この本読み終わりました。
著者の三橋さんのコメントでは、「デタラメを吹聴する評論家を容赦なく批判」と書いてあったので、
期待して読んでみたんですが、とりあげた人数もそれほど多くなく、
"容赦なく批判"とまでは行っていないような気が・・・。
(三橋氏のコメント)
本書は過去の日本における情報の歪みをまとめ、修正した上で、震災からの復興、成長を目指すためにはどうしたら良いのかを書き記した本になります。今回ばかりは、「日本の情報の歪み」のサンプルとしてデタラメを吹聴する評論家の過去の寄稿なども取り上げ、容赦なく批判しています。(と言うか、情報の歪みを修正しています)
とはいえ、読みやすい本で、すぐに読み終わってしましました。
中野武志さん、藤井聡さんもそうですが、全くテレビに呼んでもらえないのが残念です。
そう思っていたら、三橋さん自身が4月20日にブログで触れていました。
【三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」】4月20日
ちょっと面白い話を聞きましたもので。
三橋やN氏やF氏などなど、本ブログに登場する人たちが「あまりテレビに出ない」と思われている方は多いでしょう。実は、テレビ出演依頼のオファーは結構来るのです。ところが、スケジュールを抑えられて、テレビ局で「企画会議」とやらが行われた後、必ず、
「すみませんでした。実は、別の者が他の方に出演を依頼してしまっておりまして・・・・」
などといった言いわけでお断りされます。というか、
「断ってくるなら、はじめから依頼するなあっ!!!」
と「最初の頃」は思いました。あまりにも何度も続くので、もう慣れましたが。
最近は、恐らく自分(やN氏など)がテレビ局のブラックリスト的なものに載っているんだろうなあ、と漠然と思っていました。
すると、どうやら本当にその手のリストがあるようなのです。リストの製作者はテレビ局ではなく、もちろん財務省です(他の省のリストがあるのかどうかは、不明です)。
特に、財務省的増税路線に、真っ向からデータや論理を元に反論する本を出し続けている三名、すなわちR氏、K氏、三橋は、バリバリにリストに載っているとのことでございます。(N氏やF氏などは、不明です)
この話を聞いたとき、思わず喜んでしまいました。
(いやあ、そんなに嫌なんだあ(笑) それでは、ご期待に応えて次作も頑張りますw)
てなもんでございます。
ちなみに、この手のリストは出版社にはないようです。要するに、記者クラブ「財政研究会」に参加しているか否かで、財務省の影響力が極端に変わってしまうという話なのだと推測しています。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20110420.html
そうなんでしょうねぇ。
そして、テレビは財務省お墨付きの先生を出演させて、「増税は避けられない」なんて
視聴者を洗脳するのです。
原発事故の御用学者と同じですね。
以前、三橋さんは与謝野馨の「国債の直接引き受けは法的にできない」という発言を
ウソだと批判していました。
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〔堂々と嘘をつく政治家〕
『日本経済新聞 2011年3月18日「与謝野経財相、「復興国債」の日銀引き受けに否定的見解」
与謝野馨経済財政相は18日の閣議後記者会見で、日銀の直接引き受けにより震災復興国債が発行されるとの一部報道について「そもそも日銀は既発債を市場から拾うことはできるが、国債の直接引き受けは法的にできない」と指摘した。
そのうえで「家計も企業も手元流動性は潤沢。言われているような数字の調達に何ら困難もなく、日銀が特別なことをやることはないと断言しても良い」と語った。』
与謝野経財相「国債の直接引き受けは法的にできない」
嘘つくな! (激怒!)
日銀の国債直接引き受けを禁じた財政法第五条に、
「特別の事由がある場合において国会の議決を経た金額の範囲内ではこの限りでない」
と、明確に書いてあります。すなわち、国債の直接引き受けは、「国会の議決を経れば、法的にできる」というのが正しい解説になります。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10834498731.html
テレビは何としてでも国債の日銀引き受けを阻止したいらしく、同じような意見を
述べる"経済評論家"を投入しているようです。
サンデーモーニングでは、経済評論家と称するおばちゃんが、
幸田真音
「国債の日銀の直接引き受けは法的に出来ません」と与謝野と同じこと言っていたし、
辛坊治郎が司会を務めるウェークアップ!では、こんなやりとりがありました。
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五味 廣文(ごみ ひろふみ、1949年5月13日 - )は、
元金融庁長官(2004年7月2日~2007年7月10日)、元大蔵官僚。
辛坊「国債の日銀引き受けを唱える国会議員もいるが」
五味「それをやってはいけません。ハイパーインフレーションを招くことになる。」
〔当ブログ関連記事〕
ウェークアップ!の偏向振りが酷い2011-04-09 10:33:19
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/9a1ee5ad62041fa1b26da10c4139e5fd
視聴者がどの経済評論家を信用してもいいんですが、それはあくまでも全ての意見が
隠されること無く議論された上での話。
三橋さん、中野さん、藤井さんが言うような意見を隠したまま選択させるのは
フェアではない。
藤井聡さんのような意見もあると言うことを多くの人に知ってもらいたいものです。
【藤井聡】伝説の始まり『日本復興計画』 平成23年3月23日
同じ日公聴会で、民主党に呼ばれながら、民主党の政策をボロクソにけなした
菊池英博(日本金融財政研究所所長)さんの動画も見てもらいたいです。
〔当ブログ関連記事・・・菊池さんの話はこちらでどうぞ〕
京大の先生は素晴らしいなぁ 藤井聡(参議院公聴会110323)2011-03-24 20:37:08
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/df06f42fb45efd6c848b5fd89b298210
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クリエーター情報なし | |
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クリエーター情報なし | |
