ミヤソノブログ

美味しいものと、趣味の演劇・美術鑑賞、
そして浪費コレクションの一部を公開。
たまに日記あり。

男の手土産

2010年05月28日 | お持ち帰り
お客様との懇親会の際には、
手土産は色々考えるものです。

甘いものが大好きな私は、手土産相談をされることがあります。

今回も尊敬する元上司から「何がいいかな?」とあったので、
お客様がご年配であることもあり、安心の老舗、シンプルなこちらをお薦めしたのでした。


すると…
私の分も自費で買ってくれたのでした。

上司だった時からシャイでシャイでシャイだけど(笑)
粋で男気溢れる方。
渡し方とかもさりげないんですよ。
失礼ながら愛らしい。

というわけで、愛らしさと共に食す。

こちらは紫野和久傳の「くるみ」。
くるみに黒糖がまぶしてあらシンプルなお菓子です。
それなりの金額とってそのシンプルさで勝負するのだから
そりゃ、あれですよ、自信ないと。ね。


これが。
やっぱりただのくるみじゃ、ない。

くるみ本来の味がして、あの独特の香りはそのままに、
黒糖は甘過ぎず、甘味も柔らか。尖ってない。


パッケージもほら、シンプル。

頂きもの、って、その方の印象も入る気がするけど…
これは、男性がお客様にお持ちしたら、粋でよい、そんなお菓子です。

高倉健、みたいなお菓子です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
手土産 (yao_min)
2010-05-31 23:56:15
手土産は難しい。プレゼントとは違うところがさらに難しい。美味しいものを知っている理由は、自分のお腹を満たすだけではないのよね。
ちなみに (ミヤソノ)
2010-06-01 20:23:26
初めてくるみを知ったのは
yao_minさんのブログでした。その節は。

手土産は、本当に。
自分が好きでも相手が笑顔で召し上がる想像がつかないものは、違うんだろうなあ。
私は母が手土産考えるのが得意なので、
毎度、私の想像力はまだまだだなあと思い知らされます。
難しいものです。