オークスへ行く(つもり)

2009-05-17 22:41:50 | Weblog
 いや、新型インフルエンザがいま以上に蔓延し、「中止」
なんてことにならないことを祈るのみであるが。

 東京競馬場の指定席葉書抽選に、なんとか当たったの
である。いままで中山のG1は秋天(府中が工事中のとき
ね)、有馬記念と指定席で観戦した経験があるのだが、
府中の指定席はいまだ座った経験がないのである。いま
「観戦」が「感染」と変換され、非常に不吉な予感がこころ
に湧き上がってたりするわけだが。それはさておき。

 バクチとしてはどうせブエナビスタへの一本かぶりで、だ
からといってそれを覆せる力をもった馬が第二グループに
いるとも思えず、1着ブエナ、2着人気薄てな決着が見え見
え。それでも配当は馬連で百倍超えはちょっと無理、バクチ
としてもレースとしてもあんまり魅力はない。それでも「G1を
指定席で見る」というのは大名気分ではある。指定席ゾーン
でしかはいれない贅沢な食い物屋にはいってみたい。格好
は残念ながら3千円のジャンパーに5百円ポロシャツ、そし
て1,500円西友ジーンズという組み合わせであろうが。

 しかしそれにしてもここにきての新型インフルエンザの蔓延
は痛い。何事にも当初は過敏すぎるほどの反応をするのが日
本人の特性、二次感染者については在学校名までばっちりさ
らされちゃってるし、これじゃ本当に熱出ても医者に行けない。
死人がガッツリ出てるというのならまだしも、感染者が若い人
間ばかりというのもガチで謎である。やはり年寄りはなんらか
の免疫を持ってると考えたほうがいいのだろうか。

 これ以上感染者が広がれば、公的機関はなんらかの判断を
下さざるをえなくなるだろうし、それがネガティヴなものであるこ
ともまた確実。「ひとの集まる集会・興行の中止」「不要不急の
外出の禁止」ということになるだろう。下手すりゃ外出時にマス
クを着用しないというだけで白い目で見られたり2ちゃんねるで
たたかれたり、流行時でさえあまりマスクをしてるひとがいなか
ったというカナダその他の欧米諸国から見れば、「異様な」光景
が繰り広げられるかもしれない。「日本人の集団志向」がまた面
白おかしくからかわれるのかと思うと、憂慮せざるをえない。

 なんにしろこの不況の世の中、外出て金使わないと日本経済
が回らない。競馬なんてあーた、ほとんど国家への寄付行為み
たいなものである。できれば平穏無事にオークスが開催されるこ
とを、こころの底から願うものである。ダービーもあわせて。

新型インフルエンザ Ⅱ

2009-05-10 22:47:37 | Weblog
 案の定罹患した人間が発見されたわけだが。

 しかし「周囲にいた人間、検疫法により10日間強制
的にホテルへ缶詰」というのはツライな。接してくる人
間から病原菌扱いされる10日間というのは、精神的
に結構来るものがあるのではないか。会社勤めの人
間が「10日間仕事から離れる」というのは、色々とツ
ライ。その理由を会社に話した場合、会社の方はどう
受け取るのか。ネガティブな評価しかされないだろうな。

 なんかニュース映像の派手さや、物々しさを見てると
ポーの小説に出てくる赤死病並の厄病が我々人類に
襲い掛かってきているような感じだが、新聞の隅まで
読んでもそんな記事は出ていない。そもそも「致死率が
低い」ということを強調している新聞がない。医学関係
のコメンテーターは相変わらず「大丈夫派」と「心配派」
の二派に分かれて収拾がつかない。といっても心配派
にしたところで、「いまのところ弱毒性で致死率も低いが、
このまま推移する保証はない」という将来的な心配であ
り、「いまのとこ致死率が低く、さほど恐れるべき病気で
はない」という認識は一致しているようだ。なのにニュー
ス画像は完全防護服の検疫官ばかり映す。「なんかの
意図があるのか」とつい邪推してしまう脂ハゲであった。
まあ、厚生労働省の予算取りと、製薬会社の需要喚起
くらいしか陰謀の想像ができないのであるが。

