NFP Archives

山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

海(スキンダイビング) 1

2009年09月30日 | インポート
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9月下旬。でもまだまだ水着でもラッシュガード1枚でもいけますね。水温はおそらく29度ぐらい。風が強い日でしたが、うねりはあまりなかったです。が、それでもちょっと離れるとシュノーケルを探すのに苦労するといった状態。やっぱりシュノーケルは派手なほうがいいかも。スキンダイビングの潜水時間はせいぜい1分弱なので、1分捜索してもシュノーケルが見つからなかったら何か問題有りと考えられます。4人を2バディとしましたが、後に、4人1バディとして、ビーチから約50メートルのところに仕掛けたダイビングフロート(浮き輪)周辺で遊ぶことにしました。透明度はこの通り。とてもきれいでした。水深は3~4メートル。


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ここ丸木浜はこの種類のサンゴがよく見られます。


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Nikonosも潜水中。これらの写真は、Eちゃん借り物OLYMPUS μ725SWにて。カメラの横のロープはダイビングフロートに片方が繋がっていて、片方はアンカー。アンカーはいつもウェイトベルトかリング状のウェイト(ダイビング用具ではない。)を使うのですがこの日は持ってきておらず、3キロ~5キロぐらいの石。陸上では重い荷物も海に入れば軽々運べます。







雲の間・森の間

2009年09月25日 | インポート
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韓国岳山頂より
高い空は秋の雲。下は夏の雲。先日、新湯林道から新燃岳まで歩きましたが、低い雲からの雨と火口湖を遮る雲に悩まされました。。。でも短い時間に晴れた時に神秘的な火口湖を見ることができました。去年、火山活動が活発だったときは茶色に変色していた火口湖も今は元のきれいなエメラルドグリーンに戻っています。写真はまた今度。カラーフィルムで撮りました。

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大浪池からえびの高原へ向かう森の中。秋になると、紅葉がきれいなところ。常緑の針葉樹と紅葉が混じりあいます。今はまだ夏の森。空はわずかにしか見えません。お気に入りの一枚。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMX) 霧島・韓国岳、大浪池








自分のカメラ Nikonos V

2009年09月21日 | インポート
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Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 + SB-105
Nikonの水中カメラ。自分のは"V"が示すように5型のNikonos。歴史は古く1960年代に最初の型が登場しています。Nikonのオリジナルではなく、フランスの潜水用品メーカーの”カリプソ”というカメラが原型になっています。フランスといえば結構潜水関連が進んでいて、潜水医学等もフランス海軍の実験によりいろいろわかってきていることが多いです。それから、5型まで発展してきました。構図を確認するだけのファインダーと目測のピントは基本的に同じで4型からは露出計が内蔵されていてTTL調光も可能になっています。のちにNikonos RSという一眼レフタイプも登場しました。高性能ゆえ? 輸出貿易管理令(いわゆるココム。武器に転用されたりする可能性がある製品の輸出を規制するもの。)の対象だったりします。(今は解除されている。) 初期のタイプを007(James Bond)が使ってたりというエピソードがあります。



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レンズに水中専用のUW-Nikkorと水陸両用W-Nikkorがあります。水陸両用を使うともう地球上どこでもOK。ちなみに水中専用UW-Nikkorを陸上で使うとピントが合いません。
カメラとライトが遠く離れているのはライトを使用したときにマリンスノーが写り込むのを極力さけるためです。マリンスノーに対して正面から発光すればその光がマリンスノーに当たって反射して、すべてフィルム面に返ってくるのでマリンスノーだらけの写真になってしまいます。

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海でのニコノス。砂にまみれようが、30m潜水しようがなんともないのですごい安心感があります。自分にとっては水中で使える唯一のフィルムカメラなのでとても重宝しています。手入れがやや大変かな。Oリングが多いです。スピードライトSB-105は単独で使うと遭難時のシグナルフラッシュとしても役立ちます。発光部が水面に出るようにトリム調整してあったり、細かいところの作りが楽しいですね。








