A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

ファルモルビシン3回目

2004-11-30 | 乳がん日記
朝10時過ぎに採血をした後、検尿続いて心エコー。
お昼前に外科外来で診察し3回目のファルモルビシンの点滴を受ける。
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採血と注射

2004-11-25 | 乳がん日記
採血と白血球を増やす注射。


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かつらデビュー

2004-11-22 | 乳がん日記
ジャジャ~ン、今日からかつらデビュー決定!

仕事で入管に出かける用を無理やり作ってもらって仕事絡みと見せかけてメインの診察に行く。

今日は採血と注射がある日。
先生に、今日からかつらデビューです!と元気よく告げる。

「いよいよ始まりましたか。皆さんが通る道ですから大丈夫ですよ。」

とまた優しい言葉をかけてくれた。
このあと、仲良しのKANちゃんとランチの約束をしていたので、白島のイタリアンレストランへ向かう。今年いっぱいで営業を2年間休業してイタリアへ修行に行くそうだ。
広島のイタリアレストランとしてランチも予約なしではなかなか食べられない、とってもおいしいイタ飯屋さんです。
1:20の予約なので時間ギリギリにお店に到着。
まもなくKANちゃんがきたので、早速ランチを注文して頂く。
私が勤務中抜け出して来ていることを告げると料理を早めに出してくれた。

それにしてもここのパスタの味付けは最高である。
ソースを少しでも残さないため、パンを追加注文して皿に残っているソースをパンに付けて頂く。

近くにあるイタ飯屋さんとは比較にならないほど濃厚でこくのあるソースでした。しばらくこの味のパスタが味わえないなんでとっても残念である。
早くイタリアでの修行を終えて広島に戻って来てね。

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脱毛の開始

2004-11-18 | 乳がん日記
今日は朝から母が広島に来てくれて、私のためにお料理を作ってくれました。
抗癌剤治療を始めて副作用らしきものと言ったら脱毛以外は、昨日のお昼休みに昼食を取るときに“ウッ!”と吐き気がした位である。
かと言って食欲は普通にあったので、お弁当も残すことなくちゃんと頂いた。しかし、今夜は脱毛の副作用で私はすっごく悲しむことになった。

帰宅したら、すでに夕食の仕度は出来ていたので母と一緒に食事をする。
私の病気の事を考えて母なりに栄養のあるものを沢山作ってくれた。
本当に有り難いものである。
母は私に気を使って病気のことにはあまり触れなかったが、2~3日前から脱毛が始まった事を伝えた。
先に母にお風呂に入ってもらった。
さあ、このあといよいよ私の恐怖の入浴タイムが始まった!シャンプーをしてお湯をかけるとどんどん髪の毛が抜けて行く~~~!

もう半端な量ではない。ごっそり手のひらにてんこ盛りになる位どんどん抜けて行くのだ。

今までテレビとかで髪の毛が抜ける場面を見てきたけどいざ自分に降りかかってくると、もう悲惨という言葉しか思いつかない。


正に『髪は女の命』なのである。


お風呂上りに母に脱毛が本格的に始まって大量の髪の毛が抜けたことを告げると母は私に対してトンでもない事を言った。
私は、その言葉にショックを受け、その後なんと1時間も母がいる前で泣き続けた。

そんな私に母は、

「なんて言っていいか、わからん!」

悲壮な声で私に言った。
しかし、私はお構いなしに泣き続けた。
時間は9時前だったし今ならまだバスがあったので母にもう少しで“もういいから帰って!”と叫びそうになった。

後で考えると泣くのは構わないけれど、私が外へ出て泣けばよかったなぁ~と思った。
母にしてみればこの狭い部屋の中で泣き続ける娘を見るのはとても辛かったはずだし、どんな言葉をかけていいかとても困っていた。
私の配慮が欠けていたかもしれない。

でも、今の私には泣くことが大事だった。
脱毛という事を受け入れてこれから半年以上、いや一年近くはつるつる頭と付き合わなくてはならないのだ。
だから、今晩だけはお母さんが私に言った言葉とは抜きに、私が泣いている意味を受け止めてくれたまえ。


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ファルモルビジン2回目

2004-11-16 | 乳がん日記
今日は2回目の点滴だ。
2回目になればもう要領もわかっているので気分的に楽である。
診察の際に先生に脱毛のことを聞かれた。

「昨日位から手櫛の度に髪の毛がくっついくるし、シャンプーの時には抜けてきます。」

そう、先生の言われるとおり点滴を始めて2週間目位で私の脱毛が始まってきました。
かつらはわりと早い時期に購入したり、ネットで知り合った癌仲間から頂いたかつらがあったので、“いつから始まってオッケーよ!”なんて思っていたけどいざ始まると悲しくなる。

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私の病名は?

