S1000RR 鉄馬一体!の巻(後編)

2018年02月20日 | モトラッド京葉からのお知らせ

「塩浜」の交差点で信号待ちしていると雨がパラついてきたようです。

お日様が出ている間は暖かくなってきたなぁと感じられるのですが、

この曇り空からまさか雨が降ってくるとは…アクセルを握る手も冷えてきた感じがします。

 

…と、こんな時にはグリップヒーターという機能が活躍します。

出力全開(100%)と半開(50%)の切替(オンボード表示)が出来ます。

(今回はもちろん全開にしました)

 

 

…でも、やっぱり、寒い寒い寒い寒い寒い寒い!

前方は車で詰まっているので、思うようにアクセルは開けられない状況です。

 

スクリーンシールド内で少し伏せ気味にしてみる。

あったかいよ~~~(これは奇しくも防風効果がかなり高いことの証左である)

 

しばらくすると、車の間隔が少し開いてきたような気がする。

手も温かくなってきましたので、少しペースを上げさせてもらいます。

 

ステップに乗せる足の位置を確認しつつ、徐々にペースを上げていくと

みるみるうちに前の車が迫ってきます。追い越し車線に入るため

右にウインカーを出しつつ目視後、安全を確認してから速やかに車線変更を行う。

続けて、左に戻り、右、左、右…と流れを維持しながら前へ出ていく。

 

ふと気付いたのですが、車両重量210kgを意識させない軽快な走りです。

よく人馬一体なんて言葉を聞きますが、今の私はまさにタイトルの文字通りの様なのであります!

ストレスを微塵に感じさせない機動力に脱帽です。

 

ふと見上げると、行徳方面の青看板が目前に…

追い越し車線にいる私は、間に合うのか?!

 

これが付いてるから大丈夫でしょう!

 

後方確認、ブレーキング!!

左ウインカーに目視後、すぐさまシフトウェイト。

 

この流れるように走る様を形容するのに言葉はあまりに無力です。

(正直、私、うっとりしてしまい、BMWバリューローン 2.99%の試算表が頭を過りました)

 

とりあえず、このマシンのおかげで「高浜」交差点に戻ってくることができました。

そのまま船橋方面まで走っても……悪魔の囁きが後から聞こえてきます(笑)

 

これは仕事なんだと自分に言い聞かせながら、無事にお店に戻ってくることができました。

 

乗って良かった、楽しい時間をありがとう、S1000RRでした。

 

次回は普通自動二輪でも乗れるあのGSの末弟、

G310GSのインプレをお届けしたいと思います、乞うご期待。

 

実際の試乗において、復路の「高浜」の交差点を過ぎてしまい、

船橋方面まで行ってしまっても慌てず、安全に配慮しつつ

時間をかけて戻ってきていただきたく思います。

 

Motorrad Keiyo

  

 


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