オヤジが「ごっついことになっとんぞ!」と言っていたベルリンに行きたくなり、みんなに声をかけてみる。
みんなもちろん興味津々なんだけど、いざ!ってなると、あまり人は集まらないもんだ。
しかし、イタリア語圏スイス人のロベルトは、ベルリンに行く予定だ!とのことで、日をあわせて一緒に行くことにした。
早速、その週末に出かけることになった。 ロベルトは、西ベルリンに友達がいるので、そこに一緒に泊めてもらおうという計画だ。
さ、ベルリンって、どんなとこだろ?
19歳の経験と知識で考えてみる・・・。
が、理解できなかったのは、そのベルリンの存在だ。 東西にドイツが分断され、その東側に位置するベルリンをさらに東西に分断してあるなんて・・・
日本を東日本、西日本で分断し、さらに「東京を2つに分ける」といったことかな?
で、東京の親戚にも、会えず・・・ 友達にも会えず・・・そんな日々が何十年も続いているなんて・・・。
「歴史の現場」に行く気分だ。 ほかに何も、想像できなかった。
金曜日にハイデルベルクを出発すると、土曜日の朝に到着する。
地下鉄で、Zoo駅(西ベルリンの中心の駅)に到着すると、まず、写真フィルムを買おうと思ったが、日本での価格に比べて倍くらいしたので、買うのをあきらめた。
『ま、記憶に残せばいいだろう・・・ それでも、10枚くらいは今ので残っているし・・・ そんなに撮らんやろう』
そう思ったのが大きな間違いだったことには後で気付く。
まず、ロベルトの知り合いで、西ベルリンに住んでいるという友人の家を訪ねる。
今日はここに泊めてもらう。
さて、なにせ早朝の到着・・・夜までまだ時間があるので、まず西側のベルリンを見て回ろうかということになった。
戦争の爪痕の残る旧教会のすぐ隣りにそびえる新教会。
とても印象的なコントラスト。
西ベルリンで何枚かの写真を撮影。
西ベルリンの仕上げにと、Zoo駅の目の前の動物園に行った。
『ベルリンの東西をみにきたんとちゃうんか~』とも、思ったが、ベルリンに来て動物園に行かないのは、ハイデルベルクに来てお城を見ないようなもんんだと、わけのわからない説得に応じてしまった。
そして、その日は西側で食事をし、明日に備えた。
いよいよ明日は、キヨシの人生で初めての、「東側の国」体験だ。
そして翌朝・・・西側と東側の接点になっている「国境:チェックポイントチャーリー」から、「入国」することになる。
そこここで、新聞の号外が出ている。
東から、家族連れで、この「国境」を「トラバント」という50年前の車で、西側へ!
「ありがとう!」の大きな見出しが号外の一面を飾っている。まさに、「歴史の瞬間」だ。
11月だというのに、雪が降っていた。
このチェックポイントチャーリーを通り、そこから更に寒く冷たい感じのする東側へ入ることになった。
『さ、東側ってどんなだろ? 』
あ~~、フィルム買っておけばな~~~!!!
みんなもちろん興味津々なんだけど、いざ!ってなると、あまり人は集まらないもんだ。
しかし、イタリア語圏スイス人のロベルトは、ベルリンに行く予定だ!とのことで、日をあわせて一緒に行くことにした。
早速、その週末に出かけることになった。 ロベルトは、西ベルリンに友達がいるので、そこに一緒に泊めてもらおうという計画だ。
さ、ベルリンって、どんなとこだろ?
19歳の経験と知識で考えてみる・・・。
が、理解できなかったのは、そのベルリンの存在だ。 東西にドイツが分断され、その東側に位置するベルリンをさらに東西に分断してあるなんて・・・
日本を東日本、西日本で分断し、さらに「東京を2つに分ける」といったことかな?
で、東京の親戚にも、会えず・・・ 友達にも会えず・・・そんな日々が何十年も続いているなんて・・・。
「歴史の現場」に行く気分だ。 ほかに何も、想像できなかった。
金曜日にハイデルベルクを出発すると、土曜日の朝に到着する。
地下鉄で、Zoo駅(西ベルリンの中心の駅)に到着すると、まず、写真フィルムを買おうと思ったが、日本での価格に比べて倍くらいしたので、買うのをあきらめた。
『ま、記憶に残せばいいだろう・・・ それでも、10枚くらいは今ので残っているし・・・ そんなに撮らんやろう』
そう思ったのが大きな間違いだったことには後で気付く。
まず、ロベルトの知り合いで、西ベルリンに住んでいるという友人の家を訪ねる。
今日はここに泊めてもらう。
さて、なにせ早朝の到着・・・夜までまだ時間があるので、まず西側のベルリンを見て回ろうかということになった。
戦争の爪痕の残る旧教会のすぐ隣りにそびえる新教会。
とても印象的なコントラスト。
西ベルリンで何枚かの写真を撮影。
西ベルリンの仕上げにと、Zoo駅の目の前の動物園に行った。
『ベルリンの東西をみにきたんとちゃうんか~』とも、思ったが、ベルリンに来て動物園に行かないのは、ハイデルベルクに来てお城を見ないようなもんんだと、わけのわからない説得に応じてしまった。
そして、その日は西側で食事をし、明日に備えた。
いよいよ明日は、キヨシの人生で初めての、「東側の国」体験だ。
そして翌朝・・・西側と東側の接点になっている「国境:チェックポイントチャーリー」から、「入国」することになる。
そこここで、新聞の号外が出ている。
東から、家族連れで、この「国境」を「トラバント」という50年前の車で、西側へ!
「ありがとう!」の大きな見出しが号外の一面を飾っている。まさに、「歴史の瞬間」だ。
11月だというのに、雪が降っていた。
このチェックポイントチャーリーを通り、そこから更に寒く冷たい感じのする東側へ入ることになった。
『さ、東側ってどんなだろ? 』
あ~~、フィルム買っておけばな~~~!!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます