Mr.PROTOCOL

高円寺8/17にOPENのBar

新ホームページのご案内

2015-06-30 | 毎日ブログ
前回のブログでも少し触れましたが、本日より月も替わり新たな試みとしてここMr.PROTOCOLのホームページを作り直しました。

新しいホームページはコチラ



今まではブログ兼ホームページという形でやってきましたが今後は新しいホームページで日々のつぶやきを更新していきます。
今までこちらのgooブログでご覧いただいていた皆様には大変お手数ではございますが、新ホームページから今後はご覧いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

Mr.PROTOCOL 店主

夏の扉

2015-06-30 | 毎日ブログ
今日で水無月も最後。
この1ヶ月はいろいろあったのもあって早かったなー。
梅雨の合間のお天道様にあたりほんのり顔が焼けている店主です。赤いですが酔ってません。

明日からはネクタイも夏色に替え、蚊取り線香も投入し、来たる夏に向けていろいろと準備をしていきたいと思います。

準備と言えば近々このブログも少しリニューアルさせてまた新しい形で皆様にお届けできるかと。
その際にはまた改めてご報告させていただきます。
店が3歳の誕生日を迎える8月までにしっかりとしたホームページを整え、ちょっとパワーアップしたMr.PROTOCOLにするために今、日々準備中なのです。

というわけでこれからも業者とのその件での打ち合わせ。

しっかりと夏の扉を開けるために本日はこの辺で、店主でした。

トイレの神様

2015-06-25 | 毎日ブログ
来週にはもう暦が七月になるとかいう現実にガクブルな店主です。もう2015年も折り返すんですね。この間新年会やったばかりな気がするんですけど気のせいですかね。


先日お客様からこんな話をされました。

「今日電車に乗ってたら若いチャラめな男二人組がいてさ、こんな話をしてたんですよ。


(『俺さーこの間すげームカついたからバイト辞めてやったんだよねー』

『なんで?どーした?』

『だってよー この俺にトイレ掃除やれっていうんだぜ 訳わかんなくね?』

『マジでーありえねー』)


びっくりだよね、彼等はこの先どんなバイトとか仕事ができるんだろうね。」



今どきという言葉で片付けるには少し乱暴かもしれませんが、これが今の若者なんだなと思いました。もちろん皆がそうであるとは全く思わないし、立派な若者もいるけどこういう子達もいるのが現実なんですね。

トイレ掃除というか、『一番下っ端の仕事』をさせられるのが彼は嫌だったのでしょう。

私は最初に始めた仕事ももちろん飲食関係だったのでやはり最初の仕事は同じくトイレ掃除。
ホース使って水撒いて靴の中ビチャビチャにしながらやっていました。
当然長く勤めていくにつれて自分のその職場内の地位も上がりそういった『一番下っ端の仕事』をする機会はなくなり別の仕事をするようになります。
ただ当時でも時々無性にトイレ掃除がしたくなる時がありました。


そして今、一つのお店の主として生きているわけですが一人でやっているお店なのでもちろん毎日トイレ掃除をしています。したいしたくないという問題ではなくこれからいらっしゃるお客様のために必ずしなければいけない業務の一つなので。

でもやはりなんか楽しいのです。
トイレ掃除をしている時間なんてそんなに長い時間ではないのですが、その間は少し無心になれる感じというか。
当時を思い出すというわけでもなくていったん気持ちがリセットされる感じというか。終わった後に
『さて!』となれる業務の一つです。

私自身、一人でお店をやるのがこのMr.PROTOCOLが初めてであります。
開けた当初はお店を開店の時間にしっかり開けて閉店の時間にしっかり閉店するという事が一人だとこんなにも大変なのかと思う事が多くありました。
みんなと働いていた時にこんなにエネルギーを使ってたっけかって。
ただそんな日常も今では慣れ、一人でやる時のエネルギーの使い方というものを徐々に覚え始めもうすぐ3年を迎える今、程々に慣れてきたのは事実です。

昔、当時の先輩に

「お前って『とりあえず』って言葉よく使うよな」

と言われた事を今更思い出しています。
『とりあえず』はその場しのぎであって決して全力ではないんですよね。
言われてそうかと思いました。

そんな事をけっこう思い出す今がはたしてとりあえずなのか、全力なのかなんとも言えないですがトイレ掃除をしている時は全力だなーと考えるとやはり当時の最初の仕事は全力でやってたんだろなーと思います。

まあそんなわけで時には脱力も大事だと歳を重ねてわかった今、力の入れどころと抜きどころをもっともっと上手くやれたらなと思う店主でした、さてトイレマジックリンと…





乾杯

2015-06-22 | 毎日ブログ
今度私の同級生が結婚式を挙げます。

こんな私にも有難くも招待状が届いたので出席する予定です。

私はずっとこういった仕事をしているので週末に休みを取れる事が少なく、今まで数多くの結婚式の有難いお誘いを蹴ってきました。大変失礼な話なのですが、しょうがないと思って相手にも精一杯の謝罪と説明をして欠席する事が殆どでした。
なので今の私の年齢の割にはこれまで出席してきた結婚式の数って間違いなく同じくらいの年代の方よりも圧倒的に少ないです。それだけ人の幸せの瞬間に立ち会えてこれなかったのは悔やみますが、こういった仕事を自分で選んで好きでやってる以上しょうがない事だと自分に言い聞かせてきました。