えみりんのカメラ Minolta AUTOCORD

2009年09月19日 | インポート
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Minolta AUTOCORD
正確にいつごろ販売されたのかは不明です。ネームプレートからして前期型だと思いますが、??です。いくつものバリエーションが存在します。ネームプレートの違いや、シャッター。ちなみにこのシャッターはセイコーシャラピッド。ほかにシチズンのシャッターを搭載している型も。いずれにせよ1960年前後だと思われます。
昔のカメラは造りがとてもいいですね。メカニカルな感触、操作する部分にはローレット加工(ギザギザ)。工芸品のような雰囲気があります。

このカメラは二眼レフという種類で、レンズを2つ持っています。写真で左のレンズはファインダー用。右はフィルム用です。フィルムと同じフォーマットのスクリーンで構図を確認することができますからとても撮影しやすいし、撮影者の意図が作品に反映されます。


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ちょっとわかりにくいですが、スクリーンの様子。フォーマットサイズは6×6。スクエアフォーマットです。ピント合わせも中に凸レンズが入っていてそれを使えば精密にすることができます。このようなウェストレベルで使うカメラは、撮られる人に緊張感を与えることがないので、すごく自然なポートレートを撮ることができるのがいいですね。

ただし、このカメラ、、、シャッターの駆動部が動いている音はするのです(ちょっと弱弱しいけど)が、シャッター羽根が開かない。。。たぶん古いオイルで固まっているのかもしれません。いろいろ情報を集めて直せるかやってみましょう。





海を上から下へ

2009年09月18日 | インポート
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ギラギラ、まぶしいビーチです。

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浅いところは、日差しが入ってきて光がゆらゆらしています。透明度はいまいち。たぶん10mも見えないかも。


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水深約10mぐらいのとこへ行ってみました。水面から水底の様子をはっきり見ることができないので、潜っていってから観察。すると、幻想的な雰囲気。いつもはまぶしい鮮やかな青のソラスズメダイですが、深いとこんな雰囲気。


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お気に入りの一枚。いい感じに白く飛んでくれました。マリンスノーが雰囲気を出してくれています。

Nikon Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 + SB-105 (RXP , E100G) 坊津、佐多





アマチュア無線

2009年09月17日 | インポート
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無線局を開局するための書類
山登りしたり海で遊んでいて、ここ数年ずっと考えてたこと。携帯、通信手段として大丈夫か??こないだ佐多の海に行ってるときに携帯を見ると圏外。もう圏外だからって電源も切っちゃって車に置いてダイビングしてます。山に行ってもほとんど圏外。いちお持っては行きますけど。。何かあったらという場合を想定してみました。携帯が通じないので通じるところまで走る。人を呼ぶなどなど。。。どれもすぐにできるもんじゃないですね。携帯の通じる場所なんて把握していない(絵にしていない。)し、2,3キロ圏内に人がいない、電話がない場合だってあるし。身近で事故もあったりしてここのところ通信手段について考えてました。

そこで、無線局を開局して無線機を携行しようと。災害や遭難事故の事例でもアマチュア無線によって救助活動がなされた事例がいくつもあることや警察や各山岳会等が出している登山計画書・登山届けの書式にもほぼ必ずといっていいほど無線機を携行してるかにチェック入れる欄があります。やはり有効であると考えられているようです。

まず、昔取得した無線従事者免許証を探してみました。そしたら、昭和62年7月に免許を取得してました。免許証の顔写真は、中学1年生の自分。しかもその写真を撮る前に泣いていて変な顔になってます。。。昭和を生きていた証のような書類。。

無線を運用するには、無線従事者免許証の他に無線局の免許状を取得して、無線局を開局しなければなりません。その手続きは、アマチュアでも放送局でも似たようなものです。以前運用していた無線局はすでに廃止していますので、新規に開局する手続きをしなければなりません。この写真がその申請書類の一部なのですが、以前と用語(記号)が違う!! なにこれ?? 書類作れないじゃん!!・・・と。デジタル時代になっていろいろと変わったようでした。今から勉強しなおしですね~。。。連休中に勉強しなおしてなんとか今月中には申請を完了しようと思います。

以前使っていたコールサインも今使われていないことがわかったので、そのまま復活できそうです。

では、近いうちにお空で会話しましょう。でも電波法第五十二条第四号に基づく非常通信をできれば行う事態にならないように!!









