日本共産党・宮本栄の STAND UP!

衆院東京5区で活動中。正義のために立ち上がるのだ!

「うたってごらん“わ”のうたを」が評判!

2009-04-30 20:32:02 | 平和運動
 今朝は目黒駅。沢井正代区議・都議予定候補と。今日は、特に高校生が、マスクをしている姿が目立ちました。新型インフルは、世界的大流行(パンデミック)一歩手前の「フェーズ5」に…。充分な備えをすることは重要なことです。残念なのは、感染の拡大を水際で食い止める検疫官の数が足りないこと。無責任に必要な公務員まで削減する政治は、抜本的に改めさせなければ!

 日中はしんぶん赤旗の集金。夕方、沢井さんと訪問行動。訪問先は、元読者の83歳の女性。訪問を歓迎してくださり、沢井さんが「東京はかつて65歳から医療費無料でした。せめて75歳からの医療費は無料にさせたい」と訴えると、「そうですよね。私も病院通いですから」。都議会では、自民・公明・民主が石原知事になんでも賛成で、福祉切り捨てをすすめてきたことをお話すると、「そうそう、違う意見の人も都議会にいないといけませんね」、「(月800円なら)やりくりできますから」と、都議選までご購読いただくことになりました。

 この方が購読を中止されるとき、本当に申し訳なさそうに「生活が厳しいから…」とおっしゃっていたことを思い出します。なんとしても、二大選挙で勝利しなければ!


 最新号の「しんぶん赤旗」日曜版は、憲法記念日特集。一面には、ノーベル賞の益川敏英さん、作家の室井佑月さんが登場されています。七面には小林亜星さん。目黒の平和運動から生まれた、亜星さん作曲の「うたってごらん“わ”のうたを」が紹介されています(画像クリック)!

 お―っ、これは皆さんに紹介しなければ(^^)。

GW初日は、訪問やポスター貼り

2009-04-29 18:54:25 | 活動
 午前中は上目黒地域で、森美彦区議らと訪問行動。晴天のGW初日。お留守のお宅も多かったですが、2組で4人の日曜版読者が増えました。中目黒界隈では、GWとはいえ、出勤されているサラリーマンの方々も結構いらっしゃるようでした。

 午後は、沢井正代区議・都議予定候補の事務所にいき、3組に分かれてポスター貼り行動。「沢井さん都議に出るの? じゃあ貼っていって」と、久しぶりに貼らせてくれたお宅もありました。

 トップの写真は上目黒。急坂の多い街です。カメラを向けて「花見」をしていると…


 ハチが飛んできました(^^)。後肢にたくさん花粉をつけています(画像クリックで別写真)。そういえば「ハチはなぜ大量死したのか」という本、読みかけで放ってあります(こういう本がいっぱいあります^^;)。GWに読んでみよう。

目黒不動縁日にて

2009-04-28 21:47:58 | 地方政治
 今日は、女性後援会の皆さんと、毎月28日の縁日がおこなわれている目黒不動へ。デコレーションもバッチリ作って、「お年寄りの医療費は無料にさせましょう!」と、署名・宣伝行動。商店街の皆さんにも、「消費税の増税など、絶対に許してはなりません。食料品はせめて非課税にさせましょう!」と、熱く熱く(^^;)うったえました。


 切実な問題です。署名もたくさん寄せられました。ビラは、途中で無くなって取りに帰ったほどです。商店や露天のみなさんも、顔なじみです。笑顔で「がんばれよ」といってくださいました。


 大鳥神社前では、沢井正代区議・都議予定候補も合流。ここでも、「応援してますよ」と、スーパーでのお買い物の方々が、声をかけていってくれました。

 署名板を持つ私に、「そんなこと(75歳以上の老人医療無料化)をしたら、日本がつぶれてしまう」と、強い口調でいってきた女性がいらっしゃいました。「えっ、石原都知事の前は、70歳から医療費無料だったんですよ。この山手通りの地下に、1メートル1億円で高速道路を作ろうとしているんです。800メートル分(800億円)で無料にできるんです」と申しあげましたが、残念、物別れ…。

 石原都知事+「オール与党」都政の放漫経営…。「つぶされ」ているのは都民ではないですか? オリンピックはムダな道路建設推進のための「後づけの口実」であることを、先日、市田忠義書記局長が、目黒での演説で明らかにしました。その部分を(勝手に…)ご紹介します。

 では、福祉や教育を切り捨てておいて東京都が一番熱心に進めようとしている仕事は何でしょうか。最大の目玉は、三環状道路であります。「三環状道路により東京が生まれ変わる」とまで書いてあります。東京都が2006年に作った「10年後の東京プラン」というのがあります。その実行プログラムで明らかにされている2008年から2011年の4年間の総事業費は2兆3600億円、そのうち三環状道路等の事業費だけで8196億円。なんと、全体の事業費の35%にものぼります。1メートルつくるのに1億円という巨額な建設費がかかります。

