新型インフル10億人超も 今後2年、死者減が課題
世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長補代理は29日、共同通信と会見し、新型インフルエンザの世界の感染者数について、今後2年以内に世界人口の20~40%程度と、10億人を超える水準まで拡大する可能性があるとの見方を示した。世界の感染者数は15万人超が確認されている。今後は「重症者や死者の発生を減らせるかどうかが最も重要だ」との認識を表明した。
【新型インフル】中国の感染者2千人超す
中国衛生省は29日、中国本土で新たに73人が新型インフルエンザに感染していることを確認、感染者は累計で2003人になったと発表した。
このうち1853人が既に回復しており、死者や重症者はいない
新型インフル社内対策、中堅・大手でも6割
日本経団連が30日発表した企業の新型インフルエンザ対策に関するアンケート結果によると、感染の予防や拡大防止に向けた社内マニュアルを作っている企業は6月1日時点で60・1%にとどまり、今後の具体的な策定予定がない企業も13・9%あった。
アンケート対象企業の454社は経団連に加盟する大手・中堅企業が中心で、中小企業だけでなく比較的規模の大きな企業でも対応が十分に進んでいないことを裏付けた。
【新型インフル】目立つ企業の対応遅れ 事業継続計画策定は3割
日本経団連は30日、新型インフルエンザについて、会員企業に対応状況を聞いたアンケート結果を発表した。それによると、マスクなどの備蓄(83・3%)や情報収集・連絡体制の整備(81・9%)を行っている企業は8割を超えたが、国内での大流行時にどの事業をどのように継続させるかという事業継続計画を策定している企業は32・1%にとどまった。
【新型インフル】甲子園奈良県代表の天理野球部員が感染
第91回全国高校野球選手権大会の奈良県代表に決まっている天理高校(天理市)は30日、レギュラー1人を含む野球部員16人がインフルエンザの症状を訴え、うち2人が新型インフルエンザと確認されたと発表した。同校は「甲子園出場に問題はないと考えているが、高野連と協議したい」としている。
1日から発熱外来を廃止 新型インフル
新型インフルエンザの対応について和歌山県は、8月1日から発熱外来を廃止し、一般の医療機関で受診を可能にする、と発表した。感染が広がっている田辺保健所管内はすでに29日から、和歌山市でも一部実施している。
集団感染の防止と重症患者の治療に重点を置く、国の運用方針変更を受け、29日の県新型インフルエンザ対策本部の幹事会で決定した。
新型インフルエンザ:浜田で園児3人が感染 /島根
県と浜田市は29日、私立長沢保育園(浜田市長沢町、144人)の園児3人が新型インフルエンザに感染したと発表した。他にもインフルエンザA型と診断された園児9人がいるが、軽症のため自宅療養中で、休園などは考えていないという。
県などによると、感染したのは4歳、5歳児の2クラスの園児。25日以降に発症し、27日から受診、29日に3人が遺伝子検査で新型インフルエンザと確定した。県などは、症状のある園児や、ぜん息など基礎疾患のある園児の通園を控えるよう呼び掛けている。
<新型インフルエンザ>新日鉄八幡社員が感染 /福岡
新日本製鉄八幡製鉄所は29日、新型インフルエンザに20歳の男性社員=八幡東区在住=が感染したと発表した。自宅療養中で症状は安定しているという。同所社員の感染確認は初めて。
同所は当面、感染拡大防止のため工場見学予定者などに対して延期を要請する方針。
新型インフルエンザ:園児ら5人、新たに感染 /熊本
県健康危機管理課は28、29日、和水町のきくすい保育園と荒尾市の私立なかよし保育園で新型インフルエンザが発生したと発表した。両園の患者計5人はいずれも軽症で、自宅療養しているという。
