雑木庭園の山野草苔の中
何しろ沢山の画像があるので書き込むのは容易ではありません。
◎雑木庭園の山野草というのは鉢植で楽しんでいる方とは一線を画しています。
山野草の適応性を確かめたり絶滅しそうな種を保護したりしています、適応していない場所では山野草は増えることはなく毎年一株がかろうじて出るようでは何年かで消えてしまいます、又肥料は一切与えていません。したがって泥の力の大きさの山野草になります。本当に自然を愛しているならば田舎に来て地植えで山野草を育てるのが本道でしょう。そういうことを実行している方がいましたら是非交流したいもんです、鉢植えの山草会は増やして売るのを楽しみにしているようで仲間とは思えませんがそいう需要がありいろいろ入手できるのですから余り突っ張るのもほどほどというところです。レッドデータープランツの欄を担当した井上健(教授)さんは荒廃した自然にわずかに残る山野草を見て、日本人は自然を愛する民ではないのかもしれないと嘆いていました、本の完成を待たず海外取材中事故でお亡くなりになってしまいました。その素晴らしい写真とコメントは忘れることはないでしょう。
1夫婦コヅチ 2ササユリ 3コバノ立浪草 4オオイワカガみ 6山岩カガミ 7白糸草 8コキンバイ 9あずま菊 9サクラタデ 10福寿草 11三輪草
1 夫婦コヅチ(ツルアリドオシ)仲の良さで頂点を極めている。
必ず1か所から2つ花をつける、実は一個 咲くく前はほんのりピンクになる。
2 ササユリ
ササユリこそは歩く姿は百合の花との例えの花だと思います。
左は西武で購入したササユリ1株から花は1つ咲きました。右は大阪からもらった球根が咲いたところです、立派だったせいか2輪咲きました。ササユリの自生は西の方なので関東では長年定着させるのは難しいのですが海抜5メーター位の低地でも雑木庭園の力で咲き続けるといいのですが。
2014年に植え込んだ二株です、まるで夫婦のような感じがします。三角地帯が気に入って定着して増えてくれれば素晴らしいことなのですが。
3 コバノ立浪草ヤマタツナミ草
始まりは画像奥の方の橋の前。どこでも移植すれば増える。白花立浪草は植えない方がいい、皆白になってしまいます。
ヤマタツナミ草、自然に生えてきた、余り増えませんが確実に少しは増えていますとても格調高い、こばの立浪草とはちがいます。
苔の中なのでそれほど高くはならないので品種名ははっきりしません。
4 大岩カガミ
群生地の状況は
何回も行きましたがまだ盗掘にあっていない場所です。ここで昼飯を食られるのは夢のようです。
ピンクの濃いのと薄いのがありますがどちらも綺麗です。
親戚から分けてもらって植え込んでみますが茨城の気候では夏暑く冬寒すぎるので定着はとても難しい。
デパートで3株購入したものも花は咲いたがな夏の暑さですべて枯れてしまった。
5 山イワカガミ
茨城では山イワカガミならばなんとかなりそうですが。憧れの花としておくのが無難です、それでももらった株は何とか適地を探して管理しています。
山イワカガミやまどりの売品を植え込んだこれならば山地性なのでこの場所でも育てられる可能性が高い冬場に残ったのはさすがに少なくなっている,
もっと木の葉をかけておいた方がいいにかどうかよくわからない。
2015年又一かご植え込んだ。
6 白糸草
白糸草は栽培はやさしくはないです。路地植えが素晴らしいのですが種がこぼれて咲くには5年かかります、したがって一株が1000円で売られているとしたら自然界からとってきたものです、ですからいずれ絶滅危惧種の可能性もあります。育つ環境も5~6月頃は日差しが欲しく真夏は木陰になり風通しが良く排水が良く水持ちが良い土壌が良く育つ条件と言われています、趣味の山野草に書かれていました。
そんな事とは全く知らずに植えた場所がピッタリであったのには今更ながら驚いています。思えば25年くらい前池袋東口の新栄堂書店の歩道の角あたりで路上販売していたおばさんから、白糸草、吉じょうそう、から橘、岩石欄、の4種類を買ったのが今も元気で増えています。
都会では虫媒花なのに実らないようですが、この地では自然と増えています、相当離れた場所にぽつんと出てきています。これからは種を採取して色々な場所に播いてみようと思います。
西洋シャクナゲの下に咲く白糸草。
2012-5月7日やっと五輪咲いた。はっきり思い出せ
ないが10年位もかかった気がする。そのあとは随分沢山咲きだした。
椎木の大木を半分に切ったので日が良くあたりだし元気が出たようだ。
この西洋シャクナゲは特に美しい。シャクナゲが咲いた
後に白糸草が咲いてくれるのは嬉しい、花の咲いている期間は1か月位?
実はこの画像はわが画像集のピクチャーにはすでに無くなっていました、パソコンが壊れた時に復活できなかったからですが、ここにこうして残っていたのはまさにラッキーでした。
冬から春にかけてが植え替えの時期だといわれていますが、自分はまだ植え替えたことがありません。
まだ咲かないのがかなりあります実生で増えているらしく咲くまでは相当年数(5年)かかりますが、なかなか上品な花で気に入っています。全くちがう場所に飛んで二株増えて咲いていますいます。自然と飛んだ種はいいところなのらしく元気です。
西洋シャクナゲでも一番美しい下に生えています、このシャクナゲも場所が気に入っているようで、毎年満開の盛況です。
あかぼしシャクナゲです、何しろ丈夫で花つきもいい色々なシャクナゲの台木に使われます。
7 コキンバイ
ロックガーデンに一株植えただけで1面に増えた。20年ぐらいも昔川口の通販で裏白キンバイで買ったものがどう見ても裏が白くない変だと思って山渓の図鑑で調べた結果コキンバイであるのが分かった次第。蛇イチゴや三つ葉ツチグリの様に大きくならない優れものです、他の場所にも随分増えています。クロユリを植え込んだら翌年も花咲いた。
8 あずま菊
いただいたのだが消えてしまった、鉢植えでは無理だったのか。育てやすい種類で1年でずいぶん増えたのですが突然全滅腐って来たかダンゴムシに食われて消えてしまった、この虫はちょっと弱ったものは食べてしまう厄介な虫です。
9 サクラタデ
クマガイソウはこの場所で10株ほど咲くようになったが、場所が狭いので毎年減り3年ぐらいででなくなった。
腐葉土が堆積したふかふかのところにならば定着する。工場の裏側が手入れが届かず木の葉と枯れ枝などが何年も積もった場所があるのでそこをこれからの生息地にしようと思う。
この庭園はは夏場が暑いので暑さに弱い種類は長年定着は厳しいのだが、いろいろ考えて植えれば適地が分かるのであります。
10 福寿草。ここはつつじ山に植えたもので土が腐葉土になっているところなので株が良く増えています。
2015-1‐18日この株を調べてみたところ巨大な蕾が8個のぞいていた、昨年は12個も花が咲いたのだからもっと増えていてもいいと思うのだが、これからどうなるか気になる。日当たりがちょっと悪いのが原因と思うが、南側の篠だけを刈り取る努力をしているが、まだ刈り足りない何しろ6mになるから厄介だ。
11 三輪草
三角地帯に増えた三輪草。ここはカタクリが咲く場所ですが共存するわけです。三枚葉は三つ葉ツチグリ、日当たりが良すぎて繁殖しすぎるので引き抜いてしまった。
2015はこんなに咲かないだろうな。三つ葉ツチグリを抜くときに痛めてしまったかもしれないので。
https://www.youtube.com/watch?v=LWNyzNGiVdc