 東京都は「オリンピックのため」と大宣伝していますけども、この三環状道路のひとつ、練馬と世田谷を地下トンネルでつなぐ東京外環道というのは石原都知事が「オリンピック」といい出すずっと前、1966年に計画されたもの。それが都民の反対で1970年に凍結されて、そのままになっていたものを、ゼネコンや大銀行、鉄鋼、セメント、自動車等の大企業で組織する「日本プロジェクト産業協議会」という組織があらためて建設推進を打ち上げたものです。「道路ができれば便利になるから、急いで造ってくれ」と、都民が別に要望したわけではありません。この建設で大儲けできる財界・大企業が打ち上げ、それに飛びついたのが、1999年知事になったばかりの石原さんでした。その間、ただの一度もオリンピックの「オ」の字もなかった。それなのに、何とか反対を抑えようとオリンピックを口実にしたという、初めに三環状道路ありきの計画であります。福祉をつぶし、教育をつぶし、病院をつぶして道路をつくる、この逆立ち都政を日本共産党の躍進でまともな都政に転換させようではありませんか。


 「税金は都民のために使え!」と主張することに、何の遠慮もいらないのです。

フランスからの便り

2009-04-27 17:22:13 | 日本共産党
 今日は、大岡山・平町・緑が丘などで宣伝。鯉のぼりが風に舞っていました。マンションから出てきて手を振ってくださるかたや、公園では2人の青年が目で「がんばれ」と合図を送ってくださるなど、今日も好反応(^^)v。


 フランス在住の先輩がメールを寄せてくださいました。ブログを書いていらっしゃるとのことで、エクスプレス誌の日本共産党紹介の記事や、ル・モンドの「蟹工船ブーム」について報じた記事など、大変興味深く読ませていただきました。また、フランスの労働環境や社会保障のことや、イソップ寓話の紹介なども。パリ郊外の風景には、思わずパリにいった気になれます(^^;)。

 「イル・サンジェルマンの散歩道」。みなさんも、ぜひどうぞ。

ダイエー前で、リレートーク

2009-04-26 18:49:13 | 活動
 今日は、気持ちよく晴れました(^^)。午前中は星見てい子区議と、「いまこそ日本共産党!」の宣伝&訪問行動。星見事務所前で演説していると(写真)、自転車で通りかかった男性が「応援しているよ」。励みになります(^^)。赤旗読者お1人を拡大。

 午後は、碑文谷ダイエー前でリレートーク。私は、トップバッター兼司会でトーク。「景気対策は、国民生活をしっかりと支えてこそ」というお話を、昨日記事の「声」なども紹介しながらうったえました。

 今日の主役は、区民の皆さん。年金生活者、自営業者、元教員、保育士、介護職員、平和運動にとりくんでいる方など、様々な分野から7人の皆さんがうったえました。


 「介護保険の改悪でサービスを切られた90代の一人暮らしの女性が、『目黒区に見捨てられた』とおっしゃっている」、「ベテランの保育士・栄養士・看護師など、専門のスタッフをそろえて子育てを支援する公立保育園は、親にとって『近くの実家』。『民営化』ではなく『区立』で増設・充実を!」、「少人数学級を実施していないのは東京だけになってしまった。子どもに豊かな教育を保証するために、どうしても『30人学級』を実現したい」、「業者にとって、消費税は重い負担。増税などとんでもない!」、「海外派兵を恒久化する『海賊対処法』は廃案に!」など、それぞれに、「日本共産党を前進させてください」とうったえました。

 皆さん見事なトークです(^^)。同時に、皆さんの自由な発言が、わが党の政策とピッタリ一致していることは、「スゴイ」ことだと思うのです。国民の立場にしっかりと立った、わが党ならではの宣伝。定例化したいですね(^^)。


 トリは、沢井正代区議・都議予定候補。都民の願いとかけはなれた石原都政を、自民・公明ばかりか、民主まで「オール与党」として支えている都議会の実態を告発。「高齢者医療費の無料化」、「保育園の増設」などなど、「都民の願いを実現するために、なんとしても都議会へ」と、熱くうったえました。

紙版23~24

2009-04-25 20:30:59 | 紙版
 上目黒のSさんが、「定額給付金」の通知を受け取った女性たちの、銭湯での会話の様子を教えてくれました。
  • 銀行通帳のコピーが必要ってどういうことよ。個人情報保護もへったくれもないでしょう。
  • 私、二万円もらうより、後期高齢者保険料の天引き、やめてほしい。
  • そうそう、天引きするときは、あっという間にするのに、くれる時は、しちめんどくさいことばかりいうのよね。
  • もうらうのはしゃくだし、「もらわない」といっても、私たちが怒っているのを偉い人は判っていないんだよ。消費税の値上げが控えているのにさ。
 などなど、「体の洗剤を流すのも忘れて、ものすごいけんけんがくがくでした」とのことです。


 Nさんからは、先日、共産党の演説会に、はじめて参加された89歳の男性の感想が寄せられました。「二つの疑問」が解けたそうです。

 一つは、「なぜ共産党の名前を変えないのか」。市田さんは、「蟹工船」の作者、小林多喜二などが、命を奪われるような迫害にあっても「侵略戦争反対」を貫いた歴史が刻まれているとお話されました(もうひとつは、資本主義を乗りこえる未来社会への展望・理想が込められているということ)。

 「そうだよなぁ、あの時代を乗りこえてきたんだもの。変えられない。変えてはいけない」

 もう一つは、共産党の政治革新の路線。

 「共産党は、単にいいことをいっているだけではないんだねえ。どうやったら政治は変わるのか、確信が持てた」

 この方は、戦前、チェーホフの芝居を見に行っただけで、「特高警察」に追いかけられた経験を持っているそうです。「あの時代を乗りこえてきた」方ならではのお話に、大いに勇気づけられました。


 今日は、雨の中、石川恭子区議と訪問行動。「商売人は『笑顔』でがんばってるけどね」、美容室のご主人のお言葉が、胸に残りました。

 訪問行動でも持ち歩いている「紙版ニュース」。ご笑覧ください(^^;) 。

 第23号・2009年4月8日付
 第24号・2009年4月23日付

悪政への怒りの深さ

2009-04-24 20:51:02 | 消費税
 今朝は、学芸大学駅で石川恭子区議と。新しい政党ポスター、「いまこそ日本共産党」の目黒デビューです(^^)。気合いが入ったスローガン。大いに貼り出したいと思います! 「うちの壁に貼っていいよ」という方、ぜひ、ご連絡ください。

 写真、ピンボケなので(^^;)、こちらです。


 その後、沢井区議・都議予定候補と訪問行動。国民のくらしの不安、将来への不安は「尋常ではない」と痛感させられる行動でした。

 60代の女性は、「介護保険は、お金だけ取られて全然使えない」とおっしゃいます。この方は、90代の母親を介護し看取ったそうです。入院させたいと思っても、「お年だから仕方がない」と病院は取り合ってくれない。自分が病気になって、医者に「入院が必要」といわれたが、母を見てくれる人がいないので入院せずに介護を続けたそうです。「このままでは、安心して死ぬ事もできない…」。国民に、ここまでいわせる「政治」とは…。

 次に訪問した方は80代の女性。お嫁さんの70代の父親が重病で、介護されているとのこと。「病院をすぐに出されてしまう…」。受け入れてくれる病院を探しては、すぐに追い出されることの繰り返しだそうです。その合間は、自宅で介護されているとのこと。医療費と介護費用で、月18万円もかかっているそうです。「元気だけが取り柄だ」とおっしゃっていましたが、いつでも休めるようにと、ご自分の布団は「敷きっぱなし」にしているそうです。

 国の社会保障削減路線に追いうちをかけるように、冷酷に福祉の切り捨てをすすめてきた、石原都政と「オール与党」都議会…(コチラ)。

 総選挙・都議選でのわが党の前進に、国民の命とくらしがかかっている。そのことを、あらためて噛みしめたいと思います。

 夕方は、中目黒で沢井さん、森美彦区議らと宣伝。今日は、3人の方が日曜版読者になってくださいました。


 今朝の毎日新聞に載っていたマンガ。国民は、すべて「お見通し」ということでしょう。

景気対策は、消費税減税!

2009-04-23 21:16:40 | 消費税
 今朝は、都立大学駅前で沢井正代区議・都議予定候補と宣伝。先日の演説会に参加していただいた方が通りかかり、「共産党という名前はどうかと思っていたが、声をかけて頂き、お話が聞けてよかった」。夫は元新聞記者で、海外在住も永かったそうで、フランスでは赤旗特派員とも交流があったそうです。「市田さんの話を聞いて、これから生きていく希望ができた。お手伝いすることがあれば、言ってください」とのこと。ありがとうございます!


