健康食品産業は広告販売力しだいで化粧品より「いい商売」 になります。改正薬事法以来、広告表現規制が厳しくなりました。いわゆる厳格適用になりました。ほとんどの健康食品の広告表現が薬事法違反に当たるなどのアクシデントもありました。消費者庁からのアッピールもテレビで流されました。副大臣はテレビでよく見かけるひとでした。
健康食品産業のポイントは、原料素材調達が海外なので現地で安く入手できるということです。マカではペルーから安く輸入することができます。ダイエット茶は、中国から安く入手することができます。たいていは現地で加工して製品を日本にもってくれば、原価はきわめて安くなります。人件費も含まれます。健康食品産業のノウハウは素材調達の現地にあると思います。
ハーブ系サプリメントは緩和な薬効をもっています。ペルーのマカはアジアの朝鮮ニンジンと同等で、古来は医薬品だったものです。日本でも緑茶は医薬品のあつかいでした。デトックスでしょうか。
しかし、問題は健康食品の効果・効能をいたずらに広告宣伝すると、医業に迷惑をかけます。本来は医者に通うべき患者がサプリメントを摂取するとクリニックのホームドクターは困ります。このような背景があるので、健康食品の広告宣伝には規制があります。もっとも、ニセグスリを売る悪徳業者を取り締まることが主目的になります。最近では、数百社が悪徳業者になってしまい消費者庁もあわてました。
健康食品・サプリメントは国民の健康に必要です。消費者に優しい広告文章で販売しましょう。