夏の休日

2009年09月17日 | インポート
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えみりんのカメラを撮っているNikon FE 増感(ISO100→ISO400 (+2増感))してコントラストを強調しています。


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ふとん

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朝からプリンタが大忙し。みんなに渡す写真を。

黒白:Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S(TMX)
カラー:Nikon Nikonos V + W-Nikkor 25mmF2.5 (160NC)



自然体験活動指導者養成研修 前半終了

2009年09月15日 | インポート
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写真はイメージです。山から君へのメッセージ(高隈山縦走4泊5日)
2日間研修に行ってきました。結構盛りだくさんで忙しい内容であっという間に時間が過ぎていきます。講義に実習に。。。でも同じく指導者を目指す方々との交流が面白くて夜は・・・・でした。9月中旬の土日。山や海で遊びたいと思う気持ちも強いですが、、、心の中では、ちゃんと勉強してから遊べ!!としばらく葛藤中でした。

今まで自分の経験してきたことそれに基づいて考えていたこと、自己流ではダメってことを感じます。やはりこういう場でしっかり勉強していかないといけないですね。間違ったリーダーのまま気づかないとすれば恐いことです。また自然体験の奥深さや大切さも改めて感じることができます。人間関係のトレーニングもあります。
カリキュラムはまだ半分。また来月。受講中のみなさん、がんばりましょう! あと、山や海で遊ぶ方々、自然体験について仕事をされてたり興味がある方ぜひぜひ受けてみてください。

文部科学省 自然体験活動指導者養成事業






宇宙へ

2009年09月12日 | インポート
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9月11日午前1時55分。ふらっと起きてカメラ2台持って広い畑の道へ。涼しくい月夜でした。

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午前1時2分。種子島よりH2Bロケット打ち上げ。発射時刻よりしばらくして南の空がオレンジ色になり、まぶしいぐらいの光が登っていきます。国際宇宙ステーションへの補給機HTVの実証機搭載し、荷物を運ぶ能力は日本のロケットでは最大。エンジンも2発なので噴射による光もすごいです。最初は木星よりもいくぶん明るいぐらいかなと思っていましたが全然違いました。宇宙に向けて力強く登っていく姿。なんだか感動的ですね。

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ロケットが遠く離れていきます。徐々に光が消えていく感じ。ロケットの動きは上から下になります。見かけ上は落ちていくように見えますが、宇宙への最短コースを進んでいきます。手前は、カラーフィルムで写真を撮っているNikon F2。その左には登りつつあるオリオン座が写ってますね。季節がもう冬に向かってます。

Nikon New FM2/T + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D (TMX) 鹿屋市






初秋の霧島

2009年09月11日 | インポート
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霧島・えびの高原。秋らしい澄んだ青空。

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散策路ではススキが目に入ります。

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韓国岳の山頂近く。雲が山頂を覆っていました。山頂よりちょっと低いところで雲を眺めると変化があって楽しいです。


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大浪池。やっぱり秋の雰囲気です。

Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 24mm F2.8S (TMX) 霧島・韓国岳


水中で写真を撮っている私

2009年09月08日 | インポート
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水中で写真を撮っている私。
今年は今までのダイビングは全てスキンダイビング。スキューバなら水中にゆっくり居られるので写真もゆっくり撮れますが、スキンダイビングでは息を堪えていられるだけ。しかも浮力がネックになります。陸上では重いカメラを持ってもそれほど沈みません。これは、以前紹介したハコフグの赤ちゃんを撮ってるときだと思います。魚を撮る時はなるべく上からのアングルではなくて、魚の横から背景が広い海になるように撮りますが、このときは被写体が岩の間。しかも水底にはウニなどの底生生物がいるので身体を水底につけられないって感じです。ただし、スキンダイビングでこういう姿勢になると浮いてしょうがないので片手で岩を掴んで片手でカメラを。

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潜水するときは、ヘッドファースト。逆立ちする感じ。自然とスーッと潜っていけます。先日は水面から水底の様子もほとんど見えない深いところ(たぶん10m前後)にいきました。耳が痛くなるので耳抜きをしながらとマスクもぎゅーって押さえつけられる水圧を感じます。(マスクスクイズという現象。鼻から空気をマスクに入れて均圧する。)このくらいの水底になると、身体の体積が小さくなり浮力も小さくなるので海底にぺたーっと降りることができます。そこから水底を見上げると遠い!! でもあせらず落ち着いてゆっくりと浮上しましょう。