発生場所が保育園の場合、急な休園では子供の預け先が見つからないため、県は患者の最終登園日から1週間の登園自粛を要請することにしている。発生に伴い、なかよし保育園には31日まで、きくすい保育園には8月3日までの自粛を要請した。きくすい保育園と併設するひまわり幼稚園は同日までの休園を要請した。
新型インフルエンザ:関で児童感染 他3人が疑い /岐阜
県は29日、関市田原の田原小学校区・留守家庭児童教室に通う低学年児童1人が新型インフルエンザに感染し、他に3人が感染した疑いがあると発表した。いずれも容体は安定しているという。
留守家庭児童教室には55人が在籍している。4人は発熱などの症状があるが、他の児童に症状はみられないという。同児童教室は8月2日まで休校とした
<新型インフルエンザ>患者数計54人に 県が新基準で集計 /新潟
県は29日、県内の新型インフルエンザ患者数が28日現在で計54人になったと発表した。
国への全数報告をやめたのに伴い、25日から集団感染が疑われる事例の患者数に限って、毎週水曜日に発表する方式に切り替えた。25~28日に新たに判明した患者は計12人。
県は24日に患者3人が確認され、計45人になったといったん発表したが、新基準で集計し直し単発例だったこの3人を累計から除外した
新型インフルエンザ:全県で一般医療機関で診療方針--来月1日から /和歌山
県は29日、新型インフルエンザの第3回対策本部幹事会を開き、国の動向を受け、8月1日から、和歌山市を除く全県で一般医療機関で診療を行うなど、当面の方針変更を決定した。相談窓口も24時間対応をやめる。県は「まずは電話をかけた上で『かかりつけ医』に診てもらう態勢にする。重症者対応をしっかり行う。秋冬の流行期になったら、再び方針を見直す」としている。和歌山市も同様の措置をとる方針という。
新型インフル合併症で肺炎、国内で初確認
新型インフルエンザ(H1N1)感染の合併症として深刻な肺炎に発展したケースが、国内で初めて確認された。
保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部が30日に明らかにしたところによると、合併症で肺炎を起こした陸軍将兵(20)は現在、首都圏の国家指定隔離病院で入院治療を受けている。国内の新型インフル感染患者のうち、肺炎に悪化したケースは今回が初めてだが、防疫当局は、患者は一時期非常に深刻な症状を見せたものの、抗ウイルス剤などの治療で現在は好転した状態だという。
新型インフル予防接種、まず妊婦・子供…米勧告
米疾病対策センター(CDC)は29日、新型インフルエンザの予防接種に関する専門家会合を開き、妊婦や子供など5分類した高リスク集団に優先して接種する方針を米政府に勧告した。
接種対象となるのは、〈1〉妊婦〈2〉6か月未満の乳児がいる家庭〈3〉医療従事者〈4〉6か月から24歳までの若年層〈5〉持病のある25~64歳の成人。接種対象者を合計すると、全米人口の約半分に当たる1億5900万人になる。
新型インフルエンザショックか、香港旅行者数減少
香港旅行発展局は29日、2009年上半期の香港訪問旅行者数が前年同期比3.4%減となったことを発表した。
当局の発表によると、上半期の香港訪問者数は延べ約1370万人で、前年同期比8.9%増となった昨年の延べ約1419万人と比べて約49万人の減少となった。
【シンガポール】新型インフルの影響大、訪日者数47%減
日本政府観光局(JNTO)が発表した6月のシンガポールからの訪日者数は8,800人で、前年同月実績を47.1%下回った。2月に前年割れに転じて以来、マイナス成長が5カ月目に入った。新型インフルエンザ(H1N1)の感染拡大、景気低迷、円高という3要因が大きく響いている。
