覚せい剤取締法で禁止されているアンフェタミン乱用者の中には、抑うつを一時的に軽減するために、アンフェタミン類の作用で気分を高揚させたり、ダンスパーティーなど体を激しく動かす活動の際に使用する人もいます。アンフェタミン類は脳に大量のドパミンを分泌させるため、ドパミン神経を刺激して気分の高揚が生じやすくなります。しかし、アンフェタミン類には強い依存性があるので覚せい剤といわれています。
MDMA と略される 3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン (3,4-methylenedioxymethamphetamine) は、合成麻薬の一種。エクスタシー(EcstasyまたはXTC)という通称名でしられています。MDMAは他のアンフェタミン類と異なり、脳内神経伝達物質のセロトニンの再取り込みを阻害する作用があります。これは、SSRI と呼ばれている作用メカニズムで、パキシルなどが医療用医薬品で使われていますが、止めるとき激しい離脱症状があることがしられています。SSRI は麻薬性の化合物といえそうです。
抗うつには、5-HTP, Sam-e が使われています。サプリメントは穏やかな作用があります。
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