熱帯魚工作箱

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自作CO2発生器その3(化学反応式)

2008-07-06 00:52:22 | 自作CO2発生器(化学反応式)

動作原理、作り方については以前製作したものに準じているのでこちらをご覧ください。
作ってみようと思われる方は構造や動作原理をしっかり理解してから工作にとりかかって下さい。

今回は、私と違うアプローチでクエン酸と重曹の化学反応によるCO2発生器を製作されている「地味に水草水槽さん」のサイト(サイトを終了されたのでリンクを外しました)を参考に確実なタイマー制御ができるものをテーマに製作しました。
参考にさせていただいた発生器はエアーポンプの圧力でクエン酸を送り出すのが特徴で、エアーポンプの風量を調節することによりCO2の発生量を制御されています。私が以前に作った発生器は2本のボトル間の圧力差で動作する構造で動力源を必要としないのですが、最初にセットした時のボトルの圧力が基準となるのでボトルの圧力調整やスピコンの微調整が必要で温度変化などでCO2の発生が安定しないこともありました。
今回はクエン酸ボトルをエアーポンプで加圧して、CO2添加量の調節をスピコンでコントロールする方法にしました。基本的には一度スピコンの絞り具合を設定すれば後で何度も調整をし直す必要はありません。スピコンへの水分やゴミの影響がちょっと気になりますが今のところ壊れてはいません。反応(重曹)ボトルの圧力がエアーポンプの圧力より高い時にはクエン酸の滴下が止まる構造なのでスピコンで添加量を絞っても反応ボトル内の圧力が上がり続けることはありません。スピコンはそれなりの値段がしますが高圧ボンベによるCO2添加のようにバブルカウンターの泡の様子を見ながらリアルタイムで添加量を調節することが出来るのでそれなりのメリットはあります。
外部から安定した一定圧力がかかるのでクエン酸ボトルに気体を溜める必要が無くなりサブタンクは不要になり、温度差による影響からも解放されます。エアーポンプを止めるとやがてCO2の発生も止まるので高価な電磁弁を使わずにタイマーのみでON OFFが可能です。ただし、エアーポンプの電源をOFFにしてもしばらくの間はCO2の添加が続くのでその時間を考慮して少し早い目にタイマーが切れるようにセットします。
エアーポンプで作り出せる圧力が基準となると、高圧が必要なCO2ストーンなどの拡散器が使えなくなるので細かい泡の出るエアーストーンや圧力を必要としないCO2ミキサーなどで対応をします。
エアーポンプを使うことにより常に安定した圧力が得られることで発生器の構造が少し簡単になり部品点数も少なくすることができました。何より1滴/2~3秒のような微量の添加でも動作が安定しているので、小さな水槽にも安心して使えるようになりました。確実にリスタートもできるようになったので今回のバージョンⅢはかなり実用レベルです。
数日経つと反応が鈍ってくるので定期的に底に溜まっている重曹をかきまぜる必要があるのですが、まだ決定的な対処法が見つかっていません。今はクエン酸の濃度を下げることで対処をしています。クエン酸液の濃度を下げると反応は安定するのですがそのかわり中身の交換のインターバルが短くなります。現在の状態では連続添加(グラスカウンターで1滴/2秒)だと7~10日ぐらいで反応は終わります。発酵式と同程度に見えますが、今回はタイマー制御が確実にできるので添加時間を8時間に設定すれば単純計算だと1ヶ月もつ計算になります、実際には起動時に少し添加量が増えるのでもう少し時間は短くなりますが最後まで添加量を一定に保つことができるので発酵式に比べると結構なアドバンテージがあります。
ランニングコストは小型ボンベ使用よりかなり安くなり、二酸化炭素を74g(小型ボンベ1本分)発生させるのに必要なランニングコストを私が買った金額から計算してみると¥170ほどでした。

材料
500ccのペットボトル(炭酸飲料用)/3本
6mmシリコンチューブ
5mmプラパイプ
5mmプラ棒
逆流防止弁(弁がシリコン製のもの)/2個
エアーポンプ(小型のもので可)
タイマー
スピードコントローラー(低速制御型)
クエン酸
重曹(炭酸水素ナトリウム)
細かい泡の出るエアーストーン
プラストーン

