晴手帖

読書感想・日々雑記

白地図

2008年05月23日 | 日々のこと
はふ~ 今日も頭がぱんぱんだ~

今の職に就くまで、「ビジネス本」のたぐいを食わずぎらいしていました。
でも、なんとか自力で結果を出そうと思ったら、
もうなりふり構っていられない!
他人のやり方の真似でも、受け売りでもいいじゃないか。
会社の中で学べないんだから、外で探すしかないじゃないか・・

ということに、どうして今まで気がつかなかったんだろ?

最近、いかに自分が何も考えていなかったかを痛感することが多々あり、
「恥ずかしい!穴があったら入りたい」と「今までやってなかったからこれからやるだけよ」の間を高速反復横跳びのごとく、行ったり来たりしてます。

でもこうしてると不思議と、他人に文句つけたりしなくなってきたような。
自分がどうかってことを考えるのに、いっぱいいっぱいなだけかもしれないけど。

●最近、佐藤義典さんという方のマーケティング関連本をよく読んでいます。
今まで全く知らなかった方ですが、検索していたときに見つけて、
なんとなく気になってメルマガを読み始め、これが面白かったので、
本屋で購入・・・
と、まあ見事にこの方のマーケティングにすっぽりはまったわけですが・・・
マーケティングを教える、ではなくて、マーケティング脳を鍛える、という
言い方をしていたのが面白いなあと思いました。

本の中に何度も、戦術は戦略に追従する。その逆ではない。という一文が出て来てきます。
思えば今まで私、つまり私の勤めた会社でやってきたことは、
ほとんどが、思いつきの戦術ばかりあれこれ試しては失敗、というパターンだったんじゃないだろうか。
ああー 勉強って、反省って、大事だなあ。
どの教え方、学び方が正しいかなんてわからないけれど、
自分の仕事に役立つように仕入れられれば、それでいいのかもなあ。

●北斎

先週、mamaさん、きゃっぷさんと行った浮世絵展、
展示じたいも面白かったけど、なにより、
mamaさんが語り、きゃっぷさんが素敵な変化球(?)で投げ返すところが
も~面白くて・・
「お静かに!」って何度も言われちゃったけど、
あんなに面白くて勉強になる展覧会めぐりなら、何度でも行きたい!と思いました。
帰ってから、水墨画そっちのけで「北斎漫画」のトレースしてます。
「線が違うのよ!」と何度もmamaさんがおっしゃっていたのが、
なぞると本当によくわかって、面白いやら恐ろしいやら。
若い人とお年寄り、荒波と凪、雨垂れと水蒸気・・・
み~んな、線が違う。
「全てにピントが合ってる」って、なんて凄いことだろう。
全てがこんなに見えてしまうって、一体どんな精神状態??
これでいたって元気なじいさんだったっていうんだから、
北斎、やっぱり怖い人だ~


●白地図

母が今月限定の格安旅行券を手に入れたとかで、
来週末突然、京都へ行くことになりました!
出張じゃない、純粋な旅行なんて、いつ以来だ??
京都は、新卒のときに1日出張で行って以来だな~

母に「ガイドブック買って調べておいてよ」と言われたものの、
なかなか気が回らず、しかももともとガイド本が苦手・・
なんだかごちゃごちゃしてて、読みにくいのが多いんだもん。

そこで思い出したのが、いつだか本屋で見かけた、
自分で自由に書き込めるという「白地図」風の旅行本。

京都に詳しい友だちからいろいろオススメどころを聞いたり、
自分で行きたい美術館や本屋なんかの場所をネットで調べて、
その地図に書き込めば、特製ガイドブックの出来上がりなのでは!?
ああ、特製って、甘美な響き。

というわけで、

求む!京都の面白いところ!(5/30まで)

あ、教えて下さった方には、小さな、ささやか~な、
おみやげがある・・・はず!
お待ちしております

そういえば、昔NHKで「たんけん ぼくのまち」とかいう子ども番組が
やっていたのですが、ご存じの方いらっしゃるでしょうか・・
「チョーさん」というメガネの青年が出て来て、
毎回知らない街を旅していろんな人やもの、仕事に出会い、
番組の最後に、でっっかい模造紙にマジックで、それはもうすごい勢いで
街で出会ったことのイラストつき地図を描く。
(YOUTUBEで探したらあるかな?)
あの地図、いまだ憧れなんですよね・・

ノート1冊

2008年05月19日 | 日々のこと

日記のタイトルとまっったく関係ないですが、フーちゃん・・・
(※耳の反り具合を見るとわかりますが、彼は寝ているんじゃなくて、
 「うぁぁ~ そこそこ たまらんわ~」の状態です)
アンタ、無防備にもほどがあるよ!

