moneのひねもすのたり

monechanと日がな一日趣味三昧にあこがれて

久しぶりの猛勉強

2014-07-28 12:26:10 | 日記
この1ヵ月久しぶりに猛勉強しました。
私が住む地域には、建築協定・緑化協定が締結されています。しかしその期限が来年4月で切れます。そこで地域ではそれに変わる地区計画を締結しようということになりました。


その案づくには緑化委員になられた方数名が当たられるのですが、何故か委員ではない私に白羽の矢が当たってしまいました。
昨年から市の都市計画課からレクチャーを受けたり準備はいろいろされていたようですが、私に言われたのが先月末に突然作れないかと・・・。私には何の知識も情報もありません。


仕方なしにまず、地区計画とはどんなものかから入って行きました。次に、20年前に家を購入する際もらった、現行の建築協定・緑化協定書をひっぱりだし条文を熟読。

関連する法律が、建築基準法、建築基準法施行令、市の建築基準法施行細則、都市計画法、都市計画法施行令、都市計画法施行令細則、市の都市計画法施行細則、都市緑地法、都市緑地法施行令、都市緑地法施行規則等々。
これらが縦割りならまだ理解しやすいのですが、複雑に入り組んでいます。
それでなくても暑いのに、頭の中はさらに沸騰してきます。


わが家のお嬢様も暑さに弱く、私同様バテ気味で頭が熱いらしいので、アイスノンをしてやりました。

最初は不信そうに臭いを嗅いでいましたが、使い方を理解したのか頭をのせて動かなくなりました。

さて、地区計画の方ですが、次は、他府県の地区の地区計画を参考に、現行の建築協定・緑化協定をベースに同じ内容になるように作成していくのですが、ベースになる都市計画法が他の地区とでは違うため、内容を相当詳しく調べないとなりません。何とかまとめあげ、役員の方の了承をもらい次は市の都市計画課との折衝です。

全く一人でやったことですから、そこにはミスや思い違いもあります。また行政側からは行政の立場としてのそれなりの指摘や意見が出、折り合いをつけるのにも一苦労します。数回の打合せ修正で案は、何とかまとめ上げることができました。

でも、これからが一番大変で重要な部分に入って行きます。
地区計画を決定するには、地権者の3分の2以上の同意かつ同意者の地積が地区計画内地積の3分の2以上必要となります。
住民の方に納得して頂くことが必要です。戸別配布用の地区計画についての資料づくり、地区計画案の説明用資料の作成、アンケートづくりと続きます。


そしていよいよ、住民説明会を開きます。その準備としてアンケートを回収し、意見や質問に対する答えを準備し、その根拠となる資料づくりが必要になります。それらをすべてまとめあげた後、説明担当委員に理解して説明してもらえるように打合せの実施。

昨日、その山場である住民説明会が開催されました。
説明担当者の説明は少々お粗末なもので、わからなかった方が多いのではないかと思いますが、すでに戸別配布の説明資料でアンケートの回答中80%以上の方に同意するとお答えをいただいているので、この案ですすめることに決定しました。

説明会終了後、市の都市計画課から内容について再度打合せをしたいとの話があったと聞きました。内容に対して住民の同意が得られたものを一体どうしろと言うのか疑問です。
また、この打合せにも呼ばれるのではないかとちょっと不安が残ります。


ところで、アイスノンの味を覚えたお嬢様は


その後、ぐっすり寝てしまいました。


私も早く開放され、何も考えずゆっくり寝たい今日この頃です。