作り方
今回もペットボトルを3本使いますが使い方はガラッと変わります。
ペットボトルの蓋に5.8mmのドリルで穴を2か所開け、長さ5cmに切ったプラパイプに6mmシリコンチューブを被せたものを穴に差し込みます。



この蓋を3組作ります。 (蓋の加工方法はこちら)
クエン酸ボトルの蓋はジョイントの片方に底まで届くシリコンチューブをつないだ逆流防止弁を取り付けます。弁の方向は上向き(クエン酸ボトル→重曹ボトル)です。



逆流防止弁は弁がシリコン製であれば一般的なもので構いません、液体を通す構造上接続部分が濡れて外れやすいのでボトルの中に仕込んであります。逆流防止弁は無くても動作しますがクエン酸ボトルへの重曹液の逆流を防ぐための安全対策上必要なパーツです。



(左から クエン酸ボトル 重曹ボトル(1) 重曹ボトル(2) )

重曹(反応)ボトル(1)の蓋のジョイントの内側の片方に5~6cmのシリコンチューブを取り付けます。ボトルに溶液がいっぱいになった時に重曹ボトル(2)に流れ込むようにするためですね。
重曹ボトル(2)の蓋も片方に5~6cmのシリコンチューブを取り付けます。こちらは重曹ボトル(1)からのジョイントに接続します。
上の写真のように全てのジョイントにシリコンチューブを接続します。
これで基本的には完成なのですが、この状態で起動すると(エアーポンプの電源を入れると)クエン酸ボトルの圧力が一気に上がってしまい重曹ボトルの圧力がエアーポンプの圧力と同じになるまでクエン酸が重曹ボトルに滴下される構造なので、重曹ボトルの圧力が上がるまでに必要以上のクエン酸が大量に投入されてしまって想定外の二酸化炭素が発生してしまいます。
そこで、クエン酸を添加する部分に抵抗になる構造を付け加えます(水道の蛇口から水をチョロチョロと出すイメージですね)
5mmのプラ棒(タミヤ製)を1cmぐらいに切り、縦方向に目立てヤスリでほんの少しだけ溝を付けます(下の黄色で囲んでいる部分です)



これをエアーポンプからのホースの途中に差し込んでエアーの流量を極端に下げます(エアーは細~い溝の部分を通り抜けます)



これと同じものをもう1個作りクエン酸ボトルの中のクエン酸を吸い上げるシリコンチューブの先にも同じように取り付けます
こちらはゴミが詰まるのを防ぐために適当な大きさに切りつめたプラストーンをフィルター代わりにシリコンチューブに被せておくとトラブルが防げます。
これでエアーポンプのスイッチONとともにクエン酸が重曹ボトルに一気に流れ込むのをある程度防ぐことができます。
起動すると数日間は反応が続くのですがこのままだと徐々に反応が鈍ってくるので ここでまたまたひと工夫です。
クエン酸ボトルからのチューブをつないでいる重曹ボトルのジョイントを25cmほどの長さの5mmプラパイプに交換します。

  

もちろん蓋と接する部分には6mmシリコンチューブを被せてCO2が漏れないようにしておきます。
このパイプにクエン酸からのチューブをつなぐと沈澱している重曹の中にクエン酸溶液を注入する構造になります。ついでにこのプラパイプは重曹をかき混ぜるマドラーの役目もします。水槽の様子を見るついでに時々ぐりぐりとボトルの中の重曹をかるくかき混ぜます。圧力がかかっている時にプラパイプで中身をかき混ぜても隙間から圧力が漏れることはありません。
これでやっと安定してCO2を添加することができるようになります。

ちょっとおさらいをしておくと

 左から クエン酸ボトル 重曹ボトル(1) 重曹ボトル(2)

1:エアーポンプからのホースです(途中に風量を制限する溝を掘った栓を入れてあります)
2:となりの重曹ボトル(1)の3のプラパイプ(クエン酸溶液滴下用)に接続します。
4:重曹ボトル(2)の5のジョイントに接続します。
6:スピコン、逆流防止弁、バブルカウンター経由で水槽へ。

エアーポンプでクエン酸ボトルの圧力が上がると2、3経由で重曹ボトル(1)にクエン酸が流れ込み重曹と反応してCO2が発生するとともに圧力が上がります。圧力がクエン酸ボトル(エアーポンプの圧力)<重曹ボトル(1)になるとクエン酸の滴下が止まるので反応も止まります。水槽に6に接続してあるチューブで水槽にCO2が添加されているので徐々に重曹ボトルの圧力が下がりクエン酸ボトルよりも圧力が低くなると再びクエン酸が流れ込んでCO2が発生します。後はクエン酸溶液が無くなるまでこのくりかえしでCO2が添加され続けます。

