ふにょり。

まったりまったり、日々のこと。いち、に、さん、いっぱい。

イカット!折り返し地点!そしていつもの妄想。

2016-06-08 01:20:10 | 着物諸々
ほぉーあー!!
片側縫い終わり!!!だっしゃー!


はい、ちくちく(無駄に)手縫いしてたイカット兵児帯です。

上が表。下が裏ね。これならまぁ裏が見えてもマジマジ見なけりゃ目立たんだろうよ!!
そして継ぎ目。生地の伸び率問題はアイロンで何とかなると信じたい。

で、やったー!縫えた!と小躍りして家族に得意げに見せていた訳ですが、
ふとさ、ここまで縫ったものの、あんまり出番なかったらどうしようと不安に。

じゃあストールにしたら、と。
ナイスアィディア!

で、ストールっぽく置いてみた。
あら。

あらっ。……ストールの方が良くね?と思ったり……思わなかったり……。

む、無駄にはしないから良いけどさ……。

ちなみに、縦糸横糸を地道にかがっていたのでこの待ち針打ってある感じに目を拾っていた訳よ!この長さを!阿呆なのかと!

けどまぁ継ぎ目は全部終わってるから、残り片側拾うだけと考えれば、ほぼ八割方終わったようなものね!

はー!長かった。

ミシンでガーの帯にしてサクッと作る筈がこんな事になろうとは。
これというのも縮み率と柄を合わせたい欲目の為だな。

煩悩に勝る情熱はないぜ。

はぁ。サクッと作りたいから、これが終わったら…明日は出番待ちの綿麻を水通しするんだ…(←フラグ


その他最近の煩悩話としては、
何とか帯の脱着を簡略化したい今日この頃。

継ぎ目問題も気になるが、いいなと思う生地は継げない柄が多い事。

かといって110幅なり90幅を4メートル近く買ってたらお財布即死しちゃう事。

そして基本カルタ結びばっかりなもんでやや飽きてきた事。

しかし変わり結び対応の帯は長尺で重い事。

以上より、作り帯なら!

幅110の生地を長さ50センチ買うでしょ。
半幅仕上がり15センチ、縫い代1センチとして17センチ。

110×17が二本取れる事に。

これで出来る15幅×1メートルの片方を胴に巻く用、片方を帯の飾りに使うとする。
で110×16が余るでしょ。

110×16→50×16の二本にしたのをはぎ合わせて50×30(縫い代1センチ)が出来る。

これを胴の前側の裏にくっつけたら、一応二重に巻いてるっぽくならんかな。

(図を書いてアップした方が文でダラダラ書くより分かりやすかったし早かったですな)

ちなみに、個人的に帯にスマホ差したり財布差したりして出掛けてるけど、帯が緩いと落ちる訳よ。

けどキツく締めたくないから、ここをポッケみたいに偽二重部分の下を縫っちゃっておきたいなーと。

これで50センチあれば!帯が!どうよどうよ!

飾りが1メートルじゃ足りないかな、ここは縫い代0.5センチでイケれば、16センチ×110が三本取れて楽なんだけどな。
これは生地によりそう。ロックかけたら0.5でもなんとかなるかしら?

ただ飾りの部分は表裏の柄が違う方が可愛いからなぁ、そこはやりようかなぁ。

もしくは元々あえて細めに取って、裏地が見えるように継ぐのも可愛いかも。

表地13センチ(+縫い代2センチ)、裏地17センチ(+縫い代2センチ)みたいに。


とか考えてる訳です。


あとはコットンレースをそのまま帯に出来ないかなぁとか。
(コットンレース 生地 で検索すると色々出てくる其れ等。)

ぷちぷち穴が空いてるから帯芯見えてもかえって面白いかなと。紺のレースに白帯芯。
コットンレースのトップスにデニムとか良くあるじゃない。
コットンレースの帯に綿麻着物とか良さそうじゃないの?と。

そしてレースから派生して、スカラップレース(端っこがレースの形にカットされてる奴ね)を帯留めの所に来るような感じとかどうかしらと。

あれね、リバーシブルの帯をお腹らへんでヘニョっと折って違う色を見せる感じのイメージ。
それをもともとやっておいちゃおうと。

いやぁー、ね。
なんでこんな妄想がというと。

帯。

結ぶの、嫌なんだな。私。

結ぶって、固結びの所ね。
いわゆる、テ先を折って肩にかけますー、胴に巻きますー、タレと交差させて結びますー、て奴。

あれ、絶対ぐちゃってなる。

なぜなら!補正してないから!!

コカコーラの瓶にやってごらんなさいよ。どうやったって固結びしてぎゅって締めたらテ先の所が引っ張られ過ぎちゃってどこまでも結べちゃうんですから!

(一度もシャキッと結べない状況)
(これもやりようなのかしら)
(補正なしで上手く結べる方がいらっしゃれば教えを請いたい所なのです)

カルタの良い所はさ、平面なのよ。45度に折る、巻く、90度に折る、巻く。
ひねる、ねじる、ってポイントがない。

補正なしでも、それこそ輪投げの輪の様に、腰幅さえ越えなければ一応そのままの形で居てくれる。

先日なぞは、緩く締め過ぎて背中がカポカポで飾りが崩れそうな程でやんしたが、それでもなんとか巻かれたまま留まってくれる、私にとっては最高の結び方なのよ。

帯締めなくても良い所も素敵。

なもんで、ねじらずひねらず帯だけで帯締め帯揚げ要らず、と考えても、そんなの殆どない訳で。

じゃあ作り帯でいーのでは、と思う今日この頃。

で、さっきの作り帯に戻る訳で、
三分紐(だっけ?ゴムの奴)みたいに、背中側にゴムつけといて、飾り部分をぱたぱた入れればいーかなーと思ったりしてたのよね。ただ引っ掛ける1メートル弱。

ちょうど帯の真ん中辺りにゴムつけとけば、折り返された飾り部分の厚みで背骨のS字部分の補正になるんじゃないかしら、とか甘く考えてるけどどーだろう。

失敗すると、飾り帯部分だけポトーンする事になるのよね。

「あっ!帯落ちましたよ!」
「まぁ、ご丁寧にありがとうございます^_^」
「いいえ、素敵な帯ですね」
「あら!手作りなんですのよ、うふふ」


……なんて訳にはいかんわいな。このトークスプリクトが成り立つのは財布かハンカチか位だろうな。

帯落ちましたよ、て。駄目だ、ギョッとしちゃうよね、まず。

「あっ!落ちましたよ!」
の前に、

「……えっ!落ち、た?!何あれ??」
てなっちゃうもんなー!駄目かぁぁ!!

(落ちる前提なのか


まぁ色々やってみようぜぇー。
たまには帯落ちるかも知んないけど、それも一興だと思うし。

実践しない事にはね!何事も!



じわじわ増えた生地に出番はあるのか!
果たしてイカットは腰に巻かれるのか!

水通し待ちの列は続く。