※これは2015年7月11日の記事です。
今年の梅雨は雨が多いですね。
やっと週末晴れる―♪(´∀`)
夏の西穂高に行きたいなぁ~。。。
とずっと密かに思っていたので、勇気を出して行ってみることに。
久々の北アルプスです。^^
日帰り西穂高岳へのアプローチは新穂高ロープウェイで。
車、夏は鍋平高原まで上がれるんですね。
今まで冬に一度しか行ったことが無かったので知らなかった。
5時前に鍋平高原駐車場に着いて、ロープウェイ始発まで仮眠zzz。
でもここって駐車場にトイレないんですね。
ロープウェイ駅内しかなくて、営業開始時間(8時?)まで我慢しました。。。
※我慢できそうにない方は、営業時間ギリで来るか、下の新穂高温泉駐車場利用をおススメします。
8:45の始発の臨時便に無事乗車でき、9時には西穂高口へ。
文句なしの快晴。
さて、とりあえず西穂山荘へ向けて樹林帯を歩き始めます。
最初は遊歩道です。
なので観光の人もちらほら。
登山の領域に入ると、登りが始まります。
岩ゴロ道。。。
わかっていましたが、冬を知っているだけにテンション上がりません(笑)
少しだけ視界が開けて、笠ヶ岳の稜線が見えました。
岩ゴロゴロ~。
萎えそうになるから、冬景色を思い出しながら登ります。
冬はこの岩たちはすっぽり雪に覆われて影も形もありません。
雪に埋もれてて欲しい岩、岩、岩。
しかも暑いです!
まだこの辺りは樹林帯なのでマシですが、できるならもっと早い時間から登りたい。。。
暑いので。。。
なんやかんやと言いながらも、1時間弱で西穂山荘~。
お花も出迎え♪
ミヤマキンポウゲ。
ハクサンフウロ。
1年半ぶりの山荘です。
山荘前で10分ほど休憩して気合いを入れ直す。
さて、、、ではまいりましょう。
ちなみにここは厳冬期はこんな感じになります。
ここも雪道の方が歩きやすいよね。。。
と思いながら登る。
とりあえず独標へ向けて。。。
大きな岩がゴロゴロ~。
雪の下はこんなだったのかー。
疲れたので振返る。(え、もう疲れたの?(*´ー`) ハイ)
遠くに白山が見えます。
前方には今日の目的地が見えてきました。
また振返ると焼岳(右)と乗鞍岳(中央)。
天気良すぎてめちゃくちゃ暑いです!
霞沢岳。あれも冬は真っ白なんですよ。
ピークがいくつも見える。
夏もここは美しい!
私は今日は結構元気です。気合い十分っ!
コバイケイソウの花。
軽く丸山到着。
まだ全然余裕ですよね。
次は独標へ。
でも、、、足元石がゴロゴロ。。。。
下りは歩きにくそうだなぁ思ってしまう。
振返る。
上高地の大正池が見える。
キレイだー♪
待ち受ける峰々。。。
あれを越えていくのです。
日差しを遮るものがないので暑い。。。もう少し早い時間から登りたい。。。
とにかく一歩ずつ登る。
イワギキョウ。
イワツメグサはいっぱい咲いてました♪
やっと独標が間近に見えてきた。
これを登れば独標!
雪が無いと岩でゴツゴツなんですね~。
ここは冬より全然余裕ですね♪
登って来たところを見下ろす。
鎖もありますが、この時期は三点支持で登れます。
冬ほど高度感なし。。。と思うのは私だけ?
独標到着~。丸山から50分かかりました。
ひとまず、お疲れさまです!
1年半ぶり。今回も快晴でした♪
さてさて、今日はまだまだ先があります。
行けるかな~、、、時間がちょっとやばい。
あの色の違うのは奥穂。さすがな感じ。もちろん行きませんw 見るだけです。
時間がやばいので先へと急ごう。
ここからヘルメット装着です。
とりあえず岩場を下りる。
独標からの下りは怖いかなぁと心配でしたが、個人的には難無く通過。
冬だと絶対ここ怖くて無理。。。(´Д`)
絶壁に咲くハクサンイチゲ。
岩場が似合う。。。ミヤマキンバイかな。
登りは上ばかり見ているので特に怖いところは無かった気がします。(個人的感想です)
皆さん、ヘルメット着用率高いです。
狭い岩稜、、、少し渋滞気味。
振返る。人がたくさんいるのが先ほどいた独標。
岩の○マークを頼りに登って行く。
足が重くなってきたなぁ。。。
そんなときに癒しの ハクサンイチゲ。
ありがとう、がんばります。^^
もうすぐ12時なのに。。。
まだ8峰だったりします。。。(独標が11峰でした)
時間大丈夫かなぁ、、、心配になってきた。
山頂まで行けないかも?