 「熱が出て関節が痛いのですが」と医者に行っても診
療拒否される例が多くなってきているという。季節の変
わり目、急に暑くなったり寒くなったりが多くなりそうなこ
の季節、「ちょい体調崩して発熱」なんて普通にありそう
なことなのだが、二次感染疑われてここ数日の行動を強
制的に話せみたいなことになったらとても嫌だなと思う。
こんな状況じゃ、熱が出ても「医者行かずに家で寝て治
そう」という考えの人間が出てきても不思議はなかろう。
つーか、俺がいま発熱しても、「俺外国行ったことない
し」を理由に、かたくなに医者行かない感じがする。熱の
加減にもよるが。

 とりあえず、感染者を犯罪人みたく扱うのはやめたまえ
と。感染者の学校名はメディア上はいまだ伏せられてい
るが、たぶん地元では大わかりの大騒ぎであろう。感染
者のプライバシーについても、どうも暴露めいたアレがネ
ット上で出てきそうな気がする。感染者はあくまで被害者
であって、タタいて喜ぶ対象ではない。そこのとこをきちん
と認識しないとさまざまな人間に実害が出る。そんな感じ
でどうかひとつ。
 

新型インフルエンザ

2009-05-03 23:56:16 | Weblog
 ここ数日はスポーツ紙の記事もそればっかりで。

 メキシコの人々には気の毒ではあるが、「世界的流行」
といってもいまだメキシコ人以外には死人が出ておらず、
「ちょっと強烈な風邪」くらいの感じである。死亡率も一割
いっておらず、とりあえず医者が「大丈夫です。9割方完
全に治癒します」といっても誤りではないわけだ。「なんか、
騒ぎすぎなんじゃね」という・・・・。

 数年来、H5N1型の鳥インフルエンザのナニが騒がれ
ており、こっちは致死率が6割越えという猛烈な疾病で、
「これが世界的に流行したら世界変わるな。俺もこれで死
ぬのかもな」などとある程度覚悟してたら豚インフルから
変化した弱毒性が新型だという・・・いや、正直拍子抜け
である。不謹慎な言葉であることは承知しているが。致死
率が1割でも伝染力が強ければ大きな災害になることは
理解しているが、やはり6割越えを覚悟していた身からす
れば、今回の弱毒性の流行は「不幸中の幸い」かもしれ
ない。

 いまのところ日本国内において感染者は出ていないが、
国際交流のさかんなこの時代、しかもゴールデンウィーク
中でこんな状況であるにもかかわらず海外旅行に出かけ
る人間がまだまだ多いというこのありさま、GW終わりの
成田で感染者が見つかる可能性はかなり高いのではな
かろうか。まあ、「豚肉の買い控え」とか馬鹿な行動をと
らないのが肝要である。もともと豚肉は火を通して食うも
のであるし。

 安月給の雑魚リーマンにとっては、「満員電車に乗って
の通勤」というのは必須である。インフルエンザの蔓延防
止にとって、この「満員電車のすし詰め」ほど悪しきものは
ないのではないか。なんというか、そばでわけのわからん
オッサンにクシャミでもされたら死ぬ思いである。しかも、
他人にとってはわたし自身が、「わけのわからんオッサン」
であるのがまたなんとも哀しい点である。いまのとこ症状
はまったくないがマスクすべきかしらん。猛烈に息苦しい
んだけども。

 このゴールデンウィークも、なるべく外出を控えて家でじ
っとしているのが正解なのか。しかしそうなると横になるし
かやることはなく、休日出勤の連発で折角4kgほど減量し
たマイ体重がリバウンド起こしそうである。あまりのウェスト
の細化に、ジーンズなども新しいものを調達してしまった現
状、また太ったりしたらばさらにまた買い替えを行わねばな
らず、無駄なことこの上もない。横になってもあまりものを食
わず、入滅直前の釈迦のように過ごしたいと思う。さすれば
少しは現状より賢くなれるかもしれない。

公共空間でのふるまいに関して

2009-04-26 22:27:52 | Weblog
 例によって本日、後楽園WINSまで馬券購入に出かけた
脂ハゲであるが。

 帰りの小田急線急行がいつもの日曜と異なり無茶苦茶混
雑しており、座って居眠りすることもできず、致し方なくぼん
やりと窓の外ながめつつ吊り革に身をまかせて時をすごした
わけである。したらば。

 ドア側にひとりの、ニ十代半ばくらいに見えるお嬢様が立っ
ており、髪型からシャツからパンツから靴と結構オシャレに頑
張ってる風で、顔立ちも決して醜くはなく、宝塚の男役みたい
なキリっとした印象を与えるメイクをほどこしている。脂ハゲも
性欲衰えたとはいえ平凡な男性であるから、こういう女性が
視界にはいるのは快いことであるな、と考えたのだが。