5カ月連続でのマイナス成長は、米同時多発テロや景気低迷の影響を受けた2001年9月~02年1月以来7年ぶり。今年1月を除き、昨年11月以降マイナス基調で推移している。JNTOシンガポール事務所の担当者は29日、NNAの取材に対し、「新型インフルの感染が広がった大阪、神戸など関西方面を中心に、ビジネス、観光の両方で全般的に旅行者が減少した」と話した。
全国民分のワクチン確保へ=新型インフル対策で-イスラエル
イスラエルのネタニヤフ首相は29日、新型インフルエンザの大流行に備え、全国民分のワクチンを確保するよう保健当局に指示した。イスラエル放送が伝えた。
イスラエルの人口は約750万人。政府はワクチン確保の予算として、約4億5000万シェケル(約110億円)を計上する。
イスラエルではこれまでに少なくとも1500人の感染者が出ており、27日には初めて死亡例が確認された。同国保健省は、今後数カ月で人口の4分の1に感染が広がる可能性があると警告している。
東京海上日動リスクコンサルティング監修の新型インフルエンザ対策DVD、…
東京海上日動リスクコンサルティングは、企業の新型インフルエンザ対策への取り組みを支援するため、DVD「新型インフルエンザ対策私たちがしなければならないこと」(全1枚・約45分、税込価格10,500円)を監修し、7月22日にPHP研究所から発売した。パンデミック(世界的大流行)を生き残るために、企業としてどのような防衛対策を打ち、家庭でどういった予防対策をとればいいのか、企業・家族を守るための具体的方策を紹介している。このDVDの購入は、PHP研究所のホームページで注文することができる。
【新型インフル】第2波に備えマスクメーカーが増産投資
マスクメーカー各社が今冬の新型インフルエンザの流行に備えて、工場の生産能力増強に乗り出している。各社は需要の先行きが不透明であるとして能力増強には慎重だったが、夏を迎えても流行が収まる気配はなく、生産体制の拡充を急ぐことにした。
大手の白元(東京都台東区)は、今秋までに中国・深●(=土へんに川)工場の生産能力を増強する。従業員を増やしたり、自動化機械を新規導入したりすることで、平成22年3月期の生産量を前期比3倍に引き上げる。投資額など詳細は今後詰めるが、秋までには能力増強を終えたい考えだ。
インフル抑制 漆喰塗料 関西ペイント
関西ペイントは15日、インフルエンザウイルスの感染力を大幅に低減する漆喰(しっくい)を使用した内装用塗料「アレスシックイ」の改良版の発売を始めたと発表した。消臭、抗菌など漆喰の優れた機能を維持しながら、塗装表面に水をはじく性質を加えることで、汚れにくく洗浄しやすい塗料を完成させた。
一方、近年になって、強アルカリ性を持つ表面の水酸化カルシウムが、インフルエンザウイルスを吸着する性質があることも分かった。同社の調査では、強毒性の鳥インフルエンザウイルスを30分間で99・6%低減することに成功。新型インフルエンザのウイルスにも、同様の効果が期待できるという
関西ペイントがインフル抑制の改良版漆喰塗料を発売
関西ペイントは15日、インフルエンザウイルスの感染力を大幅に低減する漆喰(しっくい)を使用した内装用塗料「アレスシックイ」の改良版の発売を始めたと発表した。消臭、抗菌など漆喰の優れた機能を維持しながら、塗装表面に水をはじく性質を加えることで、汚れにくく洗浄しやすい塗料を完成させた。
現在は石油由来の塗料が幅広く普及しているが、シックハウス症候群など室内環境の悪化や自然ブームなどにより、最近になって漆喰が注目を集め始めている。また石灰を主成分にしているため、原油価格に影響されにくいという利点もある。
一方近年になって、強アルカリ性を持つ漆喰表面の水酸化カルシウムが、インフルエンザウイルスを吸着する性質があることも分かった。同社の調査では、強毒性の鳥インフルエンザウイルスを30分間で99・6%低減することに成功。新型インフルエンザのウイルスにも、同様の効果が期待できるという。