甑岳

2009年09月07日 | インポート
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甑岳の火口への入り口に立っている赤松。いつも被写体になっていますが、このときは夕方。赤松の肌がきれいに赤く写りました。

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こういうところ歩いてみたいと思いませんか? 今年はあまり草の背丈が高くないような気がします。雨が少なかったから??もうススキがいっぱいでしょうね。

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甑岳火口。広角レンズ(28mm)を使っていますが、全部は入りませんでした。

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甑岳火口から上がり、韓国岳を見ながら下山します。

Nikon F5 + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D (E100G) 霧島・甑岳







えみりんのカメラ(OLYMPUS PEN)

2009年09月06日 | インポート
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オリンパス・ペンS(OLYMPUS PEN S)
1960年代に販売されたハーフサイズカメラ。ハーフサイズとはフォーマットサイズのことを言っており、普通使われている35ミリフィルムの1コマを半分にして2コマ分確保している。よって36枚撮りのフィルムは倍の72枚撮ることができます。
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この写真の左右2枚分が普通の35ミリフィルムの1コマ分。写真でわかるようにカメラを普通に構えて撮ると縦位置になることがわかりますね。

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カメラの機構はピントは目測で距離の指標がありますので、被写体を見ながら何メートルかな~??と考えてピントを設定します。露出はマニュアル。頭の中で絞りがいくらの、、シャッタースピードがいくら・・・と考えて写真を撮ります。現代のカメラはすべて自動でやってしまいますのでとても1枚に手間がかかりますが、それが写真を撮る楽しみでもあるし、人間のあいまいな感覚で撮る写真はたまにすばらしい結果になることもあります。シャッター音は『チッ』って小さいものでレンズシャッター機の特徴ですね。


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突起の少ないデザインはポケットに入れることを想定しているもので、名前の由来であるペンのように身近に使ってほしいというコンセプトに基づいています。

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オリンパス・ペンはアートを楽しむ人たちにとても人気で今も中古市場では高値で取引されています。最近、オリンパス・ペンEP-1としてデジタルで復活しましたが、同時にオリジナルのオリンパス・ペンを再生産して欲しかったなんて思ってる人もいるでしょう。

古いカメラ、しかもよく使われてきたカメラを扱うのは緊張します。えみりんのおじいちゃん(故人)が使ってきてカメラでおじいちゃんの見てきた世界を知っているカメラ。いろんなこと知ってるんでしょうね。持ち主の目で見た記憶がこのカメラに詰まっているような気がします。

これらの写真は、Nikon FEで撮っています。これも1970年代後半の古いカメラ。自動露出が付いた初期のカメラですが、たまに??という露出を示すときがあります。自分は普段頭の中で露出のデータを考えてからカメラの露出計と比べてみるということをしています。でもFEを使ったときはそれがほとんど一致するということが多いです。F5で撮るとほとんど一致しない。。。忠実に撮ろうとします。FEで撮ると結果はたまにとんでもない写真になりますし、たまにはおぉー!!いい写真だってことも。不思議ですね。カメラがいろんな体験をしてこうすればいいんだって知ってるかのような。『錯覚』なんでしょうけど。カメラとコミュニケーションしながらじっくりと写真を撮っていきたいですね。

Nikon FE + Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S (TMX)




群れ

2009年09月05日 | インポート
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群れで生きている魚たち。写真はイシモチ。サンゴや岩の陰のところにものすごい数で居ます。人がその中に入っていっても逃げようともしません。波にゆらゆらしてるだけなので、じっくり観察することができます。

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ギンガメアジ。40cmぐらいの大きな魚で速いスピードで泳いでいきます。潜水して他の魚を撮ってるときに突然視界に入ってきたのでとっさに撮りました。なんとか群れの最後尾あたりを捉えることができた一枚。

Nikon Nikonos V + W-Nikkor 35mm F2.5 (NEW PRO400) 坊津・丸木浜


甑岳

2009年09月03日 | インポート
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風の音しか聞こえてこない甑岳の山頂。ここにいると帰りたくなくなります。

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休憩中。この登山靴は修理をしつつ6年使っていますがまだまだいけます。長く使える靴っていいですね。

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以前紹介した真っ暗な写真の正体はこれ。火口にある池です。


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今回も成功でした! みんなフレームの中に納まりました。

Nikon F5 + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D (E100G) 霧島・甑岳