それはともかくとして、何が「ノート一冊」なのかと言うと、
先週ぐらいから全てのことを一冊のノートに書くことにしました。

(思い立ったとたん、本屋に「ノート一冊にまとめなさい」風な本が
平積みされててびびった・・流行?じゃないよねえ)

わたくし、かなり文房具が好きなほう。
スケジュール帳も2冊使って、ノートは普段のメモ用、打ち合わせ用、
デザイン考える時用、などなど・・

・・って、全然、使いきれてないじゃん!
勿体ないし、「使えてない」という事実に凹む。(A型)

思いきって、「全部」一冊の、手帳でも何でも無い、ふつうのノートにしてみては
どうか?

いつかmamaさんと夢積ちゃんが「一冊のノート」の話をしていたのを読んでから、
ちょびっと憧れもあり、始めてみることにしました。

1週間続けてみましたが、思わぬ発見がありました。

すっごい楽!!
だって書く前に「これはこのノート」とか頭の中で分類する面倒もないし、
とりあえずこの一冊持ち歩けばことが済む。
ごちゃごちゃ書くと後から見つけづらいかな?と思ったけど、
日付けだけ打っておけば、時系列で読めてそれはそれで読みやすい。

そんなわけで私のノートには、仕事で思い付いたアイディアと、
水墨画の先生の話、落書きのモカ、それから先週末mamaさん・きゃっぷさんと
会ったときに話したことメモなどが、ごった煮になっています。

「仕事だと思わない!」

「技術をぶつけると技術の質問が返って来るが、
 想いをぶつければ、相手は想いで答えざるを得ない」

「竹を見よう!」

「木炭→紙擦筆→ブラシでぼかす」「<悪い構図>真ん中斜め切り」

「肌感覚」

なんのことやら・・でも自分にはわかるから、よーし

なーんも気にせず、ごりごり書けることがこんなに楽だったとは。

しかも、思いつきのアイディアがふいにつながったりするのが残るから、
まったく個人的にだけど、面白~!

しばらく続けられそうです。
「ほぼ日手帳」は今はチケット類のスクラップと、
読書/映画鑑賞リストのメモようになってます・・

●「フレンチ・カンカン」 ジャン・ルノワール/監督

GW中に観に行けなかったので、ビデオ鑑賞しました。

そんなシリアスな話じゃないのに、
むしろコメディーなノリなのに、
主人公以外の人たちなんてまるでジブリ作品にいつも出て来る「群衆」
(えーと例えば、耳をすませばで雫ちゃんとセイジくんの会話を
後ろで盗み聞きして、きゃあきゃあ言ってる人たち、とか)
・・なのに、
最後の「カンカン」のシーンで、何故か泣いた。

あの笑顔はすごい。なんか刺さる。明るいのに。

ああ~、やっぱりこれは劇場で観るべきだった~

悔しさまぎれに「モカ的カンカン」大サービス!


勉強の本

2008年05月14日 | 読書・映画三昧
ここ最近、勤め始めのごとく、実用書関連を読んでいました。
読んでは実験、失敗しては考えてやり直し・・
一日が短い。
初心忘るるべからずっていうのは、こういうことなのかなあ。
初心って、たった1年ちょいでも忘れるものなんですね

ウェブの世界は動向が変わるのが早い、常に勉強しつづけなければならない、
とはよく聞くけれど。
たしかに技術的なものはそうだけれど、最新の本を読んでみても、
結局たどり着くところは、人。
ウェブという道具を使ってバーチャルな心理戦をし続けることには変わりがないと
気付きます。
テクニックの本を読んでみたって、自分自身の人に対する見方、考え方が
きちんと確立されない限り、自分の技術にはならんのだなあ。

・・なんてことをぐにゃぐにゃ考えてばかりでは頭がキュウキュウになるので、
心のオアシス・漫画をはさみながら1週間過ごしていました。

●「YASUJI東京」杉浦日向子/著
薄いから立ち読みしちゃえ~ と邪な思いで手に取ったら買わずにはいられなくなり・・
井上安治。「窓」のような絵。画人の見えない絵。
江戸東京博物館に行かなくちゃ!!
(どなたか、いっしょに行きませんか~~??)

漫画じゃないけど
●「隠居の日向ぼっこ」杉浦日向子/著
 「一日江戸人」杉浦日向子/著

今「百日紅」を読んでいますが、面白いの~
この人の本を読むと、ほんとにすっぽりと江戸にくるまれるよう。
オアシスのように思えるけど、逃げ場って訳じゃない。
たしかに人が生きていて、喜怒哀楽たっぷりの場所。
でも今よりすこし、時間の流れがゆったりしている場所。
電車で読むと、空気清浄器より効きます。

●「夕凪の街、桜の国」こうの史代/著

ヒロシマの原爆がテーマ、作者も主人公も広島出身、
だけど作者は被爆者ではなく、その子孫でもない。
被爆者ではない広島人の描く、原爆の話です。
そこには、神奈川県育ちの私は知らなかった感情があるようです。
強烈な読後感はなかったですが、やるせない気持ちは残りました。