最後にジョイント部分からCO2漏れが無いかチェックして完成です。

使用方法
クエン酸ボトルにクエン酸100gと水を400cc入れてよく混ぜてクエン酸を溶かしておきます。
濃いクエン酸溶液にすると長持ちしそうですが、濃すぎると最初のうちは調子がいいのですが何日か経つと反応が鈍くなり効率が極端に落ちます。
重曹ボトル(1)に重曹を200~250gと水を200cc入れておきます。重曹は水に溶けにくいので沈澱した状態でOKです。
反応に必要な重曹の量は130g(重量比でクエン酸:重曹=1:1.3)なのでかなり多い目ですね。残った重曹は上澄みを捨てて重曹を継ぎ足せば次回使えるのであまり無駄にはなりません。重曹ボトル(2)にも念のため50gほど重曹を入れておきます。未反応の溶液が混ざって流れ込んだ時にここで反応させるためですね。
各ボトルに蓋とチューブ類を取り付けセットは完了です。水の量は多いほど反応が安定するのですがこの量でギリギリです。これ以上水を入れると終盤であふれます。反応が進むと重曹ボトル(1)は溶液でいっぱいになり、あふれた分は重曹ボトル(2)に流れ込みます。クエン酸が無くなる頃には重曹ボトル(2)の半分ぐらいまで反応後の溶液が溜まります。上記以上の量の水を入れておくとあふれた溶液が水槽に流れ込むことになるので注意して下さい。ボトルは3本まとめてくくっておくと倒れにくくなります。スタンド状のものを作るか3本まとめて入る箱などを転倒防止のために用意して下さい。ボトルを倒すと破裂事故や中身の噴出が考ええられるので倒さないことが絶対条件です。
重曹ボトル(2)のCO2添加側のジョイントに→スピコン→逆流防止弁→バブルカウンター→CO2拡散器(エアーストーンやCO2ミキサー)の順に各パーツをシリコンチューブで接続します。これでセットは完了です。
エアーポンプの電源を入れるとCO2の発生が始まります。初回のみ多い目にCO2を発生させてボトルの中の空気を追い出してからスピコンで添加量を調節します。あとは気が向いたときに底に溜まっている重曹を(クエン酸滴下用のプラパイプを使って)軽く混ぜるだけでクエン酸溶液が無くなるまで反応は続きます。


その他気がついたことなど
できるだけ安定した高い圧力が必要なのでエアーポンプはこの発生器専用に1台用意して下さい。他のエアーポンプからエアーを分岐しての使用は不可です。

エアーポンプの効果は絶大で、発生量が不安定になることもリスタートに失敗することもありません。安心してタイマー制御ができます。

実は今回、興和製のCO2ストーンを使っています。



先にCO2ストーンは使えませんと書いていますがこの商品は多少目が粗く作られているのでしょうか、エアーポンプにつないでみたら何と泡が出たのです!(試して見るもんですね、泡は出ますがごく少量なので当然エアーストーンとしては使えません…念のため) 他にももう1種類CO2ストーンを持っていて(ずいぶん前に買ったのでどこの製品かは不明)こちらは表面がつるつるしていて細かい泡が出てお気に入りなのですがエアーポンプでは泡が出ませんでした。
CO2ストーンによっては今回の発生器で使えるものがあります。数日間水に浸けておいたCO2ストーンをエアーポンプにつないでみて泡が出るようなら今回の発生器で使用することができます。必ず水になじんだ状態のCO2ストーンでテストをして下さい。

タイマーはボンベによる添加にグレードアップした時や他のアクア機器への転用も考えてアクア用のタイマーをおすすめします。割高のように見えますが専用品だけによく考えられているのでなにかと便利です。

…と言いながら以前から気になっていたこんなタイマーを買ってみました



ホームセンターで¥980でした。15分間を最小単位として何度でもON OFFできます。円盤の回りのコマをずらすことで設定します。円盤が回り、ずらしたコマにスイッチが触れている時にスイッチがONになります。24時間タイマーなのでアクア用に使えないことはないですが本体がちょっと大きめです。コンセントに直接差し込むタイプなのでコンセントに差し込むととなりのコンセントをふさいでしまいます。