関西ペイント株式会社
プレス
『アレスシックイEZクリーン』の洗浄性とその他機能性評価
世界保健機関(WHO)のフクダ事務局長補代理は29日、共同通信と会見し、新型インフルエンザの世界の感染者数について、今後2年以内に世界人口の20~40%程度と、10億人を超える水準まで拡大する可能性があるとの見方を示した。世界の感染者数は15万人超が確認されている。今後は「重症者や死者の発生を減らせるかどうかが最も重要だ」との認識を表明した。
【新型インフル】中国の感染者2千人超す
中国衛生省は29日、中国本土で新たに73人が新型インフルエンザに感染していることを確認、感染者は累計で2003人になったと発表した。
このうち1853人が既に回復しており、死者や重症者はいない
新型インフル社内対策、中堅・大手でも6割
日本経団連が30日発表した企業の新型インフルエンザ対策に関するアンケート結果によると、感染の予防や拡大防止に向けた社内マニュアルを作っている企業は6月1日時点で60・1%にとどまり、今後の具体的な策定予定がない企業も13・9%あった。
アンケート対象企業の454社は経団連に加盟する大手・中堅企業が中心で、中小企業だけでなく比較的規模の大きな企業でも対応が十分に進んでいないことを裏付けた。
【新型インフル】目立つ企業の対応遅れ 事業継続計画策定は3割
日本経団連は30日、新型インフルエンザについて、会員企業に対応状況を聞いたアンケート結果を発表した。それによると、マスクなどの備蓄(83・3%)や情報収集・連絡体制の整備(81・9%)を行っている企業は8割を超えたが、国内での大流行時にどの事業をどのように継続させるかという事業継続計画を策定している企業は32・1%にとどまった。
【新型インフル】甲子園奈良県代表の天理野球部員が感染
第91回全国高校野球選手権大会の奈良県代表に決まっている天理高校(天理市)は30日、レギュラー1人を含む野球部員16人がインフルエンザの症状を訴え、うち2人が新型インフルエンザと確認されたと発表した。同校は「甲子園出場に問題はないと考えているが、高野連と協議したい」としている。
1日から発熱外来を廃止 新型インフル
新型インフルエンザの対応について和歌山県は、8月1日から発熱外来を廃止し、一般の医療機関で受診を可能にする、と発表した。感染が広がっている田辺保健所管内はすでに29日から、和歌山市でも一部実施している。
集団感染の防止と重症患者の治療に重点を置く、国の運用方針変更を受け、29日の県新型インフルエンザ対策本部の幹事会で決定した。
新型インフルエンザ:浜田で園児3人が感染 /島根
県と浜田市は29日、私立長沢保育園(浜田市長沢町、144人)の園児3人が新型インフルエンザに感染したと発表した。他にもインフルエンザA型と診断された園児9人がいるが、軽症のため自宅療養中で、休園などは考えていないという。
県などによると、感染したのは4歳、5歳児の2クラスの園児。25日以降に発症し、27日から受診、29日に3人が遺伝子検査で新型インフルエンザと確定した。県などは、症状のある園児や、ぜん息など基礎疾患のある園児の通園を控えるよう呼び掛けている。
<新型インフルエンザ>新日鉄八幡社員が感染 /福岡
新日本製鉄八幡製鉄所は29日、新型インフルエンザに20歳の男性社員=八幡東区在住=が感染したと発表した。自宅療養中で症状は安定しているという。同所社員の感染確認は初めて。
同所は当面、感染拡大防止のため工場見学予定者などに対して延期を要請する方針。
新型インフルエンザ:園児ら5人、新たに感染 /熊本
県健康危機管理課は28、29日、和水町のきくすい保育園と荒尾市の私立なかよし保育園で新型インフルエンザが発生したと発表した。両園の患者計5人はいずれも軽症で、自宅療養しているという。