 その後、党中央のデッキカーに乗り込んで、九品仏・尾山台・上野毛・中町・桜新町(写真)などを、たぞえ民夫都議会議員池田真理子比例東京ブロック予定候補、村田義則区議と遊説。

 私は、師匠(村田区議)のアドバイスにしたがって、消費税問題一本にしぼって演説。冒頭で、「私は日本経済立て直しと国民のくらしを支えるために、消費税減税を実現したいと思います。せめて、食料品は非課税にさせましょう」とうったえると、確かに「手応え」があります。桜新町では、部活を終えた(らしい)高校生の集団が、一人一人、「がんばってください」と私に声をかけていくので、「ありがとうございます」と、何回いったことでしょう(^^)。

 最近、演説ネタにしていて驚かれるのは、「赤字の税務署」があるということ!(元ネタは、全国商工新聞


 全国524税務署のうちの10税務署。ほとんどが「輸出大企業」本社の所在地です。いわゆる「輸出戻し税」。赤字の中小企業でも、1000万円以上の「売上げ」さえあれば納入しなければいけない消費税…。庶民は、失業していても、収入がなくても5%取られます。なのに、輸出大企業には巨額の「戻し税」の恩恵…。

 経団連は「消費税は2ケタ税率に。法人税はもっと減税を」と号令をかけて、自民党にも民主党にも企業献金をあっせんしています。よろこんで企業献金をもらっているこれらの政党は、結局、「消費税増税は当然」という態度になるのです。書いていて、むかっ腹が収まりません。

 区内をまわると、「定額給付金なんていらない。あとで消費税で、何倍も取られるんでしょう?」。「15兆円もばら撒いたって、商店街には関係ないよ」。こんな声に無数に出会います。

 消費税減税なら国民全員に効果がいきわたり、必ず景気回復に結びつきます。財源は、税金の不公平とムダづかいの一掃。大企業や高額所得者への減税を、10年前の水準に戻せば7兆円(消費税3.5%分!)もの毎年使える財源が生まれます。米軍グアム基地建設に日本が財政支出するなどとんでもありません。政党助成金は当然廃止。大いに訴えてまいります!


 桜新町といえば、長谷川町子美術館。池田さんが「サザエさん」に見えます(^^)。

「ここ」に、保育園の建設を!

2009-04-22 19:16:44 | 地方政治

 別に、「芸術」をねらった写真ではありません(^^)。

 昨日、沢井区議・都議予定候補は、保育所の緊急増設などを東京都に要請(赤旗「首都圏版」記事)。景気悪化のもとで共働き世帯が急増し、目黒区内で保育園の待機児が500名を超える事態…。私たちのもとにも、「子どもを預けて働きに出たいが、保育園の空きがない」という声が寄せられています。

 写真は、柿の木坂にある旧都立大学生寮の跡地。十数年も、利用計画がなく空地のままとなっています。沢井区議は、ここを「保育園の用地として、都から区に無償提供を」と求めています。区に対しても、「都に働きかけ、この用地を使って早急に区立保育園の建設を」と求めています。私も、実現のためにがんばりたいと思います。


 日中は、柿の木坂・八雲・東が丘などで、沢井さんと宣伝。後ろは農園。もう梅が実をつけていました(画像クリックでクローズアップ)。作業中の農家の方のお話では、出荷時期には結構引き合いがあり、忙しいそうです。


 夕方は、学芸大学駅前で、石川恭子区議も加わり宣伝。東京都に「75歳以上の医療費を無料に」と求める署名にもとりくみました。

次は、有明コロシアムです

2009-04-21 21:46:57 | Weblog

 ご案内です。5月20日、有明コロシアムにて、日本共産党演説会を開催します(画像クリックでPDF)。

 メイン弁士は、志位和夫委員長。

 先日、森美彦区議の事務所前で、若い男女が、この演説会の告知ポスターを見ながら「参加しようと思っているのですが」と、森区議に話しかけてきたそうです。森さんが事務所に迎え入れると、男性は「共産党に入りたいのです」と、その場で入党されるという、びっくりするような出来事がありました。その方は「資本論」も全巻買い揃えているとのこと。

 日本と世界の進路について、若い方が真剣に模索する中で、わが党に期待を寄せ、仲間に加わってくれる。本当に心強いことです。

 演説会では、「二大政党」の枠組みの中からは決して見えてこない、自民党政治の古い枠組みを打破し、政治の中身をダイナミックに変革する日本共産党の考えについて、必ず皆さんのお役に立つ話が聞けることをお約束します。入場は無料。どなたでもご参加できます。ぜひ、おでかけください。

 目黒・世田谷からもバスを配車する予定です。詳しくはお問い合わせください。


 今日は事務所で、会議やニュースづくりなど。つつじの花が見ごろです(^^)。

 そうそう、お隣、東京6区の佐藤なおきさんがブログを立ち上げました!