 その女性、視界にはいったときから「醜悪な容貌ではないの
に、なんか変な印象与えるなあ」と感ぜられたのである。原因
はすぐにわかった。彼女、二の腕、腰、背中と体のさまざま部
分を掻き続けていたのである。オッサンやオバハン、あるいは
若くとも容貌がやや残念であればこんな違和感を感じなかった
に違いない。
 
 まあ、若い女性であれば外で遊んで全身日焼け、そしてボリ
ボリというのもありがちなことであると思うのだが、どうも理屈で
納得しても頭がついていかない。彼女がもし「電車の中でメイク」
などをはじめてもまったく違和感など感じなかったであろうが。公
共空間におけるいわゆる「マナー」と、この違和感とにはあまり関
係がないのであるな。

 一部の人間にはえらく評判の悪い「電車の中の化粧」であるが、
あれは「顔作ってる姿など本来ひとに見せるものではない→公共
空間の人間をひととして認識してないから化粧などができる→俺
たちをきちんと人間と認識しろコノヤロウ」という流れで糾弾されて
いるのだろうか。脂ハゲはそもそも女性から「人間として認識され
る」ことなど皆無だと考えているので、他人が化粧していようとあま
り気にならない。でも「容貌優美な女性が全身ボリボリ」は引く。三
昔前くらいには、「あのアイドル歌手は本当にウンコするのだろうか」
てな議論がファンの間で真摯にかわされたという。作られた女性ア
イドルのイメージでは、その歌手と「大便」という単なる生理現象と
のつながりが見えなくなっていたからであろう。脂ハゲ的には、「容
貌優美な女性は、公衆の面前で化粧はしても全身をボリボリ掻か
ない」というのが「常識」というか「固定観念」というかとにかく脳内
にこびりついており、これをあっさり乗り越えられたため「なんか違
和感感じた」というのが真実であろう。

 彼女はその後も全身掻き続け、ついにはパンツのポケットに手を
入れてそこから内腿を掻き始めた。もし、外見の魅力からだけで彼
女に興味をもった人間がいるとしたなら、10人中8人はこれで目が
覚めてしまうような感じがする。

アクアライン・マラソン

2009-04-19 22:42:09 | Weblog
 てなわけで森田健作が千葉県知事に当選。「悪い冗談」
な感じがしたら案の定献金やら肩書き詐称やらで問題続
出のようである。

 このひとが代議士時代なにか目立ったことをしたかといえ
ばほとんど記憶にない。ただ議員としての活動が長ければ
金がかかり、金がかかるということはスポンサーとのしがら
みが増えるということである。しかも代議士として所属してい
たのが与党自民党。しがらみの増殖について野党議員とは
比較にならないであろうことは、なんとなく想像できる。

 このひとの公約に「アクアラインマラソンの実現」というのが
あった気がするが、本気なのか。アクアラインというのは半分
以上が地下トンネルなんだが、そういうことは理解しているの
か。地下道走ってもあまり面白いことはなかろうし。森田健作
知事の脳内では、木更津から海ほたるまでの橋の部分しか
アクアラインと認識していないのではないか。あそこを全面通
行止めにしてマラソン実行したならばたしかに気持ちよさそう
ではあるが、海を渡す橋である。風雨に対する弱さは半端で
はない。準備万端整えたところで風雨強まったとする。きっち
り「中止」の決断がこのひとにできるか。「このくらいにの風雨
に負けるなんて男じゃない」などど、訳わからん発言して強行
しそうな気がして仕様がないがどうよ。「男という言葉にこだわ
る人間ほど実は女々しい」というのは脂ハゲの持論である。

 千葉県というのは市川~千葉の総武線ラインと、それ以外の
土地では性格がまったく異なるという、微妙な県である。前者
の総武線ラインはほぼ東京圏といってよく、「地方の疲弊」など
という言葉とはほぼ無縁であるが、それ以外の場所はもうガチ
田舎、市立病院の閉鎖云々が結構な問題になっている銚子市
など、もろに「疲弊した地方都市」である。そういう違った性格の
ふたつの地域では、発生する問題もそれに対する解決策もまっ
たく傾向が異なるものであろう。それをあの単純そうな知事で解
決がはかれるのか。戦前の、すべてを大和魂で解決をはかろう
とする陸軍軍人みたいなあの性格で。

