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チベット問題とオリンピックについて。

2008-04-13 22:00:43 | ひとりごと。
ココのところずーっと気になっているいくつかのことがあって、
ブログにあげようとしては、うまくまとまらず「保留」にしているものが多いのですが、コレもそのひとつでした。

「聖火リレー」を襲うチベット問題に抗議する人たち。

今朝の風をよむで、ピン!とスイッチが入ったのです…。


そもそもオリンピックの象徴である「聖火」は、オリンピック大会開催期間中、主競技場でともされるのですが、その起源は古代ギリシア時代に遡り、ギリシア神話に登場するプロメテウスがゼウスの元から火を盗んで人類に伝えたことを記念して、古代オリンピックの開催期間中にともされていたとされているそうです。

その行いに怒ったゼウスにより、カウカソス山の山頂に張り付けにされ、生きながらにして、毎日肝臓をハゲタカについばまれる責めを強いられるという…極刑に近いものでそれくらい「火」というものは危ないものともいえるのでは…と思う。

そして非常にあることで、「便利」になるということもいえる。
「危うさ」と「便利さ」という相反する世界を持ち合わせている


そういえば、「風の谷のナウシカ」で、トルメキア人の行き過ぎた行為に、長老たちが呟くシーンがある。

水と風は100年かけて森を作る。
多すぎる火は、何も生まない。


映画の中では、「ナウシカ」がその命を賭して仲裁役に入るのだが?
今回の場合、その役割を担う何か(国?)が必要なのだけれど…。
そして…「水と風」の役目を果たすのはどこ(誰)なのだろう?


そろそろなんとかしないと…。

北京オリンピックを純粋に楽しめるようにして欲しい。残された時間はあと100日あまり…。



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2 コメント

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Unknown (NSR)
2008-04-18 10:05:44
チベットの争乱のニュースを見聞きすると・・・。
映画「セブンイヤーズ イン チベット」の場面を思い出します。
人民解放軍が小僧に拳銃を握らせて老僧を射殺させようとするシーンです。

映画の上とはいえ、ウソでは無いシーンだろうと思いました。

今回、ショックを受けたニュース映像がありました。
袈裟を着けた僧侶が、商店街のシャッターを蹴って、略奪に加担している映像です。
あれは僧侶じゃなくて僧兵だ・・・と思いました・・・。

チベット人として同胞を思う気持ちは理解できますが、それなら袈裟を外して戦ってもらいたいものだと思います。

「お酒をいただく時には、せめて袈裟は外しなさい・・・。」
大学時代に寺の子弟たちに語っていた恩師のコトバを思い出しました。

Unknown (moriyuh)
2008-04-25 18:34:04
NSRさま

コメントありがとうございます。

>映画「セブンイヤーズ イン チベット」の場面を思い出します。

そうですね、そんなことがありましたね。
いい作品でした。

最近、そういうふうな描写が多いかな?と思えます。
「大いなる陰謀」もそうでしたね。

実際にあるんだと思うと、どうしても、我慢できない感情がわいてきます…。


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