私の大好きなANZバンド、Crowded Houseの曲がNZのそこかしこでBGMとして流れている。昨日も Four Seasons in one day が店で流れていた。
NZの12月は夏のはずなのに、今朝起きて外を眺めれば、山は新雪でお化粧、「ひょっとして今日は冬?」
宿の名物犬、ボーリング犬君相手に、ボールを投げてやる。素早く取ってくるのだが、私の所まで持って来ずに、斜面を利用して、私の居る方向に来るよう転がしてくれる。
雲が切れ、山がきれいに輝き始めているので、もう少し待っていれば、素敵な風景を楽しめるのだろうが、谷間を抜けて、次の目的地に向かわねば。
バンジージャンプ発祥の地、カワラウ橋に立ち寄る。
トイレの標識もバンジージャンプ。
ギブソンワイナリーまで来ると、雲も切れ、入口には花々が咲き乱れている。「ひょっとして今日は春?」
途中の ロアリング メグ発電所は小さいけれど、非常に古い水力発電所。
Goldfield Mining Centerまでくると、もっと古い水車が展示してある。右側の低落差水車で左のポンプを回し、高圧の水を作りより高い場所にあった金鉱山に採掘選鉱用の水を送る水車-ポンプセットだ。100年以上前の英国Boving社製。
さらに金鉱跡とサクランボを求めてBannockburnに向かう。
町の中心に来ると郵便受けが並び、住民はここまで郵便を受け取りに来るシステムのようだ。
事前情報では山側に金鉱跡があるような情報だったが、残念ながら見つからず。でも遮る物の無い牧草地の広がる草原。
あきらめてクロムウェルに戻ると、ありました、果物の販売スタンド、というより大選果場。A級品とB級品のサクランボ、桃などを格安で購入。
お腹もすいたので、果物の販売員にどこのカフェがお薦めか聞いて来たガーデニング用品店付属のカフェ。生春巻きと揚げ物、それにアイスクリーム、美味しかったです。
クロムウェルは道と川の交差点。2つの川が合流してできた湖では水上スキーをやっている。「やっぱり、今日は夏だよね」
クロムウェルは道の交差点でもあるので、古い町が観光用に残っている。
再び6号線に戻って、青空の下に広がるブドウ畑のなかをワナカに向けて走りだす。
氷河湖沿いの気持ちの良い道をスピード違反に注意してワナカに向かっていると、前線を越えたたのか?突然晴天から日が陰り、その内雨までポツポツし始めた。少し早めにワナカについて、アスパイアリング山の見える辺りまでトレッキングを予定していたが、近場に変更、ダイヤモンド湖に向かう事にした。午前中降った雨を集めて流れ下る幾筋もの滝。
ダイアモンド湖は氷河渓谷の絶壁にできた湖。絶壁をジクザグに急登して辿り着く。
ダイアモンド湖の展望台からさらに十数分登り、ワナカ湖とワナカの町が見えてきた。こんなに雨が降る気候なのに、周りの草は茶色になっている。気温も低い、「ひょっとして、今日は秋?」
雨のパラつく中、さらに登ろうか迷っていたら、日本人の若い女性2人が下ってくる。上まで行っても、風景は似たようなものとの事なので、ここを最終到着点とすることにした。
下りの森の中で、何羽かの鳥を見かける。あ、ファンテイルだ。
泊まったアスパイアリングロッジは板張りの天井の高いロッジ風のモーテル。キッチンでラムを焼いて、サラダと今日の戦利品のフルーツ他で夕食とした。
目まぐるしく天候が急変し、なかなか予定通りの行動はできなかったが、「一日の中に四季があるNZ」を体験できた一日だった。
ダイアモンド湖ではGPSを車に忘れて歩いたので、コースが記録されていないが、それ以外はすべて実走時間のグーグルマップが下図をダブルクリックで開きます。
---------------------------------------------------------------
ニュージーランド2週間ドライブ旅行の日記リンク
---------------------------------------------------------------