発生場所が保育園の場合、急な休園では子供の預け先が見つからないため、県は患者の最終登園日から1週間の登園自粛を要請することにしている。発生に伴い、なかよし保育園には31日まで、きくすい保育園には8月3日までの自粛を要請した。きくすい保育園と併設するひまわり幼稚園は同日までの休園を要請した。
新型インフルエンザ:関で児童感染 他3人が疑い /岐阜
県は29日、関市田原の田原小学校区・留守家庭児童教室に通う低学年児童1人が新型インフルエンザに感染し、他に3人が感染した疑いがあると発表した。いずれも容体は安定しているという。
留守家庭児童教室には55人が在籍している。4人は発熱などの症状があるが、他の児童に症状はみられないという。同児童教室は8月2日まで休校とした
<新型インフルエンザ>患者数計54人に 県が新基準で集計 /新潟
県は29日、県内の新型インフルエンザ患者数が28日現在で計54人になったと発表した。
国への全数報告をやめたのに伴い、25日から集団感染が疑われる事例の患者数に限って、毎週水曜日に発表する方式に切り替えた。25~28日に新たに判明した患者は計12人。
県は24日に患者3人が確認され、計45人になったといったん発表したが、新基準で集計し直し単発例だったこの3人を累計から除外した
新型インフルエンザ:全県で一般医療機関で診療方針--来月1日から /和歌山
県は29日、新型インフルエンザの第3回対策本部幹事会を開き、国の動向を受け、8月1日から、和歌山市を除く全県で一般医療機関で診療を行うなど、当面の方針変更を決定した。相談窓口も24時間対応をやめる。県は「まずは電話をかけた上で『かかりつけ医』に診てもらう態勢にする。重症者対応をしっかり行う。秋冬の流行期になったら、再び方針を見直す」としている。和歌山市も同様の措置をとる方針という。
新型インフル合併症で肺炎、国内で初確認
新型インフルエンザ(H1N1)感染の合併症として深刻な肺炎に発展したケースが、国内で初めて確認された。
保健福祉家族部の中央インフルエンザ対策本部が30日に明らかにしたところによると、合併症で肺炎を起こした陸軍将兵(20)は現在、首都圏の国家指定隔離病院で入院治療を受けている。国内の新型インフル感染患者のうち、肺炎に悪化したケースは今回が初めてだが、防疫当局は、患者は一時期非常に深刻な症状を見せたものの、抗ウイルス剤などの治療で現在は好転した状態だという。
新型インフル予防接種、まず妊婦・子供…米勧告
米疾病対策センター(CDC)は29日、新型インフルエンザの予防接種に関する専門家会合を開き、妊婦や子供など5分類した高リスク集団に優先して接種する方針を米政府に勧告した。
接種対象となるのは、〈1〉妊婦〈2〉6か月未満の乳児がいる家庭〈3〉医療従事者〈4〉6か月から24歳までの若年層〈5〉持病のある25~64歳の成人。接種対象者を合計すると、全米人口の約半分に当たる1億5900万人になる。
新型インフルエンザショックか、香港旅行者数減少
香港旅行発展局は29日、2009年上半期の香港訪問旅行者数が前年同期比3.4%減となったことを発表した。
当局の発表によると、上半期の香港訪問者数は延べ約1370万人で、前年同期比8.9%増となった昨年の延べ約1419万人と比べて約49万人の減少となった。
【シンガポール】新型インフルの影響大、訪日者数47%減
日本政府観光局(JNTO)が発表した6月のシンガポールからの訪日者数は8,800人で、前年同月実績を47.1%下回った。2月に前年割れに転じて以来、マイナス成長が5カ月目に入った。新型インフルエンザ(H1N1)の感染拡大、景気低迷、円高という3要因が大きく響いている。
5カ月連続でのマイナス成長は、米同時多発テロや景気低迷の影響を受けた2001年9月~02年1月以来7年ぶり。今年1月を除き、昨年11月以降マイナス基調で推移している。JNTOシンガポール事務所の担当者は29日、NNAの取材に対し、「新型インフルの感染が広がった大阪、神戸など関西方面を中心に、ビジネス、観光の両方で全般的に旅行者が減少した」と話した。