この8峰というのが、通称ピラミッドピークと言われている峰。
ピラミッドピーク、、、かっこいい響きです。 「わーい♪」とテンション取り戻す。
さて、どこまで行けるかわからないけれど、時間ギリまで先に進みます。
スピードアップを図るためにも、途中で旦那さんの重過ぎるザックをデポしました。
夢中で登って、、、気がつくと4峰っ!
ここまで来たら、、、何が何でも山頂まで行かないと。
3峰は巻く形で助かりました。
リミットは13時かなぁ。。。現在12時32分。
帰りのロープウェイ最終は16時45分。
2峰も巻く形でした。
この辺りですれ違った人に「もうすぐですよ」と励まされる。
「えっ、山頂あれですか?」「はい」
実はこのとき一番感動。
登頂時よりもw
「間に合う~♪」
西穂高岳への最後の岩壁。
もう少しだ、がんばれっ。
嬉しくて最後の登りはあまり記憶に無いw
でも思っていたより難しくなく、ちょっと拍子抜けだった。
(個人的感想です。もっと難しいもっと怖いと勝手に思っておりました。^^;)
西穂高岳きたー♪
山頂からの眺め。
奥穂高岳。
槍ヶ岳へと続く
槍ヶ岳。
と、、、あまりゆっくりはしていられないので、下山です。
奥穂、ばいばいっ!
下りを気を付けないと。
西穂高岳からの下りは途中どこに足置こうかな、みたいなところもありましたけど、他は特に怖いと感じませんでした。(個人的感想です。)
そういえば、拳小くらいの落石が旦那さんの背中に当たってました。
落とした方は全然気付いて無くて。。。
怪我はありませんでしたが、ザックを背負っていなかった分、直にあたって痛かったのではと思います。ザックは、やはり大事ですね。
帰り道のギザギザピーク。
谷合いへと咲く花たち。
あれは8峰ピラミッドピーク。
この辺りはまだ元気ありました。
西穂高を振返る。
登りでスタミナ全部使いきった気がする。。。
足元ちょいとフラフラ。
ひと呼吸おいて岩場を通過。
独標への登り返し。
その前にちょっと元気補給。イワツメグサ。
イワベンケイ。
トウヤクリンドウ。
独標を過ぎて、丸山への下り。長い、、、とても長く感じます。
丸山をやっと通過。。。
時間的にはもう余裕でロープウェイ最終に間に合います。
山荘が見えてきました。
年中営業の西穂山荘。
冬の名物は西穂ラーメンですが、夏はコレ。
ソーダのソフトクリーム!!
中にラムネも入っていてめちゃくちゃ美味しかった!
(※ラーメンは15時までです。)
ロープウェイ最終には余裕で間に合うので、山荘から先はのらりくらりと下った。
やっぱりここは雪道がいいな~。。。(しつこいw)
無事16時15分のロープウェイに乗車。
久々にお天気にも恵まれたし、お花もいっぱいだったし、憧れの1つだった西穂にも登れて大満足の山行でした。
コースタイム
西穂高口9:04-10:03西穂山荘10:13-10:31丸山-11:21西穂独標11:31-11:56ピラミッドピーク12:00-12:41西穂高岳12:50-13:36ピラミッド
ピーク13:47-14:10独標14:13-14:57西穂山荘15:11-16:02西穂高口
メモ
鍋平高原駐車場 普通車1日500円
第二ロープウェイ往復 大人1人2800円(手荷物6㎏以上は200円)
時刻表など詳細は、こちら⇒ http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html
なお、鍋平高原駐車場にはトイレはありません。
ロープウェイ営業時間内に限り、駅構内のトイレ使用可。
西穂独標までは特に問題無し。
独標から先は、岩場なのでヘルメットがあった方がいいと思います。
この日の登山者のヘルメット着用率は8割以上。
浮き石、落石に要注意。