2004-11-13 | 乳がん日記
昨日KANちゃんからメールがあり、今夜は横川の有名なラーメン“陽気”へ食べに行くことにした。
私も予てからチャンスがあれば食べに行きたいと思っていたし、点滴の副作用がないうちに早く食べに来ておきたかった。

6時半にKANちゃんの職場の前で待ち合わせ。
すぐ側にあるお店に直行!ここは一人で来ても全然大丈夫そうだ。

早速“そば”を注文する。
面は細めで汁は豚骨の濃厚な味である。
私の好きな味だよん。
フーフー言いながら一気に食べる。
う~ん、替え玉をしたいところだけど、ここはグッと我慢してお店を出る。
しかし、なんとなく小腹が空いた感じなので横川駅のパン屋さんに入り、パンとサラダを注文して食べることにした。

私はそこでKANちゃんに病名を告白することになった。
治療が半年位かかることは言っていたけど、副作用で毛髪が抜けていくことを言ったら、

「**ちゃん、それって癌?何で言ってくれなかったの?」

KANちゃんは、ひどく悲しんでくれた。
私は、病名を告白したからと言って癌を患っている人になんと言って慰めて言いかわかるはずもない。
しかし、KANちゃんは保育士でもあるし、人に対しての精神的なケアが少しはわかるはずだと期待した。
でも、やはり同じ癌患者しか気持ちが分かり合えないものである。
KANちゃんとはこれからもいつもどおりの友人としてのお付き合いをしていきたいものである。

このあと、この火曜日に知り合った癌友と白島の“コーヒーの青山”でお茶をした。
私より一回り以上の年上の主婦である。
乳癌だけの情報交換をするのはいいけれど、やはり私の私生活にも興味があるみたいで婚姻の有無とかを聞いてきた。
少し個人的な事を聞かれたので、その日は何とも言えない気持ちになった。

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通院

2004-11-11 | 乳がん日記
採血と注射の日。
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採血は辛い。

2004-11-09 | 乳がん日記
今日は採血と注射の日。

点滴を始めてから毎週1回採血をして白血球の減り具合を確認するみたいです。
早速中央処置室に入り、採血をする右手は手術をした方の腕なので左手を出す。

しかし血管がなかなか見つからない。
やっと針を刺して血液を抜くんだけど1本目は何とか採取できたけど2本目がなかなか採取できない。
少し時間がかかってしまったけど何とか2本目の採取。採血の結果が1時間後出るのでそのまま社用で買い物があったので病院の外へ出て行った。
ちょうど1時間後に病院に戻り外科外来で診察を待っていると館内放送で私の名前が呼ばれた。
中央処置室だ。急いで向かうと再度採血する羽目に…?

「えっ、どういう事?」

「採血に時間がかかり細胞が潰れて結果が出なかったのでもう一度採血させて下さい。」

結局また1時間の結果待ちになるので一旦会社に戻ることにした。
 
会社で昼食を済ませた後、ちょうど都合よく入管へ行く用事があったので、私が行かせて頂くことにした。
3時過ぎ、病院の中待合室で診察を待っていたら、中年の女性に声を掛けられた。

「あなたも乳癌?」

おっと、いきなりストレートな質問だわ。少しためらいながらも

「ええっそうですけど。」

自分の病状を伝えたものだから彼女は色々と話しかけてきた。
結局電話番号を交換することにした。
私も身近な癌友がいなかったし、同じ病気ではないと気持ちがわからないからこれからいい相談相手になってもらうことにした。

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夜ごはんは楽しいな。。。

2004-11-05 | 乳がん日記
初めての点滴で体調もいいので、仲良しのKANちゃんと夜ごはんを食べに行くことにした。
場所は本通りの平和公園寄りの“月あかり”。
古民家を改装してなかなか風情のあるお洒落な処である。
友人とも一緒に行った事があるお店なのだ。

ここの所、外食は殆どしていないので久々に美味しいお料理を頂く。
金銭的に余裕があればいつも外食したいものである。
勿論お酒付で……!
しかし、この半年間は禁酒しないといけないのだ。
飲酒したことによって3万円の点滴の効果がなくなってしまうのだ~。
う~ん、残念!!!
KANちゃんと食事中にぺーちゃんから電話が掛かってきた。
食事中なので後で電話することにした。