今日、政党助成金支給・・・

2009-04-20 22:00:09 | 活動

 今日、今年一回目の政党助成金が、日本共産党以外の政党に支給されました。制度開始から15年目。総額は4720億円にものぼっています。わが党は、支持政党にかかわらず国民の税金を各党に配分する政党助成金制度は、思想・信条の自由を侵すものといっかんして廃止を主張。受け取っていません。

 自民党は本部収入の65%、民主党は84%が政党助成金(2007年分)。「官から民へ」などと主張する自分たちが、「国営政党」というありさまです。

 許し難いのは、「企業献金」がいっこうになくならないこと。自民党は「企業・団体献金は悪ではない」(麻生首相)といい放ち、「政党交付金をもっと多額にして国会議員に全部いくようにして、企業献金を政党がもらうようにすればいい」(笹川尭総務会長)という発言まで飛び出す始末です。

 民主党は「(企業団体献金の)全面禁止は5年後」(鳩山幹事長)だといいますが、前回総選挙のマニフェストでも「公共事業受注企業の献金全面禁止」を掲げているのですから、「先送り」は許されません。「カラ約束」でないのなら、法改正を待つまでもなく「企業・団体献金は受け取りません」と宣言し、実行すればいいのです。

 年320億円の政党助成金。今年度廃止されたひとり親生活保護世帯への母子加算は200億円。障害者自立支援法のもとでの障害者の1割負担は320億円。国民のことを思うなら、ただちに政党助成金など廃止すべきです。


 今朝は、桜新町で村田義則区議と宣伝。その後、宣伝カーで、奥沢、尾山台、玉堤などをまわりました。駅前だけではなく、住宅街もまわり「静かに」うったえましたが、ご通行中の方の多くが、にこにことビラを受け取ってくださいました。多摩川の土手は、風が爽やかでした。


 土手の向こう側で、憩いのひととき…。何かの撮影をしていました。

演説会に、反響いろいろ

2009-04-19 19:17:01 | 活動
 今朝は、大久保の「けんせつプラザ東京」へ。東京土建目黒支部の大会で、沢井正代区議・都議予定候補が党を代表してごあいさつしました。夕方は、碑文谷ダイエー前で、沢井さん、星見てい子区議と宣伝。


 昨日の演説会。遠くパリに住んでいる先輩から、「成功良かったですね」「なんか目黒に居るような感じです」とのメールをいただきました。ありがとうございます。

 別のメールでは、「宮本さんは、まっすぐな感じなのは好感度大だけど、線が細い感じもする」「悪い候補者たちのギラギラ感に負けないでほしい」という感想もいただきました。うーん、どうしよう(^^)。

 また、西小山の居酒屋さんに久々にいきましたら、「演説が二枚目すぎる。普段の宮本さんや、ブログでの三枚目キャラが出ていない」というダメ出し…。むむむ、努力してみます(^^;)。

 舞台袖で市田さんからは、「いい声だねぇ。カラオケうまいでしょう」といわれました。ドキッとしましたが「カラオケは好きですよ」とお答えしておきました。「桑田圭祐の“ロックンロール・ヒーロー”が十八番です」とはいえませんでした。あと、クレイジーケンバンドの“タイガー&ドラゴン”も。“♪俺の話を聞けー”と歌うと、“聞ける話をしろー”とかぶせてくる奴がいます。ぐうの音も出ません…。

 脇道にそれました。以下、私の演説原稿。「聞ける話」かどうかは、保証の限りではありません…。(一部、この通りにはしゃべっていない部分もあります。)



 演説会におこしの皆さん、こんにちは。ご紹介いただきました宮本栄です。

 今、日本経済と国民のくらしをどう立て直すのか、政治の最重要の課題となっています。私は、雇用の安定化、社会保障の拡充、消費税の減税など、国民のくらしをしっかり支える政治に転換してこそ、内需を拡大し、日本経済を立て直す大きな道が生まれるということを訴えて、必ず実現したいと決意しています。みなさんのご支援を、どうぞよろしくお願いします。

 私は、学生時代に日本共産党に入党しました。振り返ってみて、党活動を自分の問題として考えるようになったのは、就職して働き始めてからだったと思っています。

 私は、1985年に大学を卒業し、コンピューターソフト会社に就職しました。同じ年に、労働者派遣法が国会で成立しました。当時は、専門職に限定された法律でしたが、コンピュータ技術者も対象に入っていたので、自分がこれからどうなるのか、仲間たちと、赤旗や共産党の出版物を使って勉強しました。結局、企業に安上がり労働力を提供することがこの法律の目的であり、派遣元と派遣先で二重のピンハネになる。当時から共産党は、この悪法の本質を見抜いていました。そして、いずれは業種の制限をなくすことが、財界のねらいであることも指摘していました。

 その後の99年、業種の制限を事実上なくす、「原則自由化」がおこなわれ、民主党や社民党まで賛成しました。04年には、自民党と公明党によって、「製造業への解禁」までおこなわれました。

