日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北関東駅めぐり 2017師走 - 淀川酒店

2017-12-17 12:20:06 | 酒屋
ただでさえ日が短いこの時期、なるべく早く宇都宮を出るつもりでした。しかるに滞在が長引いています。沿道に酒屋が現れたため緊急停車。立ち寄るのは「淀川酒店」です。
居酒屋よりも酒屋の善し悪しを見分ける方が簡単だと以前申しました。ただならぬ酒屋は店構えからして違うものです。この店を見つけたとき、これは間違いなかろうと即座に閃くものがありました。そしてその直感に誤りはありませんでした。獺祭の幟が出ている時点で若干懐疑的な面はあったものの、有名どころに偏ることなく、県内外の地酒が幅広く取り揃えられており、県産の無名の蔵を多く扱うところに見識の深さが窺われます。あまりの充実ぶりに絞りきれず、籠太の一押しでもある群馬泉の「淡緑」という選択に落ち着いたものの、保管場所の制約さえなければ、二本目に県産の酒を買い求めるにもやぶさかでないところでした。
天然木を奢った内装、小洒落たガラスランプを使った照明、ウォークインのワインセラーと日本酒庫まで備えた店内の造りも上等。以前同じ場所を通ったときには気付かなかったこと、店舗が真新しいことからしても、改築されたか、どこかから移転してきた店舗なのでしょうか。目加田酒店、小池酒店を始めとして、酒屋には事欠かない宇都宮に、必ず寄りたいと思える店がもう一つ加わりました。

淀川酒店
宇都宮市睦町6-7
028-633-4887
1000AM-1900PM

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