これからの日本は、人口が大幅に減少し、消費は縮小してゆく中で、どのように生きてゆくのかを、それぞれが真剣に考えておく必要があると思います。会社は、価値のあまりないサービスや商品を提供しているところから、退場を命ぜられるでしょう。会社もとことん磨き、個人もとことん磨いてゆくことが、求められるのでしょうね。これらのことを考えるのは、必死で考え、行動は楽観的に楽しく生活をしてゆきましょう。(笑)
人口統計のこんな記事が載っていましたので、ご紹介致します。
■将来推計人口:2048年に1億人割る 超高齢化が進行
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は30日、2011~60年の
将来推計人口を公表した。10年に1億2806万人だった日本の総人口は、
48年に1億人を割り、60年には今より3割減の8674万人になると予測
している。推計の前提となる合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子ども
の数に相当)は、60年に1.35になるとみて前回06年推計の1.26か
ら上方修正したものの、60年には総人口に占める65歳以上の割合(高齢化
率)が4割に達し、超高齢化の進行に歯止めは掛かりそうにない。
推計人口は10年の国勢調査に基づき算出した。最も可能性が高いとみる「
中位」のほか、厳しく見積もった「低位」、その逆の「高位」の3推計を示し
た。60年の総人口8674万人は中位の数値。
推計は昨年3月の東日本大震災の影響による「産み控え」などを考慮、11
年末~12年にかけて出生数が減り、12年には合計特殊出生率がごくわずか
低下するとみているものの、13年以降への影響は小さいと判断している。
今回、将来の同出生率を上方修正したのは06年以降実績が上昇基調に転じ
、10年には1.39に回復したため。前回の06年推計は、基準の05年に
過去最低の1.26に落ち込んだことを織り込み、前々回の02年推計を大幅
に下方修正していた。ただ、長期的には若い世代の出生率が緩やかに低下する
傾向は変わらないとみている。
中位推計によると、40年代には総人口が毎年100万人単位で減っていく
。1年間で和歌山県クラスの全人口が消失する計算だ。
10年の実績と60年の推計値を年齢層別に比べると、0~14歳は168
4万人(総人口の13.1%)から791万人(同9.1%)、15~64歳
も8173万人(63.8%)から4418万人(50.9%)へほぼ半減。
一方、65歳以上は2948万人(23.0%)から3464万人(39.9
%)に増える。1人の高齢者を支える働き手の数は、10年の2.8人から1
.3人に減る。
平均寿命は、10年は男性79.64歳、女性86.39歳だったのが、6
0年には男性は84.19歳、女性は90.93歳に伸びる。
このほか、高位推計は60年に出生率が1.60まで回復するとし、総人口
を9460万人と予測する。逆に出生率が1.12まで下がるとみる低位推計
では、総人口が7997万人となり8000万人を割り込むとしている。
人口推計は国勢調査に合わせ、同研究所がおおむね5年に1度、公表している。
毎日新聞 2012年1月30日
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さあ、どう生きてゆきましょう??
避けられないテーマですね。