 私自身は、93年にバブルの崩壊で、最初に勤めた会社をリストラ・解雇されるという経験をしました。精神的には非常につらい思いをしましたが、私の場合は、割増しでの退職金支給や、失業保険の給付も受けられ、さいわいすぐに再就職することができました。

 しかし今、多くの労働者が、改悪派遣法のもとで、なんの保証もなく解雇され、住む場所まで失ってしまう事態です。三軒茶屋の街頭相談で出会ったご兄弟は、3か月間路上で生活し、所持金は2人合わせても10数円という状態でした。すぐに区役所にいってもらい緊急の住居を確保し医療扶助もとって、病院で体を直しながら就職活動を再開するお手伝いをすることができました。

 「働いて収入を得る」ということは、人間の生きていく基本です。私はそれを破壊する政治、大企業の横暴を許すことはできません。

 私は、この間、派遣法の導入と改悪にかかわった国会議員の発言を、直接きく機会がありました。
 昨年の12月初め、派遣切りが大問題になりはじめた時期に、日比谷公園で「派遣法の抜本改正を求める集会」がおこなわれました。全野党の国会議員が参加しましたが、民主党の菅直人さんは、85年の派遣法導入の時、所管の委員会にいたが、どんな審議をしたのか「よく覚えていない」とおっしゃいました。また、99年の原則自由化に、民主党は賛成したわけですが、「こんなことになるとは思わなかった」…。あんなに歯切れの悪い菅さんを見たのは初めてですが、労働者派遣法の抜本改正についても、「民主党は一枚岩ではない」とおっしゃったのです。

 日本共産党は、労働者派遣法の導入の時から、この悪法の本質を見抜き、導入にも改悪にもいっかんして反対してきたと、私は自信を持っていえます。そして、今、違法な派遣労働の実態や違法解雇が横行していることを、志位和夫委員長先頭に追及し、政府の対応も大きく変わり始めています。

 私は、日本共産党のこうした活動は、必ず多くの皆さんの共感をいただくことができると確信しています。大企業に、雇用を守る社会的責任を果たさせるとともに、労働者派遣法の抜本改正で、誰もが安心して働ける雇用環境を実現するために、どうか日本共産党を大きく前進させてください。心から訴えます。

 私は、街頭で訴えていて、麻生内閣の「経済危機対策」は非常に評判が悪い。それよりも「消費税増税を許さず、食料品は非課税にしよう」というわが党の主張に、広く共感の声が寄せられていることも実感しています。

 麻生内閣は、15兆円、過去最高規模の財政出動だという「対策」を打ち出しました。エコ自動車やエコ家電の購入に補助金を出してくれるといいますが、買う予定のない人には何のメリットもありません。家族に新築住宅をプレゼントした人には、贈与税が減税になるといいます。いまさら、そんな余裕のある人に減税して、何の意味があるのでしょうか。
 しかも、15兆円の財政出動の穴埋めは消費税増税です。麻生首相は、先週の記者会見で「消費税を含む、税制改革を必ず実行しなければならない」とおっしゃいました。自民党と公明党は、2年後に消費税増税法を通すということを、既に法律で決めているのです。

 選挙前にばら撒いて、あとは消費税で国民からまきあげるという、与党の魂胆は見え見えではありませんか。だいたい、景気回復の出口も見えないうちから、庶民増税を打ち出した首相など、世界に他にいないのではないでしょうか。今度の総選挙で、厳しい審判をくだそうではありませんか。

 私が、商店街でそういうお話をしましたら、八百屋さんのご主人は、「宮本さんのいう通りだ。お客さんの生活は本当に厳しい。消費税は、生活必需品にかけないようにすべきだ」とおっしゃいました。消費税減税なら、国民全員が減税の恩恵をうけられます。そうすれば、必ず景気回復につながります。なんとしても実現しようではありませんか。

 日本共産党は、どんな問題でも決して国民を裏切らない政党です。私は、国民の皆さんの立場にしっかり立って悪政をただす日本共産党が伸びてこそ、必ず政治はかわるということを訴え抜いて、総選挙勝利、都議選勝利を勝ち取っていく決意です。

 比例代表では日本共産党へ。大幅な議席増を勝ち取らせてください。東京5区では、私宮本栄を、皆さんのお力添えで、国会へと押し上げてください。7月の都議会議員選挙では、沢井正代予定候補を、なんとしても都議会に押し上げるために、私も全力をつくす決意です。皆さんの大きなご支援を、日本共産党にお寄せいただきますことを、重ねてお願いして私の訴えとさせていただきます。ありがとうございました。

目黒演説会、盛況でした(^^)

