motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

パンスタードリームで韓国へ

2019-08-25 14:47:18 | 旅行
さて、結構更新が開いてしまいました。お待たせしました。

以前の記事で予告していましたが、パンスタードリームの20周年企画で韓国へ行ってきました。
最近20周年企画第3弾が発表されましたが20歳の人は運賃無料とかいう意味わからんことしてるみたいですねw

私が利用したのはパンスタードリーム20周年企画第1弾、片道運賃2000円で行ってきました。
港湾使用料、燃油サーチャージ、国際観光旅客税を加算すると結局5320円。
せっかくなので夕食朝食2回のバイキング1500円も申し込んだので合計は6820円となりました。








行きは早く着きすぎてしまいそうだったので、弁天町から1駅歩いて朝潮橋駅に着きました。
高速道路の間に地下鉄が走る光景、これはいいですねぇ。


中央線の終点コスモスクエアへ向かいます。

大阪南港からフェリーに乗るとなるとだいたいここからニュートラムに乗り換えてフェリーターミナル駅もしくはトレードセンター前(さんふらわあ)まで移動するのですが、今回乗るパンスタードリームはコスモスクエア駅から徒歩10分ほどの位置にある大阪国際フェリーターミナルから出ています。
駅からの無料バスもあるのですが歩いて向かうことにしました。


見えてきました、Pansterのロゴが入ったコンテナがたくさん置かれています。


フェリーターミナルの室内から。結構立派なフェリーです。
空港と比べてやはり入出国手続きは非常に楽でとても快適でした。いくら飛行機が早いといってもあの列に延々並ぶやつ好きじゃないんですよね。




そんなわけで15:00に大阪を出港。




船のデッキのうちあまり人が来ない端のあたりまでやってきました。
右側に見えている窓のあるところが操縦室といえばいいんでしょうか、船長さんが乗っているところです。
そこにかかっているこちらの鐘。

一見普通に見えるのですが…






壁側に回り込んでみてみると、何やら文字が彫られています。

「さんふらわあ くろしお 1997」
1997年に東京~那智勝浦~高知を結ぶ航路の新造船として建造されたものの、たった4年で航路が廃止となってしまい現在では韓国のパンスタードリーム用に用いられているという訳です。
一応目立たないように留め具の向きを逆にしてはいますが、私みたいに壁側から覗き込む奴には見つかってしまう当時の名残だったりします。


私のお部屋はこちら、最安の設備なので相部屋となりますがそんな大部屋というわけでもなくこの日は2人で使用となりました。
知らないおじさんと相部屋というのはやっぱり抵抗がないとは言えませんが、日本の方だったので少しお話もできて結構いい経験だったかなぁとも思いました。


夕食バイキング、なんか肉とか唐揚げとか似た色のものばっか食べてますねこいつ。
韓国料理っぽい味付けのものもありましたがそこまで激辛ではなく美味しくいただきました。
辛いかなぁと思って白米は多め。白米大好きなので。

船内にはフェリーの楽しみの一つ、お風呂が備わっています。
しかし船内の案内看板には「大浴場」などの表記はなく「サウナ」と書かれています。
夜と朝と利用しましたがどちらも誰もいませんでした。
このあたりは日本と韓国のお風呂事情の差なのでしょうか?シャワーで十分という方が多そうです。

サウナの名の通り立派なサウナ設備が供えられていたのには驚きました。
恐らくさんふらわあくろしお時代にはなかったんだと思うので大掛かりに改造したんですかね。

また、このサウナ設備に関連したことなのですが大浴場の2つに分かれた湯船のうち1つは水風呂となっています。
両方ともデジタル温度計があるのでわかるとは思いますが、確認せずに入ると大変だなぁと思いました。


こちらが朝食ですね、なんか適当にいろいろ取ってきています。
朝はクロワッサンやグラノーラ系も提供されていましたがやっぱりコメが食べたいと思いこんな感じに。
本格的な感じの具材入りソーセージとポテトがおいしかったです。


釜山港到着は朝の10時。ホテルの遅めのチェックアウトと考えたらいい時間な気がします。




釜山のシンボル、広安大橋をくぐったら目的地はすぐそこ。


利用するのはこれで3度目、約半年ぶりに韓国へやってきました。


一応クルーズ船区画を設けているということもあって、下船待機時エントランスでは生演奏がされていました。
とてもいい雰囲気を演出していてよかったです。
この船のうち、ごく一部ですが専用ラウンジや専用コース料理の提供があるクルーズ区画があるそうでそちらは結構なお値段がするみたいです。
最上級のロイヤルスイートで85,000円ですか…私2000円で乗ってますよ。


さて、下船します。
3度目ともなれば慣れたもの、Wifiレンタルと両替を済ませてきました。


釜山港国際ターミナル正面にこんな碑があったとは知りませんでした。就航各都市が書かれているわけですね。


歩いて10分程度で釜山駅へ。手前には水西平沢高速線のSRTが止まっています。


釜山港から釜山駅へつながる細い通路には何やら横断幕が掲げられていました。
読めないけどなんとなくわかるぞ…というお気持ちになりました。
その後の街中ではあまりこういった代物を見かけなかった(読めない故に気付かなかったのかもですが)ので、そこまで心配したり旅行自粛したりする必要はないかなぁと思います。
多分ですが、釜山港から入国してくる日本からの旅行者が必ず通る場所ということであえて掲示しているんでしょうね。うーん。

