結局、この年一杯で会社を後にした。30代後半、新しい事にチャレンジするにはギリギリと判断したためだ(勿論、野田さんの言葉に後押しされたのも大きい)。嫁さんは、当然のごとく反対。家で蕎麦打ちをしたこともないのに、「蕎麦屋になる」だから、かなり困惑したことだろう。嫁さんに理解してもらうための説得、互いの両親への報告など、この時期は精神的にかなり厳しかったが、人生の軌道修正なのだから、かなりのエネルギーを消耗して当然。なんとか了承を得、得たからには必ず「あの時転職してよかった」と自分自身も、周りの家族にも思ってもらえるよう、心に誓った。まず始めに真っ先に向かったのは、「凡愚」。まっさらな状態で真野さんの指導を受けたかった。
*明日のお蕎麦=二八・十割=北海道・音威子府産、手挽き=北海道・旭川産。奈良では、「正倉院展」が始まりました。会期中は、混雑が予想されご迷惑をおかけしますが、いいお蕎麦を食べていただけるよう頑張ります。
*明日のお蕎麦=二八・十割=北海道・音威子府産、手挽き=北海道・旭川産。奈良では、「正倉院展」が始まりました。会期中は、混雑が予想されご迷惑をおかけしますが、いいお蕎麦を食べていただけるよう頑張ります。