トンツ~専科

~ モールス通信や電鍵に関する話題など ~

GT501Mレポート その1

2005年11月15日 00時29分39秒 | Key関係
電鍵にカメラが写り込んでしまうのは、どうすることも出来ません。
おやじの顔が写り込まなくて本当に良かったです・・・。hi

さて、このストレートキーは0.01mm単位で接点間隔を確認出来る『Mitutoyo』のマイクロメータが付いています。(写真左上の部分です)私はてっきりマイクロメータは接点間隔を計測する為だけのものであって、調整は右側のネジで行うものと勝手に思い込んでいました。右側のネジでも調整出来なくはありませんが、マイクロメータ上部のツマミで接点間隔の調整をするのが正解です。この右側のネジはマイクロメータの指標0(ゼロ)を合わせる為のネジです。

実は購入前、0.01mm単位でシビアに接点間隔を調整する必要性が本当にあるのだろうか・・・と、疑問に思っていましたが、実際に調整してみるとビックリです!
まず、0.01mm間隔を変えて打鍵してみても、その差は全く分かりませんでした。次に0.02mm変えると、「ん~・・・なんか違うようだけど変化はあまり感じないかなぁ~ ほとんど一緒」レベルでした。しかし、0.03mmになると、ハッキリ違いが分かります!

  『なんなんだ!これは!!』

たった0.03mmの変化で打鍵時のフィーリングも変化してくるのには驚きました。社長の氏家さんがこれを付けた意味が分かったような気がします。プロの方やベテランの方だったら0.01mmの違いも感じ取ることが出来るかもしれません。これはなかなかいいですよ! 使ってみるとマイクロメータの必要性を十分に感じる事が出来ました。


構成している部品数で、この価格・・・・・
まだ他にも、氏家さんの秘密の拘りがどこかに隠されているに違い有りません。

※みなぎる探求心! hi