そんな結婚式ラッシュだった20代を超えて周りがそこそこ落ち着き、誘われる結婚式自体の数が減ってきた今30代半ば、ここで誘われる結婚式、ここから誘われる結婚式てのはとても貴重でありまして。都合がつく限り全て出席したいのです。取り返したいというか。
お前はどうなんだというツッコミは華麗にスルーさせていただいて。

今度式を挙げる私の友人は今ではうちのお店の大切なお客様の一人となりました。
彼が連れて来てくれた職場の同僚の方も大切なお客様となりました。
私は本当に彼には頭が上がらない。

そして本当に彼の事を尊敬しています。

彼は人前に立つ事が昔から得意でした。
学生時代は生徒会長、応援団長と何かの時には必ず大勢の前に立つ事が多かったと思います。
きっとそういった星の下に生まれてきたんでしょうね。
いろいろな事を経験してそれはそれは苦労もして、それでも今は一つの会社のトップとなり、また大勢の前に立っています。
私が彼の事を他の方に紹介する時には

「私の同級生で一番苦労して一番偉くなった友人です」

といつもしています。
もちろん全ては知らないけどそのくらい凄い人生だったと思うし感じるので。

そんな偉くなった私の同級生でも店に来てくれた時にはカウンターを隔てて「店主」と「お客様」となり昔話や今の仕事の話なんかでたくさんお酒を飲んでもらいながら盛り上がるのです。

同級生の頑張りはいい刺激となります。
先日来てくれた同級生の女の子は自身が製作に携わった美容スイーツをお土産に持ってきてくれました。
なんか凄いなーと思いつつしっかり刺激をもらいました。

業種の違いはあれど、みんなそれぞれの分野でそれぞれのスピードで頑張っている。この歳になるとある程度みんなも落ち着きそれなりの地位や経験を重ね、今だからみれる大人なモノの考え方や捉え方があり。

「アイツ今○○やってんだって」

て話が今では全て面白いです。

私ももっともっと胸を張って

「俺、今こんな事やってんだよね」

って言えるようになるために日々精進です。

というわけで幸せのお裾分けをいただいてきます。いただいた小さな幸せを自分でもっと大きく膨らませる事ができるように(真剣な眼差し)、仕事もプライベートも充実させていければ、店主でした。


お願い!セニョリータ

2015-06-18 | 毎日ブログ
先日、仕事明けに一人で飲みたくていつもよくお邪魔する店ではなく最近ご無沙汰しているお店に行こうと思い、ある高円寺のBARを訪ねました。

そのお店は一人で行くのは初めて。
そしていざ訪ねると他にお客様がいなく私一人。これも初めてでした。

そのお店は普段は膨大な数のレコードを所有していてお客様のリクエストなんかに応えてくれる音楽中心のお店なので、程良く結構な音量でいつも音が流れているのですがその日はボリューム絞り気味。
そのマスターと初めて二人で話しました。
そんなシチュエーションは初めてだったのですがこれがまあ楽しくて。
このマスターはこんなに魅力がある方だったのかとますますそのお店が好きになりました。
軽く飲んで帰るつもりだったのですが、話が盛り上がり外もとっくに明るくなり。楽しい夜となりました。

帰りにテンション上がってタロー軒に行ってしまう程でした。少しテンション下げなきゃと思いまして。

人の印象って結構最初で決まるとは思ってるのですが、やはりそうでもないなと感じました。シチュエーションとか気分とかそういったものが諸々バチッとハマった時にこそ見えてくる魅力もあるんだなと。

うちによくいらっしゃるお客様で

「お店の方には申し訳ないんだけどマスターと二人きりになれる時が一番楽しいんだよね」

という方がいます。
ただその方は混んでるからといって入店しないという事はもちろんなく、いつでもお店がどんな状況でもいらっしゃいます。

私も来ていただいた皆様全員とできればお話させていただきたい。それは本当にいつもそう思っているのですが、一人でやっていると状況によってはなかなか難しい時もあります。
お客様はやはり十人十色で求めているものが違います。
愚痴を聞いてもらいたい方、私の話を聞きたい方、他のお客様とのふれあいを楽しみたい方、狙ってる女の子を堕としたくてシチュエーションのみでのご利用の方、本当は話したくてしょうがないのにこちらからきっかけを作らないとなかなか話さない方。

全てのその場にいる方の欲を満たすのはなかなか難しいので私の中で判断して良きアクションを起こそうとは思うのですがうまくいく時もそうでない時ももちろんあります。

ただ、よくいらっしゃってくださる方には私は勝手に「信頼関係」を築いていて

「ごめんなさい 今ちょっとご新規のお客様がいらっしゃるので少し貴方の前を離れます ごめんなさい 次は必ずがっぷり四つでお相手しますから」

みたいな事を思って場を動きます。
その意味をわかってくれるだろうという信頼からです。

それが果たして合っているのか、その日のそのお客様を充分には満足させられないわけですから。

ただ、ここMr.PROTOCOLはよく他の方からも言われますが、ありがたくもとても良いお客様が多いです。それは理解ある常識人という意味もあります。
そこに私はだいぶ甘えているのでしょうが、それでもそんな事があってもまた来てくださる方が多くいらっしゃいます。

この身を三等分くらいに裂けれたらなーって事はよく思うのですがやっぱりちと難しいのでまた今日も明日もきっと皆様に甘えると思います。

感謝、反省の日々はまだまだ続きます。
まあとにかく今日の営業も気張りますか、店主でした。