 脂ハゲ自身も工場勤務の間3年居住したのが千葉県。自らの
居住区域を「」と呼んではばからないひとの群れに衝撃をう
けたわけだが、東京圏スタンダードで千葉の文化をはかることそ
のものがちょい誤り。長野、宮崎、大阪とタレント系知事の当選
が続いているが、マイ予想だとノックの次くらいの大失敗しでか
しそうな感じがする。あくまで「感じ」であるが。なお、石原慎太
郎東京都知事は、マイ評価だとノック未満であります。

お休み

2009-04-13 22:11:14 | Weblog
 ADSLのつながりが悪く一週お休みである。

 NTTから猛烈に「光のナニ」の勧誘がくるのと無関
係なのであろうか。

 次週はたぶん森田健作千葉県知事について。しばしお待ちを。

肩書きとズレ

2009-04-05 23:15:46 | Weblog
 「石田純一って俳優という肩書きのはずなんだが、最
近バラエティ番組かワイドショーでしか見てないな。まと
もな映像作品に俳優として出演し演技したのは、どのく
らい以前なんだろう」とふと考えてたら、北朝鮮がミサイ
ル発射。考えること自体がタブーなアレだったのかもし
れない。

 中谷彰宏の「作家」という肩書きもモノスゴイ違和感が。
いまウィキでちょちょいと調べたのだが著作がおよそ800
冊あるという。800でっせ800。くだらねー自己啓発系の
バカ本ばかり800冊書くというのも、それはそれである種
の才能かもしれない。でも、小説を書かないのに「作家」て。
まあ「ライター」って肩書き背負わせるにはエラくなりすぎた
ということなのかもしれない。ゲッツ板谷が「作家」って肩書
き名乗らないのはえらいと思う。いや、マジで。

 肩書きの違和感といえば、かつてウイニングチケットという
ダービー馬がいた。この馬、栗東の伊藤雄二厩舎に所属し
ていたれっきとした関西馬だったのだが、函館デビューから
ダービー制覇に至るまで、一度も関西圏の競馬場で走った
ことがなかったという、なんかアレな馬であった。

 「最強の一勝馬」というのも、肩書き的にはよく使われるも
のであり、エイシンカチータやらロイスアンドロイスやらシック
スセンス、あるいはつい最近までのローレルゲレイロ、さらに
は本日ダービー卿CTを勝ったタケミカヅチなどとたくさんいて、
結局は二勝目をいつかはあげるのが常なのだが、重賞2着
を数回経験して賞金的にOPになった馬と、G1レースで好走
するもの3着止まり、賞金的には条件馬でその条件戦に必勝
を期して出走するも勝ちきれない、などという例は別に考える
べきであろう。後者の典型としてのエイシンカチータにはほん
とに痛い目に。

 まあ、今いちばん違和感感じまくりな肩書きはアダルトビデ
オ業界における「芸能人」か。なんかドラマの端役くらいなら
ともかく、深夜バラエティのアシスタントさえ「芸能人」と言い
切ることでAVのありがたみが増すという昨今の風潮は、はた
して無条件に肯定してよいものなのか。ありがたみは増すけ
どねたしかに。

 性に関することというのは、男にとって最も「肩書き」が重要
視される世界なのかもしれない。「モデル」「ナース」「女子コ
ーセー」「女教師」「人妻」という肩書きを見れば一目瞭然であ
ろう。相手本人に欲情しているのかそれとも肩書きに欲情して
いるのか。男にとってその区別というのはある程度時間がたた
ないとなかなか明確にならない。

 その「肩書き」とそれに付随するステレオタイプな性格(「ナー
ス」なら「献身的」、「女教師」なら「聡明」とか)に、男は欲情し
やすいのかと思われる。いつもながら男は夢見るネバーランド
の住人であり、なかなか現実を直視し目を覚ますということは
難しい。「ナース」なんぞなによりも「パワー」と「押しの強さ」が
必要という現実的な事実からは、目をそむけていたいのである。

 脂ハゲ的には弱い肩書きは「ギャル」であるが、よく考えりゃ
「ギャル」的範疇にはいる女性もその性格は十人十色であり、
なによりも実際に「ギャル」と接した経験がない。それでも「ギ
ャル」的なものに惹かれるのは何ゆえか。心理学的研究のよ
い材料かもしれない。

陣内の離婚

2009-03-29 22:32:32 | Weblog
 とうとう土曜日に競馬場でなく会社へ行ってしま
った。脂ハゲの価値観から言うと「恥」であり「負け」
である。もっとも恥の概念にあまり敏感ではないの
がこのわたくしであるのだが。

