フィリピン再登録

フィリピン3年振り100回目

テレサの父はチェ・ゲバラ

2023-07-13 18:06:12 | 日記

しばらくしてテレサにはフィリピンに子供が居る事がわかった。当時テレサは29歳、女の子のお子さんは4歳でフィリピンのお母さんが育てている。付き合って1年ほどして初めて彼女のアテンドでフィリピンに行った。旅の記憶も今や既に薄くなったが、彼女がマニラで写った写真を見ては当時を度々思い出した。彼女の実家はラグナのビニャーンでマニラからは2時間弱。当時は高速もあまり無かったのでバスでそれ位の時間がかかったと思う。

ビニャーン街中に有る古いバスターミナルに着くとトライスキルが長蛇の列を作ってバスの降車客を待ち受けていたのが強い記憶だ。

1日ラグナに滞在して宿泊中のマニラのホテルに戻る旅程。

ラグナではプール付きのリゾートをレンタルしてテレサのファミリーと勿論4歳の女の子も来ていた。夜はそのリゾートに雑魚寝って感じで。場所は多分サンタローサでバイ湖のほとり。

総勢10数人のみんなはプールではしゃいだり、BBQなんかをつついて飲んだ。薄れる記憶で鮮明に残る記憶はテレサのお父さんだ。テレサと初めて会った時印象的だったのは、色が白く鼻筋も通るフィリピンらしからぬ顔とスタイル。そこに惚れたとこ。お父さんはスペイン人だった。フィリピンではフィリピンとスペインのハーフ女性はミスティーサと呼ばれて、テレビタレントなんかでも時々見る欧米っぽいフィリピン人はスペイン系だ。しかしこの時から約20年後の現在はイタリアやイギリス、勿論アメリカにも多くの出稼ぎが出て、現地の男性と結婚して子供をもうけた人々も多く、顔立ち欧風2世3世と言ってもスペイン系はむしろ少ない今日この頃。

もともとスペインの影響が強いのはセブなどのビザヤ地方だが、ご存じの様にAYARAグループはスペイン系財閥で、マカティーの開発もスペイン系、ランカスターなどのデベロッパーもスペイン系、最近ではBGCの開発も含めて、概ねマカティーを中心とした地域はスペイン系だ。

さてプールサイドに現れ紹介されたお父さんは個性が強かった。身長は高くはないのだが、口ひげあごひげを蓄えてもちろん顔はスペイン人。なにより個性の塊は上下迷彩服で迷彩のベレー帽を被っていて、痩せたチェ・ゲバラそのものなのだ。服装は普段着だから(笑)写真が無いのが残念だが。。ほぼほぼスペイン語しかしゃべれないこの吾人とは、あいさつ程度で会話が盛り上がらなかった記憶だ。

プール付きホテルとは言うもののプールの横に2階建ての建物が有り、小分けの部屋が3~4つついた物件で、プール付き一棟毎1NIGHT借りるシステムだった。まだ有るのかな?

一晩遊んでご飯食べて一睡して翌日全員解散した。

 

テレサの事は流石に前の事で記憶も薄くなっており、文章も散文になって申し訳ないが、その後衝撃的な結末が待って居るとはこの時は思わなかった。



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