さらに漫画じゃないけど
●「フィニ」画集

買っちゃいましたよ。 講談社版です。
嬉しい!古本で高値だったけど、大きな絵で嬉しい!
フィニの自宅や猫の写真が見れて嬉しい!
居間にガレ風のランプがあるのを見て、なんだか無償に嬉しかった。
あと「HOKUSAI」という画集がおいてあるのもちらりと写っていて、
これもまた勝手に嬉しい。

中尾彬氏がフィニに会ったときのエッセイを書いています。
「あなたは猫よ 猫の顔だわ」
言われてみてぇ~

●「クラシックホテル案内」甲斐みのり/著

ホテルが好き。
ビジネスホテルだろうと愛情ホテルだろうと、
とにかくホテルってものが好き。
ミステリーの舞台になりそうなクラシックホテルならなお良し。
(実際に巻き込まれたくはないですが)
この本は文章はかなり乙女~・・でちょっと私には辛かったですが、
名ホテルの写真にいやされました。
いつかは泊まってみたい・・

●「和更紗」

この間の「江戸千代紙」と同じ出版社のシリーズ。
ただひたすら、江戸末期から明治にかけての摺り師手控え用の文様紙が
載っています。
どうやら私が好きなのは「花鳥手」という、花、鳥、蔦の絡み合うアラベスクみたいなタイプらしい。
迷い混みそうなかんじがたまらない~
ヴァージニア・ウルフの短編で、おばあさんが居眠りしていると、膝掛けの刺繍の動物たちが動き出すお話(うろ覚え)がありましたが、あれを思い出します。

●「別冊太陽 永遠のアンティークジュエリー」

アクセサリーが好き。(またか)
自分じゃあんまり付けられないけど、子どものころから
「超特価大売り出し」とか書いてある近所の宝石やのチラシが
好きでしょうがなかった。
このムック本は図版が大きいので、アールヌーボー様式の細かいうねうねデザインのブローチなどをトレースして楽しんでいます。
はたから見たら、根暗そうな趣味だなあ。

お江戸にはまる

2008年05月05日 | 読書・映画三昧
●「完本 梅干と日本刀-日本人の知恵と独創の歴史-」 樋口清之/著

「目からうろこが落ちまくり、俄然元気になる本」との通り、
本当に読めば読むほど面白く、読み終わった後あかるい気持ちになれました!

樋口清之さんの文章は、ちょっとクセがあって、まるで縁側で友だちのおじいさんか誰かに、「日本というのはね」「日本人はね」とお話を聞いているようでした。

自分が知らず知らずのうちに抱え込んでいた、日本に対する偏見や、その思い込みから来る卑屈な気持ちや後ろめたさ。
そんなものがびっしり貼付いていた目から、やさしく鱗を剥がされる思いでした。
もちろん自分の中にはまだまだまだ、偏見がいっぱい潜んでいるでしょうが・・
この本を読む前と読んだ後では、いろいろなものの見方が変わってきそうです。

ちょうど「企画を考えはじめる前に、自分の中の思い込みを洗い出す作業をしなさい」と言われたばかりでした。
とっても難しいことですが、じっくり取り組もう。

●「百物語」「お江戸でござる」「二つ枕」 杉浦日向子/著

「梅干しと日本刀」の後、「風姿花伝」を読む予定でしたが、
「梅干し」に出て来た江戸時代の人々の話が面白すぎたので、ついついこちらを。

江戸時代の人たち、ほんとにごめん・・

「士農工商とかいって、身分の差があるのなんてやだなー」

「刀持ってる人がウロウロしてるんでしょ?怖すぎ」

「女の人が自由に働けなさそうだし」

「絶対江戸時代には生まれたくなーい」

・・と、思ってました。

というのも、小学校で初めて歴史を習ったとき、
「時代遅れな日本人、黒船が来てホント良かったよね」的なノリだったのだ。
「日本人は強いと見せかけたくて、相撲取りを歩かせたんだって、バカだよねー」

しかも、
「江戸時代の将軍は士農工商という身分の差を作った。
 農民は実質的に最下層の人間だったが、そう言ってしまうと大事な米を
 作ってくれなくなるから、2番目に入れた。
 農民の下には えた/を作って、自分より下の人間がいると思わせて
 優越感を持たせたのだ」
と、習いました。本気で。

何でそんな風に習っちゃったのか、ムラムラと怒りが込み上げます・・
だって、全然違うじゃないの~!!