まあ政治については何とは言いませんが、普通に旅行する分には何の支障もありませんでした。


釜山駅にてきっぷを購入。
急げば11:00のKTXにも乗れたんですが、食糧調達なども兼ね1本見送ることとしました。
日本で言う東京~大阪に相当する2大都市を結ぶ高速鉄道なんだから本数も多かったはず、と思っていましたが次の便は1時間あとなんですね。まじか。
むしろ日本がおかしいだけなのかもしれません。

高速鉄道KTXと在来線ムグンファ号との乗継特急券となっています。
釜山12:00→大田13:36/14:02→水原15:23






釜山駅にて、在来線特急ITXセマウルが止まっていました。かっこいいなぁ。


釜山止まりのムグンファ号が到着。日本では見られなくなった客車列車の風情が感じられていいものです。
車体構造は拡幅でどことなく485系に似ている気がします。

最後尾に繋がれているのは電源車、こちらは旧セマウル号で使用されていた車両が繋がれているためここだけステンレス車。


駅から北を見ると、半年前と同じ位置に香港MTR向けの車両が止められていました。
続々と生産されているということなのか、なかなか輸出が進んでいないのかはわかりませんが…

釜山駅から見えるあの貨物がたくさん置いてあるところが何なのかと思っていましたが、どうやら貨物専用駅の釜山鎮駅のようですね。


駅の南側に行ってみました。後で乗るKTXが並んでいました。


奥には引き上げ線があります。ムグンファ号が止まっていました。




本日はKTXの特室(FirstClass)に乗ってみました。
以前普通車で行ったときに元KTXシネマの車両に乗ってしまい困ったことがありますが、そんなわけで1号車の特定の層からは壁となっている特室です。

シートピッチはかなり広めで2+1の配置。座席は選べるのかもですが何も指定せずに出したら2人掛け側になりました。隣に誰も来なかったのでいいですが。


こちらは以前乗った普通席。シートピッチの差がよくわかるかと思います。


12:00に釜山を出発。日本語案内が大変助かります。


途中の蔚山付近の光景。在来線の旧蔚山駅(現:太和江)付近は栄えていますが少し離れた位置の高速鉄道蔚山駅付近には緑が多く残っているのが特徴的です。


今回もコンビニのお世話になります。以前はおにぎりに日本語表記があって助かったんですが今回買ったものは表記がありませんでした。
ただ、商品の写真が書かれているのは助かりますね、それっぽいのを選びました。

そして韓国に来ると外せない飲み物、りんごジュース、バナナウユ、エナドリHOT6を購入。
りんごジュースの何が韓国なのかよくわかりませんがコンビニにはほぼ必ずおいてある気がします。日本のコンビニってあんまりりんごジュース置いてないですよね。


特室に乗っていると、添乗員さんからこういった小さな箱がもらえます。


中身にはナッツとクッキー、そしておしぼりが入っていました。
ナッツはレーズン系のものなどもいろいろ入っていて美味しかったです。


クッキーは結構ずっしりした感じのチョコチップ。おなかが満たされます。






太田(テジョン)駅にて下車、ここからムグンファ号で水原を目指します。


ムグンファ号の機関車はディスクブレーキを採用しているんですね。
新幹線などの高速車両にも採用されているように速度が高くなると踏面ブレーキよりも有利という点で採用されているのかなぁと思います。


ムグンファ号に乗車。KTX普通車などと比べるとシートはかなり広いのですが、特室の後だとやっぱり狭く思えてしまいますね…


鳥致院駅を出てソウル方面に少し進んだところで1段高くなったところに何やら不思議な車両を発見しました。
ITX青春号の中間につないでいる車両が韓国唯一の2階建て車両だったはずなんですが、なんですかあのオール2階建て車両は…!?


調べてみたところ、現代ロテムがシドニー向けに製造した車両のようです。確かにイメージイラストと同じですね。
また、ここの線路は現代ロテムの試運転線かなんかなんだと思います。


天安駅では向かいのホームに首都圏電鉄1号線の新型車両が止まっていました。
写真の通り低床ホームに入るとドア位置が大きく異なるため普段なら絶対に入らないのですが、コード類が見えていることからも分かる通り新車の試運転を行っていたみたいです。


5000系(改番し現在は311000系)のうち最新スタイルの顔。第4形態とでも言いましょうか、大きく傾斜した形状が特徴的です。






水原(スウォン)駅に到着。


首都圏電鉄1号線に乗り換えさらに進み




鉄道博物館の最寄り駅、義王駅にて下車。


KORAIL鉄道博物館については次回の記事で詳しく紹介しようかなぁと思います。


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↑バスの同人誌です。

<おまけ>

義王駅の駅前にもなんかありました、穏やかじゃない…

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