2009-04-18 20:31:04 | 活動
 今日は、市田忠義書記局長を迎えての目黒演説会。会場いっぱい、420名の参加者の皆さんを前に、沢井正代区議・都議予定候補とともにお話ししました。

 私の演説内容については、明日あたりご紹介させていただきます。

 沢井さんは、区議を辞して都政に臨む決意を、国と都の悪政に苦しむ区民の状況に重ねて、実感を込めて訴えました。演説会終了後、参加された方が、「石原知事にはいいイメージをもっていたが、そんなにひどいとは知らなかった。沢井さんには、なんとしても都議会にあがってもらわなきゃね」と、声をかけてくださいました。

 市田さんは、国政・都政全般について。以下、ほんの一部をご紹介…。

 政治資金問題。「自民党も民主党も、右手は企業献金、左手は政党助成金。両手がふさがっているから、個人献金を集めようという努力もしない。日本共産党は、どちらも受け取らないから、両手が空いています」と、会場からの募金をよびかけました。すると、ナント! 171,837円もの募金を寄せていただきました。応援してくださる皆さんに支えていただいているからこそ、わが党は、大企業の横暴勝手にも堂々とモノがいえる。そのことを、感謝とともに実感しました。

 そして、「日本共産党の名前に刻まれた、不屈の伝統と未来社会への展望に誇りをもってがんばりぬきたい。ぜひ、日本共産党へ入党を」の訴えに、会場から2名の方が入党してくださいました。新しく「同志」になっていただいた方、それぞれの思いが、わが党を「元気」にしてくれています。いっそうがんばりたいと思います。


 今日、初めてご参加いただいた方から、「市田さんのお話に感激しました。その前にお話しされた方たちも立派で、本当に私たちのことを知ってくれてお話しているので、思わず涙が出ました。本当ですよ。今日一日、大変有意義でした。ありがとうございました」という感想をいただきました。

 応援弁士に立っていただいた、浅尾大輔さん、千葉さん、中山さん、本当にありがとうございました。この場を借りて、お礼を申し上げます。

 そうそう、市田さんは「小選挙区でも遠慮することはない。宮本栄さんを国会へ押し上げようではありませんか!」と、いってくださいました(^o^)/。

「対決」と「すり寄り」のはざ間で揺れる党

2009-04-17 12:04:15 | 政局
 今朝は、洗足駅前で星見てい子区議とともに宣伝しました。いよいよ明日にせまった演説会のご案内と、主にわが党の経済対策について。私が、「与党は、15兆円の経済危機対策をうちだしましたが、本当に効果があるのでしょうか」といった瞬間に、二人の方が続けざまに「パッ」とビラを受け取っていかれたのが印象的でした。経済問題が、やはり国民の最大の関心事であることに確信が持てます。

 昨日のブログではスルーしてしまいましたが、昨日朝のNHKニュースで、民主党の小沢代表が「政府・与党との対決姿勢をあらためて強めたい」という考えを示した、と報じていました。

小沢代表 対決姿勢強めたい [NHKニュース 4/16 6:20]

民主党の小沢代表は、15日夜、輿石参議院議員会長らと会談し、「次の衆議院選挙で政権交代しなければ、日本はたいへんなことになる」と述べ、近く、地方遊説を再開し、政府・与党との対決姿勢をあらためて強めたいという考えを示しました。
15日夜の会合には、西岡参議院議院運営委員長や石井副代表らも出席しました。この中で小沢代表は、西松建設の政治献金をめぐる事件に関連して「政府・与党側から、なりふり構わず、波風が押し寄せてくるのは覚悟の上だ」と述べました。そのうえで小沢氏は、今回の事件をめぐるみずからの説明責任に関連して、「自分なりに考えてきちんとやる。全国からも要請が寄せられており、まもなく淡々と行動を始める。次の衆議院選挙で政権交代しなければ、日本はたいへんなことになる」と述べ、近く地方遊説を再開し、政府・与党との対決姿勢をあらためて強めたいという考えを示しました。また会合で、出席者からは、平成21年度の補正予算案への対応について、「民主党独自の経済対策のほうが国民生活のためになることをしっかりとアピールすべきだ」といった意見が出され、小沢氏も徹底審議を求めていく考えを示しました。



 なぜこんな、野党ならあたりまえのことが「ニュース」になるのか。15日の朝日新聞が4面で、「話し合い解散の打診」と小さく報じていますが、より分かりやすい日テレニュースの記事をご紹介。

民主が自民に話し合い解散打診、自民は拒否 [日テレNEWS24 4/14 18:40]