 なわけで仕事の話は横に置き、ネタ的には「藤原
紀香の離婚」でもいってみるかと。しかし、あれを「陣
内の離婚」と考えるか「藤原ノリカの離婚」と考えるか、
どう考えても後者のように思う人間のほうが多そうな
気がする。藤原ノリカさんというのは不思議な方で、
女優としては成功作がものの見事に一本もないとい
う稀有な方である。吉永小百合でさえ「キューポラの
ある街」という一発があるのに。

 結婚当初は「格差婚」などと揶揄されていたが、し
っかりとしたネタの基礎がある陣内のほうがこれから
を考えてみれば安定しているはずで、「美貌とスタイ
ルと高値の花感」を消したら、あまり何も残らないノリ
カさんより芸能界的には有利な感じがしないでもない。
まあ、安定つーても「千万単位の年収をしっかりとキー
プできる」くらいの感じなのかもしれないが。

 陣内さんも気の毒に、嘘か誠か不明だが「大阪妻」
と称する女性に性生活を暴露されたりして、まあ、あり
がちな話ではございますな。しかし芸人にとって「女遊
びは芸の肥やし」でうんにゃらかんにゃらなんてのは、
すでに過去のものになったと。これからはマイホーム芸
人やら、カミさんからDVうけてる被害者芸人とか、そっ
ちの方が主流になってくるんでしょう。

 しかし陣内さん、某元AV女優から「体だけの関係でい
いから、別れたくない」と言われたこともあると、これまた
真偽不明な噂がゴシップ雑誌を駆け巡ったりしておりま
す。こんな台詞、脂ハゲにとっては一生無縁のものであ
るからして、うらやましくて仕様がない。うらやみは簡単
に妬み嫉みに変化するものでございまして、わたしを含
む世の殿方にとっては「ざまーみやがれ」と思う存在であ
ることもまたたしかかと。

 さんま師匠が離婚を経てまた大きくブレイクしたように、
陣内さんも初心に返ってまたネタを見せてくれるんでしょ
うか。「ラジオ体操ネタ」など見なくなって随分と時間がた
っている気がいたします。メンテナンスを怠れば「細木和
子化」が避けられないノリカさんと違い、陣内さんにはまだ
まだ先があります。これからもそのモテっぷりを利用して
キム兄の離婚記録を凌駕することを、一お笑いファンとして
希望するものであります。まる。

休日、会社に行ってきた。

2009-03-22 22:41:06 | Weblog
 「やってもやっても仕事が片付かない」というのは正確
な表現ではない。「やってもやっても」という状態にならな
いのだ。クソみたいな、まさしくクソみたいな電話問い合
わせのオンパレードで、書類処理にとりかかれない。そ
んなわけで、何年かぶりでの休日出勤である。時はお彼
岸中日、先祖供養より事務処理という、バチが当たっても
致し方のない状況ではあるが、悪いのは俺ではない。

 そんなわけで、眠い目こすりつつ休みだというのに会社
へ行く。スーツ着ないでポロシャツ、ジーンズ&スニーカー
というのは、非常に楽な格好であることを改めて実感する。
しかもなんつーても問い合わせの電話がないのがデカい。
書類処理に没頭。40半ばのオッサンが休日出勤でパソ
コンちゃかちゃかというのは、情けないことこのうえもない
が、これが浮世におけるわたくしの能力の限界であるの
だから致し方ない。いやー、お仕事進む進む。これなら週
3日休日にして1日は休日出勤した方が能率はよいので
はないかとふて思う。ま、賃金が上がる分だけ税率もアッ
プするかしれないが。

 しかし脂ハゲの性格、凝り性という点に関しては両親そ
の他のひとびとから指摘をうけてはきたが、いやまさしく正
解。エクセルかちゃかちゃに没頭し、昼飯もかの有名なサ
ンドウィッチ伯の如くキーボードたたきながら山パンのラン
チセットで済まし、手洗いに席立つ以外は午前9時半から
午後6時まで席に座りっぱなし。他人と話してどうこうする
仕事より黙ってキーボードかちゃかちゃ言わせる仕事の方
により適性があることが露わになった。社交性が低いこと
はなんとなく自覚してはいたが、ここまで低いとは知らなか
ったですよ。