5.8mmのドリルの刃、5mmプラパイプ、6mmシリコンチューブはセットで必須です。千枚通しなどで穴を広げるような開け方をするとCO2漏れの原因になります。プラパイプは模型店、大手家電店の玩具売り場で売られているタミヤ製のものが手に入りやすいですね。

今回のCO2発生器は見かけは少々複雑ですがパイプの曲げ加工などのコツが必要な工程が無く接着剤も使わないので半日もあれば完成できます。
私が今回使った工具は 電動ドライバー、5.8mmのドリルの刃、目立てヤスリ(小)カッターナイフ、ハサミ です、特殊なものはドリルの刃のみですね。

この発生器は少しぐらいCO2漏れがあっても問題なく動作してしまうので漏れていても気が付きません。せっかくのCO2が無駄になってしまうのでしっかりチェックしましょう。

クエン酸と重曹はネット通販が安くて便利です 私はここで買いました。

細かい泡の出るエアーストーンはいろいろありますがこんなのはいかがでしょうか?
アクアプランツさんで販売されているコレ(下の写真の右側)です。
「別注」「限定」「特注」などの言葉に弱いんです…私。



CO2添加用の目が細かい特注品で、通常のいぶきエアーストーン(左側)より細かい泡ので出る確率が高くなります。



スピコンは低速制御型のものを買わないと通常のタイプだと思った量に調整できないので微調整にイライラします。

発酵式では不可能な「添加量が自由に調節できる」のと「タイマー制御ができる」のが大きな魅力です。小型ボンベによる添加と比べて優っているのは製作費が多少安い事とランニングコストのみぐらいですが…

水草の量や調子に合わせて添加量を自由に調節できるのは大きなメリットで発酵式と大きく違うところです。CO2の添加が十分でないと新芽がすぐに委縮してしまうパールグラスも様子を見ながら添加量を調節することができます。

今回のバージョンは安全弁を取り付ける適切な場所見当たらないので設定していません(スペースではなく構造上の問題です)何かトラブルがあった場合に圧力が上がりすぎるとどこかのジョイントでシリコンチューブが抜けるのでボトルの破裂事故までは至らないと思いますが、中身の噴出は考えられます。チューブが折れ曲がったり詰まったりしても反応が止まる程度なのでそれほど問題にはなりません、ボトルが倒れても逆流防止弁の働きで急激な反応は起こらない構造にしてありますが溶液が水槽に流れ込むかも知れません。

圧力がかかっている状態の時に何か作業をする場合には必ず最初にクエン酸ボトルのエアーポンプからのチューブを抜いてクエン酸ボトルの圧力を抜いてから作業に取り掛かって下さい。


☆今回のCO2発生器は穏やかな反応の発酵式と違い、アクシデントによっては急激な反応もありえるので特に安全対策を常に考えて工作、使用をしてください。

☆この記事には補足があります。


製作される前に必ず
こちらをお読み下さい。

☆古い記事への書き込みも大歓迎です。


今回のオマケ画像



「モウセンゴケ」 ですね。 あまりの小ささに久しぶりに三脚を使いました。
いただいた種を浮舟式栽培箱に蒔いたのですが、気が付いた時にはこんな状態になっていました。極小ですがいっちょまえに粘液を出しています。
写真では大きさが分かりにくいので定規を置いてあります、目盛部分のみが下部に少しだけ写っています、1目盛が1mmです。


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10 コメント

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Unknown (cheepappa)
2008-07-08 14:47:07
リアルタイム発生型で電磁弁は
美しくないと思っていましたから、夢のようです。
え~と・・・プラ棒の流量調整部分がちょっと自信ないっス。
重曹ボトル(2)に入れる重曹50gは水溶液ですか?