追加経済対策を盛り込んだ今年度補正予算案をめぐり、民主党は13日までに自民党に対して、成立と引き換えに解散を約束する、いわゆる「話し合い解散」を打診していたことが明らかになった。自民党は拒否している。
関係者によると、民主党・山岡国対委員長は、自民党・大島国対委員長に対して、今月27日に国会に提出される予定の今年度補正予算案を来月15日までに成立させることと引き換えに、衆議院の解散を約束するよう求めていたことがわかった。この申し出に対して、大島委員長は「解散を約束することはできない」と拒否したという。
民主党内では小沢代表の進退問題がくすぶっているが、話し合い解散を持ちかけることで攻めの姿勢をアピールした形。14日にアメリカ・モンデール元駐日大使と会談した小沢代表も、「国民は政権交代を望んでいる。次の総選挙で民主党は少なくとも第一党になると思う」と述べ、強気の姿勢を見せている。
一方、麻生首相は今月10日の記者会見で話し合い解散を明確に否定し、野党との対立軸を鮮明にして解散に打って出る方針を示している。
こうした中、自民党・菅選対副委員長は14日、「補正予算案を掲げて『選挙をしろ』と言う人がいるが、誰が考えても、これはやはりしっかりと成立させてから選挙をするのが、責任ある私たちの立場だろう」と述べ、今年度補正予算案が成立するまで衆議院を解散すべきではないとの考えを強調した。



 麻生首相の「話し合い解散を明確に否定し、野党との対立軸を鮮明にして…」というのは、一応のスジが通っています。民主党の「話し合い解散を持ちかけることで攻めの姿勢をアピール」とは???…。奇妙奇天烈、さっぱり訳がわかりません。

 「解散」は、論戦による「対決」で与党を追い込み、勝ち取るもの。「補正予算の成立に手を貸すから解散を」と乞い願う姿には、「対決姿勢」など、みじんもありません。

 去年の秋にも、似たようなことがありました。その前には「大連立」騒動…。結局、自民党政治と基本路線に違いがないという致命的欠陥が、自民党に足元を見透かされ、民主党自身をも追い込んでいると思うのは、私だけでしょうか。


 朝宣後、鎮守の森で深呼吸。

どこでも握手や激励!

2009-04-16 19:14:45 | 活動
 今朝は、沢井正代区議・都議予定候補と目黒駅前で宣伝。途中、自民党の方が「あちらでやりますから」と、あいさつしていかれました。ビラを配っていると、「小沢代表」「花巻空港」「金権政治」などのワードが聞こえてきました。「なんだかなぁ…」と思います。麻生首相は、「企業・団体からの献金が悪とは考えていない」と国会で答弁しているのですからね。自民党には、民主党の「金権政治」を批判する資格などないと思います。


 午前中から、都委員会の宣伝カーに乗り込んで演説会(18日午後2時・鷹番小学校・市田忠義書記局長)のご案内で街頭宣伝。

 私は、国政の最大の課題となっている日本経済の立て直しへ、「雇用・社会保障・消費税減税を軸に国民のくらしをしっかりと支える政治に転換することが必要です」と、わが党の政策を紹介。政府・与党の「経済危機対策」をめぐって、「2年後の消費税増税」を勝手に決めているではないかと批判。「景気回復の出口も見えないうちから、庶民増税を打ち出した首相など世界にいません。厳しい審判をくだしましょう」と訴えました。


 中目黒の防衛研究所の近くでは、「国際平和協力センター」の建設問題北朝鮮問題ソマリア沖派兵グアム新基地建設問題なども取り上げて演説。とりわけ、国会審議の始まった「海賊対処新法案」は、派兵恒久法にもつながりかねない危険な内容です。私は、「中目黒に、海外派兵の一大拠点施設がつくられようとしていますが、一住民としても見過ごすことはできません」「米日一体の軍拡路線をすすむのではなく、日米軍事同盟を解消して、憲法9条をいかす、本当の意味で世界平和に貢献できる日本をめざしたい」と訴えました。


 昼休みは、ピースウォークに参加。13日に防衛研究所の見学会に参加した、Aさんにお話を伺いました。同研究所にプルトニウムが持ち込まれていた問題について「現在はどうなっていますか?」と質問したら、担当者は「それについては私には分かりません」と回答したとのこと。核物質の持ち込みを、20年にもわたって隠し続けた前科のある研究所。住民の安全についての疑念は晴れません。

 今日は、9か所の演説場所、どこへいっても握手を求められたり、足を止めて聞いてくださる方や、声をかけてくださる方など。休憩に寄った恵比寿の公園でも、知り合いに出会って握手。どアップ写真の清水池公園では、私の演説の後ろで星見区議と男性3人の「井戸端会議」が始まっていました(!)。かつてない「手ごたえ」。


 「う~すべ~に~い~ろの~♪」、うちの近所のハナミズキ。(「花見好き」と誤変換されましたよ。^_^;)