し避けて、その脇に立っていました。
これで「空いた席に、どうぞ座ってください」という意図は伝わるはず。と思った九州出身のわたくし・・・。
すると、脇に立っていたそのご年配の女性が・・・
「どうぞ、座ってください」
と、私に席を譲るのです。
えっ!?なんだ。この人、すぐに降りちゃうから、私に席を譲ってくれたのね。
そう思いました。
九州人であれば、私でなくとも、そう思ったはず・・・。(と、信じたい)
んで、私は「あぁそれならば」と席に座ったのです。
ところが・・・。次の停留所でも、その方は降りない。
次の停留所でも・・・。その次の停留所でも・・・・。
結局、私のほうが先にバスを降りました。
私は、自分が間違ったことをしたなんて、これっぽちも思いませんでしたが、
とっても違和感を覚えたんで、家に帰って早速その話を夫にしたのです。
すると・・・。
アホやなぁ。『いやーーー。この人ホンマに座らはったわ』って思ってるわ~。
と・・。
は!?意味がわからないんですけど・・・・・。
でも、京都の方、京都に詳しい方なら、この「いや~」のニュアンスが、軽い軽蔑を含んでいることを、感じ取れると思います。
私にも、それは感じ取れました。
しかも、軽い軽蔑を含んでいながら「~しはった」という、敬語っぽい言い回し!!
これって、めっちゃっムカツクんですけど。
「なんで~。座ったらあかんの!???」
私は、訳がわからず軽いパニック状態。
「自分が座りたくても、まず相手に譲ってから、『いえいえ、座ってください』って言われるのを待ってんねん。そのまま言われた通り、座ってどうすんねん」
はぁ??????意味がわからんのっちゃ。(ここだけ北九州弁に戻る)
なんで、自分が座りたいのに、わざわざそんなこと遠まわしに言うわけ?
サクッっと座ったらええやん。
この話を九州の友達にすると、みんな「(京都人の言い回しが)理解できない!」と、私の味方をしてくれました。
そう思うのは、九州人だけでしょうか?
京都歴の長い叔母さん(もちろん北九州出身)の話だと、
「席の目の前に立っている人がいるのだから、まず、その人に一言断ってから座る。」
ということらしい。
うーん。そういわれると・・・。奥ゆかしい・・・・・。
しかし・・・・それが理解できるのは、京都人だけでは???
こんな京都の常識に、まだ惑わされている私。
在京13年になりますが、やはりストレートに物を言う性分がまだまだ抜けず、
京都の人に失礼なこと言ってないかなぁ。と心配になる事があります。
京都の常識って、難しいです。
九州じゃ、相手に気を使わせたくないときなどは、はっきり「要らんよ」なんてNOの意思を伝えます。
それって京都人にはきつく聞こるらしです。
夫は「(九州人的ストレートな言い回しに)慣れた」と言ってくれますが、なかなか文化の違いというのも難しいものです。
よそ者からみた、「京都ってさぁ・・・」と思った事件を今後、このカテゴリーに入れていこうと思っています。
京都人の辛口コメント、よそさんの感想など、コメントもらえると嬉しいです。
多分、5年以上前の事件です。
バスに乗っていました。席は埋まっており、私は立っていました。
降りる停留所の3つくらい前の停留所で、目の前に座っていた方が降りて、席が空きました。
直ぐ近くに、ご年配の女性が同じ様に立っていたので、その方に席を譲るつもりで私は座りませんでした。
空いた席の前を少し避けて、その脇に立っていました。
これで「空いた席に、どうぞ座ってください」という意図は伝わるはず。と思った九州出身のわたくし・・・。
すると、脇に立っていたそのご年配の女性が・・・
「どうぞ、座ってください」
と、私に席を譲るのです。
えっ!?なんだ。この人、すぐに降りちゃうから、私に席を譲ってくれたのね。
そう思いました。
九州人であれば、私でなくとも、そう思ったはず・・・。(と、信じたい)
んで、私は「あぁそれならば」と席に座ったのです。
ところが・・・。次の停留所でも、その方は降りない。
次の停留所でも・・・。その次の停留所でも・・・・。
結局、私のほうが先にバスを降りました。
私は、自分が間違ったことをしたなんて、これっぽちも思いませんでしたが、
とっても違和感を覚えたんで、家に帰って早速その話を夫にしたのです。
すると・・・。
アホやなぁ。『いやーーー。この人ホンマに座らはったわ』って思ってるわ~。
と・・。
は!?意味がわからないんですけど・・・・・。
でも、京都の方、京都に詳しい方なら、この「いや~」のニュアンスが、軽い軽蔑を含んでいることを、感じ取れると思います。
私にも、それは感じ取れました。
しかも、軽い軽蔑を含んでいながら「~しはった」という、敬語っぽい言い回し!!
これって、めっちゃっムカツクんですけど。
「なんで~。座ったらあかんの!???」
私は、訳がわからず軽いパニック状態。
「自分が座りたくても、まず相手に譲ってから、『いえいえ、座ってください』って言われるのを待ってんねん。そのまま言われた通り、座ってどうすんねん」
はぁ??????意味がわからんのっちゃ。(ここだけ北九州弁に戻る)
なんで、自分が座りたいのに、わざわざそんなこと遠まわしに言うわけ?
サクッっと座ったらええやん。
この話を九州の友達にすると、みんな「(京都人の言い回しが)理解できない!」と、私の味方をしてくれました。
そう思うのは、九州人だけでしょうか?
京都歴の長い叔母さん(もちろん北九州出身)の話だと、
「席の目の前に立っている人がいるのだから、まず、その人に一言断ってから座る。」
ということらしい。
うーん。そういわれると・・・。奥ゆかしい・・・・・。
しかし・・・・それが理解できるのは、京都人だけでは???
こんな京都の常識に、まだ惑わされている私。
在京13年になりますが、やはりストレートに物を言う性分がまだまだ抜けず、
京都の人に失礼なこと言ってないかなぁ。と心配になる事があります。
京都の常識って、難しいです。
九州じゃ、相手に気を使わせたくないときなどは、はっきり「要らんよ」なんてNOの意思を伝えます。
それって京都人にはきつく聞こるらしです。
夫は「(九州人的ストレートな言い回しに)慣れた」と言ってくれますが、なかなか文化の違いというのも難しいものです。
よそ者からみた、「京都ってさぁ・・・」と思った事件を今後、このカテゴリーに入れていこうと思っています。
京都人の辛口コメント、よそさんの感想など、コメントもらえると嬉しいです。