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「ヤミツキ」の力

2012年01月19日 | ★☆☆☆☆
『 「ヤミツキ」の力 』
廣中直行・遠藤智樹, (著)

 
光文社 (発行)
新書判、ソフトカバー、232ページ
2011/12/20発行
ISBN-13 978-4-334-03657-7 
NDC分類: 140.18

定価 :777円(税込み)


 内容(下記出版社の情報より)
やみつきとは、もともと「病んで」「床につく」という病的状態だ。一歩間違えば、医学的には「依存症」になる。しかし他方、アスリートの巧みな動きや、渾身の芸術作品、熟練した職人ワザなど、あらゆる分野のプロの技術は、ある種、やみつきの賜物と言えるのではないか。本書は、そうしたやみつきのポジティブな側面に焦点を当て、人間の成長にはやみつきが必要だと説く、“健全な”やみつきのススメである。心理学・薬理学の専門家と、現在進行形でマンガ・アニメ・ゲームにやみつきになっているライターの二人の著者が、あらゆる角度からやみつきを縦横無尽に論じる。


まえがき p.03
目次 p.04
第1章 「やみつき」ことはじめ p.11
第2章 「やみつき度」を考える p.33
第3章 快を求めて p.55
第4章 やみつきになるメカニズム p.89
第5章 「やみつき」がくれるパワー p.117
第6章 人の輪の中で p.157
第7章 「やみつき」から人間を考える p.197
あとがき p.217
引用文献 p.222
奥付 p.227


萌え本分類:解説書型。
ナビゲーター:なし。

カバー表紙:タイトルは縦書き。光文社文庫の共通表紙型(グレイ系の頁分割と表題・著者の記載)。
中表紙:なし。
折込ポスター:なし。
本文:縦書き、一段組み。
構成・設定: 特にない。

 評価:
萌え絵度:   萌え成分は、カバーの「帯」表裏のイラスト2枚のみ。表側には「夢中になること忘れてない?」、裏面には「オフはテニスに夢中なの」との吹きだし付き美少女イラストが付いており、内容との直接的な関連はないが象徴性の高いアイコンといえる。
テーマ萌え度: 薬物依存の研究者廣中直行氏と、ゲーム系ライターの遠藤智樹氏の共著。心理学や神経科学を手がかりとして依存症のような“悪い依存”ではない“良い依存”について多面的に論じたものである。
萌え本的意義: 帯に萌え絵が付いているという、「新書版の“萌え帯”」を創始したという一点をもって、本書を萌え本カテゴリーとして紹介するものである。
光文社新書は発行10周年を迎えた。調べ得た範囲では2001年12月の新書創刊以降、光文社新書中には本書のような形式の帯が付いた例はない。
比較用に、同期(2011/12)に発行されたシリーズ4冊の表紙(帯つき)を示す。
   


総合萌え度 :★☆☆☆☆


紹介ブログ記事:
あたしンちのおとうさんの独り言 2012年1月11日づけ記事:
「ヤミツキ」の力
http://atasinti.chu.jp/dad3/archives/5134
「人が何かに「ヤミツキ」になるのはなぜなのか?
そもそも「ヤミツキ」とはどういう状態のことなのか?
「ヤミツキ」と「依存症」の違いは?
という本。
とってもよくわかるんですが、、、
Tumblrでリブログしても後で読み返すことはまったくといっていいほどないのに、
なぜ私は、来る日も来る日もせっせとリブログリブログリブログしているんだろう?
という疑問には答えてくれていたようなくれていないような(笑 」


著者、遠藤智樹さんのBlog:
wodnetが紡ぐ、子育てとゲームの在る今日この頃 2012年1月16日づけ
「ヤミツキ」の力 ~帯イラストを自由に使ってくださいな~
http://wodnetlink.at.webry.info/201201/article_1.html
「「ヤミツキ」の力の帯に注目!
内容はもちろんですけれど、この帯のイラストにも、
ヤミツキを如何なく発揮していただいたのです。
アニメ会社に勤めていたときのつながりから、
帯のイラストを現役のアニメスタッフのかたたちに
描き下ろしで作っていただきました。
初めて見たとき、「ドキッ」としました。
一瞬で心を奪われました。あまりの魅力に。
ボクの好みを研究し尽くしてるな、と。
えーと、勝手にそう思っています(笑)」
 記事中に、帯イラストの携帯待ちうけ画面化画像を掲載。


光文社紹介ページ


Amazon.co.jp         の紹介頁
オンライン書店bk1     の紹介頁
楽天ブックス         の紹介頁
セブンネットショッピング  の紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEB紹介頁


 付記:
Amazonの発売日は16日。


1 コメント

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トラックバックをありがとうございました。 (wodent)
2012-01-23 14:45:41
このたびは、本の紹介とトラックバックをありがとうございました。自分のブログと重複しますけれども、裏面イラストの公開も検討しております。

それでは、あらためてありがとうございました!
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