スピコンと水心買って、自分を追い込んでしまいましょうか。

そのタイマー使ってます。1週間で1時間近くずれる事が
ありますが、夜間のエアレーション用なので自分的にはOKです。
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プラ棒の加工 (mizuwarabi)
2008-07-08 19:07:56
cheepappaさん
長文にお付き合いいただきありがとうございます。
プラ棒→小さい穴か隙間があれば何でもOKです。消しゴムをカッターで削って作る、シャーペンの先を切って加工する、瞬間接着剤に付いているノズルを加工する、5mmプラパイプの端を溶かして穴を小さくする…などですね。
重曹ボトル(2)の重曹は水溶液が理想ですがこれ以上水を入れることができないのでとりあえず水に浸かっている程度です。通常なら重曹ボトル(1)で反応は完了するので「保険」ですね。重曹ボトル(2)の重曹はあんまり減らないので入れなくても大丈夫かも?
エアーポンプは風量調節の無い安いもので大丈夫です。私は水槽やスポンジフィルターを買った時に抱き合わせで付いてくるちっちゃいしょぼいものを使っていますが記事中のCO2ストーンを使ってもCO2添加ができます。
失敗経験豊富?なので何かアドバイスできることもあると思うのでよろしければサイドバーの「メッセージを送る」で連絡をいただければ返信をさせていただきます。お気軽にどうぞ!
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なるほど (jimizu93)
2008-07-12 08:04:15
これは思いつきませんでした。私の方法(クエン酸溶液を細い流路に通してその抵抗で供給を調節する)よりトラブルが少なそうですね。数年後にはかなり普及しているかもという気がします。
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連絡とりたかったんです (mizuwarabi)
2008-07-12 23:00:37
jimizu93さん
書き込みありがとうございます!
連絡をとろうと思ったらサイト終了の記事にびっくり、さびしい限りです。サイトの公開延長をして下さりありがとうございます。エアーポンプのアイデアのおかげで一気に実用レベルです。
CO2の添加量の調節ができる便利さが分かると高圧ボンベとレギュレターが欲しくなるような気がします。
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いよいよ (ossyan)
2008-07-14 00:42:52
タイマー制御可能まで進化しましたね。

毎回色々なブレークスルーがあって、驚いてしまいます。そのうちクエン酸と重曹の自動充填まで進化しそうな気がしますよ。
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ここまでくるのに… (mizuwarabi)
2008-07-14 18:15:43
ossyanさん
「化学反応式」は世間に実用品が無さそうなのでちょっと意地になって工作していました 成功例が少ないということはやはり難題でしたね。
前作までは長時間使えるようにと濃い溶液を使って壁に当たっていましたが濃度を薄くしたらあっさり解決しました。
細かいことで気になる点がもう少しあるのであとはファインチューニングです。
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撹拌 (おち)
2009-03-04 22:11:17
はじめまして。NaHCO3を使ったCO2添加システムはできないかな?と思い、検索してたどり着きました。
なかなか面白いですね!

スピコンもしくはバルブでエア圧を調整してクエン酸の添加量を調整するようにすれば、重曹ボトルの圧が不必要に上がらずに済むかも‥‥?

それから、重曹ボトルの撹拌ですが、底が平らな容器ならマグネチックスターラーが使えそうです。
スターラーは買おうと思うと高いので、タミヤのギヤボックス(6速ギヤボックスHEが良い?)とACアダプタを使って自作すれば、タイマーと連動もできるし、2000円くらいで作れますね!音がガリガリうるさいかもしれませんが(汗)
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ボトルの圧力 (mizuwarabi)
2009-03-05 18:42:57
おちさん はじめまして

スピコンやバルブのエア調整でのクエン酸添加量の制御はちょっと難しそうです。 この発生器はボトルの圧力=エアーポンプの圧力でそれ以上は上がりません。この圧力はストーンから泡が安定して出るぎりぎりの圧力で たとえばストーンが目詰まりしてもボトル内の圧力が上がり続けることはないので大丈夫ですよ。

その後も改良?を続けていて 現在は重曹を攪拌しなくても反応が安定するようになりCO2の発生量も小型ボンベを上回っています。
そのうちまとめ記事を書こうと思っているのですが なにしろ一度セットしてから反応が終わるまで一ヶ月かかるのでなかなか検証がはかどりません。
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作成してみました! (おち)
2009-03-11 22:04:05
参考にして、2ボトルタイプのものを試作してみました。
思った以上にうまく動いてくれて、発生も停止もばっちりです!
ありがとうございます^^
トラバしておきますね。
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うまく動きましたか! (mizuwarabi)
2009-03-12 18:55:45
おちさん
ブログ見ましたよ 「化学反応式」お互いがんばりましょう。
私も引き続き検証中で実験水槽は適当にセットしたのに何故か調子が良く 水草育成水槽になりつつあります。
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