逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



2週間の旅行中、不思議と車で移動中は雨が降るものの、目的地では晴れていることが多く、テカポ、Mtクック、ダニーデン、テアナウ、ミルフォードサウンド、ワナカ、フォックス氷河と主要な観光地では良い天候に恵まれてきた。チョット残念な天気だったのはグレーノーキー位かな?。「神ってる!」幸運もさすがに続かず、今日のTranz Alpine、グレイマウス→クライストチャーチのアルプス横断鉄道の旅は豪雨の為、山岳地方の景色がほとんど楽しめなかった。TranzAlpineを2ヶ月前に予約した時は、工夫して通常の半額で済んだので、ラッキー!と喜んでいたのだが、残念な結果となった。

朝起きると雨。B&Bに朝食をお願いしてあったので、ベイコン&エッグスをのんびりいただく。宿の女主人が今日の予定はと聞くので、午後2時のTranzAlpineでクライストチャーチ行き、その前には炭鉱跡でも見に行こうかと思っていると話すと、「炭鉱跡なんて、面白くないよ、車があるんだから、Blow Holeを見に行きなさい。」と助言された。場所を聞いても、プナカイキのチョット南と聞き取れるのみ。
まあ行く所もないし、雨の中、北に向かう。Strongman Mine 記念碑(2003年まで稼働していた炭鉱近くの記念碑)から荒れた海を眺める。日本海の雰囲気ですね。



参った、雨は増々激しくなってくる。

 

宿から1時間、Pancake Rocks公園に到着。Blow Holeと言うのは通称らしい。


複雑に入り組んだ岩が浸食で渓谷状になっている。


そして、その隙間から、クジラの潮吹きのような波が噴き出してくる。Bolow Holeだ。



岩が層状になっているので、正式名称はPan Cake Rocks と言うらしい。そして、色々な形、ライオン、人、、、、の形に浸食されている。雨は止みそうにないので早々に退散して、ブルーナー炭鉱跡を探しに行こう。


Brunner炭鉱跡の場所が完全に分かっているわけではないが、そこらしい場所をGoogle Mapにマークして、スマホを頼りに走りだす。そろそろ時間切れ、グレイマウスに帰らねばならない時間も近づいたが、とうとう到着。この橋から石炭が出荷されたのだ。

 

12時過ぎにグレイマウスに戻って、ガソリン満タンにして、レンタカーを返却。36,091km-33,370km=2,721kmを12日間で走った訳だ。



グレイマウスからはTranz Alpine で南島を横断する。TranzAlpineは国外から予約すると、通常$199掛かってしまうのだが、半額の$99で予約できる方法がNetに載っていたので、2ヶ月前に予約してあった。
(詳しくは、こちらを参照 http://www.seat61.com/TranzAlpine.htm  但し、NetとVPNやP2P技術の危険性に関し理解していない人は使わない方が良いと思う。また予約し終わったらhola!はアンインストールし、P2Pの中継点にならないようにしておくこと強く、強く推奨



席はほぼ満席、やはり予約しておいて良かった。



グレイマウス出発後、グレイ川を遡り、先ほど見たブルーナー炭鉱跡横を抜けていく。残念ながら雨は降り止まない。



乗車時間4時間と長いので、ラザニア、グラタンを事前予約してあった食堂車へ向かう。



クリスマスの飾りつけのゆったりした食堂車で、レンジでチンだけれども温かい食事をのんびりと戴くことができた。



TranzAlpineの最大の難所、8.5km、300m余りの急な登り、アルプスを貫くOtiraトンネル前で、機関車増結。トンネルを抜ければ、裏NZから表NZへ山を越すので、天気は変わるか?



と思ったが残念、アルプスの長いトンネルを抜けてもそこは雨国だった。晴れていれば、両側に南NZアルプスが見えるはずなのに。



アーサーズパス到着、ちょっと外に出ただけで、ずぶ濡れだ。



雪、滝、湖、山と見どころは沢山ありそうなのだが、



標高が高いので、ルピナス、エニシダなどが沿線に咲き乱れている。



アーサーズパス国立公園内の渓流を縫うようにして、列車は走っていく。



アルプスから離れるに従って、天候が回復してきた。左右にワイマカリリ川の渓谷が広がる。




おっと、またトンネルだ。




カンタベリー平原に出てくると、穏やかな流れだが、綺麗な色の川となる。



周りは緩やかな丘陵に広がる牧草地帯となる。



クライストチャーチに到着後、ラマダホテルにチェックイン。市街地と言うのに、5年前の地震復旧がまだあまり進んでおらず、そこかしこで工事が行われている。ラマダは建てられたばかり、最新のシステムを採用しているのは良いのだが、7時過ぎにはチェックインカウンターは無人になる。インターフォンを取って、暗証番号を聞きとり(アイト=8)カードキーを入手して、幾つかの鍵を開け、ようやく入室。


夕飯はもう遅いので、3ブロックほど先のSC近くにある、ラーメン屋サムライボウルへ。お客さんはNZの若者が多かったが、味は日本そのもの、2週間ぶりのラーメン。


TranzAlpineの軌跡はトンネルでGPSが途切れている部分もあるが、参考に。
Wadachiで作ったMapと時間経過は下記をダブルクリック。


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