 もちろん祝日に出勤したのは脂ハゲひとりではなく、他の
ひとびともかなりの数出てきていたが、キーボードかちゃか
ちゃに熱中したままほとんどしゃべらないのよ俺。「必要が
ないとほとんどしゃべらない」という自分の本質を再発見。
基本的に、他人と接触することが嫌いなんだな俺は。17才
くらいなら尾崎豊風のポエムにでもなりそうだが、40代半
ばだとこんな性格話にもならない。「社会性の欠如」という
六文字の烙印が背中に押されているのも同然である。

 そらこんな年まで嫁が来ないのも当然ですわな。なんか、
「自らの屑っぷりの再発見」が、休日出勤の収穫とはあん
まりだと思う。さて、今週の土曜はいかがなことにあいなる
のか。彼岸中日でだいぶ事務処理消化も進んだとはいえ、
まだまだ処理待ちボックスには書類の山が。下手すると競
馬場に行けないかもしれない。つーか、むしろ馬券買ってか
ら会社か。休日出勤で稼いだ分を、すべてJRAにもってか
れないことを祈るばかりである。

年度末がやってきた。ヤァ!ヤァ!ヤァ!

2009-03-15 22:52:10 | Weblog
 タイトルをご覧になれば少し理解いただけると思うが、
頭が若干オカしくなっております。恒例。

 しかしどうしてこう年度末になると仕事が集中してく
るのか。というか、何ゆえ3月などという中途半端な時
期が年度末なのか。「年度」などというわけのわからん
時の区切りはやめて、1月から12月の1年でスパっと
会計も区切ればいいじゃねえかと思うのだが、この4月
~翌年3月という「年度」という区切りは一向改まる風も
ありません。なんでですかね。

 昨年くらいから四半期決算なるものが導入され、いま
まで上期下期のふたつで分けられていたものが第一四
半期、第二四半期てな感じで四つになったらしいのだが、
この変化による仕事の分散なんてのはあまり感じず、や
っぱり3月末の締めがいちばん重要なのは相変わらずで、
というか、投資者への会計の透明性がより重視されたア
レのナニのおかげで、年度末決算の重要性がいままでよ
りも上がった感がするきょうこの頃。皆さまいかがお過ご
しですか。

 実際の話仕事量が通常月の倍以上になっている。しか
も、向こうも年に一度しか書かない書類のため無茶苦茶
になってる場合も多々あり、これにいちいち電話をかけて
修正させるのがわずらわしい。書類の誤りというのにはい
くつかのパターンがあり、このパターンに沿った誤りである
なら、(ああ、またやっちまってるよ)な風でそんなに腹も立
たないが、いや、この時期になるとものすごい想像もつか
ない誤りをやらかすバカがたくさん出、そういう奴に限って
自分の誤りを認めない。「××さんに聞いたんですけど」
などと他人をダシにし、その××さんに確認すると「そんな
こと言った覚えはありませんが」と来る。どうすりゃいいの
さこのわたし。だがある書類について「決まった様式はあ
るんですか」と問われ、「任意で結構です」と答えたら、後
日聞かれたのとまったく別の書類が無茶苦茶な様式で送
付され、あわてて電話かけ「この書類はこの様式じゃ困る
んですが。様式がありますので」と修正を求めたら、「だっ
て○○さん任意でいいって言ったじゃないですか」と答え
られた瞬間、5年ぶりくらいにキレた。もうエナジーもなに
もない、人生に求めるものさえほとんどナッシングな本年
46才のハゲおやじがキレた。「アンタ何言ってんのよ。任
意でいいっつったのは△△書のことで、この書類のことじゃ
ねーよ。なに勘違いしてんのよ」「いや、たしかにあの時・・
・」「たしかにじゃねーよ。アンタの脳内はどーなってんだよ。
あん時マニュアル見ながら説明したろうが。決まった書式
がないつったのは△△書のことだ。この書類にはきちんと
様式があるんだよ」「はぁ。そちらが勘違いしてると言うなら
勘違いしてしまったんでしょう」この言い草にもうさじをぶん
投げた。「バカにはなに言っても時間の無駄」といういにしえ
の格言をこころに刻み、むしろ冷静に戻った。しかし、この手
の人間てのはどこにいってもいんのはなぜだ。

 普通に仕事量が増えるだけならまだ我慢もきくが、こういう
普段あまり接しない「性根腐れ」の相手をするのは精神的に
もタマラナイ。精神安定剤の服用量を増やしてもらおうかしら
ん。