処理されているかどうか? 見分けることの大切さについて
天然無処理で美しいミャンマー産ルビーの見分け方…今日は、ルビーの色の語源についてお話します。
ルビーと名前がついていれば価値がある
のでしょうか?
こたえは、「No」です。
そのルビーの価値を見分けるには、
まず、
①品質を見分け
②需要と供給
のバランスを見ながら、
最後に
③伝統や慣習
などの歴史的な部分から
その宝石ルビーの価値を検証する
必要があります。
宝石ルビーを手に入れるとき…
同じルビーに見えても個体差によって価値が
大きく違う(還流市場では、何百倍の差異)
ということを知っているだけでも…
プラスです。
次は、その品質の見分け方に入っていきたい
と思います。
下記の写真は、少しづつ違うルビーの色の濃淡です。
日本最古の色の名前は、「あか」といわれていますが、
その語源は、「アケ」だそうです。
そして、赤は、お守りの色といわれますが、
何故なのでしょうか?
そのルビー色(赤色)について下記のような興味深い
文章がありましたのでご紹介します。
視覚デザイン研究所の「和の色事典」より
(引用ここから)人類共通の普遍性があり、多くの言語で
血か火の色のどちらかの言葉から派生する。呪術的な意味合い、
魔除けの意味合いが込められているのも世界的に共通している。
縄文時代の土偶や古墳時代の埴輪には、
赤く彩色された人物像が多くあり、これら祭祀的な意味合いがあると
考えられている。(引用ここまで)
世界共通で、魔除けの意味合いがあるとのことですが、考えてみれば、
モリスが誕生した京都東山区の東福寺の隣にあるお稲荷さん
(伏見稲荷神社)も大切なところは赤色が使われている…
…というよりも伏見稲荷神社全体が真っ赤です。
なぜ、赤色が魔除けの色になったのか?
旧石器時代に、赤く光る炭火で大型肉食動物から身を守った
人類の祖先の記憶であるとか、唯一皮膚を透過していく「赤い光線」
を照射すると血中酸素が増えて血の巡りが良くなり、
抵抗力が増す=病気になりにくい…など色々な説がありますが…。
言葉もなかった時代から魔除け=お守りの色だったのは確かなようです。
味わって頂きたい…
「宝石は、景気が良い時なら分かるけど、
というご心配を頂くことが多い。
価値の高い宝石は、景気に左右されません。
むしろ景気が悪い方がルビーの仕事は
やり易い。
景気が良い時には、ルビーをお求めに
なられる目的が、
「高級そうなモノを買うこと」
なので、あまり細かいところまで
考えません。
細かいところをチェックしないので、
処理したものなど
「見た感じが同じもの」が
大量に売れていきます。
そして、それが、たくさん売れるので
更にたくさん作ります…
昔からある、宝石の定義は、
「美しく」
「希少性が高く」
「経年変化の無いモノ」
景気が良かった時に大量に売れた、
本当に良い宝石ルビーというのは、
いつの時代も見つけるのが難しい
ミャンマー産の無処理で美しいルビーが専門のモリスは、
原産地での採掘の現場からお手元まで直接お届け。
写真は、ルビーの原石。
銀座にお越しの際は、並木通りにあるモリス銀座店にお立ち寄り下さい。
💎Mori's ruby💎
http://www.morisruby.com
💍公式facebook💍
https://www.facebook.com/ginzamorisrubysalon
モリスのホームページの新着情報に
価値の高い宝石ルビーの見分け方や
お気に入りのルビーの見つけ方など、
モリスがミャンマーの社内で使っている
手法についてご紹介しています。