美味しいお料理も堪能し、時間は早かったけどわたしの体調を気遣ってくれて早めに帰ることにした。
KANちゃんと別れて早速ぺーちゃんに電話をする。ぺーちゃんはアメリカ在住の友人の友人でこの春帰国したときに3人でクラブに行った仲なのだ。ぺーちゃんはたまたま私と同じ職種の仕事をしていることもあってたまに電話をしてきてくれる。
そこそこ世間話をした後、私はぺーちゃんに
「実は私、この10月大変だったんだ。入院して手術したんだ。でも、手術は一つの治療法でそのあと半年位長期治療が続くんだけど副作用がひどいみたいなんだ!」

「それって、癌じゃろぉ~!副作用があるっていったら癌しかないじゃん!」

ゲェ、鋭い!かなりストレート!!普通長期治療の副作用で癌だった気付くよね。

「病名はあえて言わないけど、ご想像に任せるわ。いつも一人で寂しいからいつでも慰めに来てね。」

電話を切った後、私は何故か嬉しかった。
他の人は私の病気をわかって敢えて病名を言わないのだと思うけど、ストレートに言ってくれたぺーちゃんの気持ちが嬉しかった。

夜、姉に電話をして私の病気をわかってくれた人がいた事をわざわざ報告した。

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ファルモルビジン1回目

2004-11-02 | 乳がん日記
今日から本格的な化学療法が始まる。
先生から化学療法剤の種類の説明があるため、前日から来ている母と姉も一緒に診察室に同席している。

私の種類はETC療法。リンパ節転移があった場合の治療法だ。
パンフレットによると効果は大だけど副作用も大と書いてある。
これからの治療で私はちゃんと耐えていけるのだろうかと言う不安で何とも言えない気持ちになってくる。

スケジュールは、ファルモルビジンを2週間に1回を4クール、タキソールを毎週1回を12クール、最後にエンドキサンを2週間に1回を4クール。
ざっとカレンダーで計算してもゆうに半年以上もかかる。
私はゾッとした。
今すっごく元気だし見た目は全然癌患者に見えないので、治療なんか放棄したい~~~!なんて考えてしまった。

でも目に見えないのが癌なのよねぇ。
手術は一つの治療法だし、化学療法も併用しないと私は何年生きていけるか全くの未知数なのだ。
そう、再発してしまったらあっと言う間に全身に広がっていくでしょうね。

いよいよ、第1回目の点滴だ。デカドロン(ステロイド剤)とカイトリル(吐き気止め)の点滴約30分の真ん中にファルモルビシンに差し替えて約10分間点滴。

その後また残りのデカドロンとカイトリルに針を差し替え、合計40分位で点滴は終了した。
看護師から、

“ファルモルビシンは赤いので点滴した後は赤いおしっこが出ますので、決して血尿が出た訳じゃないから心配しないで下さいね。”

点滴終了後、会計で支払った金額は約3万円強!ギョヘェ~、これからどうやって支払っていくのやら………!

会社へ帰り、早速トイレに行くと赤いおしっこが出てきた。

“あははっ、看護師さんが言ったとおりだったわ。”

この時点では薬の副作用がどんなものであるか漠然としかわかっていないので結構平気である。

2週間後には恐怖の脱毛が始まるなんで頭の中では何も考えていなかった。今日は、点滴をしたので仕事は余りしなくてもいいや、なんて思っていたらめっちゃ忙しくて休まる暇もなかったわ。
いつも暇な会社なのになんで今日に限って忙しいのかしらん?

夜、早速同じ癌友のメール仲間二人にメールをする。
彼女たち二人は姉が心配してくれてネットで見つけてくれた同じ乳癌患者である。術後も色々とアドバイスをしてくれて、本当に本音で話せる二人です。

今まで点滴を受けた後の話によると当日と翌日は体がだるくて休む人もいるとの事。
私は全然平気だったのでメールで今の様子を伝えると、第1回目は大丈夫だけど回数を重ねていく毎にだんだんと副作用が出てくるとの事。

そっか~、やっぱりこの点滴は恐ろしい点滴だよね。
2週間後に脱毛か…。私は癖毛なので他の人より脱毛が遅くなるといいなぁ~なんて考えていました。


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