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My Favorite Things

お酒と肴、映画、MS、お料理、ひと等、好き勝手言っています…。TBは承認制としていますので、ご了承の程…。

インランド・エンパイア を観ました。

2007-09-13 19:25:43 | CINEMA。

まさに奇怪?
リンチファミリーのひとり、ローラ・ダーンが演じるニッキーは女優なんですよ。
そのニッキーの新作映画っていうのが、主演の2人がなぜか死んでしまい、お蔵入りになっていたポーランド映画「47」のリ・メイク。

そんないわく付きの作品は、不倫ドロドロ劇。
ありがちな話なんですが、ニッキーとその相手の男優は、映画の内容と同じく不倫関係に突入…するのですが?現実か?演じているのかが?観ている側がわからなくなってくるのですよ…。

さらに混迷に陥れられるところとしては、リンチお得意のかぶりもの系「うさぎファミリー」の登場だったり、赤い部屋等、あれ?コレってツイン・ピークスで見たかのような?思いにさせられ、この作品に集中できないわけです…。

脳が思考を止めてしまい、私は睡魔に襲われてしまいました…。


詳細はコチラへ。


最後の方で、バリバリ日本語英語の裕木奈江風(=どうも本人らしい)のホームレスが現れるのですが?全くもって意味不明?キミまだ生きていたのね?
ナスターシャ・キンスキーとマイケル・パレはどこに出ていたのだろう?どなたか教えてくださいませ。

う~ん180分、疲れましたというか?眠っちゃったので?どれだけ観たかは?不明。でもエンドロールは相当いけてました

そういえばこの作品、昨年のヴェネツィア金獅子賞なんですってね?さすがヴェネツィアとしかいいようがありませんが?ね、リンチさん。

 ⇒umikarahajimaruさまよりご指摘ありました。

  正しくはこの作品はFuture Film Festival Digital Awardを受賞。

  金獅子賞は 長江哀歌 (三峡好人)で、

  リンチ監督が、生涯金獅子賞を受賞との事。
  

  ご指摘ありがとうございました。




   


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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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一応、念のため (umikarahajimaru)
2007-09-18 20:40:41
『インランド・エンパイア』は、Future Film Festival Digital Awardという賞は獲っていますが、金獅子賞は獲っていません。去年の金獅子賞は『長江哀歌』ですね。リンチ自身がもらったのは、生涯金獅子賞です。一応、念のため。
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ありがとうございます。 (moriyuh)
2007-09-18 21:51:50
umikarahajimaruさま

TB&ご指摘ありがとうございます。
早速、修正いたしました。

昨晩、映画でじゃない、「英語でしゃべらナイト」に、裕木奈江が出ていて撮影秘話をちらっと。

あのシーンは、彼女を見てリンチ監督が、ひらめいた役(=ジャパニーズクレージーホームレス)だそうです。

うん、なるほどですね。









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Unknown (manimani)
2007-09-19 09:53:40
はじめまして。TBありがとうございました。

ナスターシャは、一番最後の大騒ぎのときに、ローラのとなりにひっそりと座っていましたね。
ナスターシャの出演シーンは撮影されたけれど本編では最終的にカットされたそうです。残念。

マイケルの出演シーンは不明^^;
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Unknown (moriyuh)
2007-09-21 15:34:00
manimaniさま

はじめまして。
TB&コメントありがとうございます。

ナスターシャ最後だったのですね。
あのエンドロールのダンスに見とれていたからかな?
まったく気付きませんでした。

やはりもう一度しっかり観ないと、ダメかもしれません。


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Unknown (hychk126)
2007-10-07 14:41:09
moriyuhさんはじめまして。TBいただいたhychkです。

自分ところでも触れましたが、あのエンドロール、カッコ良かったですよね。なんか吹っ切れ具合に感動しました。
ローラ・ダーンはこの映画で何層もある深さの度合いを混乱したまま演じていますが、あのエンドロールでカメラに写っているローラ・ダーンというのは、ニッキーでもスーザンでもなく、本作の主演を務めるローラ・ダーン、つまり限りなくアウトランドに近いその人そのものかなと思います。

裕木奈江は個人的に良かったと思ってます。その様相も語りも、異物・裂け目としてハマりものでした。
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Unknown (moriyuh)
2007-10-08 08:56:23
hychkl26さま

はじめまして。ご訪問TB&コメントまでありがとうございます。

>あのエンドロール、カッコ良かったですよね。なんか吹っ切れ具合に感動しました。
ローラ・ダーンはこの映画で何層もある深さの度合いを混乱したまま演じていますが、あのエンドロールでカメラに写っているローラ・ダーンというのは、ニッキーでもスーザンでもなく、本作の主演を務めるローラ・ダーン、つまり限りなくアウトランドに近いその人そのものかなと思います。


同感です。おかげで、ナスターシャには、気づかず見過ごしてしまいました(笑)

裕木奈江の異物、裂け目…これをアップした後に、英語でしゃべらナイトに出演したときたまたまみていましたが、突然あのシーンが出来たそうで…だからあの異物感だったのですね。

でもソレを聞いて、結構笑えていて、今までの彼女に対するイメージは一変しました…。

またよろしければいらしてください。





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おじゃまします (ピロEK)
2008-06-29 09:46:40
おじゃまします。
実はデヴィッド・リンチ作品ってほとんど観たこと無いんですよね。
「ツイン・ピークス」も「マルホランド・ドライブ」も未見。
なので、私の場合は先入観も持たず…に鑑賞だったのですが、そんなことに関わらず…とにかく分んなかったです。
…投げ出すこともなく最後まで観れたのは、この作品に“何か”惹きつけるものがあるんでしょうねぇ(?)、それが何か詰めていないですけど
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
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Unknown (moriyuh)
2008-06-29 22:44:47
ピロEKさま

コメントありがとうございます。

>実はデヴィッド・リンチ作品ってほとんど観たこと無いんですよね。

私のお勧めは、ワイルド・アット・ハートとやはりブルー・ベルベットですね?
主役より周りを固める人たちが、相当いかれている感じなのが共通点です(笑)

ツインピークスは、一気見をお勧めします。中だるみはしますが…面倒な場合は、ローラ・パーマー最後の7日間でしょうかね?

是非ご覧くださいませ。


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