ろうきん森の学校【富士山地区】

森の手入れをしながら、森で思いっきり楽しむ、人も自然も元気になる学校です。supported by 労働金庫連合会

森と畑のようちえん+(2月)

2009-02-09 20:16:32 | 柚野エリア 体験プログラム

森と畑のようちえん+(2月7・8日) ~落ち葉で遊ぶ~

 今年度の「森と畑のようちえん」も今回でいよいよ最終回!真冬の今回は「落ち葉」がテーマです。落ち葉で何をするのか、想像できるかな?

 今回は、絶景の富士山が見える(はずの)田貫湖で、「落ち葉集め」からスタートです。焚き火用は焚き火場へ、畑用は軽トラへ、ザクザク集めて、ワッショイワッショイ!


 落ち葉といえば焚き火ですね!「なに?たくさん働かされて(?遊んで?)おなかがすいてきた?」「じゃあ、焚き火で焼きりんごを作ろう!」


 おいしいおやつの後も、もちろん働きます。このころになると、落ち葉集めも運びも、みんな手馴れたもの。壁をつけた軽トラの荷台に、集めた大量の落ち葉をギュウギュウに満載して、いつものホールアース自然学校に向かいました。

 お楽しみの今日の夕食は・・・。節分にちなんで「恵方まき(手巻き寿司)」です。言われたとおりに、東北東に向いて、願いごとを思いながら、黙ってお寿司をほおばる子どもたち。でも、おとなしいのはそこまでで、自分でお寿司を巻いては食べること食べること!それもそのはず。お風呂の時、子どもたちはスタッフのあいぼんに水をかけて大はしゃぎしたらしく、おなかがぺこぺこだったのだ!そんな悪戯好きの子どもたちには、当然鬼のお仕置きが・・・。


 
 飲みすぎたのか、翌朝はいつもよりちょっとだけ遅めの動物のお世話と、昨夜まいて拾った大豆入りの朝ごはん。その後はもちろん・・・働きます!きのう集めた大量の落ち葉を50m下のビニールハウス(飼料置き場)まで、真冬とは思えない暖かさの中、汗をかきながら運びました。この苦労は何のためかというと・・・、夏野菜(ナスやピーマンなど)の苗作り用の「踏み込み温床」作りのためです。「落ち葉をみんなで踏んづけるぞ!」「よいしょっ、よいしょっ」。

 最後の昼食は「ダッチオーブンピザ」。みんなで生地を練って、のばして、とれたてホウレン草などをトッピングして、ダッチオーブンで焼くと・・・。またしてもピザの争奪戦だ!


 昼食が終わると・・・。今回はたまたま、いつも参加のご家族ばかりだったので、卒園式を行いました。この1年の思い出をふりかえった後、卒園証書のかわりに富士の毘沙門天のダルマがありっちょから授与されました。
 
 そしてついにお別れのとき。でも、寂しいはずのお別れが、「また今度ね!」とにこやかな顔ばかり。来年度も「森と畑のようちえん」「森と田んぼのようちえん」「援農隊」などで、さらにたくましくなったみんなに会えるのを楽しみにしています!


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