講談社 |
著者の三橋さんのコメントでは、「デタラメを吹聴する評論家を容赦なく批判」と書いてあったので、
期待して読んでみたんですが、とりあげた人数もそれほど多くなく、
"容赦なく批判"とまでは行っていないような気が・・・。
(三橋氏のコメント)
本書は過去の日本における情報の歪みをまとめ、修正した上で、震災からの復興、成長を目指すためにはどうしたら良いのかを書き記した本になります。今回ばかりは、「日本の情報の歪み」のサンプルとしてデタラメを吹聴する評論家の過去の寄稿なども取り上げ、容赦なく批判しています。(と言うか、情報の歪みを修正しています)
とはいえ、読みやすい本で、すぐに読み終わってしましました。
中野武志さん、藤井聡さんもそうですが、全くテレビに呼んでもらえないのが残念です。
そう思っていたら、三橋さん自身が4月20日にブログで触れていました。
【三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」】4月20日
ちょっと面白い話を聞きましたもので。
三橋やN氏やF氏などなど、本ブログに登場する人たちが「あまりテレビに出ない」と思われている方は多いでしょう。実は、テレビ出演依頼のオファーは結構来るのです。ところが、スケジュールを抑えられて、テレビ局で「企画会議」とやらが行われた後、必ず、
「すみませんでした。実は、別の者が他の方に出演を依頼してしまっておりまして・・・・」
などといった言いわけでお断りされます。というか、
「断ってくるなら、はじめから依頼するなあっ!!!」
と「最初の頃」は思いました。あまりにも何度も続くので、もう慣れましたが。
最近は、恐らく自分(やN氏など)がテレビ局のブラックリスト的なものに載っているんだろうなあ、と漠然と思っていました。
すると、どうやら本当にその手のリストがあるようなのです。リストの製作者はテレビ局ではなく、もちろん財務省です(他の省のリストがあるのかどうかは、不明です)。
特に、財務省的増税路線に、真っ向からデータや論理を元に反論する本を出し続けている三名、すなわちR氏、K氏、三橋は、バリバリにリストに載っているとのことでございます。(N氏やF氏などは、不明です)
この話を聞いたとき、思わず喜んでしまいました。
(いやあ、そんなに嫌なんだあ(笑) それでは、ご期待に応えて次作も頑張りますw)
てなもんでございます。
ちなみに、この手のリストは出版社にはないようです。要するに、記者クラブ「財政研究会」に参加しているか否かで、財務省の影響力が極端に変わってしまうという話なのだと推測しています。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/day-20110420.html
そうなんでしょうねぇ。
そして、テレビは財務省お墨付きの先生を出演させて、「増税は避けられない」なんて
視聴者を洗脳するのです。
原発事故の御用学者と同じですね。
以前、三橋さんは与謝野馨の「国債の直接引き受けは法的にできない」という発言を
ウソだと批判していました。
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〔堂々と嘘をつく政治家〕
『日本経済新聞 2011年3月18日「与謝野経財相、「復興国債」の日銀引き受けに否定的見解」
与謝野馨経済財政相は18日の閣議後記者会見で、日銀の直接引き受けにより震災復興国債が発行されるとの一部報道について「そもそも日銀は既発債を市場から拾うことはできるが、国債の直接引き受けは法的にできない」と指摘した。
そのうえで「家計も企業も手元流動性は潤沢。言われているような数字の調達に何ら困難もなく、日銀が特別なことをやることはないと断言しても良い」と語った。』
与謝野経財相「国債の直接引き受けは法的にできない」
嘘つくな! (激怒!)
日銀の国債直接引き受けを禁じた財政法第五条に、
「特別の事由がある場合において国会の議決を経た金額の範囲内ではこの限りでない」
と、明確に書いてあります。すなわち、国債の直接引き受けは、「国会の議決を経れば、法的にできる」というのが正しい解説になります。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10834498731.html
テレビは何としてでも国債の日銀引き受けを阻止したいらしく、同じような意見を
述べる"経済評論家"を投入しているようです。
サンデーモーニングでは、経済評論家と称するおばちゃんが、
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「国債の日銀の直接引き受けは法的に出来ません」と与謝野と同じこと言っていたし、
辛坊治郎が司会を務めるウェークアップ!では、こんなやりとりがありました。
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五味 廣文(ごみ ひろふみ、1949年5月13日 - )は、
元金融庁長官(2004年7月2日~2007年7月10日)、元大蔵官僚。
辛坊「国債の日銀引き受けを唱える国会議員もいるが」
五味「それをやってはいけません。ハイパーインフレーションを招くことになる。」
〔当ブログ関連記事〕
ウェークアップ!の偏向振りが酷い2011-04-09 10:33:19
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/9a1ee5ad62041fa1b26da10c4139e5fd
視聴者がどの経済評論家を信用してもいいんですが、それはあくまでも全ての意見が
隠されること無く議論された上での話。
三橋さん、中野さん、藤井さんが言うような意見を隠したまま選択させるのは
フェアではない。
藤井聡さんのような意見もあると言うことを多くの人に知ってもらいたいものです。
【藤井聡】伝説の始まり『日本復興計画』 平成23年3月23日
同じ日公聴会で、民主党に呼ばれながら、民主党の政策をボロクソにけなした
菊池英博(日本金融財政研究所所長)さんの動画も見てもらいたいです。
〔当ブログ関連記事・・・菊池さんの話はこちらでどうぞ〕
京大の先生は素晴らしいなぁ 藤井聡(参議院公聴会110323)2011-03-24 20:37:08
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/df06f42fb45efd6c848b5fd89b298210
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