おいしいごはんの日々

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久しぶりにハズレの本

2011-08-23 | 日々
本は乱読・ジャケ買い・何でも来いの私、
時々失敗はするものの、たいていのものは楽しく読めます。

で、その“失敗”が久しぶりに来た。


本屋さんに平積みで、ポップがついてて、軽く立ち読みもした。
表紙に違和感あったからそっち系かも確認したのに!そうでもなかったのに!
なのに~~~~。くそ~~~文庫のくせに高かったのに~~~。

ネタバレします。これから読む予定の方どうぞご注意。










場所はアメリカ。修道院付属の寄宿学校で次々起こる奇跡を
調査しに来るバチカンの神父二人。
あれよあれよと事件が起こり、
奇跡を調査してるはずが探偵もしくは警察風になり、
最後には聖水をかけるフリして硫酸かけちゃう!みたいな。

ともかく、ミステリーなのにツメが甘い。
いや、オカルト?ミステリー?あれ?どっちでもない??
ちょいちょい日本語がおかしいところとか、
ミスリードかと思いきや、単なるミス?とか、
ほのかに、と言うかかなり、だん・ぶらうんの香りがするよね?とか、
結局大風呂敷広げすぎたよね・・・の結末とか。
ちなみに黒幕はなんと※※※だって!こりゃたまげたよ!
さすがにこれは隠します。これ書いちゃうとほんまに読む意味ないから。

古文書の専門家でルーン文字を解読できる設定の人が
ドイツ語を見て「何語?」と言ってみたり、
かと思えば15歳の学生がラテン語で日常会話をしていたり、
この設定なのに普通に「無縁仏」とか言ってみたり、(ほとけって!)

主人公たちが重要登場人物に会うシーンで
第三者から「こちらがロベルト神父です。」と紹介されて
重要人物がごあいさつ。
「こんにちは、ブラザー・ロベルト。」

わざと?それともミスリードを計ってるのか?
それともただの失礼な人?(笑)

ま、結論としては「聖おにいさん」の完成度の高さを感じました。
あちらはマンガでなおかつギャグ系ですが、
完成度は高い。本当に。

最後になりましたが、欲しい方、差し上げます。どうぞ声をかけてくださいませ。

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