全国民分のワクチン確保へ=新型インフル対策で-イスラエル
イスラエルのネタニヤフ首相は29日、新型インフルエンザの大流行に備え、全国民分のワクチンを確保するよう保健当局に指示した。イスラエル放送が伝えた。
イスラエルの人口は約750万人。政府はワクチン確保の予算として、約4億5000万シェケル(約110億円)を計上する。
イスラエルではこれまでに少なくとも1500人の感染者が出ており、27日には初めて死亡例が確認された。同国保健省は、今後数カ月で人口の4分の1に感染が広がる可能性があると警告している。
東京海上日動リスクコンサルティング監修の新型インフルエンザ対策DVD、…
東京海上日動リスクコンサルティングは、企業の新型インフルエンザ対策への取り組みを支援するため、DVD「新型インフルエンザ対策私たちがしなければならないこと」(全1枚・約45分、税込価格10,500円)を監修し、7月22日にPHP研究所から発売した。パンデミック(世界的大流行)を生き残るために、企業としてどのような防衛対策を打ち、家庭でどういった予防対策をとればいいのか、企業・家族を守るための具体的方策を紹介している。このDVDの購入は、PHP研究所のホームページで注文することができる。
【新型インフル】第2波に備えマスクメーカーが増産投資
マスクメーカー各社が今冬の新型インフルエンザの流行に備えて、工場の生産能力増強に乗り出している。各社は需要の先行きが不透明であるとして能力増強には慎重だったが、夏を迎えても流行が収まる気配はなく、生産体制の拡充を急ぐことにした。
大手の白元(東京都台東区)は、今秋までに中国・深●(=土へんに川)工場の生産能力を増強する。従業員を増やしたり、自動化機械を新規導入したりすることで、平成22年3月期の生産量を前期比3倍に引き上げる。投資額など詳細は今後詰めるが、秋までには能力増強を終えたい考えだ。
インフル抑制 漆喰塗料 関西ペイント
関西ペイントは15日、インフルエンザウイルスの感染力を大幅に低減する漆喰(しっくい)を使用した内装用塗料「アレスシックイ」の改良版の発売を始めたと発表した。消臭、抗菌など漆喰の優れた機能を維持しながら、塗装表面に水をはじく性質を加えることで、汚れにくく洗浄しやすい塗料を完成させた。
一方、近年になって、強アルカリ性を持つ表面の水酸化カルシウムが、インフルエンザウイルスを吸着する性質があることも分かった。同社の調査では、強毒性の鳥インフルエンザウイルスを30分間で99・6%低減することに成功。新型インフルエンザのウイルスにも、同様の効果が期待できるという
関西ペイントがインフル抑制の改良版漆喰塗料を発売
関西ペイントは15日、インフルエンザウイルスの感染力を大幅に低減する漆喰(しっくい)を使用した内装用塗料「アレスシックイ」の改良版の発売を始めたと発表した。消臭、抗菌など漆喰の優れた機能を維持しながら、塗装表面に水をはじく性質を加えることで、汚れにくく洗浄しやすい塗料を完成させた。
現在は石油由来の塗料が幅広く普及しているが、シックハウス症候群など室内環境の悪化や自然ブームなどにより、最近になって漆喰が注目を集め始めている。また石灰を主成分にしているため、原油価格に影響されにくいという利点もある。
一方近年になって、強アルカリ性を持つ漆喰表面の水酸化カルシウムが、インフルエンザウイルスを吸着する性質があることも分かった。同社の調査では、強毒性の鳥インフルエンザウイルスを30分間で99・6%低減することに成功。新型インフルエンザのウイルスにも、同様の効果が期待できるという。
関西ペイント株式会社
プレス
『アレスシックイEZクリーン』の洗浄性とその他機能性評価