月の照る夜に

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ボクらの時代~蜷川さん

2016-08-28 07:47:16 | 舞台・芸能

今日も雨ですね~
直友さんが「超いきものまつり」に行くので、やめばいいけれど・・。
せっかくのお祭りの演出がね~(屋台とか出てると聞けば、ver5.1 ~夏歌ウ者ハ冬泣ク~を思い出す・笑)
ライブビューイング(今日4時~と11日4時~)もいいな~(こちら)と思うけど、うちの近くはないから東京行かなくちゃ・・だし、ライブだから同じ時間で・・今日も11日も日曜のこの時間に行くのは無理だし~。残念(^^;)
残席わずかのところもあるけれど、大体の映画館でまだ大丈夫みたい。
24日にWOWOWでやるそうなので、それで観ようかな~(笑)フルでやるかはわからないけど。
昨日はさんまさんサプライズ登場!
オリスタ「いきものがかり10周年ライブにさんま登場 2万5000人歓喜 」こちら

今朝の「ボクらの時代」、追悼特集で蜷川さんも。
2014年に放送された、蜷川さん・小栗くん、綾野くんの対談。
当時も見ましたが、未公開トークも多くて、今見ると、蜷川さんの言葉が、小栗くんの言葉が胸に沁みる。
綾野くんが聞く「俳優に求める本質みたいなものはありますか?」
蜷川さん「俺よりすごい、発想も。だから、俺が初めに指示しないのは、それを殺しちゃうんじゃないかと思うから、俺の経験とか目が。すごい発想はそのまま生かしてほしいし、それによって俺がもっとすごくなれるんじゃないかと(笑)」

タイタスの再演の時、翌日から2日稽古が休みという時、小栗くん、飲みすぎてしまって、声が出なくなって・・。2日間ひたすら咽喉を休めたけれど、治らず、稽古に行って「すみません、声が出なくなってしまって」と蜷川さんに言うと、「小栗の声が出ないから、稽古は休みだ」と蜷川さんが皆さんに・・。結局3日休みになったのかな。そして、蜷川さんは小栗くんに(当時23歳だったとか)「こういうことを経験しないと、責任っていうことはわからないと思うし、お前にはちゃんとわかれってことで3日も休みにしたんだから、役をちゃんと演じろ」と言ったとか。

小栗くんのことはTVで見ていて、3番手とか4番手とかで、主演はつまらない奴がやっていて、何でこいつを使わないんだと思っていたら、上がってきたから、俺の勘は確かだと(笑)

蜷川さんは、俳優には幸せな家庭なんて持つなって言ってるのに、自分は・・って言われて・・。
「人間は幸せすぎると、穴を埋めるっていう冒険をしなくなるんじゃないかと、自分自身は思っている」そうで・・。結婚して幸せになってもいいけど、飢餓感、飢えをもってやっていってほしいそうです。
舞台は日常生活と同じ。日常生活も同じことの繰り返しで、その中で核を見つけていく。役者は、2つの人生を抱えてる。実際の人生と演劇を通して繰り返さなくちゃいけない人生。そこで格闘したら、芝居も持続していく何かが発見できるんじゃないか。いい俳優はそれを背負う時代にきている。

危険な人が好き。綾野くんは、繊細さと戦闘性を持っている。
仕事はまだしたことないけど、山田くんはおもしろい役者だと思うそうで・・。危うさを持つ。
彼みたいな役者が活躍できる場を演劇が作れればいい。今、それができるのは自分だと思っているので、異色の俳優がここにきたら生きられるという場を作りたいと。

小栗くんが「蜷川さんがいなくなったら、舞台を経験した事が無い人達が、どうやって舞台に参加していく時代を迎えるんだろう」と。今は、蜷川さんだからやらせてみようと事務所も思うし・・。
蜷川さんは、若い人とやれるのも、そう長くはないけれど、100人いれば1人でも、舞台が面白いと思ってやってくれる人がいればいいと思ってやってるそうです。

立ち止まるとぼける。年を取ることは難しいと、若い2人に仰ってました。

本当に、もう少しお元気でいてくださったら・・・。
直人さんのこともおもしろい役者と言ってくださったし。
直人さんも、「尺には尺を」もガッツリ稽古をつけてもらいたかったでしょうし。
残念です。

蜷川さんが最後に関わった舞台、追悼公演でもある「ビニールの城」は明日が千穐楽です。
私は何となく観に行きたいという気になれなかったので、観ていませんが・・(まあ、チケットも取るの大変そうだったし)

 

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