水間条項―国益最前線 (旧)

ジャーナリスト・水間政憲のブログです。

拡散 《米国議会の公聴会と女子フィギュアスケートの審判!》

2010-02-26 22:33:55 | 拡散・緊急拡散
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拡散《米国議会の公聴会と女子フィギュアスケートの審判!》





国家戦略なき日本人が、これから国際社会で生き残れるであろうか。

トヨタのリコール問題の影に、米国の国家戦略が透けて見えている。
部品の不具合があったにしても、欧米のメディアの異常な取り上げ方や、FBI・米国最高裁までも動き出していることに、日本人は危機的状況を察知しているのであろうか。

米国の自動車産業が破綻して、GMは実質米国政府企業になっており、今回のトヨタの問題は想定内の出来事だったのです。
世界の自動車会社の脅威は、トヨタとホンダが先行している「ハイブリッド車」が世界の消費者を席巻することなのです。

このまま日本企業が、突っ走って行くことは、欧米の自動車産業の衰退を意味していました。
1980年代、ホンコンでの国際会議でマハティール・マレーシア首相が、「日本という国があったお蔭で、貧しい国の国民も車に乗れる」との趣旨の発言をしたところ、欧米の委員は席を立ったことがあるほど、理屈じゃない微妙な問題なのです。

GMは、ハイブリッド車を一気に飛び越えて、数年後に電気自動車に切り替えるまでの時間が必要であり、今回のトヨタの問題は側面支援になっています。

この流れを読むと、次はホンダが危ないが、米国ホンダのブレーキは「エフテック」という日本企業が、オハイオやトロントで生産しているので、難癖つけることは難しいでしょう。今回の米国議会の公聴会で、問題になっている部品が米国企業の生産にも拘わらず、議員からの「Made in Japanは幻想」との文言に笑ってしまいました。

米国が国益を前面に押し出してくるとき、メディアを巻き込み、総力戦で挑んでくることは大東亜戦争や東京裁判で実証されています。

今回の米国議会公聴会と女子フィギュアの審判は、国際政治の現状を学ぶ恰好のテキストになります。

浅田真央さんが、3回転ジャンプを失敗して1回転になったので、2位になったと見るとフィギュア界の問題点の本質を見誤ります。
仮に、真央さんが完璧に演じてもキムヨナとの約20点の差を逆転することは不可能だったでしょう。

今回、真央さんが、伊藤みどりさん以来のトリプルアクセルをSPで1回(オリンピック初)、フリーで2回も成功させてノーミスで演じられることを、現時点で望んでいた国はないのです。
それは、最高レベルのトリプルアクセルの基礎点の変更を余儀なくされるからです。基礎点がアップすると、今後数年間は、浅田真央さんの独壇場になってしまうからです。

キムヨナのフリー演技150点は、真央さんが完璧に演じても金メダルを取れませんよと、無言のプレッシャーをかけるための加点と解釈すると判りやすいでしょう。キムヨナに150点を出した時点で金メダルは確定していたのです。

この問題は、男子フィギュア2位のプルシェンコが、「4回転」をオリンピックで成功したことと同じ問題です。ロシア男子フィギュアの監督が、最高レベルの基礎技術点を評価しない加点制度は、フィギュアスケートのレベルの低下をもたらすと、抗議した意味がそこにあります。また、最高レベルの技術を評価しないのであれば、アイスダンスでフィギュアスケートでないと喝破した同監督は、的を射ているのです。

日本フィギュアスケート連盟は、早急にロシアと組んで、最高レベルの基礎技術点の評価を上げる交渉に挑む必要があるのです。
今回の女子フィギュア3位は、2回ミスをしたロシェットでなく、誰しもノーミスの安藤美姫さんか長州未来さんと思ったことでしょう。

採点競技は、国家間のエゴが露出することを認識していても、常に後味の悪いものが残ってしまいます。

それにしても不可解なのは、キムヨナ以外に選手がいない韓国人審査員がいて、8位入賞に3名も入っている日本人の審査員が9名の中に入っていないのは納得できることではないでしょう。
世界は腹黒いのです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■ 現在、6月に訪中する鳩山首相の南京大記念館訪問と鳩山政権承認の賛否投票を兼ねたお祭りを実施中です。
いずれも反対の方は、『「南京事件」の総括』(小学館文庫)の解説で、櫻井よしこ先生が「日本再生の力を生み出し、日本国の名誉の回復につながる貴重な書…この書を日本人全員に読んでほしいと願うものである。」と絶賛されていることを尊重し、投票書籍を同書にしました。尚、投票結果がデイリーランキングで客観的に確認できるように、紀伊國屋書店ネット販売への集中をお願いしております。また、南京問題を終結させた資料を満載の『南京の実相』〔国際連盟は2万人虐殺すら認めなかった〕(自民党歴史議連監修、日新報道:推薦文・故中川昭一先生、平沼赳夫先生、島村宜伸先生)を、座右の書にして戴ければ幸いです。
◆紀伊國屋書店ネット購入URLは《http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4094060022.html 》です。

■政治家:戸井田とおる先生のブログ「丸坊主日記」と連携しています。http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/

■ニューヨーク在住の邦人の方が「頑張れ!日本」の思いで、立ち上げられたブログ【WE LOVE JAPAN!】です。
http://applecosmos.blog123.fc2.com/



※添付した写真は、近所で咲いていたオダマキの花です。

【ネットだけ転載フリー(写真不可)】ジャーナリスト・水間政憲 http://blog.goo.ne.jp/mizumajyoukou


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

この度、新しくブログ「水間条項」を立ち上げました。
旧水間条項に掲載しているスクープ論文などは、公的に貴重資料発見を掲載したものが殆どです。
インターネットは、現代社会に欠かせない情報手段ですが、予想できないトラブルに巻き込まれ、旧水間条項に掲載されている「論文集」も見れなくなる可能性もあります。

『正 論』『SAPIO』誌に発表したスクープ資料の中には、日中尖閣問題が勃発する前に中国・台湾で発行した両地図帳(国内に一冊しかありません)では、尖閣 諸島は日本領と分かるように表記されているものや、スターリンがワシレンスキー極東軍最高司令官に指令した「北海道占領計画書」の原文の写し、また、最大 60兆円が中国に毟り取られることを防いだ遺棄兵器問題を解決に導いた、「兵器引継書」も一部雑誌に掲載していますが、これらの資料は、国益を護る国家的 スクープ資料です。小生は、歴史認識問題で個人の評論にさほど価値があると思っておりません。重要なのは、論議を必要としない公的一次資料なのです。

IT関連記録ツールの保存期間は100年位とも云われております。
それに引き替え「紙」は、1000年を超え、現在も貴重な資料として訴え続けているものが多数あります。

そこで、皆様方からの貴重な浄財のご支援に、感謝の「意」が形になるよう、雑誌に未掲載の国家的スクープ資料と論文を纏めた資料本を、今夏までに【「国益最前線」資料:尖閣・竹島・北海道占領計画書・兵器引継書・真相箱・南京など】として出版することにしました。
尚、ご支援していただくにあたっては下記に記載した口座にて承りさせて戴きます。
宜しくお願い申しあげます。


三菱東京UFJ銀行

【 金融機関 】    三菱東京UFJ銀行
【 支店名 】     阿佐ヶ谷支店
【 店番号 】     156
【 口座番号 】    (普通)0422458
【 口座名 】     ミズマ マサノリ


ゆうちょ銀行

【 金融機関 】    ゆうちょ銀行
【 記号 】      10030      
【 口座番号 】    78636041
【 口座名 】     ミズマ マサノリ

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