休日、会社に行ってきた。

2009-03-22 22:41:06 | Weblog
 「やってもやっても仕事が片付かない」というのは正確
な表現ではない。「やってもやっても」という状態にならな
いのだ。クソみたいな、まさしくクソみたいな電話問い合
わせのオンパレードで、書類処理にとりかかれない。そ
んなわけで、何年かぶりでの休日出勤である。時はお彼
岸中日、先祖供養より事務処理という、バチが当たっても
致し方のない状況ではあるが、悪いのは俺ではない。

 そんなわけで、眠い目こすりつつ休みだというのに会社
へ行く。スーツ着ないでポロシャツ、ジーンズ&スニーカー
というのは、非常に楽な格好であることを改めて実感する。
しかもなんつーても問い合わせの電話がないのがデカい。
書類処理に没頭。40半ばのオッサンが休日出勤でパソ
コンちゃかちゃかというのは、情けないことこのうえもない
が、これが浮世におけるわたくしの能力の限界であるの
だから致し方ない。いやー、お仕事進む進む。これなら週
3日休日にして1日は休日出勤した方が能率はよいので
はないかとふて思う。ま、賃金が上がる分だけ税率もアッ
プするかしれないが。

 しかし脂ハゲの性格、凝り性という点に関しては両親そ
の他のひとびとから指摘をうけてはきたが、いやまさしく正
解。エクセルかちゃかちゃに没頭し、昼飯もかの有名なサ
ンドウィッチ伯の如くキーボードたたきながら山パンのラン
チセットで済まし、手洗いに席立つ以外は午前9時半から
午後6時まで席に座りっぱなし。他人と話してどうこうする
仕事より黙ってキーボードかちゃかちゃ言わせる仕事の方
により適性があることが露わになった。社交性が低いこと
はなんとなく自覚してはいたが、ここまで低いとは知らなか
ったですよ。

 もちろん祝日に出勤したのは脂ハゲひとりではなく、他の
ひとびともかなりの数出てきていたが、キーボードかちゃか
ちゃに熱中したままほとんどしゃべらないのよ俺。「必要が
ないとほとんどしゃべらない」という自分の本質を再発見。
基本的に、他人と接触することが嫌いなんだな俺は。17才
くらいなら尾崎豊風のポエムにでもなりそうだが、40代半
ばだとこんな性格話にもならない。「社会性の欠如」という
六文字の烙印が背中に押されているのも同然である。

 そらこんな年まで嫁が来ないのも当然ですわな。なんか、
「自らの屑っぷりの再発見」が、休日出勤の収穫とはあん
まりだと思う。さて、今週の土曜はいかがなことにあいなる
のか。彼岸中日でだいぶ事務処理消化も進んだとはいえ、
まだまだ処理待ちボックスには書類の山が。下手すると競
馬場に行けないかもしれない。つーか、むしろ馬券買ってか
ら会社か。休日出勤で稼いだ分を、すべてJRAにもってか
れないことを祈るばかりである。