「お江戸でござる」は「梅干し」と内容がかぶるところがありましたが、
樋口さんと杉浦さん、お二人の語り口の違いや、解釈の違いも面白く読みました。
このお二人は、なんというか、声高に語るというところがなくて、
視線があったかいなあと思いました。
こういう謙虚であたたかい視線の持ち主だから、様々な偏見や思い込みを見透かして、江戸の人たちのすぐれた所をすくい上げることが出来たんじゃないだろうか。

で、すっかり「江戸LOVE」な気持ちになって、杉浦さんの本にずぶずぶとはまりつつあります。
(夢積ちゃんのはしゃぎっぷりが、今になってわかりました・・)

樋口さんの本があまりに面白かったので、同居人にも読ませたいと思ったけど、
(くまは意外と歴史に強く、日本歴史クイズがテレビでやっていると、ほとんど正解する。江戸のことなんか読んだら、絶対はまるはず)
こんな分厚くて字の小さい本は読まないよなあ・・

そんなときに本屋で杉浦さんの「一日江戸人」(イラストいっぱい)を発見。
これだ~と思って買って帰り、渡してみましたが、もう一冊買った「二つ枕」(吉原の花魁のお話)に夢中になってました。
やっぱり男の興味を引くにはまず、お色気ものなのか・・!!
「二つ枕」面白かったです。
花魁、かわいい。
花魁たちがいつも退職後の身請けを考えてるのがいじらしい。
いつの時代も、女の方が将来を案じるものなんでしょうかね?
男の人はわりと、「その時が来たら考える」タイプが多いような気がするんですが、私のまわりだけかなー。
花魁の部屋のくどいまでの豪華さや、着物の柄も楽しめました。
杉浦さんの漫画は、百物語のそうですが、北斎や歌磨、英泉、国芳(の猫)の絵が
度々出て来て、それを見つけるのもまた楽しい。

どの本も読んだ後、なんとなく明るい気持ちで、「江戸人になったつもりで、のんびり行こう」というようになれます。

実はこの連休中、結構凹んでいた・・
理由はもちろん、仕事のこと。
この5月で会社が2周年目。

ほんと、下らないことがいっぱいあった。
勤め始めからセクハラにもあったし、
酔っぱらった社長に、友人や同居人の悪口のようなことも言われたりした。
今思い出しても腑が煮えくり返る。
何度も辞めよう、他の会社を探そうと思う度、
いや、せっかく勉強して就職したんだから、こんな馬鹿なことで辞めたくない、
一つぐらいやり遂げたと思える仕事をして次へ行きたい、と思いとどまった。
(学費のローンや、これからの生活費を貯めたいのが一番でしたが・・)

全く話の通じない、全く尊敬も出来ない人と仕事をした1年半。
今も嫌なことがある度、辞めてやるー!と思ってしまうけど、
先月自分の中で一つ約束をしました。

まず1年。これから1年、働きながらみっちりこの業界の勉強する。
誰も理解しなくても、自分の仕事をきちんとする。
1年経って、まだ勉強したりないことがあったら、もう1年続ける。

そして今また、凹んでいたわけですが、本を読んでたら何だか小さなことに
思えてきました。
そうだよねえ・・この長い歴史の中、上司が気に食わないなんて
小さなことよねえ・・ 自分の短い人生の中でも、小さなことよねえ・・うん。

何だか変なまとめになってしまった

マリオ・ジャコメッリ展

2008年05月02日 | 日々のこと
知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展

行ってきました!

(コメントに返信したいのですが、まず記録のためこのことを・・)

まこという名の不思議顔の猫」という大好きなブログで紹介されていて、その小さな写真を見たとたん、全く知らない写真家だったのにどうしても見てみたくなって恵比寿へ。

いやいや、思い切ってよかった~

強烈なコントラストの白と黒。
生涯印刷業に携わっていたジャコメッリ(写真家としてはアマチュア)は、
この白と黒のコントラストとグラフィカルな構成にこだわりを持っていた・・
というような解説がありましたが、確かに強烈でした。

写真家本人によるオリジナルプリントの写真たちの、
なめらかな印画紙の上の、深い深ーーい黒。
写真の中の静かな世界が、見ているこちらの目にも焼きつきそうでした。

あまり混雑していたかったせいもあって、久しぶりに
きちんと作品と向き合って、納得行くまでじっくり見れた展覧会でした。

ちょっと残念だったのが、図録。
そりゃあ、あのオリジナルプリントそのままの質感は無理だとしても・・
何も中の写真をハガキ大のサイズまで縮小しなくたっていいじゃないか~
全然すみずみまで見れない。
日本初の回顧展、次はいつあるかわからないから絶対買って帰ろうと
思っていましたが、やめました。
ちょっと高くても、いつか写真集を買うんだ~

ちなみに5/6日まで、恵比寿ガーデンプレイスの中の写真美術館です。
ここで今「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」という
ロシア・バレエ団のドキュメンタリー映画もやっていて、
これもGW中に観にいこうと思います。

(あ、フレンチ・カンカンも観に行きますよ